JPS61149708A - ボイラ再熱器の加熱方法 - Google Patents
ボイラ再熱器の加熱方法Info
- Publication number
- JPS61149708A JPS61149708A JP27040884A JP27040884A JPS61149708A JP S61149708 A JPS61149708 A JP S61149708A JP 27040884 A JP27040884 A JP 27040884A JP 27040884 A JP27040884 A JP 27040884A JP S61149708 A JPS61149708 A JP S61149708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- reheater
- heating medium
- steam
- itself
- Prior art date
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- Granted
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、蒸気タービンプラントの熱効率の向上とター
ビン翼の侵食軽減などの目的のために、蒸気タービンの
高圧部を出て飽和温度に近い状態にまで膨張した蒸気を
取シ出し、さらに適当な温度まで再過熱するためのボイ
ラ再熱器の加熱方法に関する。
ビン翼の侵食軽減などの目的のために、蒸気タービンの
高圧部を出て飽和温度に近い状態にまで膨張した蒸気を
取シ出し、さらに適当な温度まで再過熱するためのボイ
ラ再熱器の加熱方法に関する。
従来、再熱器は飽和温度に近い状態の蒸気をさらに適当
な温度まで再加熱するためのものであるため、ボイラ内
の高温雰囲気場に配設され、燃焼ガスすなわち加熱用媒
体と接触するよう形成されている。そのため、重油のよ
うにバナジウムを多く含んだ燃料を燃やす場合に再熱器
自体の高温腐食の問題があった。そこで、この高温腐食
の発生条件を種々の条件を設定して調査したところ、加
熱用媒体の温度が1ooo℃以上であるとき、あるいは
再熱器自体の温度が58Q〜600”C以上であるとき
に高温腐食の発生が顕著であることが判明した。すなわ
ち、加熱用媒体の温度がi o o o”c以下であっ
ても再熱器の温度が580〜600℃以上であるとき、
また、再熱器の温度が580〜600℃以下であっても
加熱用媒体の温度がioo。
な温度まで再加熱するためのものであるため、ボイラ内
の高温雰囲気場に配設され、燃焼ガスすなわち加熱用媒
体と接触するよう形成されている。そのため、重油のよ
うにバナジウムを多く含んだ燃料を燃やす場合に再熱器
自体の高温腐食の問題があった。そこで、この高温腐食
の発生条件を種々の条件を設定して調査したところ、加
熱用媒体の温度が1ooo℃以上であるとき、あるいは
再熱器自体の温度が58Q〜600”C以上であるとき
に高温腐食の発生が顕著であることが判明した。すなわ
ち、加熱用媒体の温度がi o o o”c以下であっ
ても再熱器の温度が580〜600℃以上であるとき、
また、再熱器の温度が580〜600℃以下であっても
加熱用媒体の温度がioo。
℃以上であるときは高温腐食の発生が顕著であることが
判明した。また、再熱器の蒸気流が向流式の再熱器にお
いて、高温の再熱器出口温度を要求される場合、加熱用
媒体を約1000℃以下にしても再熱器温度を約580
〜609℃以下にすることは無理である。
判明した。また、再熱器の蒸気流が向流式の再熱器にお
いて、高温の再熱器出口温度を要求される場合、加熱用
媒体を約1000℃以下にしても再熱器温度を約580
〜609℃以下にすることは無理である。
本発明は、再熱器の高温腐食発生という問題点を解決せ
んとするものである。
んとするものである。
本発明は、再熱器の蒸気流を並流式にし、該再熱器の入
口側に接触する加熱用媒体の温度を゛略1000℃以下
にすると共に、当該再熱器自体の温度を略580〜60
0℃以下におさえることによシ、高温腐食発生条件を回
避するようにしたものである。
口側に接触する加熱用媒体の温度を゛略1000℃以下
にすると共に、当該再熱器自体の温度を略580〜60
0℃以下におさえることによシ、高温腐食発生条件を回
避するようにしたものである。
以下、本発明を図面の実施例に基いて詳細に説明する。
ボイラ1は仕切υ2によシニ室に分割されている。分割
された左室3と右室4とは上部が連通されている。左室
3の下部が炉5として形成されており、該炉5で生成し
た燃焼ガスすなわち加熱用媒体6は左室3を上昇し、右
室4を下降して外部に排出される。左室3の下部すなわ
ち加熱用媒体6と最初に接触する部分に高温過熱用の二
次過熱器7が配設されている。この二次加熱器7の上部
に再熱器8が配設されている。該再熱器8は蒸気流が並
流式に形成され、蒸気の入口9側と加熱用媒体6とが最
初に接触するよう形成されている。再熱器8の入口9側
に接触する加熱用媒体6の温度は略1000℃以下に調
整されている。この温度の調整は、予め左室3内におけ
る温度分布を計算あるいは測定しておき、加熱媒体の温
度が略1ooo℃以下となる温度ゾーンに当該再熱器8
の入口9側を配設する。あるいは温度センサー(図示せ
ず)を設けておき、この温度センサーからの出力信号に
より炉5内における燃焼量を調整することによシ、加熱
媒体の温度を調整しても良い。また、当該再熱器8自体
の温度は580〜600℃以下に計画あるいは調整され
ている。再熱器8自体の温度は、接触する加熱用媒体6
の流量、温度及び該再熱器8内を流れる蒸気流量、温度
によシ定まるため、加熱用媒体6の流量、温度に対する
再熱器8自体の温度の関係を蒸気流量温度との関係で測
定しておき、これによシ当該再熱器8の温度が580〜
600℃以下になるように計画あるいは調整するヮある
いは、温度センサー(図示せず)によシ再熱器8自体の
出口側の温度を常時検知し、この検知信号に基いて蒸気
流量温度、あるいは燃焼量を調節してもよい。
された左室3と右室4とは上部が連通されている。左室
3の下部が炉5として形成されており、該炉5で生成し
た燃焼ガスすなわち加熱用媒体6は左室3を上昇し、右
室4を下降して外部に排出される。左室3の下部すなわ
ち加熱用媒体6と最初に接触する部分に高温過熱用の二
次過熱器7が配設されている。この二次加熱器7の上部
に再熱器8が配設されている。該再熱器8は蒸気流が並
流式に形成され、蒸気の入口9側と加熱用媒体6とが最
初に接触するよう形成されている。再熱器8の入口9側
に接触する加熱用媒体6の温度は略1000℃以下に調
整されている。この温度の調整は、予め左室3内におけ
る温度分布を計算あるいは測定しておき、加熱媒体の温
度が略1ooo℃以下となる温度ゾーンに当該再熱器8
の入口9側を配設する。あるいは温度センサー(図示せ
ず)を設けておき、この温度センサーからの出力信号に
より炉5内における燃焼量を調整することによシ、加熱
媒体の温度を調整しても良い。また、当該再熱器8自体
の温度は580〜600℃以下に計画あるいは調整され
ている。再熱器8自体の温度は、接触する加熱用媒体6
の流量、温度及び該再熱器8内を流れる蒸気流量、温度
によシ定まるため、加熱用媒体6の流量、温度に対する
再熱器8自体の温度の関係を蒸気流量温度との関係で測
定しておき、これによシ当該再熱器8の温度が580〜
600℃以下になるように計画あるいは調整するヮある
いは、温度センサー(図示せず)によシ再熱器8自体の
出口側の温度を常時検知し、この検知信号に基いて蒸気
流量温度、あるいは燃焼量を調節してもよい。
該再熱器8の上部及び右室4の上部には初期過熱用の一
次過熱器10が設けられ、該−次過熱器10の下部に節
炭器11が配設されている013は加熱用媒体6の排出
口を示す。
次過熱器10が設けられ、該−次過熱器10の下部に節
炭器11が配設されている013は加熱用媒体6の排出
口を示す。
次に本発明の詳細な説明する。略1000℃以下に調整
された加熱用媒体6が再熱器8の入口9側に接触し、該
再熱!8内の蒸気に伝熱されつつ通過する。再熱器8の
蒸気流は並流式であるととから、入口9側から流入して
きた低温の蒸気が高温(略1000℃)の加熱用媒体6
から吸熱しつつ流れ、温度上昇する。そして、再熱器8
の出口付近では温度上昇された蒸気が若干温度の下がっ
た加熱用媒体6から吸熱し、タービンに供給される、ま
た、再熱器8自体の温度は580〜600℃以下に調整
されており、前記加熱用媒体6と共に高温腐食発生条件
が回避されている。
された加熱用媒体6が再熱器8の入口9側に接触し、該
再熱!8内の蒸気に伝熱されつつ通過する。再熱器8の
蒸気流は並流式であるととから、入口9側から流入して
きた低温の蒸気が高温(略1000℃)の加熱用媒体6
から吸熱しつつ流れ、温度上昇する。そして、再熱器8
の出口付近では温度上昇された蒸気が若干温度の下がっ
た加熱用媒体6から吸熱し、タービンに供給される、ま
た、再熱器8自体の温度は580〜600℃以下に調整
されており、前記加熱用媒体6と共に高温腐食発生条件
が回避されている。
本発明によれば、加熱用媒体の温度及び再熱器自体の温
度の両方を高温腐食が発生しないように計画あるいは調
整すると共に、再熱器の蒸気流を・並流式にしたので、
再熱器の高温腐食を確実に低減することができる。
度の両方を高温腐食が発生しないように計画あるいは調
整すると共に、再熱器の蒸気流を・並流式にしたので、
再熱器の高温腐食を確実に低減することができる。
第1図は本発明に係るボイラ再熱器を示す構成図である
。 6・・・加熱用媒体、 8・・・再熱器、9・・・
入口。
。 6・・・加熱用媒体、 8・・・再熱器、9・・・
入口。
Claims (1)
- 再熱器の蒸気流を並流式にし、該再熱器の入口側に接触
する加熱用媒体の温度を略1000℃以下にすると共に
、当該再熱器自体の温度を略580〜600℃以下にお
さえることを特徴とするボイラ再熱器の加熱方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27040884A JPS61149708A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ボイラ再熱器の加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27040884A JPS61149708A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ボイラ再熱器の加熱方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149708A true JPS61149708A (ja) | 1986-07-08 |
JPH0322528B2 JPH0322528B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=17485844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27040884A Granted JPS61149708A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ボイラ再熱器の加熱方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149708A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05280707A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Hitachi Zosen Corp | ごみ焼却炉における熱回収ボイラー設備の過熱器 |
JP2013500457A (ja) * | 2009-07-28 | 2013-01-07 | イテア エス.ピー.エー. | 蒸気生成器 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP27040884A patent/JPS61149708A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05280707A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Hitachi Zosen Corp | ごみ焼却炉における熱回収ボイラー設備の過熱器 |
JP2013500457A (ja) * | 2009-07-28 | 2013-01-07 | イテア エス.ピー.エー. | 蒸気生成器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0322528B2 (ja) | 1991-03-27 |
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