JPS6115649A - 油性食品 - Google Patents
油性食品Info
- Publication number
- JPS6115649A JPS6115649A JP59135876A JP13587684A JPS6115649A JP S6115649 A JPS6115649 A JP S6115649A JP 59135876 A JP59135876 A JP 59135876A JP 13587684 A JP13587684 A JP 13587684A JP S6115649 A JPS6115649 A JP S6115649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- acid
- unsaturated fatty
- highly unsaturated
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Edible Oils And Fats (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高度不飽和脂肪酸含有トリグリセリドと植物
性蛋白質及び/又は動物性蛋白質を含有する油性食品に
関するもので、該油性食品は、カプセル化、錠剤化、顆
粒化等されて栄養食品等として摂取される。
性蛋白質及び/又は動物性蛋白質を含有する油性食品に
関するもので、該油性食品は、カプセル化、錠剤化、顆
粒化等されて栄養食品等として摂取される。
グイルヘルグによりエイコサベンクエン酸が血栓防止作
用、コレステロール低下作用を有することが発表されて
以来、高度不飽和脂肪酸、特にエイコサベンクエン酸、
ドコサヘキサエン酸は、成人病の予防及び治療に効果が
あるということから、特開昭57−86254号公報或
いは特開昭58−849号公報に示されているように栄
養食品として広く一般消費者が摂取するようになってい
る。
用、コレステロール低下作用を有することが発表されて
以来、高度不飽和脂肪酸、特にエイコサベンクエン酸、
ドコサヘキサエン酸は、成人病の予防及び治療に効果が
あるということから、特開昭57−86254号公報或
いは特開昭58−849号公報に示されているように栄
養食品として広く一般消費者が摂取するようになってい
る。
また、γ−リノレン酸は、プロスタグランジン前駆物質
としてやはり成人病の予防及び治療に効果があるという
ことから、栄養食品として一般消費者が摂取するように
なっている。
としてやはり成人病の予防及び治療に効果があるという
ことから、栄養食品として一般消費者が摂取するように
なっている。
また、特開昭s 9−42070号公報には、高度不飽
和脂肪酸の摂取時の不快な味を防止する方法として、エ
イコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸にレシチンを
混合する方法が記載されている。
和脂肪酸の摂取時の不快な味を防止する方法として、エ
イコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸にレシチンを
混合する方法が記載されている。
しかしながら、上述の高度不飽和脂肪酸は特有の不快臭
を有し、カプセル化等して摂取しても摂取後胃からゲッ
プとして口腔内へ臭気が逆流し、健康に良いといえども
継続して摂取するのが容易ではなかった。
を有し、カプセル化等して摂取しても摂取後胃からゲッ
プとして口腔内へ臭気が逆流し、健康に良いといえども
継続して摂取するのが容易ではなかった。
また、上記の特開昭59−82070号公報には摂取後
のゲップによる不快な臭気については記載はなく、また
、レシチンは相当高純度のものでないと、それ自体が特
有の匂いを有しており、好きな者にはよいとしても、嫌
いな者にはレシチンの添加は適当ではない。
のゲップによる不快な臭気については記載はなく、また
、レシチンは相当高純度のものでないと、それ自体が特
有の匂いを有しており、好きな者にはよいとしても、嫌
いな者にはレシチンの添加は適当ではない。
本発明の目的は、高度不飽和脂肪酸を摂取後胃からゲッ
プとして口腔内へ臭気が逆流するのを防〔問題点を解決
するための手段〕 本発明の油性食品は、高度不飽和脂肪酸含有トリグリセ
リドと植物性蛋白質及び/又は動物性蛋白質を含有する
ことを特徴とするものである。
プとして口腔内へ臭気が逆流するのを防〔問題点を解決
するための手段〕 本発明の油性食品は、高度不飽和脂肪酸含有トリグリセ
リドと植物性蛋白質及び/又は動物性蛋白質を含有する
ことを特徴とするものである。
本発明に使用される高度不飽和脂肪酸含有トリグリセリ
ドとは、魚油、鯨油、オキアミ油等から得られるエイコ
サペンタエン酸若しくはドコサヘキサエン酸含有の油脂
、或いは月見草の種子等から得られるγ−リノレン酸含
有の油脂等であり、この高度不飽和脂肪酸含有トリグリ
セリドには高度不飽和脂肪酸の他に飽和脂肪酸、1不飽
和脂肪酸、2不飽和脂肪酸が含有されていても良い。高
度不飽和脂肪酸は、トリグリセリドの形の他、ジグリセ
リド、モノグリセリド或いはエタノール等とのアルコー
ルエステル等として、或いは遊離酸として存在していて
も良い。
ドとは、魚油、鯨油、オキアミ油等から得られるエイコ
サペンタエン酸若しくはドコサヘキサエン酸含有の油脂
、或いは月見草の種子等から得られるγ−リノレン酸含
有の油脂等であり、この高度不飽和脂肪酸含有トリグリ
セリドには高度不飽和脂肪酸の他に飽和脂肪酸、1不飽
和脂肪酸、2不飽和脂肪酸が含有されていても良い。高
度不飽和脂肪酸は、トリグリセリドの形の他、ジグリセ
リド、モノグリセリド或いはエタノール等とのアルコー
ルエステル等として、或いは遊離酸として存在していて
も良い。
高度不飽和脂肪酸としては、エイコサペンタエン酸、ド
コサヘキサエン酸、T−リノレン酸等が挙げられ、これ
らは一種又は二種以上含有されていても良い。
コサヘキサエン酸、T−リノレン酸等が挙げられ、これ
らは一種又は二種以上含有されていても良い。
高度不飽和脂肪酸は、油脂成分の一5〜70重量%程度
含有されているのが良い。
含有されているのが良い。
本発明に使用される植物性蛋白質としては、大豆、綿実
、ナタネ、小麦、アルファルファ等に由来するものを挙
げることができる。
、ナタネ、小麦、アルファルファ等に由来するものを挙
げることができる。
また、本発明に使用される動物性蛋白質としては、乳蛋
白、卵蛋白、魚肉蛋白、畜肉蛋白、血液蛋白或いはこれ
らから抽出したカゼイン、ゼラチン、アルブミン、グロ
ブリン等を挙げることができる。
白、卵蛋白、魚肉蛋白、畜肉蛋白、血液蛋白或いはこれ
らから抽出したカゼイン、ゼラチン、アルブミン、グロ
ブリン等を挙げることができる。
上記の植物性蛋白質或いは動物性蛋白質は、乳蛋白、卵
蛋白、大豆蛋白等の酸凝固性蛋白質であるのが良く、こ
れらの一種又は二種以上を混合して使用すると良い。
蛋白、大豆蛋白等の酸凝固性蛋白質であるのが良く、こ
れらの一種又は二種以上を混合して使用すると良い。
上記高度不飽和脂肪酸含有トリグリセリドと上記植物性
蛋白質及び/又は動物性蛋白質の配合割合は重量比で9
5:5〜20 : 80、特に7o:30〜30ニア0
程度であるのが好ましい。
蛋白質及び/又は動物性蛋白質の配合割合は重量比で9
5:5〜20 : 80、特に7o:30〜30ニア0
程度であるのが好ましい。
高度不飽和脂肪酸含有トリグリセリドと植物性蛋白質或
いは動物性蛋白質は、高度不飽和脂肪酸含有トリグリセ
リドを必要に応し加熱して液状とし、これに植物性蛋白
質及び/又は動物性蛋白質を添加して混合する等の方法
で容易に任意の比率で混合することができる。
いは動物性蛋白質は、高度不飽和脂肪酸含有トリグリセ
リドを必要に応し加熱して液状とし、これに植物性蛋白
質及び/又は動物性蛋白質を添加して混合する等の方法
で容易に任意の比率で混合することができる。
本発明の油性食品は、上記の成分の他に、ビタミンE、
ビタミンC1その他の合成酸化防止剤、デンプン等の炭
水化物、香料、香辛料等を更に含有することができる。
ビタミンC1その他の合成酸化防止剤、デンプン等の炭
水化物、香料、香辛料等を更に含有することができる。
本発明の油性食品は、ソフトカプセル化、錠剤化、顆粒
化等して服用できる。
化等して服用できる。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。尚、実施例中「部」は「重量部」
を示す。
されるものではない。尚、実施例中「部」は「重量部」
を示す。
実施例1
エイコサペンタエン酸を12重量%含有する魚油:80
部、粉末卵白20部、及び天然ビタミンE001部を窒
素気流中で混合攪拌し、均一化後、これを3oomg入
りソフトゼラチンカプセルに充慮し、カプセル化油性食
品を得た。
部、粉末卵白20部、及び天然ビタミンE001部を窒
素気流中で混合攪拌し、均一化後、これを3oomg入
りソフトゼラチンカプセルに充慮し、カプセル化油性食
品を得た。
実施例2
エイコサペンタエン酸を25重量%及びドコサヘキサエ
ン酸を13重量%含有する油脂:80部、及び大豆蛋白
1部を原料として実施例1と同様にしてカプセル化油性
食品を得た。
ン酸を13重量%含有する油脂:80部、及び大豆蛋白
1部を原料として実施例1と同様にしてカプセル化油性
食品を得た。
実施例3
T−リノレン酸を6重量%含有する月見草油:80部、
小麦グルテン粉末3部、及びカゼイン7部を原料として
実施例1と同様にして均一化後、これを400mg入り
ソフトゼラチンカプセルに充填し、カプセル化油性食品
を得た。
小麦グルテン粉末3部、及びカゼイン7部を原料として
実施例1と同様にして均一化後、これを400mg入り
ソフトゼラチンカプセルに充填し、カプセル化油性食品
を得た。
実施例1〜3で得られたカプセル化油性食品をそれぞれ
1回3錠、1日3回、7日間試飲したところ、いずれも
高度不飽和脂肪酸特有の不快臭を伴うケノプを軽減し、
若しくは発生させず、継続摂取が可能であった。
1回3錠、1日3回、7日間試飲したところ、いずれも
高度不飽和脂肪酸特有の不快臭を伴うケノプを軽減し、
若しくは発生させず、継続摂取が可能であった。
実施例4
実施例2と同様にして得られた均一化物5Kgをβ−サ
イクロデキストリン2hと混合し、ペレタイザーを用い
て顆粒化し、顆粒化油性食品を得た。
イクロデキストリン2hと混合し、ペレタイザーを用い
て顆粒化し、顆粒化油性食品を得た。
この顆粒化油性食品を1回3g、1日3回、7日間服用
したところ、高度不飽和脂肪酸特有の不快臭を伴うケン
184発生しなかった。
したところ、高度不飽和脂肪酸特有の不快臭を伴うケン
184発生しなかった。
本発明の効果は、成人病の予防及び治療に効果があると
されながらも、摂取後に不快なゲノプを発生しやすいた
め、継続して摂取するのが容易でなかった高度不飽和脂
肪酸含有トリグリセリドを、そのゲップを抑制し、継続
して摂取しやすくしたことにある。
されながらも、摂取後に不快なゲノプを発生しやすいた
め、継続して摂取するのが容易でなかった高度不飽和脂
肪酸含有トリグリセリドを、そのゲップを抑制し、継続
して摂取しやすくしたことにある。
Claims (5)
- (1)高度不飽和脂肪酸含有トリグリセリドと植物性蛋
白質及び/又は動物性蛋白質を含有することを特徴とす
る油性食品。 - (2)高度不飽和脂肪酸が、エイコサペンタエン酸、ド
コサヘキサエン酸及びγ−リノレン酸からなる群から選
ばれた一種又は二種以上の混合物である特許請求の範囲
第(1)項記載の油性食品。 - (3)植物性蛋白質及び/又は動物性蛋白質が、酸凝固
性蛋白質である特許請求の範囲第(1)項記載の油性食
品。 - (4)酸凝固性蛋白質が、乳蛋白、卵蛋白及び大豆蛋白
の一種又は二種以上の混合物である特許請求の範囲第(
3)項記載の油性食品。 - (5)高度不飽和脂肪酸含有トリグリセリドと植物性蛋
白質及び/又は動物性蛋白質の割合が、95:5〜20
:80(重量比)である特許請求の範囲第(1)項記載
の油性食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59135876A JPS6115649A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 油性食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59135876A JPS6115649A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 油性食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115649A true JPS6115649A (ja) | 1986-01-23 |
Family
ID=15161833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59135876A Pending JPS6115649A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 油性食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004520355A (ja) * | 2001-01-17 | 2004-07-08 | アール.ピー. シェーラー テクノロジーズ インコーポレイテッド | 臭気性オイルを含有する摂取可能な組成物 |
-
1984
- 1984-06-30 JP JP59135876A patent/JPS6115649A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004520355A (ja) * | 2001-01-17 | 2004-07-08 | アール.ピー. シェーラー テクノロジーズ インコーポレイテッド | 臭気性オイルを含有する摂取可能な組成物 |
US9532585B2 (en) | 2001-01-17 | 2017-01-03 | R.P. Scherer Technologies, Llc | Ingestible compositions containing an odoriferous oil |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100469363C (zh) | 脂肪酸的治疗组合物 | |
US5814663A (en) | Method for maintaining an existing level of body fat | |
AU780504B2 (en) | Nutritional supplements | |
US4526793A (en) | Lipid composition for oral, enteral or parenteral nutrition | |
CN101175408B (zh) | 复合营养产品 | |
JP2001505762A (ja) | 共役リノール酸を含むダイエット用食品 | |
JPH10508189A (ja) | 共役リノール酸の投与による動物の体脂肪を減少させる方法 | |
CA2694054A1 (en) | Omega-3 fatty acid fortified composition | |
NO316302B1 (no) | Fettblanding og dietetisk eller farmas degree ytisk middel, samt anvendelse derav | |
EP0437524B1 (en) | Triglyceride and nutritional composition comprising such triglycerides. | |
RU2353107C2 (ru) | Композиция биологически активных веществ | |
EP2037757B1 (en) | Feed product for dairy cows and method of obtaining a dairy product | |
JPS60105471A (ja) | 健康食品卵の生産方法 | |
JPS6115647A (ja) | 油脂食品 | |
AU728842B2 (en) | Dairy products with enhanced CLA content | |
JPH0336493B2 (ja) | ||
JP3173844B2 (ja) | 生体組織内ω3系脂肪酸増加剤及びそれを含む栄養組成物 | |
JP2001029010A (ja) | 栄養組成物 | |
JP2005047851A (ja) | ユビデカレノン含有組成物 | |
JPS6115649A (ja) | 油性食品 | |
JPH03297364A (ja) | 血栓防止用粉末組成物 | |
JPS62224258A (ja) | 栄養食品 | |
JPH0371100B2 (ja) | ||
JP5735576B2 (ja) | コエンザイムq10を含有する組成物 | |
JPH07274825A (ja) | 易吸収性飲食品およびその製造法 |