JPS61148167A - 新規なジペプチドアルコ−ル誘導体 - Google Patents

新規なジペプチドアルコ−ル誘導体

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Publication number
JPS61148167A
JPS61148167A JP59271303A JP27130384A JPS61148167A JP S61148167 A JPS61148167 A JP S61148167A JP 59271303 A JP59271303 A JP 59271303A JP 27130384 A JP27130384 A JP 27130384A JP S61148167 A JPS61148167 A JP S61148167A
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JP
Japan
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formula
acid addition
represented
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acceptable acid
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Pending
Application number
JP59271303A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Iizuka
飯塚 欣二
Tetsukiyo Kamijo
上條 哲聖
Tetsuhiro Kubota
哲弘 久保田
Kenji Akaha
赤羽 健司
Hideaki Umeyama
秀明 梅山
Yoshiaki Kiso
木曾 良明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/789,597 priority patent/US4863904A/en
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明の目的は医薬品として有用な一般式〔式中のAr
はフェニル基または3−インドリル基であり、mJ6よ
びnは同じでも異なっていてもよくそれぞれ0または1
〜3の整数(ただしmとnの総和は1〜4である)であ
り、Xは −NHCO−1−CO−1−0−、−NH−
1−CH2−または−(CH=CH) p−(ただし、
pは1または2である)で示される結合のいずれかであ
り、Yは一〇−または−CHR’−(ただしR2は水素
原子であるかあるいはR1と結合して化学結合を形成す
るものである)で示される結合のいずれかであり、R′
は水素原子であるかあるいはR2と結合して化学結合を
形成するものであり、Zはベンジル基またはイソブチル
基であり、HisはL−ヒスチジル基であり、・CはL
−配置を示す〕で表される新規なジペプチド誘導体およ
びそれらの薬理学的に許容できる酸付加塩を提供するこ
とである。さらに詳しくいえば、ヒトレニン(huma
n renin)阻害作用を有し、経口投与可能な高血
圧症の治療剤として有用な前記一般式で表される新規な
ジペプチド誘導体およびそれらの薬理学的に許容できる
酸付加塩を提供することである。
〔従来の技術〕
レニンは腎臓の傍系球体細胞から遊離する蛋白分解酵素
である。このものは血漿のα2グロブリン分画中にある
レニン基質と反応し、アンジオテンシンI (angi
otensin ■) を生成させる。生成したアンジ
オテンシンIはアンジオテンシン変換酵素によりアンジ
オテンシン■(angiotensin II)  に
変換される。このアンジオテンシン■は血管収縮作用を
有するとともに、副腎皮質に働き、ナトリウムや水の代
謝に影響するアルドステロン(aldo−steron
e)を分泌させる高血圧症の一つの因子である。
従って、新しい作用機作による高血圧治療剤として、レ
ニンとレニン基質との反応を阻害し、アンジオテンシン
■の生成を抑制する高血圧症治療剤の開発が強く要望さ
れている。
令名にレニンとレニン基質との反応を阻害、すなわち、
レニン活性阻害作用を有する化合物として、多くのペプ
チド誘導体が知られている(日本特許公告公報昭58−
39149号、日本特許公告公報昭59−110661
号、同町59−155345号、ヨーロッパ特許公開公
報707029号、同77028号、同81783号、
バイオケミカル アンド バイオフィジカル リサーチ
 コミュニケーションズ[Biochemical a
ndBiophysical Re5earch  C
ommunications) l13巻、929〜9
33ページ、1984年)。これらの特許出願の中で、
特に日本特許公告公報昭58−39149号は−  j
般式 (式中のR3はメチル基、エチル基、ベンジル基、アダ
マンチル基またはベンジルオキシ基を示し、AはL−フ
ェニルアラニル基、L−プロリル−し−フェニルアラニ
ル基またはL−ヒスチジル−L−プロリル−L−フェニ
ルアラニル基ヲ示シ、L−)1isはL−ヒスチジル基
を示し R4はイソプロピル基、フェニル基または3−
インドリル基を示し、CはL−配置を示す)で表される
ペプチド誘導体を開示している。
さらに、バイオケミカル アンド バイオフィジカル 
リサーチ コミュニケーションズは、式(式中のHis
およびCは前記と同じ意味を持つ)で表されるトリペプ
チドアルコール誘導体を開示している。
〔発明が解決しようとする問題〕
上記一般式(n)で表されるペプチド誘導体は強いレニ
ン活性阻害作用を有するが、体内の蛋白分解酵素、例え
ば、キモトリプシン(chymotrypsin)で分
解され、経口投与においてはその薬理効果を発揮するこ
とが期待できない。
また、前記の特許出願等に開示されている化合物群はほ
とんどポリペプチドでその合成が厄介であり、かつ前記
日本特許公告公報に開示されている一般式(II)のペ
プチド誘導体と同様、蛋白分解酵素に対し不安定で経口
投与によってその薬効を発揮させることが期待し難い。
さらに、前記の特許出願等に開示されている化合物群は
いずれもC末端アミノ酸のカルボキシル基がホルミル基
に変換されたもので、不安定であり、投与した場合の持
続時間に難点があった。前記のバイオケミカル アンド
 バイオフィジカルリサーチ コミュニケーションズに
は、このホルミル基の不安定さを解決する目的でホルミ
ル基をヒドロキシメチル基に変換した式(■′)で表さ
れルトリベプチドアルコール誘導体が開示されているが
、このものはなお体内のキモ) IJプシン等による分
解をうけやすく、経口投与によってその薬効を充分に発
揮させることが期待し難いものである。
本発明者らはこのような問題を解決すべく種々検討した
結果、前記一般式(I)で表されるジペプチド誘導体お
よびそれらの薬理学的に許容できる酸付加塩が簡易に製
造することができ、強いレニン活性阻害作用を示し、か
つ低毒性で経口投与が可能なものであり、前述の問題点
を解決しうるちのであることを見出した。
2、 発明の構成 〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の前
記一般式(I)で表されるジペプチド誘導体およびそれ
らの薬理学的に許容できる酸付加塩はヒトレニン−羊レ
ニン基質系で強いレニン活性阻害作用を示し、さらにキ
モトリプシン、ペプシンのような蛋白分解酵素に安定で
ある。また、このものはサル(コモンマーモセット)に
おいて経口または静脈内注入で明らかな降圧効果を発揮
する。
このことは本発明の前記一般式(I)で表されるジペプ
チド誘導体およびそれらの薬理学的に許容できる酸付加
塩が強いレニン活性阻害作用を有し、しかも低毒性で経
口投与可能な高血圧症治療剤として有用であることを示
している。
本発明の前記一般式(I)で表されるジペプチド誘導体
は、一般式 〔式中のX′ は−N)ICD−1−CO−1−〇−1
>N−C00CH,Ph、−C)1.−または−(CH
=CH) p−(ただし、pは1または2である)で示
される結合のいずれかであり、Ar、Y、m、n、およ
びR′は前記と同じ意味を持 1つ)〕で表されるカル
ボン酸の反応性官能的誘導体と、一般式 (式中のZおよびCは前記と同じ意味を持つ)で表され
る化合物と反応させるかまたは、一般式記と同じ意味を
持つ)で表される化合物と、一般式 (式中のCおよびZは前記と同じ意味を持つ)で表され
る化合物とを反応させることにより製造することができ
るg 前記一般式(III)で表されるカルボン酸は公知化合
物または新規化合物で、文献記載の方法またはその類似
方法によって製造することができる。
すなわち、一般式(III)で表されるカルボン酸のう
ち、X′ が−NHCO−であるカルボン酸は、一般式
(式中のArおよびmは前記と同じ意味を、もつ)で表
されるアミン誘導体と、一般式 (式中のB1はシアノ基またはアルコキシカルボニル基
であり、Y、R’およびnは前記と同じ意味を持つ)で
表されるカルボン酸の反応性官能的誘導体を反応させ、
加水分解することにより製造することができる。また、
Xo が−NIICO−であり、Yが−CHR2−(R
’は前記と同じ意味をもつ)であり、nが1であるカル
ボン酸は、特に前記一般式(■)で表されるアミン誘導
体に、式 で表される無水コハク酸誘導体を反応させ、次いで必要
により還元することにより製造することができる。 一
般式(III)で表されるカルボン酸のうちXoが>C
00CH2Phであるカルボン酸は、一般式 (式中のArは前記と同じ意味をもち、m”は0または
1〜2である)で表されるアルデヒド誘導体と、一般式 (式中のR2はカルボキシル基、アルコキシカルボニル
基ま・たはシアノ基であり、Y、R’およびnは前記と
同じ意味をもつ)で表されるアミン誘導体とを例えば、
シアノ水素化ホウ素ナトリウムの存在下に反応させ、次
いで塩化カルボベンゾキシと反応させ、必要に応じ加水
分解することにより製造することができる。
一般式(III)で表されるカルボン酸のうちX。
が−C0−1−0−、−C1,−または−(C1(=C
tl) p−(式中のpは前記と同じ意味をもつ)で示
される結合のいずれかであり、Yが−C)IR2−であ
り R1とR2とがそれぞれ水素原子であるカルボン酸
は、式で表される化合物に、一般式 〔式中のX I+は−C0−1−〇−1−C1(、−ま
たは−(C)l=CH) p−(式中のpは前記と同じ
意味をもつ)で示される結合のいずれかであり、ArS
mおよびnは前記と同じ意味を持つ〕で表される化合物
をエタノール中ナトリウムエトキサイドまたは1,2−
ジメトキシエタン中、水素化ナトリウムの存在下に反応
させ、生成物を含水ジメチルスルホキシド中塩化リチウ
ムで処理し、次いで、加水分解することにより製造する
ことができる。
これらの反応により得られる前記一般式(III)のカ
ルボン酸としては、2−(1−ナフチルメチレン)−3
−(フェネチルカルバモイル)プロピオン酸、2−(1
−ナフチルメチル)−3−(フェネチルカルバモイル)
プロピオン酸、2−(1−ナフチルメチル)−3−(フ
ェニルカルバモイル)プロピオン酸、3−(ベンジルカ
ルバモイル)−2−(1−ナフチルメチル)フロピオン
酸、3− (2−(3−インドリル)エチルカルバモイ
ル]−2−(1−ナフチルメチル)プロピオン酸、2−
(1−ナフチルメチル)−5−フェニル−4−ペンテン
酸、2−(1−ナフチルメチル)−7−フェニル−4,
6−へブタジェン酸、2−(1−ナフチルメチル)−4
−フエネトキシ醋酸、2−(1−ナフチルメチル)−5
−フェノキシ吉草酸、2−(1−ナフチルメチル)−5
−フェニル吉草酸、2−(1−ナフチルメチル)−6−
フェニルヘキサン酸、2−(1−ナフトキシ)−6−フ
ェニルヘキサン酸、3− CN−カルボベンゾキシ−N
−(3−フェニルプロピル)アミノ)−2−(1−ナフ
チルメチル)プロピオン酸、5−ベンゾイル−2−(1
−ナフチルメチル)吉草酸などをあげることができる。
これらのカルボン酸には、不斉炭素原子による光学異性
体、二重結合によるシス−トランス異性体が存在するが
、本発明においては光学異性体くR体、8体)幾何異性
体(E体、7体)およびそれらの混合物のいずれをも用
いることができる。
前記一般式(IV)で表される化合物はカルボニル基を
保護したし一ロイシノールとアミン基を保護したし一ヒ
スチジンとを用い、通常用いられるペプチド合成の方法
に従い反応させることにより製造することができる。
前記一般式(V)で表される化合物は前記一般式(II
I)で表されるカルボン酸の反応性官能的誘導体とL−
ヒスチジンメチルエステル2塩酸塩とをN、N−ジメチ
ルホルムアミド中で反応させ、一般式 (式中の^r% X’  、Y −、m 、 n 、 
R’およびCは前記と同じ意味を持つ)で表される化合
物を得たのちこれをメタノール溶液中でヒドラジン1水
和物と反応させることにより製造することができる。
また、前記一般式(VI)で表される化合物はL−ロイ
シノールから容易に製造することができる。
前記一般式(X■)で表される化合物は、式で表される
1−ナフトアルデヒドをマロン酸ジエチルと反応させ、
次いでパラジウム炭素の存在下に水添することにより製
造することができる。
前記一般式(III)で表されるカルボン酸と一般式(
IV)で表される化合物との反応は常法に従って行うこ
とができる。本反応を好適に実施するには一般式(II
I)で表されるカルボン酸を不活性有機溶媒中例えば、
クロロホルム、塩化メチレン、N、N−ジメチルホルム
アミド、アセトニトリル等に溶解し、一般式(III)
で表されるカルボン酸に対して等モルないしやや過剰モ
ル量の1.1′−カルボニルジイミダゾール、N、N’
−ジスクシンイミジルカルボナートまたはジフェニルリ
ン酸アジドを加 1え室温または冷却下で0.5〜3時
間反応させたのち、一般式(III)で表されるカルボ
ン酸に対して等モル量の一般式(rV)で表される化合
物を加え、0〜50℃で1〜20時間反応させる。反応
生成物を常法に従って処理し、必要に応じてベンジルオ
キシカルボニル基を除去し、前記一般式(1)で表され
る化合物を得る。
また、前記一般式(V)で表される化合物と一般式(V
I)で表される化合物との反応は常法に従って行うこと
ができる。すなわち、前記一般式(V)で表される化合
物をN、N−ジメチルホルムアミドに懸濁し、これに3
〜5倍モルの塩化水素を加え、この溶液に一般式(V)
で表される化合物ニ対シて、1〜3モル量の亜硝酸イソ
アミルを加え5〜30分間−20〜−5℃で反応させる
。この反応液にトリエチルアミンを加え、pH8〜9に
し、この溶液を一般式(V)で表される化合物に対して
等モル量の前記一般式(VI)の化合物のN、N−ジメ
チルホルムアミド溶液に冷却下、好ましくは−20〜0
℃で加え、次いで5〜20時間0℃ないし室温で反応さ
せ、反応物を常法に従い処理し、目的物を得ることがで
きる。
本発明の前記一般式(I)で表される化合物は常法に従
い、薬理学的に許容できる酸付加塩とすることができ、
これらの塩としては塩酸塩、スルホン酸塩、p−)レニ
ンスルホン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩等をあげることが
できる。これらの酸付加塩も強いレニン活性阻害作用を
有し、蛋白分解酵素に安定であり、経口投与によって高
レニン状aのサル(コモンマーモセット)の血圧を明ら
かに下降させる。
本発明の一般式(I)で表されるジペプチド誘導体およ
びその薬理学的に許容できる酸付加塩は常法に従い医薬
品組成物とすることができ、そのような医薬品組成物と
しては例えば、錠剤、カプセル剤、頚粒剤、注射剤をあ
げることができる。
前記一般式(I)で表されるジペプチド誘導体および薬
理学的に許容できる酸付加塩は強いレニン活性阻害作用
を有し、ヒトレニン−羊レニン基質系での50%阻害活
性(IC5゜)値は9.1×10−5〜2.7  X 
10−’モル濃度であり、かつ低毒性である。この一般
式(I)で表されるジペプチド透導体またはその薬理学
的に許容できる酸付加塩を含有する医薬品組成物を治療
に用いる場合、その投与量は疾病の程度、患者の性、年
齢、体重等により調整されるが、経口投与では概ね成人
1日当り5 mg〜 5000mg、非経口投与では1
日当り1mg〜1000mgの範囲内で投与することが
できる。
〔実施例〕
本発明をさらに詳述するために以下に参考例および実施
例をあげる。な右、各参考例および実施例中の化合物の
融点は未補正である。また、各化合物のNMRスペクト
ルは日本電子JNM−GX270型高分解能核磁気共鳴
装置を用いて測定した。Massスペクトルは日本電子
JMS−DX300型マススペクトロメーターを用いて
FAB法により測定した。薄層クロマトグラフィーはメ
ルク社のプレコートプレートシリカゲル(precoa
ted plates 5ilica gel)60F
2S4を、カラムクロマトグラフィーはメルク社のキー
ゼル・ゲル(にieselgel) 60 (230−
400メツシユ)を用いて行った。また薄層クロマトグ
ラフィーの展開溶媒はクロロホルム/メタノール/水=
8/3/1の混合液の下層およびクロロホルム/メタノ
ール=5/1の混合液の2種類を用い、Rf値(Rf+
ふよびRf2)を算出した。
参考例 1 コハク酸エチル8.71gと1−ナフトアルデヒド7.
81gを無水エタノール50rrilに溶解し、水冷下
に50%水素化ナトリウム(油性)3.02gを加えた
のち、3時間加熱還流する。減圧下に溶媒を留去し残留
物に水を加え、中性部をエーテルで抽出除去したのち、
水層に濃塩酸を加え酸性とし、エーテルで抽出する。エ
ーテル層を飽和食塩水で洗ったのち無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、黄色油状の3−
エトキシカルボニル−4−(1−ナフチル)−3−ブテ
ン酸11.8gを得る。このブテン酸11.75gに1
規定水酸化ナトリウム水溶液100dとエタノール85
−を加え、50℃で1.5時間加熱する。減圧下に溶媒
を留去し、残留物に水を加え中性部をエーテルで抽出除
去したのち、水層に濃塩酸を加え酸性とし、エーテルで
抽出する。
エーテル層を飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、黄色結晶の
2−(1−ナフチルメチレン)コハク酸7.65gを得
る。
2−(1−ナフチルメチレン)コハク酸7.60gに無
水酢酸130dを加え、1時間加熱還流する。減圧下に
溶媒を留去し、残留物に乾燥ベンゼン50−を加え、析
出結晶をろ取し、橙黄色結晶の2−(1−ナフチルメチ
レン)無水コハク酸3.40gを得る。この無水コハク
酸1.50gとフェネチルアミン0.76gを乾燥塩化
メチレン30dに溶解し、室温で2時間攪拌する。析出
結晶をろ取し、無色結晶の2−(1−ナフチルメチレン
)−3−(フェネチルカルバモイル)プロピオン酸2.
01gを得る。
融  点 =  183〜187℃ IR(KBr):  !/Co  1670. 164
0  cm−’NMR(d6−DMSO)  δ:2.
69(t、  2B、  J=7.1Hz)。
3.15(s、  21()、3.26(t、 2H。
J=7.1Hz)、  7.1 〜8.0m。
13H)、8.20(s、  LH) 参考例 2 2−(1−ナフチルメチレン)−3−(フェネチルカル
バモイル)プロピオン酸500 ■を酢酸50dに溶解
し、10%パラジウム炭素250■を加えて常圧で水添
する。触媒をろ去後減圧下に溶媒を留去し、残留物にヘ
キサンを加え、析出結晶をろ取し、無色結晶の(±)−
2−(1−ナフチルメチル)−3−(フェネチルカルバ
モイル)プロピオン酸500 mgを得る。
融  点:  131〜135℃ IR(KBr):  vco  1720. 1640
  cm−’NMR(cls−DMso)  δ: 2
.15〜2.55(m、 2H)、 2.68(t、 
 2)1. J=7.1.Hz>、 3.0〜3、5(
m、 58)、  7.1〜8.2(m。
13H) 参考例 3 参考例2と同様の方法によって以下の化合物を合成した
無色結晶 融  点 =  146〜160℃ IR(KBr):  νco  1700.1680 
 cm−’NMR(d6−DMSO)  δ: 2.3
〜2.8(m、 2)1)、 3.1〜3.5(m、 
31()、 6.9〜8.35(m。
12)1)、 10.02(s、 IH)、 11.7
〜12、5 (br、 I H) 白色粉末 融  点 :  134〜138℃ IR(KBr):  νc0 1705.1640  
cm−’NMR(d6−DMSO)  δ: 2.25
〜2.65(m、 2H)、 3.05〜3.4(m、
 :E)、 4.25(d、 2H。
J=5.5Hz>、  7.15〜8.2(m。
12H)、  8.35〜8.55(br、  18)
参考例 4 3−エトキシカルボニル−4−(1−ナフチル)−3−
ブテン酸2.OOgを酢酸100 mlに溶解し、10
%パラジウム炭素900 mgを加えて常圧で水添する
。触媒をろ去後減圧下に溶媒を留去し、褐色油状の3−
エトキシカルボニル−4−(1−ナフチル)酪酸1.4
6gを得る。
この酪酸1.45gを乾燥塩化メチレン30m1に溶解
し、1.1′−カルボニルジイミダゾール0.86gを
加え、室温で1時間攪拌後、トリプタミン0.82gを
加え15時間攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、残留物
に5%炭酸水素ナトリウム水溶液を加え酢酸エチルで抽
出する。酢酸エチル層を水、希塩酸次いで水で洗ったの
ち、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下に溶媒を留去し、残留物をシリカゲルフフッシュ
カラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:酢酸エチル/ベ
ンゼン=1/1)で精製し、淡褐色無晶状の3− C2
−(3−インドリル)エチルカルバモイル)−2−(1
−ナフチルメチル)プロピオン酸エチル1.41gを得
る。このエステル1.40gに2規定水酸化ナトリウム
水溶液2−、エタノール10rdlを加え、40℃で1
0分間加温する。減圧下に溶媒を留去し、残留物に水を
加え、中性部をエーテルで洗ったのち、水層に濃塩酸を
加えて酸性とし、エーテルで抽出する。エーテル層を飽
和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減
圧下に溶媒を留去し、淡黄色粉末状の(±)−3−(2
−(3−インドリル)エチルカルバモイル)−2−(1
−ナフチルメチル)プロピオン酸1.15gを得る。
融  点 =  73〜75℃ IR(KBr):   L/CO1700,1620c
m−’NMR(CDCl2)  δ: 2.2〜3.7
5(m、 9H)、 5.2〜5、65 (m、  I
H) 、 6.4〜8.1.5 (m。
13H) 参考例 5 (±)−2−(1−ナフチルメチル)−5−フェニル−
4−ペンテン酸 2−(1−ナフチルメチル)マロン酸ジエチル1.50
gを乾燥1,2−ジメトキシエタン20mjに溶解し、
冷却下に50%水素化ナトリウム(油性)0.30gを
加え、1時間攪拌後、シンナミルプロミド1.18gを
加えて、5時間加熱還流する。冷後、水を加えエーテル
で抽出し、飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
:ベンゼン/ベキf7=1/1)で精製し、無色油状の
2−シンナミル−2−(1−ナフチルメチル)マロン酸
ジエチル1.60gを得る。
このマロン酸ジエチル1.50gをジメチルスルホキシ
ド10mg、水0.3−に溶解し、塩化リチウム0.9
2gを加え180〜190℃で4.5時間加熱する。冷
後、水を加えエーテル抽出し、飽和食塩水で洗ったのち
無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去
し、黄色油状の2−〈1−ナフチルメチル〉−5−フェ
ニル−4−ペンテン酸エチル0.85 gヲI6゜この
エステル0.84gをエタノール20mgに溶解し、2
規定水酸化す) IJウム水溶液3.5mjを加え、4
時間加熱還流する。減圧下に溶媒を留去し、残留物に水
を加え、中性部をエーテルで抽出除去したのち水層に濃
塩酸を加え酸性とし、エーテルで抽出する。エーテル層
を飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで乾
燥する。減圧下に溶媒を留去し、無色結晶の(±)−2
−(1−ナフチルメチル)−5−フェニル−4−ヘンテ
ン酸0.37 g14ル。
融  点 :  135〜137℃ IR(KBr) :  v CO1695c+tr ’
NMR(d6−DMSO)  δ: 2.4〜2.6(
m、 2H)、  2.8〜2、95(m、  LH)
、  3.2〜3.4 (m。
2tl)、  6.2〜6.35(m、  IH)。
6.45(d、  IH,J=15.9Hz)。
7、15〜8.15 (m、  12H) 、  12
.21(s、  IH) 参考例 6 参考例5と同様の方法によって以下の化合物を合成した
黄色無晶状物質 融  点 :  39〜40℃ IR(KBr) :  v CO1690cm−’NM
R(CDCI、)  δ: 2.35〜2.65(m、
 2H)、 2.95〜3.6(m、  3旧、5.7
〜5.85 (m。
141)、 6.2〜6.8(m、 3N)、 7.1
5〜8.1 (m、 12H) (±)−2−(1−ナフチルメチル)−4−フエネトキ
シ酪酸 無色油状物 IR(液膜) :  νc0 1715  cm−’N
MR(CDCI3)  δ: 1.75〜2.1(11
1,28)、 2.80(t。
2H,J=7.1Hz)、 2.95〜3.0m。
LH)、 3.19(dd、 IH,J=7.7゜13
.7Hz)、 3.4〜3.6(m、 5H)。
7、1 〜8.1(m、  12)1)(±)−2−(
1−ナフチルメチル〉−5−フェノキシ吉草酸 無色粘性油状物 IR(液膜) :  νc0 1700  cm−’N
MR(CDCI3)  δ: 1.7〜2.05(m、
 48)、 2.85〜3.05(m、 1ll)、 
3.21(dd、 IH。
J=7.1.14.3)1z)、 3.53(dd。
LH,J=7.1.14.31(z)、 3.92(t
、 2)1. J=5.5Hz)、 6.8〜8.1 
(m、 12H) (±)−2−(1−ナフチルメチル)−5−フェニル吉
草酸 無色油状物 IR(液膜) :  νc0 1700  cm−’N
MR(CDCL)  δ: 1.61〜1.80m、 
4H)、 2.55〜2.58(m、 2H)、 2.
88〜2.92(m、 LH)、 3.17(dd、 
LH。
J=3.6. 13.9Hz) 、  3.46 (d
d。
LH,J=3.6. 13.9  Hz)、  7.0
〜7.4(m、  7H)、  7.49(q、  2
H。
J=1.6Hz)、7.73(d、  IH,J=7.
7Hz)、  7.86(d、  1)1.  J=7
.7Hz)、8.00(d、  1N、J=7、7Hz
) 参考例 7 (±)−5−ベンゾイル−2−(1−ナフチルメチル)
吉草酸 3−ベンゾイルプロピオン酸メチル2.0gを乾燥ベン
ゼン50ntgに溶解し、エチレングリコール0.7−
1p−)レニンスルホン酸(無水)0.01gを加え、
脱水装置(モレキニラーシーブス)を付けて、17時間
加熱還流する。冷後、反応液を飽和食塩水で洗ったのち
、減圧下に溶媒を留去し、残留物をシリカゲルフラッシ
ュカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒: ベンゼン/
ヘキサン= 1 / i > テvz製し、4.4−エ
チレンジオキシ−4−フェニル酪酸メチル1.8gを得
る。この酪酸メチル1.7gを乾燥エーテル20mAに
溶解し、冷却下に水素化リチウムアルミニウム0.7g
を加え、1時間攪拌後、17時間加熱還流する。冷機、
含水エーテルおよび水を加えて処理し、沈澱物をろ去後
、ろ液を無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルフラッシュカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:ベンゼン/酢酸エチル=1
0/1)で精製し、4.4−エチレンジオキシ−4−フ
ェニルブチルアルコール1.3gを得る。このアルコー
ル1.2gを乾燥アセトニトリル20mNに溶解し、冷
却下1:1.1−カルボニルジイミダゾール1.2g。
アリルプロミド2.5mnを加え、室温で2時間反応さ
せ、さらに1.5時間加熱還流する。冷抜水を加えてエ
ーテル抽出し、飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、無色結晶の4,
4−エチレンジオキシ−4−フェニルブチルプロミド1
.1gを得る。次いで2−(1−ナフチルメチル)マロ
ン酸ジエチル1.1gを乾燥1゜2−ジメトキシエタン
20dに溶解し、冷却下に50%水素化ナトリウム(油
性)0.22gを加えて1時間反応させたのち、4.4
−エチレンジオキシ−4−フェニルブチルプロミド1.
0gを加え、17時間加熱還流する。冷機、水を加えて
エーテルで抽出し、飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留
物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(
溶出溶媒:ベンゼン/ヘキサン=1/1)で精製し、2
−(4,4−エチレンジオキシ−4−フェニルブチル)
−2−(1−ナフチルメチル)マロン酸ジエチル1.2
gを得る。このジエチルエステル1.15gを、ジメチ
ルスルホキシド5ml、水0.13mj!に溶解し、塩
化リチウム0.52gを加え180〜190℃で2.5
時間加熱する。冷機、水を加えエーテル抽出し、飽和食
塩水で洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下に溶媒を留去し、無色油状の6,6−ニチレンジ
オキシー2−  (1−ナフチルメチル)−6−フェニ
ルヘキサン酸エチル0.84gを得る。このエステル0
.83gをアセトン30−に溶解し、1規定塩酸6m1
1を加えて3.5時間加熱還流する。減圧下に溶媒を留
去し、残留物をエーテルに溶解し、炭酸水素ナトリウム
水溶液、飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾
燥する。減圧下に溶媒を留去し、無色油状の5−ベンゾ
イル−2−(1−ナフチルメチル)吉草酸エチル0.7
3gを得る。次いでこのエステル0.72gをエタノー
ル10−に溶解し、2規定水酸化ナトリウム水溶液 2
.5dを加え、2時間加熱還流する。減圧下に溶媒を留
去し、残留物に水を加え、中性部をエーテルで抽出除去
したのち、水層に濃塩酸を加え酸性とし、エーテルで抽
出する。
エーテル層を飽和食塩水で洗ったのち無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、無色結晶のく
±)−5−ベンゾイル−2−(1−ナフチルメチル)吉
草酸0.60gを得る。
融  点:  134〜136℃ IR(KBr):  νco  1730.1700 
 cm−’NMR(CDC13)  δ: 1.65〜
1.95(m、 4)1)、 2.85〜3.0(m、
 3tl)、 3.2Had、 IH。
J=7.1.14.311z)、 3.52(dd。
LH,J=7.1.14.3Hz)、 7.3〜8、1
 (m、  12H) 参考例 8 (±)−2−(1−ナフトキシ)−6−フェニルヘキサ
ン水冷下にアルゴン気流中で50%水素化ナトリウム(
油性)0.26gを乾燥テトラヒドロフうン5mgに加
え、攪拌しながらジイソプロピルアミン0.7−および
1−ナフトキシ酢酸1.00gを加え、50℃で30分
間反応させ、さらに15分間加熱還流する。5℃以下ま
で冷却したのち、n−ブチルリチウム(1,6モルへキ
サン溶液)3.5−を滴下し、10℃以下で20分間、
さらに30℃で20分間加温する。再び5℃以下に冷却
後、4−フェニルブチルプロミド1.00gを加え、5
℃以下で30分間攪拌し、さらに30℃で1時間反応さ
せる。冷機、水を加え中性部をエーテルで抽出除去した
のち、水層に濃塩酸を加え酸性とし酢酸エチルで抽出す
る。飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下に溶媒を留去する。残留物をシリカゲル
フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ベン
ゼン)で精製し、無色結晶のく±)−2−(1−ナフト
キシ)−6−フェニルヘキサン酸0.37 gヲIる。
融  点 :  91〜94℃ IR(にBr) :  νc0 1700  cm−’
NMR(CDCI、)  δ: 1.6〜1.8(m、
  4N)、 2.05〜2.2(m、 2H)、 2
.64(t、 2H,J=7.1Hz)、 4.8〜4
.9(m、  IH)。
6.7〜8.3(m、  12H) 参考例 9 ピオン酸 シアノ酢酸エチル7.8gと1−ナフトアルデヒド10
.0gをベンゼン150 mAに溶解し、ピペリジン2
−と酢酸2mNを加え、モレキュラーシーブスで還流液
中の水を除去しながら、3時間加熱還流する。
冷却後ベンゼン層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水
、希塩酸、次いで水で洗ったのち、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留物をベンゼ
ン/ヘキサンより再結晶し、淡黄色結晶の2−シアノ−
3−(1−ナフチル)プロペン酸エチル13.8gを得
る。このエステル13.6gをベンゼン300 mAに
溶解し、10%パラジウム炭素1.3gを加えて常圧で
水添する。触媒をろ失投、減圧下に溶媒を留去し、無色
油状の2−シアノ−3−(1−ナフチル)プロピオン酸
エチル13.6gを得る。次いで2−シアノ−3−(1
−ナフチル)プロピオン酸エチル6.22gをエタノー
ル300 Ia7!と2規定塩酸50m1に溶解し、二
酸化白金600 mgを加えて常圧で水添する。
触媒をろ失投溶液を濃縮し、残留物に水を加え、中性部
をエーテルで抽出除去したのち、水層に炭酸水素す) 
IJウムを加え中和し、酢酸エチルで抽出する。酢酸エ
チル層を飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。乾燥塩化水素/エタノールを加えたのち
減圧下に溶媒を留去し、残留物にヘキサンを加えろ取し
、無色結晶の3−アミノ−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオン酸エチル塩酸塩3.20gを得る。
この塩酸塩1.67gと3−フェニルプロピオンアルデ
ヒド0.77gをエタノール20mgに溶解し、室温で
シアノ水素化ホウ素ナトリウム0.36gを加え70時
間攪拌する。反応液に希塩酸を加え酸性としたのち、炭
酸水素す) IJウムを加え中和後、酢酸エチルで抽出
し、酢酸エチル層を飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留
物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(
溶出溶媒:クロロホルム/メタノール=50/1)で精
製し、無色油状の2−(1−ナフチルメチル)−3−(
3−フェニルプロピルアミノ)プロピオン酸エチル1.
42gを得る。このエステル1.40gをジオキサン2
0dと水20mff1に溶解し、炭酸水素す) IJウ
ム0.84gを加えたのち、冷却下で塩化カルボベンゾ
キシ0.68gを滴下し室温で1時間攪拌する。減圧下
に反応液を濃縮し、残留物に水を加え、エーテル抽出し
たのち、エーテル層を希塩酸および水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、無
色油状の3−〔N−カルボベンゾキシ−N−(3−フェ
ニルプロピル)アミノ]−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオン酸エチル1.75gを得る。
このプロピオン酸エチル1.73gをエタノール100
 mlと2規定水酸化ナトリウム水溶液5mlに溶解し
、60℃で1時間加熱する。減圧下に溶媒を留去し、残
留物に水を加え、中性部をエーテルで抽出除去したのち
、水層に濃塩酸を加え、酸性としてエーテル抽出する。
エーテル層を飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。
減圧下に溶媒を留去し、黄色油状の(±)−3−(N−
カルボベンゾキシ−N−(3−フェニルプロピル)アミ
ノ)−2−(1−ナフチルメチル)プロピオン酸1.4
3gを得る。
IR(液膜): vcD  1690  co+−’N
MR(CDC1,)  δ: 1.5〜3.7(m、 
IIH)、 4.9〜5、2(m、 2H)、 6.9
〜8.0(m。
17H) 参考例 10 L−ヒスチジル−し−ロイシノール・2p−)ルエンス
ルホン酸塩 し−ヒスチジンメチルエステル2塩酸塩10.0gを乾
燥クロロホルム200 rrllに懸濁し、冷却下トリ
エチルアミン18.4mlと4−メトキシベンジルオキ
シカルボニルアジド10.2gを加え、0℃で16時間
攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、残留物に5%炭酸水
素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、水で
洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧下
に溶媒を留去し、残留物をシリカゲルフラッシュカラム
クロマトグラフィー(溶出溶媒:クロロホルム/メタノ
ール=10/1)で精製し、黄色油状のN−(4−メト
キシベンジルオキシカルボニル)−L−ヒスチジンメチ
ルエステル11.0gを得る。
このエステル10.9gをメタノール112 mlに溶
解し、ヒドラジン1水和物9.9rdを加え、室温で4
時間攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、残留物をエタノ
ールで洗浄後、減圧下に40℃以下で乾燥し、白色粉末
のN−(4−メトキシベンジルオキシカルボニル)−L
−ヒスチジンヒドラジド4,9gを得る。
このヒドラジド4.10gをN、N−ジメチルホルムア
ミド25m1に懸濁し、−20℃で攪拌下に5.1規定
乾燥塩化水素/N、N−ジメチルホルムアミドg、6m
g、。
続いて亜硝酸イソアミル2.0−を加える。ヒドラジド
の消失を確認した後、反応液の温度を一30℃まで下げ
てトリエチルアミン5.9dで中和し、N−(4−メト
キシベンジルオキシカルボニル)−し−ヒスチジンアジ
ド溶液を調整する。別にL−ロイシノール1.57gと
トリエチルアミン1.67 mgの乾燥N、N−ジメチ
ルホルムアミド38mN溶液に水冷下、先のアジド溶液
を滴下し、16時間攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、
残留物に5%炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エ
チルで抽出し、水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。減圧下に溶媒を留去し、白色粉末状のN−(4−
メトキシベンジルオキシカルボニル)−L−ヒスチジル
−し−ロイシノール3.70gを得る。このロイシノー
ル3.6gをメタノール100dに溶解し、p−トルエ
ンスルホン酸(無水)3.1gおよび10%パラジウム
炭素355 mgを加え常圧で水添する。触媒をろ失投
、減圧下に溶媒を留 1去シ、し−ヒスチジル−し−ロ
イシノール・ 2p−)レニンスルホン酸塩4.6gを
得る。
白色粉末 融  点:  205〜209℃ Rt、 : o、21 1R(にDr) :  νc0 1660  cm−’
NMR(CDCI、)  δ: 0.86(t、 6H
,J=6.1Hz)、 1.27(t、 2H,J=7
.IH2)、 1.55〜1.65(m、 IH)、 
2.29(S、 6H)。
3、17 (d、 2H,J=5.6Hz) 、 3.
25(d、 2B、 J=5.5Hz)、 3.8〜3
.9(m、 IH)、 4.05〜4.15(m。
IH)、 7.12(d、 4H,J=8.2Hz)。
7.50(d、 4N、 J=8.2Hz)、 8.1
6(d、 11(、J=8.2H2)、 9.00(S
LH> 実施例 1 (±)−2−(1−ナフチルメチル)−3−(フェネチ
ルカルバモイル)プロピオン酸121 ■とし一ヒスチ
ジルーし一ロイシノール・ 2p−)レニンスルホン酸
塩200■をN、N−ジメチルホルムアミド5rri1
に溶かし、水冷攪拌下にジフェニルリン酸アジド0.0
9m/およびトリエチルアミン0.15m1を加え、そ
のまま−夜攪拌する。反応液に5%炭酸水素す) IJ
ウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、水洗後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、
残留物をプレパラティブシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール/水=8/
3/1の下層)で分離精製し、白色粉末状のN−[2−
(1−ナフチルメチル)−3−(フェネチルカルバモイ
ル)プロピオニル〕=シー ヒスチジル−し−ロイシノ
ール(異性体A)44■右よびその異性体875■を得
る。
異性体A 融 点=96〜99℃ Rt、 :  0.50 Rf2:  0.42 MS  :   MH”、59g 異性体B 融  点:  90〜95℃ Rfl:  0.53 Rf、 :  o、50 M5  :  MH”、598 実施例 2 実施例1と同様の方法によって以下の化合物を合成した
白色粉末 融  点 =  M07〜112℃ Rf、:  0.46 Rf 2 二   0.47 M5  :  AIH”、 584 N−C3−(ベンジルカルバモイル)−2−(1−ナフ
チイシノール          (異性体B)白色粉
末 融  点:  105〜110℃ Rf、 :  0,38 Rf、 :  0.38 M5:MH”、584 イシノール          (異性体A)白色粉末 融  点=  118〜122℃ Rf+ ”  0.41 Rf、:  0.51 M5  :  M)l”、 57O N−(2−(1−ナフチルメチル)−3−(フェニルカ
ルバモイル)プロピオニル〕−し−ヒスチジル−し−ロ
イシノール          (異性体B)白色粉末 融  点 :  120〜126℃ Rf、:  0.35 Rf2:0゜38 M5  :  M)l”、 570 白色粉末 融  点 :  108〜115℃ Rf、:0.42 Rf2:  0.46 M5  :  Mll“、637 白色粉末 融  点、:   108 〜115℃Rf、:   
0.35 nfz  :   0.35 M5  :   MH”、637 白色粉末 融  点:  91〜95℃ Rf、:  0.57 Rfi :  0.49 M5  :  MH”、571 白色粉末 融  点:  55〜62℃ Rf、:  0.53 Rf2 :  −0,49 M5  :  Mtlゝ、585 N−[(+ )−2−(1−ナフチルメチル)−6−フ
ェニル白色粉末 融  点 ;  81〜83℃ Rf、:  0.58 Rf2:0152 M5  :  MH”、569 白色粉末 融  点二  88〜92℃ Rf、:  0.67 Rf2 :  0.49 M5  :  MH”、 555 白色粉末 融  点:  65〜70℃ Rr、 :  0.60 Rf2  :   0.55 M5  :   MH”、571 白色粉末 融  点=  73〜78℃ Rfl:  0.65 Rf2:  0.48 M5  :  MH”、583 二で 白色粉末 融  点 =  87〜91℃ Rt、 :  0.61 Rf2 :  0.48 M5  :  MH゛、55a           
   :N−〔(±)−2−(1−ナフチルメチル)−
7−7エニルイシノール 白色粉末 融  点 =  98〜103℃ Rf、 :  0.49 Rf2:  0.50 M5  :  M)I” 、 579 白色粉末 融  点:  92〜96℃ af、 :  0.51 Rft :  0.47 M5  :  M)I”、 596 実施例 3 N−(2−(1−ナフチルメチル)−3−(3−フェニ
ルプロピルアミノ)プロピオニル〕−シー ヒスチジル
−(±)−3−[N−カルボベンゾキシ−N−(3−フ
ェニルプロピル)アミノ)−2−(1−ナフチルメチル
)プロピオン酸360 ■とし一ヒスチジルーし一ロイ
シノール・ 2p−トルエンスルホン酸塩450 ■を
乾燥N、N−ジメチルホルムアミド4rr1Nに溶解し
、水冷下にジフェニルリン、酸アジド0.20rDiお
よびトリエチルアミン0.35w1Nを加え、そのまま
15時間攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、残留物に5
%炭酸水素す) IJウム水溶液を加えて酢酸エチルで
抽出し、次いで飽和食塩水で洗ったのち、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:クロ
ロホルム/メタノール=10/1)で精製し、白色粉末
状のN−((±)−3−CN−カルボベンゾキシ−N−
(3−フェニルプロピル)〕〕アミノー2−1−ナフチ
ルメチル)プロピオニル)−L−ヒスチジル−L−ロイ
シノール300 mgを得る。
融  点二  66〜70℃ Rf、  :   0.51 M5   :   MH”、718 このロイシノール176 mgをメタノール10m1と
1規定塩酸0.5−に溶解し、10%パラジウム炭素5
0mgと塩化パラジウム150 mgを加え常圧で水添
する。
触媒をろ失投、減圧下に溶媒を留去し、白色粉末144
 mgを得る。この粉末50■に5%炭酸水素す) I
Jウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出後、飽和食塩水で
洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒
を留去し、残留物をプレバラティブシリカゲル薄層クロ
マトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール
/水=8/3/1の下層)で分離精製し、白色粉末のN
−(2−(1−ナフチルメチル)−3−(3−フェニル
プロピルアミノ)プロピオニルコーシ−ヒスチジル−し
−ロイシノール(Jl性体A)17mgを得る。
異性体A 融  点 :  72〜76℃ Rfl:  0.23 Rfa :  0.17 M5  :   MH”、584 実施例 4 (±)−2−(1−ナフチルメチル)−3−(フェネチ
ルカルバモイル)プロピオン酸1.OOgとし一ヒスチ
ジンメチルエステル2塩酸塩0.67gをN、N−ジメ
チルホルムアミド8mlに懸濁し、水冷攪拌下にジフェ
ニルリン酸アジド0,72W11とトリエチルアミン1
゜27ntgを加え、そのまま16時間攪拌する。減圧
下に溶媒を留去し、残留物に5%炭酸水素ナトリウム水
溶液を加えて、酢酸エチルで抽出後、水で洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残
留物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:クロロホルム/メタノール=15/1)で
精製し、N−〔(±)−2−(1−ナフチルメチル)−
3−(フェネチルカルバモイル)プロピオニル〕−し−
ヒスチジンメチルエステル1.36gを得る。このエス
テル712mgをメタノール4゜5m7!に溶解し、ヒ
ドラジン1永和物0.49gを加え、室温で4時間攪拌
する。減圧下に溶媒を留去し、残留物をエタノールで洗
浄後、減圧下に40℃以下で乾燥し、白色粉末状のN−
〔(±) −2−(1−ナフチルメチル)−3−(フェ
ネチルカルバモイル)プロピオニル] −L−ヒスチジ
ンヒドラジド275 ■を得る。このヒドラジド120
 ■をN、N−ジメチルホルムアミド2.0−に懸濁し
、−20℃で5.1規定乾燥塩化水素/N、N−ジメチ
ルホルムアミド0.2mi、続いて亜硝酸イソアミル0
.05−を加えて攪拌する。
ヒドラジドの消失を確認した後、反応液の温度を−30
℃まで下げてトリエチルアミン0.15mj2で中和し
、N−〔(±)−2−(1−ナフチルメチル)−3−(
フェネチルカルバモイル)プロピオニル〕−L−ヒスチ
ジンアジド溶液を調整する。別にし一フェニルアラニノ
ール・p−)レニンスルホン酸塩103 ■トトリエチ
ルアミン0.05mNの乾燥N、 N−ジメチルホルム
アミドl、Qm1.溶液に水冷下、先のアジ・ド冷溶液
を滴下し、そのまま16時間攪拌する。減圧下に反応液
を濃縮し、残留物に5%炭酸水素す) IJウム水溶液
を加え酢酸エチルで抽出後、水で洗い、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留物をプ
レパラティブシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開
溶媒:クロロホルム/メタノール/水=8/3/1の下
層)で分離精製し、N−(2−(1−ナフチルメチル)
−3−(フェネチルカルバモイル)プロピオニル) −
L−ヒスチジル−し−フェ′ニルアラニノール(異性体
A)63■を得る。
異性体A 白色粉末 融  点:  106〜109℃ Rfl:  0.66 Rf、 :  0.38 M5  :  Ml”、632 実施例 5 ヒトレニン−羊レニン基質系でのレニン活性阻害作用 125 mMのピロフォスフェート緩衝液(pyrop
hos−phate buffer) (pH7,4)
 200J1Nとアンジオテンシン変換酵素阻害剤とし
て20ミリモルのL−フェニルアラニル−し−アラニル
−し−プロリンの水溶液25I11.4400ngアン
ジオテンシン■当量/m1の部分精製羊レニン基質50
d;脱イオン水150J11と本発明の化合物のジメチ
ルスルホキシド溶液50dまたはコントロール群として
ジメチルスルホキシド50dの溶液中に20〜30 n
gアンジオテンシン■/時間の精製ヒトレニン25成を
加え、37℃の水浴中で15分間インキュベー) (i
ncubate) したのち、この反応液を100℃の
水浴中に5分間入れ、反応を停止する。
冷却後200dを分取し、レニン添加によって生成され
たアンジオテンシンIの量をラジオイムノアッセイ(r
adioimmunoassay)法で定量し、下式に
より阻害活性を求めた。
阻害活性(%)= コントロール   本発明の化合物 上式により求められた阻害活性から50%阻害活性モル
濃度(ICso値)を求め、その結果を以下に示す。
化合物塩        IC5o値(モル)化合物塩
        ICs。値(モル)化合物塩    
    IC5,値(モル)実施例 6 コモンマーモセツトに対する血圧下降作用ホフハウ7−
(K、G、 Hofbauer)らによりクリニカル 
アンド エクスペリメンタル ハイパーテンション((
Clim、 EXIT、 Hypertens、) A
5巻、7〜8号、1237〜1247ページ、1983
年〕に報告されているコモンマーモセット(commo
n marmoset)  を用い、経口的に7oセミ
ド15 mg/kg/dayを1日おきに3回投与して
人為的な高レニン状態を作り出す。フロセミド投与中止
後2臼目にホフバウアーらと同様の手段を用いて手術を
行い、血圧を有意識下に測定する。
測定方法 体重305 gト375 gの雄性コモンマーモセット
をケタラールにて軽く麻酔し、股動靜脈を露出せしめる
。次にヘパリンで満たされたカテーテルを尾部より皮下
を通して入れ股動静脈内に挿入する。
傷口を縫合した後、保温状態で麻酔より回復させ、麻酔
から完全に覚醒した後、本発明の化合物を静脈カテーテ
ルを介して静脈内に注入するかあるいは胃ゾンデを用い
、経口的に投与する。血圧は股動脈に挿入したカテーテ
ルを血圧トランスジューサーに接続し、観血的に測定す
る。結果を以下に示す。
化合物塩 N−C2−(1−ナフチルメチル)−3−(フェネチル
カルバモイル)プロピオニル〕−L−ヒスチジル−し−
ロイシノール (異性体A) A) 静脈内投与 (投与量2.5■/ kg )コン
トロール   78 mmHg 注入 1分後   − B) 経口投与  (投与量30■/ kg )コント
ロール   120 mmHg 投与 30分後  120 60    112.5 〔発明の効果J 本発明の一般式(I)で表されるジペプチド誘導体およ
びそれらの薬理学的に許容できる酸付加塩はヒトレニン
−羊レニン基質系でのレニン活性9、 l X 10−
5〜2.7 X 10−’という強いレニン活性阻害作
用を示し、かつ低毒性である。また、本発明の一般式(
1)で表されるジペプチド誘導体およびそれらの薬理学
的に許容できる酸付加塩は、蛋白分解酵素、たとえばキ
モ) IJプシン、ペプシンのような酵素に対し安定で
あり、経口投与により高レニン状態のサル(コモンマー
モセット)の血圧を下降させることができる。
したがって、本発明の一般式(I)で表されるジペプチ
ド誘導体およびそれらの薬理学的に許容できる酸付加塩
は経口投与可能な高血圧症治療剤として有用である。
特  許  出  願  人 キッセイ薬品工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のArはフェニル基または3−インドリル基であ
    り、mおよびnは同じでも異なっていてもよくそれぞれ
    0または1〜3の整数(ただしmとnの総和は1〜4で
    ある)であり、Xは −NHCO−、−CO−、−O−、−NH−、−CH_
    2−または−(CH=CH)_p−(ただし、pは1ま
    たは2である)で示される結合のいずれかであり、Yは
    −O−または−CHR^2−(ただしR^2は水素原子
    であるかあるいはR^1と結合して化学結合を形成する
    ものである)で示される結合のいずれかであり、R^1
    は水素原子であるかあるいはR^2と結合して化学結合
    を形成するものであり、Zはベンジル基またはイソブチ
    ル基であり、HisはL−ヒスチジル基であり、C^*
    はL−配置を示す〕で表されるジペプチド誘導体および
    それらの薬理学的に許容できる酸付加塩。 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のX、Y、Z、m、n、HisおよびC^*は前
    記と同じ意味を持つ)で表される特許請求の範囲第1項
    記載のジペプチド誘導体およびそれらの薬理学的に許容
    できる酸付加塩。 3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のX、Y、m、n、HisおよびC^*は前記と
    同じ意味を持つ)で表される特許請求の範囲第2項記載
    のジペプチド誘導体およびそれらの薬理学的に許容でき
    る酸付加塩。 4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のX、m、n、HisおよびC^*は前記と同じ
    意味を持つ)で表される特許請求の範囲第3項記載のジ
    ペプチド誘導体およびそれらの薬理学的に許容できる酸
    付加塩。 5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 6)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 7)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 8)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 9)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 10)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 11)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 12)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 13)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 14)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 15)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第4項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 16)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第3項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 17)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第1項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 18)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第2項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。 19)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のHisおよびC^*は前記と同じ意味を持つ)
    で表される特許請求の範囲第1項記載のジペプチド誘導
    体およびその薬理学的に許容できる酸付加塩。
JP59271303A 1984-10-22 1984-12-22 新規なジペプチドアルコ−ル誘導体 Pending JPS61148167A (ja)

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EP85307555A EP0181110A3 (en) 1984-10-22 1985-10-18 Histidine derivatives as renin inhibitors
US06/789,597 US4863904A (en) 1984-10-22 1985-10-21 Dipeptides as renin inhibitors

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4870183A (en) * 1986-07-11 1989-09-26 Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. Novel amino acid derivatives

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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