JPS6115056A - 空冷式冷凍機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、圧縮機と空冷式凝縮器と送風機が一体化さ
れた冷凍機の風量制御装置に関するものである。

〔従来技術〕

この発明に関する冷凍機は第１図（二示すように構成さ
れている。図において、ｉｌ＋は圧縮機、（２）は空冷
式凝縮器、（３）が送風機でこれらが一部キャビネット
１４）に収納され、風路１５１が形成されている。

さらに（６−ａ）、（６−ｂ）はキャビネット（４）の
一部を風が通過するための小孔である。

以上のような構成で運転されると、送風機（３）により
吸引される風の大部分は凝縮器（２１を通過するが、一
部は（６−ａ　）　（６−１）　）を通ることにより、
圧縮機（１）を冷却することができる。従って圧縮機専
用の冷却器用送風機や潤滑油用の冷却器などを設けない
でも圧縮機の吐出ガス温度の上昇や圧縮機用電動機の過
熱、さらには潤滑油の温度上昇が充分防止できるので、
無駄な費用をかけずに安定した圧縮機の運転を得ること
ができた。

ところが、従来の装置は以上のように構成されているの
で送風機の風量を低下させるのには、凝縮器側の必要負
荷からだけでは圧縮機の運転（：支障を生じた。

即ち、従来側の方向から空冷凝縮器では冬期や夜間など
気温が低下した時、あるいは冷却必要負荷が減少した時
には凝縮能力に余裕を生じるので省エネルギー化や低騒
音化の見地から凝縮圧力や凝縮温度を感知して送風機風
量を低下させる方策がとられている。従来の装置でこの
方策を実施すれば送風機風量の低下に伴ない、圧縮機に
あたる風量も低下するので運転条件によっては圧縮機の
吐出ガス温度の上昇や圧縮機用電動機の過熱、さらには
潤滑油の温度上昇などが発生し安定した圧縮機の運転が
行なえない欠点があった。

〔発明の概要〕

この発明は上記のような従来のものの欠点を除却するた
めになされたもので、送風機の風量制御を行なう場合に
、圧縮機の温度が所定温度以下の場合のみ、凝縮温度又
は凝縮圧力に応じて風量を低下させることにより、圧縮
機の安定した運転を優先させる装置を提供することを目
的としている。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第２
図において、１１＋は圧縮機、（３）は送風機、（７）
が運転スイッチ、（８１が凝縮圧力が所定圧力以下にな
れば開となる常閉の圧力スイッチ、（９）は圧縮機の油
温が所定温度以上になれば閉となる常開の温度スイッチ
である。

以上のように構成されているので、圧縮機の油温が所定
温度（例えば５０°Ｃ）以下であれば温度スイッチ（９
）は開となっており、凝縮負荷が大きい場合は凝縮圧力
が高く圧力スイッチ（８）が閉となって送風機（３）は
運転する。所が冬期又は夜間あるいは冷却負荷の減少な
ど（二よシ凝縮負荷が低下した場合凝縮圧力も低下し所
定圧力（例えば１０ｗｃｄ）以下になれば圧力スイッチ
（８）が開き送風機（３１は停止し風量低下を行ない、
省エネルギ、低騒音化を行なう。所がこの場合でも圧縮
機の油温か所定温度（例えばｓｏ’ａ）以上になれば温
度スイッチ（９）を閉とし、送風機（３）を運転し、圧
縮機冷却作用を行なうので、圧縮機から見れば常に安定
した運転温度を維持することができる。

なお、上記実施例では風量制御を送風機の発停制御で説
明したが、送風機電動機の回転数制御の場合でも同様に
適用できる。また、上記実施例では圧縮機の温度な油温
で検出したが、吐出ガス温度や圧縮機ケース温度でもよ
く、凝縮温度を凝縮圧力で検出したが凝縮温度や、冷媒
液配管温度、さらには周囲温度などでもよく、上記実施
例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、圧縮機の温度を優先し
て送風機風量を制御しているので、常に安定した圧縮機
の運転温度条件を得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用する冷凍機の構成図、第２図は本
発明の一実施例による電気回路図である。 ｉｌｌ・・・圧縮機、（２１・・・空冷式凝縮器、（３
）・・・送風機、（４１・・・冷凍機キャビネット。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示すＯ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、空冷式凝縮器と送風機から成り、凝縮器を通る
   空気の一部が圧縮機側を流れるよう風路を形成したもの
   において、上記圧縮機が所定温度以下の場合に、凝縮温
   度に対応して送風機風量を制御する制御回路を設けたこ
   とを特徴とする空冷式冷凍機。