JPS6115270Y2 - - Google Patents

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JPS6115270Y2
JPS6115270Y2 JP16661678U JP16661678U JPS6115270Y2 JP S6115270 Y2 JPS6115270 Y2 JP S6115270Y2 JP 16661678 U JP16661678 U JP 16661678U JP 16661678 U JP16661678 U JP 16661678U JP S6115270 Y2 JPS6115270 Y2 JP S6115270Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
coil end
lower coil
sump case
rotating shaft
Prior art date
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JP16661678U
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JPS5583281U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は密閉型電動圧縮機の冷却装置に関する。
従来の密閉型電動圧縮機は潤滑油により電動要
素の巻線を冷却する場合、前記巻線の下部コイル
エンドを潤滑油中に浸漬させるか、潤滑油を巻線
にふりかけるかしていたが、前者においては巻線
の冷却性はよいが固定子と回転子とで形成される
エアギヤツプと油面との距離がなく該エアギヤツ
プ内に潤滑油が流入して入力が増加したり、後者
においては入力の増加がないが、運転時の潤滑油
は粘度が低減して巻線にふりかけても熱交換を十
分に行なわないうちに落下してしまうため冷却不
足をおこしてしまつたりする問題があつた。
本案は上記の点に鑑みなされたもので、電動要
素の入力を増加させたりすることなく該電動要素
の冷却効果が高められる圧縮機を提供することを
目的とする。本案は、電動要素の固定子に、該固
定子の巻線の下部コイルエンドと間隔を有して該
下部コイルエンドを環状に包囲するようなオイル
溜ケースを取付けると共にこのオイル溜ケースの
内方上部に開口部を設ける一方、前記回転軸に、
給油孔と連通し前記開口部と同等の高さに開口す
るオイル吐出孔を設けたものであり、斯る構成に
より、回転軸の給油孔を上昇する潤滑油の一部を
オイル吐出孔を介して下部コイルエンドやオイル
溜ケースの開口部へ振りかけ、この下部コイルエ
ンドに直接振りかかる潤滑油やオイル溜ケースに
貯溜する潤滑油で下部コイルエンドを単に冷却す
るにとどまらず、下部コイルエンドと間隔を有し
て該コイルエンドを環状に包囲するオイル溜ケー
スを、固定子に取り付けたことにより、圧縮機の
輸送時等、両要素が密閉容器内で揺動する場合に
もオイル溜ケースと下部コイルエンドとが当たる
ようなことはないため、オイル溜ケースと下部コ
イルエンドの上記間隔をできるだけ小さく設定し
て該オイル溜ケースのオイル貯溜容量をなるべく
少くすることができ、オイル溜ケース内の潤滑油
の入れ替りを早くして下部コイルエンドの冷却効
果を高めたものである。以下図に示す実施例に基
づいて説明する。
1は底部に潤滑油2を貯溜した密閉容器3内に
上部に圧縮要素4を下部に電動要素5を配置し、
該両要素を下端を潤滑油2中に浸漬した回転軸6
で連結して収納した密閉型電動圧縮機である。前
記電動要素5は巻線7を内蔵した固定子8と回転
子9とよりなり、該回転子は間隔子10を介して
前記回転軸6に圧入係止している。11は密閉容
器3内底壁に固定して回転軸6の横方向の振れを
規制する振れ止めカツプであり、該振れ止めカツ
プは回転軸6に圧入係止したストツパー12で縦
方向の振れを規制する。
而して、13は電動要素5の巻線7の下部コイ
ルエンド14を包囲するように固定子8にボルト
15,15等で取付けた環状のオイル溜ケースで
あり、該オイル溜ケースは内方上部を開口し、回
転軸6に形成した給油孔16に連通するオイル吐
出孔17を前記オイル溜ケース13の開口部18
と同等の高さに穿設させる。
上記の構成において、密閉容器3内底部に貯溜
された潤滑油2は回転軸6の遠心ポンプ作用によ
り給油孔16を上昇し、該給油孔に連通したオイ
ル吐出孔17からオイル溜ケース13の開口部1
8を通つて下部コイルエンド14に振りかけられ
る。前記下部コイルエンド14に振りかけられた
潤滑油2は該コイルエンドを冷却しつつオイル溜
ケース13内に貯溜される。前記オイル溜ケース
13に貯溜された潤滑油2は下部コイルエンド1
4を常に浸漬させているため熱交換が確実に行な
われる。前記オイル溜ケース13に貯溜された潤
滑油2は下部コイルエンド14と熱交換されて高
温になつた前記潤滑油2がオイル溜ケース13の
上層にきて回転軸6のオイル吐出孔17から下部
コイルエンド14に振りかけられた低温の潤滑油
2により開口部18から押し出され密閉容器3内
に落下し前記オイル溜ケース13内の潤滑油2が
循環し冷却効果が向上する。
ここで、オイル溜ケース13は固下子8に取付
けられているため、圧縮機1の輸送時等、両要素
4,5が密閉容器3内で揺動することがあつても
オイル溜ケース13と下部コイルエンド14とが
当たるようなことはなく、これにより、オイル溜
ケース13と下部コイルエンド14との間隔をで
きるだけ小さく設定して該オイル溜ケースのオイ
ル貯溜容量をなるべく少くすることができ、オイ
ル溜ケース13内において、回転軸6のオイル吐
出孔17からオイル溜ケース13内へ供給される
潤滑油と、オイル溜ケース13から押し出されて
密閉容器3内へ落下する潤滑油との入れ替りを促
進させ、下部コイルエンド14の冷却効果を高め
ている。また、オイル溜ケース13は下部コイル
エンド14を環状に包囲するように設けられてい
るので、上述のように、オイル溜ケース13のオ
イル貯溜容量を少くしても下部コイルエンド14
の広い面積を油中に浸漬させておくことができ、
冷却効果の向上を助長することができる。
以上のように本案は、底部に潤滑油を貯溜した
密閉容器内の上部に圧縮要素を下部に電動要素を
収納し、該両要素を軸方向に給油孔を有する回転
軸で連結すると共にこの両要素を弾性手段を介し
て密閉容器に支持してなる密閉型電動圧縮機にお
いて、前記電動要素の固定子に、該固定子の巻線
の下部コイルエンドと間隔を有して該下部コイル
エンドを環状に包囲するようなオイル溜ケースを
取付けると共にこのオイル溜ケースの内方上部に
開口部を設ける一方、前記回転軸に、給油孔と連
通し前記開口部と同等の高さに開口するオイル吐
出孔を設けたものであるから、前記回転軸の給油
孔を上昇した潤滑油を、オイル吐出孔を介して下
部コイルエンドやオイル溜ケースへ供給し、この
下部コイルエンドに直接振りかかる潤滑油やオイ
ル溜ケースに貯溜する潤滑油で下部コイルエンド
を冷却することができる。のみならず、オイル溜
ケースを固定子に取り付けていることにより、圧
縮機の輸送時等、両要素が密閉容器内で揺動する
場合でもオイル溜ケースと下部コイルエンドとが
当たるようなことはないため、オイル溜ケースと
下部コイルエンドとの間隔を小さく設定してオイ
ル溜ケースのオイル貯溜容量を少くすることがで
きること、及び、オイル溜ケースは下部コイルエ
ンドを包囲するように設けられているため該オイ
イル溜ケースの容量を上述のように少くしても下
部コイルエンドの広い面積を油中に浸漬させてお
けることから、オイル溜ケース内の潤滑油の入れ
替りを促進させて電動要素の冷却効果を一層高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本案の一実施例を示す密閉型電動圧縮機の
縦断面図である。 2……潤滑油、3……密閉容器、4……圧縮要
素、5……電動要素、6……回転軸、7……巻
線、8……固定子、13……オイル溜ケース、1
4……下部コイルエンド、16……給油孔、17
……オイル吐出孔、18……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に潤滑油を貯溜した密閉容器内の上部に圧
    縮要素を下部に電動要素を収納し、該両要素を軸
    方向に給油孔を有する回転軸で連結すると共にこ
    の両要素を弾性手段を介して密閉容器に支持して
    なる密閉型電動圧縮機において、前記電動要素の
    固定子に、該固定子の巻線の下部コイルエンドと
    間隔を有して該下部コイルエンドを環状に包囲す
    るようなオイル溜ケースを取付けると共にこのオ
    イル溜ケースの内方上部に開口部を設ける一方、
    前記回転軸に、給油孔と連通し前記開口部と同等
    の高さに開口するオイル吐出孔を設けたことを特
    徴とする密閉型電動圧縮機の冷却装置。
JP16661678U 1978-11-30 1978-11-30 Expired JPS6115270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16661678U JPS6115270Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16661678U JPS6115270Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5583281U JPS5583281U (ja) 1980-06-09
JPS6115270Y2 true JPS6115270Y2 (ja) 1986-05-12

Family

ID=29166081

Family Applications (1)

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JP16661678U Expired JPS6115270Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003301799A (ja) * 2002-04-10 2003-10-24 Shimadzu Corp ターボ型回転機器
WO2013168193A1 (ja) * 2012-05-09 2013-11-14 三菱電機株式会社 冷媒圧縮機及びヒートポンプ装置

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Publication number Publication date
JPS5583281U (ja) 1980-06-09

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