JPS61152448A - 複層ガラス及びその製造方法 - Google Patents

複層ガラス及びその製造方法

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JPS61152448A
JPS61152448A JP27315484A JP27315484A JPS61152448A JP S61152448 A JPS61152448 A JP S61152448A JP 27315484 A JP27315484 A JP 27315484A JP 27315484 A JP27315484 A JP 27315484A JP S61152448 A JPS61152448 A JP S61152448A
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JP
Japan
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film
spacer
support member
double
groove
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JP27315484A
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新宮 公
米村 有民
鈴木 将夫
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は複層ガラス及びその製造方法に関し、更に詳細
には展張された機能性フィルムを内蔵する複層ガラス及
びその製造方法に関する。本発明による複層ガラスは断
熱性が高いため省エネルギー効果があり、建物や電車等
の窓や、飲食物を保管するショーケースの扉や窓、例え
ば冷凍ショーケース、或いは冷蔵ショーケースに利用で
きる。
又、その他所熱性を必要とし、且つ透明性を必要とする
開口部に利用出来る。
(従来技術) 複層ガラスの断熱性を高める方法としてはガラス板の枚
数を増し、三重ガラス、四重ガラスとする方法があるが
、かかる方法では、そのガラスの重さの為に、千〇が大
ぎくなり、取り扱い及び取り付は等が大変である。この
ため、複層ガラスのつまり2枚のガラス板の間に透明な
フィルムや機能性フィルムを展張する方法が種々提案さ
れている。
透明なフィルムや機能性フィルムは、プラスチックフィ
ルム(以下フィルムと略す)のため単に′m層ガラス内
に置いただけではフィルムに皺や弛みが発生し、外観上
好ましくない。フィルムに張力を与えてフィルムの皺や
弛みをなくす目的から、弾性体を複層ガラス内にとりつ
ける方法、或いは少し皺のある状態でフィルム固定治具
に固定した後、フィルムを加熱して該フィルムの熱収縮
性を利用して皺を解消する方法等が提案されている。
しかしながら、前述の提案されている方法には種々の欠
点がある。弾性体を利用する方法には以下の如き問題点
が挙げられる。
■ 弾性体を取り付けるための特別な冶具が必要である
、 ■ その治具のために特別のスペースを必要とし、複層
ガラスの有効部分が小さくなる、等である。
また、フィルムの熱収縮性を利用する方法は、弾性体を
利用する方法で記述した問題点を克服しているが、この
方法にも下記の問題点が挙げられる。
■ フィルムを熱収縮させるために加熱装置を必要とす
る、 ■ フィルムを熱収縮させる場合に均一に行うことは困
難である 等である。
(発明の目的) 本発明は、前述の問題を解決するためになされたもので
、簡単な構成でフィルムの安定な展張が可能で且つ外観
も良く視野も広い複層ガラス及びその製造方法を目的と
したものである。
(発明の構成及び作用) 上述の目的は以下の本発明により達成される。
すなわち本発明は、透明板間の空間にスペーサーを介し
てフィルムを展張した複層ガラスにおいて、スペーサを
透明板と接着される面の反対側に解放された凹溝を有す
るスペーサとし、凹溝内にフィルムを固定する長尺のフ
ィルム支持部材を巾方向に移動自在に配置すると共にフ
ィルム支持部材に外方向の力を付与するように弾性部材
を配置し、フィルム支持部材にフィルムを固定し、弾性
部材によりフィルムを一定張力下で展張したことを特徴
とする複層ガラスを第1発明とし、第1発明の複層ガラ
スの製造方法において、外側のフィルム支持部材と溝壁
との間に所定厚さの離隔部材を挿入してフィルム支持部
材を弾性部材の力に抗して内側へ移動させた状態でフィ
ルム支持部材にフィルムを固定し、次いで離隔部材を除
去することを特徴とする複層ガラスの製造方法を第2発
明とするものである。
上述の通り、本発明では、必要な部材はスペーサ内に収
納されるので、視野が狭くなる等の問題が解消すると共
に、弾性部材で所定の張力を付与してフィルムを展張し
ているので、熱用歴を受けても皺等の発生がなく、耐久
性に優れた外観の良い複層ガラスが得られる。又その製
造に際しても、フィルムをフィルム支持部材に接着固定
し、離隔部材を除去するのみの非常に簡単な作業のみで
良いので生産性が高い上、外観と密接に関係する展張張
力は弾性部材で決定されるので非常に品質の安定した生
産が可能である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明における複層ガラスは、透明板として無機、或い
は有機即ち、有機重合体よりなるものが使用できるが、
フィルムを伸長した状態で支持部材に固定し、しかも該
支持部材がスペーサを介して透明板に固定されているこ
とから、透明板には一定以上の物理的強度が必要とされ
、しかも化学的安定性も必要とされるため、かかる透明
板としては無機質であるガラス板が好ましい。またその
厚さは特に限定されるものではないが、通常2.5履〜
6amが好ましく用いられる。又、ガラス板は半透明の
ものを用いることも出来る。
又、本発明におけるフィルムには、後述のフィルム及び
これに機能性を付与した機能性フィルムが適用できるが
、複合効果が得られる点で機能性フィルムが好ましく用
いられる。なお、機能性フィルムの機能性とは、当該複
層ガラスが断熱性に良いことから可視光線を通し、赤外
線を遮断するという光選択透過性機能を有しているもの
が好ましい。光選択透過性機能は上記の如く一般に可視
光線は通すが赤外線を反射するものが多いがそればかり
でなくても単に透明なフィルムに紫外線吸収剤、赤外線
吸収剤、近赤外線吸収剤、可視光線吸収剤等を塗工した
光選択透過性機能や反射防止機能等を単−又は組み合せ
て使用することにより機能性を設けであるものも本発明
の方法で使用することも可能である。
また、機能性フィルムの他の一例としては、フィルムへ
透明導電性め機能性付与がある。
可視光線を透過し、目に見えない赤外線域を反射する所
謂光選択透過性機能の一例としては、フィルムの片面、
或いは両面に下記の金属及び/又は金属酸化物1111
を積層したものがある。金属薄膜の例としては、金、銀
、銅、アルミニウム等及びこれらの合金或いは混合物が
あり、金属酸化物の例としては、チタン、インジウム、
ビスマス。
タングステン、ジルコニウム、珪素、アルミニウム、セ
リウム等が挙げられる。これらの金属酸化物は、金属薄
膜の片面あるいは両面に積層される事が好ましい(例え
ば特開昭54−85284号公報、特開昭53−119
987号公報記載の積層体)。又、酸化インジウム、酸
化インジウム/酸化錫混合物等の薄膜は、単独でも、光
選択機能を付与する事ができる。
なお、以上でフィルムとは“常温において可撓性を有す
る板状体”という意味であり、本発明ではどのような厚
みでも良いが、とりわけ薄いフィルムを使用した場合、
好ましい結果を与える。即ちフィルムの厚みが20μT
rL〜100μmのものが好ましい。 フィルムの材質
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン:ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート等の芳香族ポリエステル:ボリカーボネート
:塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ°化ビニリデン等
のハロゲン化ビニル:ナイロン6、ナイロン6.6等の
ポリアミド等の有機化合物のフィルムが好適に用いられ
るが、長期に展張状態が保持されるので、強度、寸法安
定性等の面からとりわけポリエチレンテレフタレートの
二輪延伸フィルムが好ましく用いられる。
ところで、フィルムが展張された複層ガラスは、フィル
ムを均一に展張し、皺の出ないように作る事が重要であ
る。この皺の発生は、複層ガラスの製造時のみならず、
複層ガラスの実際の使用状況においても起らないように
する必要がある。一般に高分子フィルムは、ガラス等の
透明体より熱膨張率が数倍〜数十倍大きく、複層ガラス
製造時には皺が見られなくても、実際の使用時の環境温
度が高くなると皺が発生する。
このため、複層ガラスの作製時には、この膨張分に相当
するような伸度以上に機能性フィルムを予め伸長し固定
しておく事が好ましく2軸方向に0.01〜1%の伸び
を与えて固定する事が好ましい。但し、この伸びは、2
軸方向に均一に分布されていないと逆にその不均一性に
起因する皺が発生して好ましくない。
本発明によれば、弾性部材により2軸方向に均一な強度
で張力を与える事が可能であり、かつ生産性も良い。以
下、本発明を図面に基いて説明する。
第1図は本発明の第1発明の実施例の平面図。
第2図は該実施例の部分側断面図である。
図において、10.11は透明板で本例では矩形のガラ
ス板を用いている。21.22は、透明板10.11を
所定間隔で保持するスペーサで、透明板10.11の周
縁に沿った枠体構成となっているa30は透明板10.
11間に形成される空間をシールするシール剤であり、
この基本構成は複層ガラスとして周知である。
ところで、スペーサ21.22は透明板10.11との
接着面と反対側に開口した凹溝23.24を有するもの
としである。かかるスペーサ21.22には、市販のア
ルミ、スチール、合成樹脂等からなるU形構造部材がそ
のまま適用できる。なi、図のものは、その接着固定の
ため外側の側壁を口字状に折曲して接着部21a 、 
22aを設けである。そして、スペーサ21の凹溝23
内には、フィルム12を固定するフィルム固定部材25
が溝巾方向に移動自在に配置され、その内側と凹?11
23の内側側壁21bとの間にはフィルム固定部材25
に外側方向への力を与えるように溝巾方向に圧縮された
弾性部材26(第3図(A)参照)が配置され、フィル
ム固定部材25上には、フィルム12が接着固定されて
いる。従って、フィルム12は弾性部材26で定まる所
定張力で2軸方向に引張られた状態ぐ展張される。よっ
て、前述した通り耐久性に優れ、外観の良い、且つ視野
も従来通り広い複層ガラスが得られる。
ところで、フィルム固定部材25としては弾性部材26
を安定して簡単に収納でき、組立て容易で且つフィルム
固定面も上面に広くとれ、又市販品が適用できるU形構
造材を用いた。なお、フィルム固定部材25は、その作
用から上述のものに限定されないことは云うまでもなく
、フィルム12を安定して接着固定できる面を有するも
のであれば良く、前述のスペーサ21.22と同様アル
ミ、スチール。
合成樹脂等からなる構造材、例えば板状体、柱状体、L
形材等の市販品が適用できる。ただし、凹溝23の溝深
さより若干巾広い部材を用い、図でフィルム接着面がス
ペーサ21の内側壁21bより上方になるようにするこ
とが機能性フィルムの接着作業、保護面から好ましい。
又、弾性部材26は、各辺のフィルム固定部材25に作
用させる力がその軸方向で一様になる波形板ばね(第3
図(A>参照)を用いた。しかし、弾性部材26はその
作用からフィルム固定部材25に外方向への力を作用さ
せるものであれば良いことは明らかである。例えば、第
3図(B)に示すばね板26aに適当な間隔で弾性突起
片26bを設けたもの、又第3図(C)に示すフィルム
固定部材25の支持板部に前述の(A>図と同様の弾性
突起片26cを設けた一体型等が組立面から好ましく適
用できる。なお、これら圧縮力を作用させる圧縮方式の
他、フィルム固定部材25の外側に弾性部材を配し、引
張力を作用させる引張力°式も適用できる。
次に以上の第1発明を製造する第2発明を第4図により
説明する。
(A)図に示すように、フィルム固定部材25及び弾性
部材26を組み込み、所定の厚さの板状体からなる離隔
部材27を挿入してフィルム固定部材25を内側ヘセッ
トしたスペーサ21を用意し、両面接着テープによりス
ペーサ21を透明板21へ接着固定する。なお、スペー
サ21への各部材の組込みセットはスペーサ21を透明
板10へ接着固定した後でも良く、作業工程、配置等か
ら適宜選択する。
次いで、フィルム固定部材25の図で上面の接着面に接
着材を塗布し、フィルム12をその上に載置し接着固定
する。そして、フィルム12の余りしろをカッタにより
フィルム固定部材25の外側に沿って切断する。
次いで、図の(B)の如く図で上側のスペーサ22を外
側の接着部21a 、’ 22aを介して両面接着テー
プによりスペーサ21上に図示の如く凹溝が向い合うよ
うに接着固定する。なお、スペーサ22の内側の側壁2
2bはフィルム12をスペーサ21の側壁21bとの間
に挾まないように若干短くしである。
その後、透明板11を両面テープでスペーサ22上に固
定すると共に第2図に密な斜線で示す角・部14を除い
て、スペーサ21.22の周囲をシール剤によりシール
する。
そして、離隔部材27を引き抜いた後、角部14もシー
ル剤でシールすることにより、第1図、第2図の示す複
層ガラスが得られる。
以上のように、本発明によれば、スペーサ21への部材
の組み込みと離隔部材27の引き抜きという単純作業を
付加するのみで、決められた所定張力でフィルム12を
透明板io、 1i間に展張できる。その上、製作途中
では、フィルム12には何らの展張張力は作用しないの
で、完全に固定されるまで持つ必要はなく、次の工程に
進むことができる。従って全体として非常に生産性の良
いものとなる。
以上本発明を実施例に基いて説明したが、本発明はかか
る実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の実施例の平面図、第2図はその部分
側断図、第3図は各種弾性部材の斜視図。 第4図は前記実施例を製造する第2発明の実施例の各ス
テップでの部分側断面図である。 10.11:透明板  12:フィルム21.22:ス
ペーナ 25:フィルム固定部材26:弾性部材   
27:離隔部材 第1図 第2図 く 一=コー 第3図 第4図 1(B) !6 〕 (A) □ □ :CF3) □

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明板間の空間にスペーサーを介してフィルムを展
    張した複層ガラスにおいて、スペーサを透明板と接着さ
    れる面の反対側に解放された凹溝を有するスペーサとし
    、凹溝内にフィルムを固定する長尺のフィルム支持部材
    を巾方向に移動自在に配置すると共にフィルム支持部材
    に外方向の力を付与するように弾性部材を配置し、フィ
    ルム支持部材にフィルムを固定し、弾性部材によりフィ
    ルムを一定張力下で展張したことを特徴とする複層ガラ
    ス 2、透明板間に介在するスペーサを凹溝を有するスペー
    サとし、凹溝内にフィルムを固定するフィルム支持部材
    を溝の巾方向に移動自在に配置すると共に弾性部材によ
    りフィルム支持部材に外方向への力を付与するようにな
    し、フィルム支持部材にフィルムを固定して、透明板間
    にフィルムを展張した複層ガラスの製造方法において、
    外側のフィルム支持部材と溝壁との間に所定厚さの離隔
    部材を挿入してフィルム支持部材を弾性部材の力に抗し
    て内側へ移動させた状態でフィルム支持部材にフィルム
    を固定し、次いで離隔部材を除去することを特徴とする
    複層ガラスの製造方法。
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