JPS61153466A - アキユムレ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷凍装置に使用するアキュムレータに関するも
ので、特に起動時における圧縮機の液圧縮を防止するも
のに係わる。

従来の技術 従来冷凍装置に使用されるアキュムレータは第２図に示
すように、中空状のシェル１′に冷却器（図示せず）と
接続している冷媒ガス入口管２′と、圧縮機（図示せず
）へ通じる冷媒ガス出口管３′を設け、接続構成されて
いる。そして、冷媒ガス出口管３′はシェル１′内でＵ
字上に折曲され上端に開口を形成している。

発明が解決しようとする問題点　　　　′しかしながら
上記のような構成ではシェル１′の分離され貯留してい
る冷媒液４′が圧縮機起動時において、シェル１′内の
圧力急降下に伴ない、沸騰現象が発生し、シェル１′　
内のガス５′　を再び混合して、冷媒ガス出口管３′　
より圧縮機へ吸込まれ液圧縮を起し、弁破損の起因とな
る問題点を有していた。

そこで本発明は上述した問題点に鑑み起動時における気
液分離効果を高め、圧縮機の液圧縮の防止を目的とする
ものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のアキュムレータは
圧縮機に通じる冷媒ガス出口管に電磁弁を設け、かつそ
の電磁弁を側路するように冷媒ガス出ロ管とシェル上部
とを冷媒ガス出口管よりも細管連通した側路管で接続す
るものである。

作　　用 本発明は上記した構成によってシェル内の冷媒が液とガ
スとに分離されている状態で起動を行った場合、電磁弁
を閉路し側路管のみでシェル内のガスを吸入させ、内部
圧力を徐々に下げ、その後冷媒ガス出口管の電磁弁を開
として、起動時におけるシェル内の圧力急降下に伴なう
沸騰現象による液圧縮の防止を成し得たものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に従い説明する。第
１図において１は中空状のシェルで冷却器（図示せず）
に通じる、冷媒ガス入口管２と圧縮機（図示せず）に接
続している冷媒ガス出口管３にシェル１の外部側に電磁
弁６を設は冷媒ガス出口管よりも細管で電磁弁６を側路
するようにシェル１の上部と冷媒ガス出口管３を連通し
た側路管７を設けている。なお電磁弁６の動作は圧縮機
起動時は閉状態、通常運転時は開状態となるように構成
されている。

以上の構成において、停止時シェル１内に溜まっている
冷媒は液冷媒４をガス冷媒５とに分離されておシ、電磁
弁６は閉状態になっている。この状態で起動させるとガ
ス冷媒５は細管７のみで圧縮機へ吸入されていくので冷
媒ガス出口管３のみで吸入される場合に比べてシェル１
内の急激な圧力降下変化は緩和出来て、シェル１内に溜
まった液冷媒４による沸騰現象は、防止出来る。

一方、起動時には冷媒ガス入口管２からの戻り冷媒によ
って、シェル１内の冷媒が攪拌されても側路管７をシェ
ル１の上部より導いている為、ガス冷媒のみが圧縮機へ
吸入されることになる。

従って、起動時における、シェル１内の沸騰現象による
液圧縮を防止する事が出来る。

発明の効果 以上の説明からも明らかなように本発明は、冷媒ガス出
口管に電磁弁を設は電磁弁を側路するように、シェルの
上部と冷媒ガス出口管とを冷媒ガス出口管よりも細管で
連通した側路管を設けているので起動時は、側路管のみ
で冷媒ガスを吸入させて、シェル内の急激な圧力降下に
よる沸騰現象を避けるようにして圧縮機の液圧縮を防止
出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のアキュムレータを示す側面
断面図、第２図は従来のアキュムレータの側面断面図で
ある。 １・・・・・・シェル、２・・・・・°冷媒ガス入口管
、３・°°゛。 冷媒ガス出口管、６・・・・・・電磁弁、７・・・・・
・側路管。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名７−
　聯１路菅 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底部に油と冷媒液を貯留するシェルと、このシェルの内
   部に冷媒を吹き込む冷媒ガス入口管と、上記シェルの内
   部の冷媒及び油を流出させる冷媒ガス出口管とを有し、
   この冷媒ガス出口管に電磁弁を設け、この電磁弁を側路
   するように、上記シェルの上部と、冷媒ガス出口管とを
   前記冷媒ガス出口管より細管で連通した側路管を設けた
   アキュムレータ。