JPS61155365A - 新規なアリルスルフイド及びその製造方法 - Google Patents
新規なアリルスルフイド及びその製造方法Info
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- JPS61155365A JPS61155365A JP28172184A JP28172184A JPS61155365A JP S61155365 A JPS61155365 A JP S61155365A JP 28172184 A JP28172184 A JP 28172184A JP 28172184 A JP28172184 A JP 28172184A JP S61155365 A JPS61155365 A JP S61155365A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は一般式(1)
(式中、Riiアリール基、アラルキル基、ピリジル基
、2−チアゾリル基、2−ベンゾチアゾリル基、2−ベ
ンゾイミダゾリル基、2−ペンゾオキプゾリル基又け6
−プリニル基を表わしs nFi。
、2−チアゾリル基、2−ベンゾチアゾリル基、2−ベ
ンゾイミダゾリル基、2−ペンゾオキプゾリル基又け6
−プリニル基を表わしs nFi。
又tilの整数を表わす。)
で示されるアリルスルフィド及びその製造方法に関する
〇 本発明によって提供される一般式(1)で示されるアリ
ルスルフィドは後述するように医薬、飼料添加剤として
使用されているビタミンAなどのテルペン系化合物の合
成中間体として有用でめる。
〇 本発明によって提供される一般式(1)で示されるアリ
ルスルフィドは後述するように医薬、飼料添加剤として
使用されているビタミンAなどのテルペン系化合物の合
成中間体として有用でめる。
従来、ビタミンAは次に示すような方法によシ製造され
ることが知られている。
ることが知られている。
工2 ビタミンA
→アセテート ttn本Ms ビタミン人〔式中
、Acfiアセチル基を表わす; )1elvetic
aChemicaActa、30.1911(1947
)参照〕〔式中、Phはフェニル基を表わし、Xは・・
ロゲン原子を表わし、ACはアセチル基を表わす; C
hemieIngeniuor Technik、 4
5 、646 (] 973 )参照〕〔式中、Phは
フェニル基を表わし、 Acはアセチル基を表わし、t
Buはt−ブチル基を表わす; Bull。
、Acfiアセチル基を表わす; )1elvetic
aChemicaActa、30.1911(1947
)参照〕〔式中、Phはフェニル基を表わし、Xは・・
ロゲン原子を表わし、ACはアセチル基を表わす; C
hemieIngeniuor Technik、 4
5 、646 (] 973 )参照〕〔式中、Phは
フェニル基を表わし、 Acはアセチル基を表わし、t
Buはt−ブチル基を表わす; Bull。
Soc、 Chim、Fr、、746(1973)42
参照〕〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の方法(1)は工程数が多く、特にアセチレン結合
の部分水素添加工程では使用する触媒の被毒を防ぐため
原料のアセチレンジオールのffgが必要であること、
また高純度のビタミンAを得るためKは部分水素添加反
応による生成物のCzoジオールの精製が不可欠である
ことなど操作上非常に繁雑な工程を含んでおり、しかも
部分水素添加反応自体に高度に熟練した技術が要求され
るなど必ずしも簡便な方法とは言い難い3、 また方法(11)及び方法(11Dではそれぞれトリフ
ェニルホスフィン、フェニルスルフィン酸ノアルカリ金
属塩のような高価な反応剤か使用されておシ、これら反
応剤を回収し再使用するにはo4雑な再生、分離・回収
操作か必要である。
参照〕〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の方法(1)は工程数が多く、特にアセチレン結合
の部分水素添加工程では使用する触媒の被毒を防ぐため
原料のアセチレンジオールのffgが必要であること、
また高純度のビタミンAを得るためKは部分水素添加反
応による生成物のCzoジオールの精製が不可欠である
ことなど操作上非常に繁雑な工程を含んでおり、しかも
部分水素添加反応自体に高度に熟練した技術が要求され
るなど必ずしも簡便な方法とは言い難い3、 また方法(11)及び方法(11Dではそれぞれトリフ
ェニルホスフィン、フェニルスルフィン酸ノアルカリ金
属塩のような高価な反応剤か使用されておシ、これら反
応剤を回収し再使用するにはo4雑な再生、分離・回収
操作か必要である。
しかLl、本発明の1つの目的Fi安価にかつ容易に入
手できる工業原料から好収率でかつ容易に製造でキ、シ
かもビタミンAなとに容易KIII導される新規な化合
物を提供するにある。本発明の他の目的はその新規な化
合物を製造する方法を提供するにある。
手できる工業原料から好収率でかつ容易に製造でキ、シ
かもビタミンAなとに容易KIII導される新規な化合
物を提供するにある。本発明の他の目的はその新規な化
合物を製造する方法を提供するにある。
本発明例よれば、上記の目的は、前記一般式(1)で示
されるアリルスルフィドを提供することKよって達成さ
れ、また一般式(II)(式中、nは前記定義のとおシ
でおる。)で示されるアリルアルコールと一般式(1) %式%() (式中、Rは前記定義のとおシでろる。)で示されるチ
オールを酸の存在下に反応させることを特徴とする一般
式(])で示されるアリルスルフィドの製造方法を提供
することによって達成される。
されるアリルスルフィドを提供することKよって達成さ
れ、また一般式(II)(式中、nは前記定義のとおシ
でおる。)で示されるアリルアルコールと一般式(1) %式%() (式中、Rは前記定義のとおシでろる。)で示されるチ
オールを酸の存在下に反応させることを特徴とする一般
式(])で示されるアリルスルフィドの製造方法を提供
することによって達成される。
上記の一般式におけるRを詳しく説明する。Rはフェニ
ル基、ビフェニル基、ナフチル基、アントリル基、フエ
ナントリル基などのアリール基;ベンジル基、フェネチ
ル基なとのアラルキル基:ビリジル基、2−チアゾリル
基、2−ベンゾチアゾリル基、2−ベンゾイミダゾリル
基、2−ベンジオキサゾリル基又は6−プリニル基を表
わす。
ル基、ビフェニル基、ナフチル基、アントリル基、フエ
ナントリル基などのアリール基;ベンジル基、フェネチ
ル基なとのアラルキル基:ビリジル基、2−チアゾリル
基、2−ベンゾチアゾリル基、2−ベンゾイミダゾリル
基、2−ベンジオキサゾリル基又は6−プリニル基を表
わす。
なお、仁れらの基のうちベンゼン環を有する基は該ベン
ゼン環がメチル、エチル、i−プロピル、n−プロピル
、i−ブチル、n−ブチルなとの低級アルキル基:フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原子:又はメト
キシ、エトキシ、i−プロポキシ、n−プロポキシ、i
−ブトキシ、n−ブトキシなどの低級アルコキシ基など
の1個又は2個以上の複数個で置換されていてもよい。
ゼン環がメチル、エチル、i−プロピル、n−プロピル
、i−ブチル、n−ブチルなとの低級アルキル基:フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原子:又はメト
キシ、エトキシ、i−プロポキシ、n−プロポキシ、i
−ブトキシ、n−ブトキシなどの低級アルコキシ基など
の1個又は2個以上の複数個で置換されていてもよい。
本発明に従う一般式(n)で示されるアリルアルコール
と一般式(III)で示されるチオールとの反応におい
て反応系内に存在させる酸は該アリルアルコールをプロ
トン化し得る能力を有する酸であり、その代表例として
ギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機カルボン散;塩酸
、硫酸などの鉱酸などを挙げることができる。酸の使用
量は一般に触媒量でよい。例えば、硫酸を用いて室温下
で反応させる場合罠は、一般式(II)で示されるアリ
ルアルコールに対して約1モル%の5!酸の使用で反応
は進行する。一般式(III)で示されるチオールの仕
込み量は、一般式(II)で示されるアリルアルコール
の変換率を向上させ、かつ目的とする一般式(1)で示
されるアリルスルフィドの収率を高めるために該アリル
アルコールに対して吟モル量以上でるることが好ましい
。反応は通常約−50℃〜150℃の温度範囲内で行な
われ、また窯素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガス
雰囲気下で行なうのが有利である。また、この反応はヘ
キサン、ヘゲタン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素
;メタノ−ル、エタ/ h ナトOアルコールニジエ
テルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
エーテル;酢酸メチル、酢酸エチル、ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチルホスホリル
トリアミドなどの有機溶媒中で行なうこともできる。反
応時間は採用した原料、酸、反応温度なとによって変化
するが、例えば原料としてβ−ビニルヨノール及び2−
メルカプトピリジンを使用し、酸として酢酸を用いて室
温で反応を行なう場合には約5時間である。
と一般式(III)で示されるチオールとの反応におい
て反応系内に存在させる酸は該アリルアルコールをプロ
トン化し得る能力を有する酸であり、その代表例として
ギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機カルボン散;塩酸
、硫酸などの鉱酸などを挙げることができる。酸の使用
量は一般に触媒量でよい。例えば、硫酸を用いて室温下
で反応させる場合罠は、一般式(II)で示されるアリ
ルアルコールに対して約1モル%の5!酸の使用で反応
は進行する。一般式(III)で示されるチオールの仕
込み量は、一般式(II)で示されるアリルアルコール
の変換率を向上させ、かつ目的とする一般式(1)で示
されるアリルスルフィドの収率を高めるために該アリル
アルコールに対して吟モル量以上でるることが好ましい
。反応は通常約−50℃〜150℃の温度範囲内で行な
われ、また窯素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガス
雰囲気下で行なうのが有利である。また、この反応はヘ
キサン、ヘゲタン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素
;メタノ−ル、エタ/ h ナトOアルコールニジエ
テルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
エーテル;酢酸メチル、酢酸エチル、ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチルホスホリル
トリアミドなどの有機溶媒中で行なうこともできる。反
応時間は採用した原料、酸、反応温度なとによって変化
するが、例えば原料としてβ−ビニルヨノール及び2−
メルカプトピリジンを使用し、酸として酢酸を用いて室
温で反応を行なう場合には約5時間である。
上記の反応によシ得られた一般式(1)で示されるアリ
ルスルフィドの分離回収は通常の方法で行なうことかで
さる。例えば、反応混合物を水、次設ナトリウム水溶液
などに注いたのち、ベンゼン、ヘキ丈ン、酢飲エテル、
ジエチルエーテルなどで抽出し、抽出液を水洗して無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。次いで、抽出液から低沸点
物を減圧下に留去し、その残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付することKよシ一般式(1)で示さ
れるアリルスルフィドを単離することができる。
ルスルフィドの分離回収は通常の方法で行なうことかで
さる。例えば、反応混合物を水、次設ナトリウム水溶液
などに注いたのち、ベンゼン、ヘキ丈ン、酢飲エテル、
ジエチルエーテルなどで抽出し、抽出液を水洗して無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。次いで、抽出液から低沸点
物を減圧下に留去し、その残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付することKよシ一般式(1)で示さ
れるアリルスルフィドを単離することができる。
原料として使用する一般式(II)で示されるアリルア
ルコールは工業原料であるβ−ヨノンに代表される一般
式(1’t/)で示されるケトンから好収率でかつ容易
に製造することができる。
ルコールは工業原料であるβ−ヨノンに代表される一般
式(1’t/)で示されるケトンから好収率でかつ容易
に製造することができる。
(式中、nは前記定義のとおシでめる。)すなわち、テ
トラヒドロ7ラン溶媒中でビニルクロリドと金属マグネ
シウムとから調製されるビニルマグネシワムクロリドに
一般式(Pv)で示されるケトンを反応させることによ
り一般式(n)で示されるアリルアルコールが製造され
る。なお、上記の反応で原料として一般式CPI)にお
いてnがOであるケトン、すなわちβ−ヨノンを用いる
場合には収率91%で一般式(It)に訃いてnが0で
めるアリルアルコールが得られる。[Bull、 Ch
em。
トラヒドロ7ラン溶媒中でビニルクロリドと金属マグネ
シウムとから調製されるビニルマグネシワムクロリドに
一般式(Pv)で示されるケトンを反応させることによ
り一般式(n)で示されるアリルアルコールが製造され
る。なお、上記の反応で原料として一般式CPI)にお
いてnがOであるケトン、すなわちβ−ヨノンを用いる
場合には収率91%で一般式(It)に訃いてnが0で
めるアリルアルコールが得られる。[Bull、 Ch
em。
Soc、、 Japanl 37+207(1964)
及びRec、Trav。
及びRec、Trav。
Chim、、98(5)、316(1979)参照〕−
一般式1)で示されるアリルスルフィドのうち、該一般
式(1)においてnが0でるるアリルスルフィドは例え
ば次の方法によシ好収率でかつ容易にビタミンAKu導
される。
一般式1)で示されるアリルスルフィドのうち、該一般
式(1)においてnが0でるるアリルスルフィドは例え
ば次の方法によシ好収率でかつ容易にビタミンAKu導
される。
(1′) よ
(式中、Rは前記定義のとおシである。)この方法にお
ける各工程を次に説明する。
ける各工程を次に説明する。
へ二111;一般式(1′)で示されるアリルスルフィ
ドをテトラヒドロ7ランに溶かし、ドライアイス−アセ
トン浴で約−30℃以下に冷却する。
ドをテトラヒドロ7ランに溶かし、ドライアイス−アセ
トン浴で約−30℃以下に冷却する。
次いで、この溶液中に例えば、n−ブチルリチウムのヘ
キサン溶液を加えて、咳アリルスルフィドにおいて−S
R基のα位にカルボアニオンを発生させたのち%】−ク
ロロ−4−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−2−
メチル−2−ブテン(1)のテトラヒドロフラン溶液を
同温度で加えて反応させる。反応終了後、反応混合物か
ら常法により一般式(V)で示される化合物を分離する
。
キサン溶液を加えて、咳アリルスルフィドにおいて−S
R基のα位にカルボアニオンを発生させたのち%】−ク
ロロ−4−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−2−
メチル−2−ブテン(1)のテトラヒドロフラン溶液を
同温度で加えて反応させる。反応終了後、反応混合物か
ら常法により一般式(V)で示される化合物を分離する
。
B工程ニ一般式(V)で示される化合物をトルエンなど
の溶媒に溶かし、この溶液中にカリウムt−ブチレート
などのアルカリを加え、室温〜約100℃の−m度で攪
拌する。反応終了後、反応混合物から常法によシビタミ
ンAのテトラヒドロピラニルエーテル(2)を分離する
。
の溶媒に溶かし、この溶液中にカリウムt−ブチレート
などのアルカリを加え、室温〜約100℃の−m度で攪
拌する。反応終了後、反応混合物から常法によシビタミ
ンAのテトラヒドロピラニルエーテル(2)を分離する
。
C工程;ビタミンAのテトラヒドロピラニルエーテル(
2)をテトラヒドロ7ランなどの溶媒に溶かし、この溶
液中に51酸などの希薄水溶液を加えて加水分解を行な
う。反応終了後、反応混合物から常法によりビタミンA
(りを分離する。
2)をテトラヒドロ7ランなどの溶媒に溶かし、この溶
液中に51酸などの希薄水溶液を加えて加水分解を行な
う。反応終了後、反応混合物から常法によりビタミンA
(りを分離する。
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
らの実施例によシ限定されるものではない0 実施例】 β−ビニルヨノール11.Of、2−メルカグトビリジ
ン5.6f及び酢酸50−を200wLl容のフラスコ
にとり、窒素ガス雰囲気下、室温で5時間攪拌した。反
応終了後1反応液を大量の水に注ぎ、n−ヘキサンで抽
出した。ヘキサン抽出液を10チ炭駿ナトリウム水溶液
で洗滌し、さらに水洗したのち、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。この抽出液からエバポレーターでヘキサン
を除去したのち、残った油分をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液;酢酸エチルとn−ヘキサンの混
合液)K付することによル、生成物14.9fを得た。
らの実施例によシ限定されるものではない0 実施例】 β−ビニルヨノール11.Of、2−メルカグトビリジ
ン5.6f及び酢酸50−を200wLl容のフラスコ
にとり、窒素ガス雰囲気下、室温で5時間攪拌した。反
応終了後1反応液を大量の水に注ぎ、n−ヘキサンで抽
出した。ヘキサン抽出液を10チ炭駿ナトリウム水溶液
で洗滌し、さらに水洗したのち、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。この抽出液からエバポレーターでヘキサン
を除去したのち、残った油分をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開液;酢酸エチルとn−ヘキサンの混
合液)K付することによル、生成物14.9fを得た。
収率95−。このものは下記の機器分析データによシ、
β−イオニリデンエチル−2−ピリジルスルフィドであ
ることを確認したONMR(CDcts 、 ppm)
:3.91 (d 、 2H、−CH2−8−) ;
H s、99,6.21(each s、2J ′”%C
H/);8.3〜8.6 (m、I H,帽罷)IR(
m−’): 2930,2860,1580.J550
,1450゜1410.1130,970,750 実施例2 β−ビニルヨノール1.10f%fオフエノール0.5
5F及び酢酸5HIを25jlj容のフラスコにとプ、
窒素ガス雰囲気下、室温で8時間攪拌した0反応終了後
、反応液を実施例】と同様に抽出処理し、次いで同様の
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付することによ
り生成物1.27Fを得た。
β−イオニリデンエチル−2−ピリジルスルフィドであ
ることを確認したONMR(CDcts 、 ppm)
:3.91 (d 、 2H、−CH2−8−) ;
H s、99,6.21(each s、2J ′”%C
H/);8.3〜8.6 (m、I H,帽罷)IR(
m−’): 2930,2860,1580.J550
,1450゜1410.1130,970,750 実施例2 β−ビニルヨノール1.10f%fオフエノール0.5
5F及び酢酸5HIを25jlj容のフラスコにとプ、
窒素ガス雰囲気下、室温で8時間攪拌した0反応終了後
、反応液を実施例】と同様に抽出処理し、次いで同様の
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付することによ
り生成物1.27Fを得た。
収率81%oこのものは下記の機器分析データによす、
β−イオニリテンエチルフェニルスルフイドであること
を確認した。
β−イオニリテンエチルフェニルスルフイドであること
を確認した。
N M R(CDαs 、 ppm) :3.60(d
、2H,/J、/Ckb、s);5.68(t、IH,
’¥); 5.96,6.18(each 8.2fi、 /”
”%CH/ ) ;7.0〜7.5(m、5H,−8
CaHs )IR(cm−’): 2930,286
0.1580,1480,1440゜1360.102
0,960,780,730実施例3〜19 (II) (III) (
1)各種の一般式(II)で示されるアリルアルコール
及び一般式(1)で示されるチオールを用いて実施例】
と同様の条件下で反応を行ない、得られた反応液を同様
に抽出処理し、次いでシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付することによシ一般式(1)で示されるアリル
スルフィドを得た。結果を次表に示す。
、2H,/J、/Ckb、s);5.68(t、IH,
’¥); 5.96,6.18(each 8.2fi、 /”
”%CH/ ) ;7.0〜7.5(m、5H,−8
CaHs )IR(cm−’): 2930,286
0.1580,1480,1440゜1360.102
0,960,780,730実施例3〜19 (II) (III) (
1)各種の一般式(II)で示されるアリルアルコール
及び一般式(1)で示されるチオールを用いて実施例】
と同様の条件下で反応を行ない、得られた反応液を同様
に抽出処理し、次いでシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付することによシ一般式(1)で示されるアリル
スルフィドを得た。結果を次表に示す。
実施例20
β−ビニルヨノール1.10j’、2−メルカプトピリ
ジン0.56F及びメタノール5dを25114容のフ
ラスコにとシ、次いでこの溶液中に濃硫酸を0.024
加えて窒素ガス雰囲気中、室温下で4時間攪拌した。反
応終了後、反応液を実施例1と同様に抽出処理し1次い
で同様のシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付す・
ることによプ生成物1.52Fを得た0収率96%0こ
のも(DのNMRスペクトル及びIRスペクトルは実施
例1で得られたβ−イオニリテンエチルー2−ピリジル
スルフィドのものと同一であった。
ジン0.56F及びメタノール5dを25114容のフ
ラスコにとシ、次いでこの溶液中に濃硫酸を0.024
加えて窒素ガス雰囲気中、室温下で4時間攪拌した。反
応終了後、反応液を実施例1と同様に抽出処理し1次い
で同様のシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付す・
ることによプ生成物1.52Fを得た0収率96%0こ
のも(DのNMRスペクトル及びIRスペクトルは実施
例1で得られたβ−イオニリテンエチルー2−ピリジル
スルフィドのものと同一であった。
参考例−
実施例]で得たβ−イオニリデンエチル−2−ピリジル
スルフィド6、26 Fをテトラヒドロフラ71001
E/に溶かし、この溶液を−40〜−50℃に冷却した
のち、この溶液中にn−ブチルリチウムのn−ヘキサン
溶液(1,6mol/1)1satを窒素ガス雰囲気下
に徐々に加え、さらに同温度で30分間攪拌した。次い
で、この溶液中1cI−クロロ−4−(2−テトラヒド
ロピラニルオキシ)−3−メゾルー2−ブチ74.09
fをテトラヒドロ7ラン20117に溶かした溶液を
内1に−40〜−50℃に保ちながら徐々に加えた。滴
下終了後、同温度で30分間、さらKO℃で30分間攪
拌した。反応混合物中に塩化アンモニウム水溶液を少量
加えて反応を中止したのち、減圧下にテトラヒドロ7ラ
ンを除去し、残った油分を大量の塩化アンモニウム水に
注いで、n−ヘキサンで抽出した。
スルフィド6、26 Fをテトラヒドロフラ71001
E/に溶かし、この溶液を−40〜−50℃に冷却した
のち、この溶液中にn−ブチルリチウムのn−ヘキサン
溶液(1,6mol/1)1satを窒素ガス雰囲気下
に徐々に加え、さらに同温度で30分間攪拌した。次い
で、この溶液中1cI−クロロ−4−(2−テトラヒド
ロピラニルオキシ)−3−メゾルー2−ブチ74.09
fをテトラヒドロ7ラン20117に溶かした溶液を
内1に−40〜−50℃に保ちながら徐々に加えた。滴
下終了後、同温度で30分間、さらKO℃で30分間攪
拌した。反応混合物中に塩化アンモニウム水溶液を少量
加えて反応を中止したのち、減圧下にテトラヒドロ7ラ
ンを除去し、残った油分を大量の塩化アンモニウム水に
注いで、n−ヘキサンで抽出した。
ヘキサン抽出液を十分く水洗したのち、無水硫識マグネ
シウムで乾燥した。抽出液から低沸点留分を減圧下に除
き、残った油分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開液:酢酸エチルとn−ヘキサンの容量比が1対9
の混合液)に付することによシ生成物9.60fを得た
。このものは下記の機器分析データにより3,7−ジメ
テルー5−(2−ピリジルチオ)〜9−(2−テトラヒ
ドロピラニルオキシ) −1−(2,6,6−)ジメチ
ル−1−シクロヘキセン−J−イル)−1,3,7−7
ナトリエンであることを確認した。
シウムで乾燥した。抽出液から低沸点留分を減圧下に除
き、残った油分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開液:酢酸エチルとn−ヘキサンの容量比が1対9
の混合液)に付することによシ生成物9.60fを得た
。このものは下記の機器分析データにより3,7−ジメ
テルー5−(2−ピリジルチオ)〜9−(2−テトラヒ
ドロピラニルオキシ) −1−(2,6,6−)ジメチ
ル−1−シクロヘキセン−J−イル)−1,3,7−7
ナトリエンであることを確認した。
FD−Mass : CM”、] 4811R(s+−
”) : 2920.2860.15?0,1550,
1450゜1410.1200.1120,1070,
1050゜1020.970,760 3.7−シメチルー5−(2−ピリジルチオ)−9−(
2−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−(2,6,6
−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル) −1
,3,7−ノナトリエン2.40F% カリウムt−ブ
チレート1.68F及びn−へ中サン30MIを100
d容のフラスコにと9、窒素雰囲気下、内1160〜6
5℃で22時間攪拌した。反応混合物を大量の水に注ぎ
、n−へキサンで抽出した。ヘキサン抽出液を十分に水
洗したのち、これより減圧下にヘキサンを留去し、残っ
た油分をテトラヒドロ7ラン501dに溶かしえ。
”) : 2920.2860.15?0,1550,
1450゜1410.1200.1120,1070,
1050゜1020.970,760 3.7−シメチルー5−(2−ピリジルチオ)−9−(
2−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−(2,6,6
−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル) −1
,3,7−ノナトリエン2.40F% カリウムt−ブ
チレート1.68F及びn−へ中サン30MIを100
d容のフラスコにと9、窒素雰囲気下、内1160〜6
5℃で22時間攪拌した。反応混合物を大量の水に注ぎ
、n−へキサンで抽出した。ヘキサン抽出液を十分に水
洗したのち、これより減圧下にヘキサンを留去し、残っ
た油分をテトラヒドロ7ラン501dに溶かしえ。
次いで、テトラヒドロフラン溶液を水浴て冷却しながら
、この溶液中に希硫酸を加え、常法罠より脱テトラヒド
ロピラニル化反応を行なった。反応混合物中に10チ炭
酸ナトリウム水溶液を加えて硫酸を中和したのち、これ
より減圧下にテトラヒドロ7ランを除去し、残つ九油分
を大量の水に加えてn−ヘキサンで抽出した。ヘキサン
抽出液を十分く水洗したのち、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。抽出液からヘキサンを減圧下に除去し、残った
粘稠な油分をピリジン処理したシリカゲルカラムを用い
たクロマトグラフィー(展開液ニア七トンとn−ヘキサ
ンの容量比が2対8の混合液)に付することによル、生
成物0.72fを得た。このもののIRスペクトルは市
販のビタミンAのものと一致した。
、この溶液中に希硫酸を加え、常法罠より脱テトラヒド
ロピラニル化反応を行なった。反応混合物中に10チ炭
酸ナトリウム水溶液を加えて硫酸を中和したのち、これ
より減圧下にテトラヒドロ7ランを除去し、残つ九油分
を大量の水に加えてn−ヘキサンで抽出した。ヘキサン
抽出液を十分く水洗したのち、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。抽出液からヘキサンを減圧下に除去し、残った
粘稠な油分をピリジン処理したシリカゲルカラムを用い
たクロマトグラフィー(展開液ニア七トンとn−ヘキサ
ンの容量比が2対8の混合液)に付することによル、生
成物0.72fを得た。このもののIRスペクトルは市
販のビタミンAのものと一致した。
本発明の方法によれば上記の実施例から明らかなとおシ
安価Kかつ容易に入手でき石工業原料からその種類によ
ってははぼ定量的にかつ容易に一般式(1)で示される
アリルスルフィドを装造することかできる。また本発明
の一般式(Dで示されるアリルスルフィドの多くは上記
の参考例から明らかなとお)好収率でかつ容易にビタミ
ン人に誘導される。
安価Kかつ容易に入手でき石工業原料からその種類によ
ってははぼ定量的にかつ容易に一般式(1)で示される
アリルスルフィドを装造することかできる。また本発明
の一般式(Dで示されるアリルスルフィドの多くは上記
の参考例から明らかなとお)好収率でかつ容易にビタミ
ン人に誘導される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアリール基、アラルキル基、ピリジル基、
2−チアゾリル基、2−ベンゾチアゾリル基、2−ベン
ゾイミダゾリル基、2−ベンゾオキサゾリル基又は6−
プリニル基を表わし、nは0又は1の整数を表わす。) で示されるアリルスルフィド。 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは0又は1の整数を表わす。) で示されるアリルアルコールと一般式 RSH (式中、Rはアリール基、アラルキル基、ピリジル基、
2−チアゾリル基、2−ベンゾチアゾリル基、2−ベン
ゾイミダゾリル基、2−ベンゾオキサゾリル基又は6−
プリニル基を表わす。)で示されるチオールを酸の存在
下に反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R及びnは前記定義のとおりである。)で示さ
れるアリルスルフィドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28172184A JPS61155365A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 新規なアリルスルフイド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28172184A JPS61155365A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 新規なアリルスルフイド及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155365A true JPS61155365A (ja) | 1986-07-15 |
JPH0414663B2 JPH0414663B2 (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=17643054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28172184A Granted JPS61155365A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 新規なアリルスルフイド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61155365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0314575A1 (fr) * | 1987-10-29 | 1989-05-03 | Etablissement Public dit: CENTRE NATIONAL DE LA RECHERCHE SCIENTIFIQUE (CNRS) | Procédé de préparation du rétinal |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP28172184A patent/JPS61155365A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0314575A1 (fr) * | 1987-10-29 | 1989-05-03 | Etablissement Public dit: CENTRE NATIONAL DE LA RECHERCHE SCIENTIFIQUE (CNRS) | Procédé de préparation du rétinal |
FR2622580A1 (fr) * | 1987-10-29 | 1989-05-05 | Centre Nat Rech Scient | Procede de preparation du retinal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0414663B2 (ja) | 1992-03-13 |
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