JPS61151115A - クレンジングフオ−ム - Google Patents

クレンジングフオ−ム

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JPS61151115A
JPS61151115A JP27101984A JP27101984A JPS61151115A JP S61151115 A JPS61151115 A JP S61151115A JP 27101984 A JP27101984 A JP 27101984A JP 27101984 A JP27101984 A JP 27101984A JP S61151115 A JPS61151115 A JP S61151115A
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JP
Japan
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anus
acid
aqueous solution
salt
benzalkonium chloride
Prior art date
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JP27101984A
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JPS632931B2 (ja
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Kozo Yoshida
吉田 公三
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Sanyo Scott KK
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Sanyo Scott KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、肛門の殺菌、消臭、炎症防止に効果のあるク
レンジング7オーム製品に関するものである。更に詳し
くは、本発明は、(1)塩化ベンザルコニウム若しくは
クロルヘキシジングルコネート、(2)グリチルリチン
酸若しくはその塩および/またはグリチルレチン酸若し
くはその塩、並1に(3)L−ア入コルビン酸および第
一鉄を主成分とする液(商品名「アニコ」)を、プロピ
レングリコールとエチlし7ルコール とエチレングリコールモノラウレートとを含む水溶液に
添加して成る薬液が、金属製またはプラスチック製容器
中に液化石油ガス(LPG)又はフロンガスと共に封入
されていて、使用に際して容器の頭部を指で押したとき
に、それが連続的泡状となって出てくることによって形
成されるクレンジングフオームに関するものである。
従来、肛門清拭用として、りaルヘキシシングルフネー
トまたはニトロ7リルアクリル酸アミドのニトロ7ラン
剤をグリセリンなどのペースト状またはクリーム状の液
体とねり合せ、チューブにつめ合せた製品が知られてい
る.このようなペースト状またはクリーム状液体、トイ
レットベーパ−または圧力水で充分に肛門をふいた後、
指または紙、脱脂綿の上にのせられて肛門へ押しつける
ようにして塗布せられた。しかし、これらはペースト状
またはクリーム状のため、塗布後に肛門に違和感を与え
、また、この違和感を取り去るために塗布後ペーストを
ふきとっても、この違和感は消えず、歩行のたびごとに
、あるいは座った姿勢にても、肛門の違和を感する。ま
た、ペースト状のため下着等を汚し、これがため、かか
る製品が広く普及するための阻害原因となっている。ま
た、クロルヘキシジングルコネートやニトロフリルアク
リル酸アミドのニトロ7ラン剤など殺菌剤は、炎症の発
生防止に効果が無いばかりでなく、いったん発生した炎
症にも無効であり、肛門粘膜の弱い成人、特に乳児、子
供に対して必ずしも安全ではなかった。また、市販品ク
リーム剤には臭いを消す作用もなく、不快感を解決する
ことかでトなかった。
本発明によれば、肛門の皮膚や粘膜のかぶれ、ただれな
どの炎症の発生を防ぐのみならず、すでに肛門の炎症を
起している場合での、これらの炎症を治伶させる作用を
有する前記組成の溶液を、安定した泡状にしたので、柔
かく且つ水に溶解しやすいトイレットペーパーの上にか
かる泡をのせてもトイレットペーパーの強さを損なうこ
となしに肛門の清拭が可能となり、池の薬剤をペースト
状またはクリーム状にした製品に見られない、卓越した
殺菌およびかぶれ防止効果と治堕効来が得られ、しかも
、使用後に違和感を与えないばかりでなく、なお一層の
肛門の清拭が効果が得られ、加えて、消臭(脱臭)効果
をも得ることができる。
本発明において、水溶液に添加せしめる薬剤の割合は、
水溶液の重量に対して、塩化ベンザルコニウムは0.0
1〜0.2重量%、クロルヘキシジングルコネートは0
.01〜0.2重量%、グリチルリチン酸若しくはその
塩およびグリチルレチン酸若しくはその塩はo、ooi
〜1重量%の範囲内が好適である。これらの薬剤は上記
未満の量では効果不十分であり、上記の量を越えて含浸
せしめても効果はかわらないつ 本発明においては、使用する上記薬剤を水溶液中に完全
に溶解させ、沈澱させることなく、スプレ一時に完全な
泡状で均一に薬剤が出てくるようにするため、且つトイ
レットペーパーにこの泡状薬剤を塗布したときに濡れの
状態をわるくしてトイレットペーパーの強度を維持させ
るため、例えば、次のように調剤される。すなわち、イ
オン交換した純水の中へ、エチルアルコール1〜5重量
%、プロピレングリコール1〜10重量%、トリエタノ
ールアミン1〜10重量%を例えばこの順ニ添加し、よ
く攪拌しながら、これに、エチレングリフール、メチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの水溶
液性非イオン系高分子化合物を安定剤としてあらかじめ
水溶液で用意しておいて添加し、カチオン性の強い塩化
ベンザルフニウムやクロルヘキシジングルコネートを加
えて、次に添加するグリチルリチン酸若しくはその塩や
グリチルレチン酸若しくはその塩、L−7スフルビン酸
と第一鉄(0,1〜10重量%)を水溶液中で共存させ
、不溶性の塩の沈澱形成を防止し、且つ薬液のもつ殺菌
効果および炎症防止効果を損わしめないようにし、更に
、安定効果および泡豆効果を高め、且つトイレットペー
パーの濡れを防いで紙の強度を維持するために、エチレ
ングリコールモノラウレートなどを少量たとえば0.0
1〜1重量%加える。上記のような方法で調剤した薬液
100m1を、金属製遠たはプラスチック製等の容器中
に、加圧液体状態のLPGまたは70ンがス1〜20e
+lと共に加圧状態で封入しすることにより、容器の頭
部を指で押したときに薬剤が連続的に細かな泡となって
出るように構成される。
以下、本発明のクレンジング7オームの効果について実
施例をあげて、具体的に説明する。
実施例 イオン交換した水100部に、エチルアルコール10部
、プロピレングリコール5部およびトリエタ/−ルアミ
ツ2部を加えてよく攪拌する。別のイオン交換した水に
、重量で0.01%のメチルセルロ−ス ル(重合度100〜500)を完全に溶解させて、その
10部をとり、先に用意した液に加えてよく攪拌する。
かくの如く用意した水溶液に、次の如く、薬品を添加し
た。
(アニコ) 0.01重量% (アニコ) 0.01重量% 試料1および2を調製後、各々の溶液にエチレングリコ
ールモノラウレート(重合度5 0 0〜1000)を
0.3重量%加えてよく攪拌した。
このように調合した薬液をプラスチック容器に入れ、フ
ロンガス20翔1で封入せしめた。該容器としては、頭
部凸起状から指で押すとわずかな穴を生じて泡が出るよ
うに工夫されている周知の型の容器を使った。
別に、対照例として、次の通り単独で添加せしめた。
対照例1 塩化ベンザルコニウム 0、01重量%のみ 対照例2 クロルヘキシジングリコネート0、01重量
%のみ この液には、泡安定剤及びトイレットペーパー濡れ防止
のためのエチレングリコールモノラウレートは加えなか
ったわ 上記のクレンジングフオームを用いて、以下の実験を行
った。
(1)殺菌効果 上記クレンジング7オームから7オームの状態で約1g
を採ってトイレットペーパーの表面に塗り、大腸菌、緑
膿菌および化膿性ブドー状球菌を表面に塗り、0.5分
、1分、5分および1o分経過後に、それぞれ加熱殺菌
した寒天の小片を接触させた後、ブイヨン培地で培養し
、病源菌の生育状態を判定した。その結果、本発明の試
料1およV2は対照例1および2と同様に病源菌の繁殖
は認められず、完全な殺菌効果が認められた。
(2)抗炎効果 成人60名(男子30名、女子30名)の被検者の背部
の正常皮膚面に絆創膏を左右2個所ずつ貼布して48時
間閉頻し、軽度発赤を起こした者32名お上び発赤(か
ぶれ)を生じたもの13名計略5名について抗炎効果を
実施した。
左側の軽度発赤または発赤個所にそれぞれ本発明試料1
または試料2の泡を約1gJ’−ゼにうすく塗布し、右
側の軽度発赤または発赤個所にそれぞれ対照例1または
対照例2を泡状態で約1glr−ゼに塗布し、それぞれ
24時間毎に3日間観察して、抗炎効果を判定した.そ
の結果を第1表に示す。
第1表の結果より、対照例の如く殺菌剤だけのものでは
、一旦発生した発赤の治癒の効果はほとんどないが、本
発明試料1または2の如くグリチルリチン塩を配合した
ものは極めて優れた抗炎効果を示すことが認められた。
(3) トイレットペーパー濡れ防止効巣本発明では、
使用時にトイレットペーパーに泡状薬液を塗布するため
、濡れ時の強度保持効果が期待される。そこで、下記の
強度テストを行なったところ、第2表に示すように、優
れた泡濡れ時強度保持効果が認められた。
トイレットペーパーをタテ方向(抄紙時における紙の流
れ方向)に10c蒙、ヨコ方向(タテに対して直角方向
1.5 c+m、を切りとり、泡0.1gをうすく塗布
した後、ショツパー引張り試験機にて、タテ方向に引張
りテストを行った。
第2表 京この水溶液は、対照例1において容器に70ンザスを
封入する前の調合薬液であり、これをメスピペットで0
.ice計りとり、トイレットペーパーの試験片にのせ
た。
(4)実用実験 上記の本発明試料1と対照例1の試料のクレンジング7
オームを使用した。外科(肛門科)外米者の肛門粘膜発
赤亀裂患者80名を2組に分け、それぞれ10日間使用
し、使用後の肛門粘膜の亀裂発赤の状態を観察した。
その結果、第3表に示す如く、本発明試料を使用した場
合には、軽症発赤および亀裂発赤の治億効果の成積は極
めて良好であった。
第3表 (5)健康成人実験 上記の本発明試料1について、健康成人50名に3ケ月
の期間で肛門清拭使用テストを依頼した。
比較のため、市販ペースト(クリーム)状肛門清拭製品
についても、3力月の期間で同じく肛門清拭使用テスト
を依頼した。1力月毎に7ンケ一ト方式で集計した結果
、第4表に示したように、本発明品は3力月後も80%
(40人)の人が使用していたが、市販ペースト状製品
は6%(3人)の人が使用しているにすぎなかった。
第4表 (6)消臭効果の確認 本発明試料1を、泡状態で約1gJ’−ゼに塗布して、
1リツトルのデシケータに入れた。次に、アンモニアと
硫化水素との混合ガスをデシケータ中に約1 cc(1
ノルマル圧力状態換り封入した。
別に、対照例1を、泡状態で約1gガーゼに塗布して、
1リツトルのデシケータに入れた。次に、7ンモニ7と
硫化水素との混合ブスをデシケータ中に約1ce(1ノ
ルマル圧力状態換算)封入した。
10時間、20時間および30時間毎に10ccずつの
デシケータ空気を抜きとり、官能テストを行った。
第5表に示したように、本発明試料1を封入したものは
10時間後にはわずかの臭いを残すが、30時間後には
完全に消臭□するのに対して、対照例1のデシケータ中
の臭いは30時間後も強く感じとられた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ベンザルコニウム若しくはクロルヘキシジングルコ
    ネート;グリチルリチン酸若しくはその塩および/また
    はグリチルレチン酸若しくはその塩;並びにL−アスコ
    ルビン酸および第一鉄を主成分とする液を、プロピレン
    グリコールとエチルアルコールとトリエタノールアミン
    とエチレングリコールモノラウレートとを含む水溶液に
    添加して成る薬液が、液化石油ガスまたはフロンガスと
    共に容器に封入されていることを特徴とする肛門清拭用
    殺菌、消臭および炎症防止効果のあるクレンシングフオ
    ーム。
JP27101984A 1984-12-24 1984-12-24 クレンジングフオ−ム Granted JPS61151115A (ja)

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JP27101984A JPS61151115A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 クレンジングフオ−ム

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JP27101984A JPS61151115A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 クレンジングフオ−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61151115A true JPS61151115A (ja) 1986-07-09
JPS632931B2 JPS632931B2 (ja) 1988-01-21

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ID=17494271

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JP27101984A Granted JPS61151115A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 クレンジングフオ−ム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2573655A1 (fr) * 1982-03-05 1986-05-30 Yissum Res Dev Co Composition pharmaceutique a base de glycyrrhyzine contre maladies dermiques
JPH09188616A (ja) * 1996-01-08 1997-07-22 Kanebo Ltd 尻部洗浄用錠剤
KR20030085653A (ko) * 2002-04-29 2003-11-07 유경진 세정용 살균티슈 페이퍼 및 그의 제조방법
KR100425977B1 (ko) * 2002-02-21 2004-04-06 김남원 고 점도 항문 세정제 조성물 및 세정방법

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