JPS61155610A

JPS61155610A - 内燃機関の排気浄化装置

Info

Publication number: JPS61155610A
Application number: JP27545884A
Authority: JP
Inventors: Kensaku Shimizu; 健作清水; Hiroyuki Morimoto; 裕之森本; Katsuya Noji; 野地　克也
Original assignee: KIYOUSAN KOGYO KK; Kawasaki Heavy Industries Ltd
Current assignee: KIYOUSAN KOGYO KK; Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date: 1984-12-28
Filing date: 1984-12-28
Publication date: 1986-07-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。

〔従来技術〕

地下あるいはトンネル内において、内燃機関の排気によ
る影響は、十分考慮すべき問題であり、排気の有害成分
、騒音、排気温について特に対策を要する。このことを
背景とした従来のＪ＃ｌＱ浄化装蓋は、第３図に示すよ
うに、エンジン（１）から放出された排気は、排気管＊
　（２１を介して箱状の消ぎ器（３）を通って外界へ放
出するようにしたものがある。この箱状の消音器（３）
は、騒音の音ルを下げ、外界への騒音放射エネルギーを
小さくするｌｉ＆！張型消ＷＷｉである。このｍＨ４を
騒音レベルに応じて組合せることにより、消音効果は得
られる。しかし、この排気処理では、排気中の有害成分
、！＃：気温については全く処理されずに外界へ放出さ
れる問題点を有していた。

また、第４図に示すように、エンジＪ（１）から放出さ
れた排気は、排気管（２）より広い通路（４）へ流れ込
み、ファン（５）により供給される外気と混合させて外
界へ放出するようにしたものである。この場合では、広
い通路（４）により騒音の音圧が低下し、騒音放射エネ
ルギーを小さくすることにより消音できる。更に外気と
の混合により有害成分の割合は低くすることは可能であ
るが、しかし、根本的には、排気の有害成分を除去して
いることにならないばかりか、排気温もファン（６）に
よって外界に放出するものであるため、この排気扇は全
く処理されずに外界へ放出されるという問題点を有して
いた。

〔発明の目的〕

本発明は、このような実情に鑑みなされたもので、簡単
な而も合理的手段によって従来技術の問題点を解消し、
排気中の有害成分の吸着除去、騒音放射エネルギーの消
音、排気温の処理が全て合理的に処理しうろ排気浄化装
置を提供せんとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

従来技術の問題点を解決する本発明の内燃機関の排気浄
化装置は、一端を内燃機関の排気口に接続した排気管路
の中途部に、ベンチ、り一構造体を介設ずろとともに、
該ベンチュリー構造体に、液体を霧状として供給する装
置を接続せしめ、更に、上記排気管路端を、気、液分離
機構を備えたスクラッパーに連結させたことを特徴とす
るものである。

〔実施例〕

第１図及び第２図について、本発明実施例の詳細を説明
する。

先ず、第１図について第１実施例の詳細を説明すると、
（１１）はエンジンであって、該エンジン（１１）の排
気口（図示路）には、排気管＊　（１２）の一端が接続
しである。この排気管路（１２）の中途部には、ベンチ
ュリー管（１３）が介設してあ°す、該ベンチュリー管
（１３）には、このベンチュリー管（１３）より高位に
ある水タンク（１４）から自然落下する水を、ベンチュ
リー！（１３）に供給するパイプ（１５）が連結しであ
る。一方上記排気管路（１２）の端部は、スフラッパ−
（１６）の上部に連通接続されている。そして、このス
フラッパ−（１６）内の上方には、モータ（１７）をも
つ気、液分離作用を有し、かつ、吐出口をスフラッパ−
（１８）内に貯えられろ水の表面に向けて排気を送る送
風機（１８）が設けてあり、分離された排気が、スフラ
ッパ−（１６）の−側に設けた放出管（１９）から外界
に放出されるようにしである。（２０）はスフラッパ−
（１６）内室を上下に分離するための隔壁で、この隔壁
（２０）には水を王室に流下するための通孔（２１）が
設けである。

次にこの実施例について作用を説明すると、エンジン（
１１）からの排気は、排気管＃（１２）を通過する際に
・ベンチュリー管（１３）にベンチュリー効果を発生せ
しめ、このベンチュリー効果によって水タンク（１４）
内の水はパイプ（１５）を通って霧状となって排気と接
触混合され、排気中の有害酸°分はこの水に吸収溶解さ
れるとともに、排気のもつ熱は水に吸温され、排気温は
低下する。

排気ｔ＃ｆ（１２）端からスフラッパ−（１６）の上部
室に入った水を伴った排気の騒音、ベンチュリ一部で発
生する騒音、スクラッパー内の送風機（１８）の騒音は
、水の粘性による騒音エネルギーの吸収作用、また排気
管路からスクラッパー内へ流れ込む時の風圧低下作用に
より騒音の音圧が低下、消音される。そして、送風機に
より分離された気体は、放出管（１９）から外界へ放出
されろ。また、送風機（１８）からの排気を水面に向は
放出するので、この排気中の有害成分が更に水に溶解吸
収される。

次に、第２図について別実流側の詳細を説明すると、こ
の実施例は、上述した第１図に示す実施例におけるパイ
プ（１５）、詳しくは、水タンク（１４）とベンチュリ
ー管（１３）とを接続するパイプ（１５）の中途部に、
ポンプ（２２）を介設したもので、とのポンプ（２２）
により、ベンチュリー管（］３）より低位にある水タン
ク（１４）より強制的に、水タンク（１４）内の水をベ
ンチュリー管（１３）に圧送するようにしたものである
。更にこの第２実施例は、第１実施例のスフラッパ−（
１６）より下位に廃液タンク（２３）を設け、この廃液
タンク（２３）の上部と、スクラッパー（１６）の王室
中途部とをパイプ（２４）にて接続し、スフラッパ−（
１６）内に貯溜された水が、オーバーフローして廃液タ
ンク（２３）内に自然貯溜されるようにしたもので、貯
留容量を大きくし、廃液処理がし易くなる。尚この第２
実施例において、第１実施例と共通部材は、第１実施例
と同一符号で現わしである。

〔効　　果〕

上述のように本発明によれば、次のような効果がある。

（ａ）　　エンジンからの排気は、ベンチュリー効果に
よりｉ状で供給される水滴と接触し、排気中の有害成分
は、化学反応による有害成分の除去でなく、水への溶解
作用で行われるため、機構的に単純である。

（ｂ）　　排気音の低下、消音は水の粘性により行オ〕
れることから、装置の小型化が計れば、安価に提供しう
る。

（ｃ）　　排気のもつ熱は、水滴との接触により容易に
温度低下され、排気温低下のための特別の装置を必要と
しない。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は夫々本発明の装置を示す概略説明図
、第３図及び第４図は従来技術を示す夫々概略説明図で
ある。（１１）・エンジン、　（１２）・排気管路、　（１３
）　　ベンチュリー管、　（１４）・水タンク、　　（
１５）・パイプ、（１６）−スクラッパー、　　（１７
）　　モータ、　　（１８）　　送風機。（１９）放出管、　（２０）−・隔壁、　（２１）・通
孔、　（２２）・ポンプ、　　（２３１廃液タンクＦ　
（２４）　　バイブ・特許出願人　　川崎重工業株式会
社特許出願人　　協三工業株式会社第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一端を内燃機関の排気口に接続した排気管路の中
途部に、ベンチュリー構造体を介設するとともに、該ベ
ンチュリー構造体に、液体を霧状として供給する装置を
接続せしめ、更に、上記排気管路端を、気、液分離機構
を備えたスクラッパーに連結させたことを特徴とするエ
ンジンの排気浄化装置。
（２）ベンチュリー構造体をベンチュリー管とした特許
請求の範囲第１項記載の内燃機関の排気浄化装置。