JPS6114937A - 樹脂管成形時における脱芯方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は樹脂管成形時における脱芯方法に関する。

従来例の構成とその問題点 樹脂管の製造方法として、円筒状の芯金の周囲に樹脂層
を形成後これを硬化させるものがある。

第２図はこのような製造方法を例示する本ので、（１）
は芯金であシ、受口部芯金（２）と管胴部芯金（３）と
を有している。（４）は樹脂管で、芯金（１）に樹脂含
浸繊維帯を巻付ける等にて形成された樹脂層を加熱して
硬化させることによシ成形され、部芯金１２）　１３）
に対応した受口部（５）と管胴部（６）とを有している
。

ところで、樹脂管（４）を成形後この樹脂管（４）を芯
金（１）から抜取る際に、従来は受口部＋５１の端面に
環状の面板（７）を当接させ、この面板（７）を管ｌｌ
ｌｉｌｌ部芯金１３１に向けて押込むことによシ、樹脂
管１４）を芯金（１）から脱芯させるのが通例となって
いる。しかし、このような脱芯方法は、比較的小径で短
尺の樹脂管（４）を脱芯させる場合には便利なものでお
っても、樹脂管（４）が大径長尺となった場合にはｍ脂
管（４）と芯金（１）との摩擦力による４型抵抗が大き
なものとなるため、適用が困難であるというｒＩｊｌｊ
題点が生じる。

発明の目的 そこで本発明はこのような問題点を解消し、樹脂管と芯
金との離型抵抗を低減することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、 円筒状の芯金の周囲に樹脂層を形成して樹脂管を成形す
るに際し、 前記芯金の周囲にパラフィンを塗布してバフフィン膜を
形成し、 パラフィンが溶解しない温度でその周囲Ｋｍ脂層を形成
し、 樹脂層を加熱することによシ硬化させて樹脂管を成形す
るとともにその熱にてパラフィンを融解し、 その後樹脂管を軸心方向に移動させて芯金から脱芯する
ものである。

したがって、パラフィン膜が融解して液状となることに
よシ、樹脂管と芯金との離型抵抗を低減でき、容易に脱
芯可能となるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について説明する。第１図にお
いて（１）は第２図に示すものと同様の芯金であシ、そ
の外周にはパラフィン膜（８）が形成され、かつこのバ
ッフイン［１ｇ）の外周に樹脂層（９）が成形されてい
る。

すなわち、まず芯金（１）の周囲にパブフィンを均一に
塗布してパラフィン膜（８）を形成し、このパラフィン
膜（８）の外周に、バフフィンが溶解しない温度で樹脂
層（９）を形成する。この樹脂層（９）は、たとえば樹
脂含浸繊維帯を芯金（１）の周囲巻付けることによシ形
成可能である。その後、芯金（１）の内部に高温流体を
流す等により樹脂層（９）を加熱し、硬化させる。する
と、第２図に示すような樹脂管（４）が成形されるが、
硬化終ｒ時点では樹脂管（４）および芯金（１）とも高
温であるため、８１脂層（９１を形成したときに固体で
あったバフツイン膜１８）は融解して液状となる。これ
によシ、樹脂’ｆ　１４）と芯金（υとの摩擦力による
＊ｍ抵抗が低減され、第２図のような面板（７）を利用
することによって、極めて小さな力で脱芯することがで
きる。

発明の効果 以上述べたように本発明によると、パラフィン膜は融解
して液状となることにより、樹脂管と芯金との離型抵抗
を低減でき、容易に脱芯可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を下す図、第２図は従来例を
示す図である。 （１）・・・芯金、（４）・・・ｍ脂管、（８）・・・
パラフィン膜、（９）・・・樹脂層 代理人　　　　森　　　木　　　義　　　弘第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、円筒状の芯金の周囲に樹脂層を形成して樹脂管を成
   形するに際し、 前記芯金の周囲にパラフィンを塗布してパ ラフィン膜を形成し、 パラフィンが溶解しない温度でその周囲に 樹脂層を形成し、 樹脂層を加熱することにより硬化させて樹 脂管を成形するとともにその熱にてパラフィンを融解し
   、 その後樹脂管を軸心方向に移動させて芯金 から脱退することを特徴とする樹脂管成形時における脱
   芯方法。