JPS61147964A - 加工物の接合方法 - Google Patents

加工物の接合方法

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Publication number
JPS61147964A
JPS61147964A JP26764884A JP26764884A JPS61147964A JP S61147964 A JPS61147964 A JP S61147964A JP 26764884 A JP26764884 A JP 26764884A JP 26764884 A JP26764884 A JP 26764884A JP S61147964 A JPS61147964 A JP S61147964A
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JP
Japan
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joint
notch
joint part
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joining
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Pending
Application number
JP26764884A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Yuzawa
湯沢 克宜
Chikao Honda
親男 本田
Toyoo Matsubara
松原 十四生
Akira Okayasu
彰 岡安
Shogo Warashina
藁科 彰吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPS61147964A publication Critical patent/JPS61147964A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、たとえば、ロケット用液体水素ターボポンプ
等の構成部品インペラの製作過程において使用するもの
で、特に、羽根を加工した本体(ベース)に蓋(シュラ
ウド)を被せ、この両者を接合するときに利用し、高圧
、高速回転の運転に耐える接合部を作り出す加工物の接
合方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、部材と部材を接合して加工物を製作する場合、基
本的な拡散接合のみで行っていた。
従来の拡散接合方法は、第4図に示す如く、部材1と2
を接合しようとする場合に、両部材1.2のそれぞれの
接合7153の面を清浄にした後、接合面が密着できる
ように組み立てを行い、次いで、これを高圧力で押し付
けると共に高温度で長時間加熱し、接触部の金属原子の
活動を活−発にして接合面の内側で互に連結させて接合
させる方法、換言すれば、高圧下、高温度下で長時間加
熱することにより部材1と2の組織元素が互に相手方に
浸入拡散させて接合させる方法であり、良好な条件下で
は全く部材1.2と同等の性質が得られ、特に、同質材
料の場合には接合部は部材1.2と同一組織、強度が得
られる。
したがってこの接合方法は、航空宇宙部品に多くとり入
れられ実用化されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、部材1の接合面の機械加工時に角部の面取作業
によ“る面のダレ、及び高圧力、高温魔王の接合時に部
材1の中心部よりの押し出し作用による反り返りにより
、端部は接合時の高圧下でも部材2に接触しないことが
多く、このため、拡散接合後、接合部のまわりにノツチ
状に非接合部たる切欠部4が残る。
この結果、接合部の中央部は全く母材1,2と同一性質
を示す程の良好な結果が得られるが、端部の切欠部(ノ
ツチ部)4のため、接合部3の靭性は部材1.2よりは
なはだしく劣り、大きな衝撃力が与えられた場合、ノツ
チ効果となり、意外に低い強度で破壊することがある。
従来の拡散接合は、理想的な強度は得られるものの接合
端のノツチは避けられず、この接合方法の最大欠陥とな
っている。
現在実用化されている液体水素ターボポンプは、上記従
来の拡散接合で接合を行っており、問題は発生していな
いが、今後、大型ロケット開発に使用される高圧力、高
速回転の高出力のターボポンプ用インペラは、上記欠点
のあるノツチの存在は無視できず、切欠部4のない接合
方法が望まれている。
本発明は接合部の端部に切欠部が残らないような接合方
法を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、拡散接合時又は接合後にロウ材を継手個所に
配置し、高温度に加熱してOつ材を接合部の端部に被覆
させ、従来の接合方法で残った切欠部に逆に隅アールを
形成させるようにし、拡散接合の高強度の利点とロウ材
の良好なフィレット形成との両者の利点を併用して接合
を行い、耐ノツチ衝撃性能の向上を図るようにする。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の接合方法により接合した加工物の接合
部を示すもので、部材1と2の接合部3のノツチ部4に
ロウ材5が被り、隅アール6を形成している。
第2図及び第3図は本発明の方法の実施に用いる接合部
の加圧を行う装置を示すもので、部材2の接合面に部材
1の接合面を接触させた後、部材1を部材2に押し付け
て高圧で加圧するためのシリンダ装置7を設け、該シリ
ンダ装置7のピストン8と一体のOラド9で部材1を加
圧させるようにすると共に、接合部3を高温度に加熱す
るためのヒータ10を設置する。
次に、上記装置を用いて本発明の接合方法を実施する場
合の一例を説明する。
先ず、第2図に示す如く、部材1と2の各接合面を接触
させ、部材1にピストンロッド9を当接させてシリンダ
装置7のヘッド側を加圧し、部材1に高圧力をかける。
次に、この状態で接合部3の継手個所に第3図に示す如
くロウ材5を配置し、ヒータ10で高温度に加熱させて
接合させる。これにより拡散接合により残る切欠部4に
ロウ材5が溶けて被覆し、第1図に示す如き隅アール6
が形成される。
今、上記部材1と2をチタン合金(5,1−2,5SI
I −T i )を使用した場合、ロウ材5はジルコニ
ウム合金(75Zr −1ON i −15Cu )を
使用し、加圧力を20K(17mm” とし、980℃
で加熱すると、880℃でロウ材5が溶融し、フィレッ
トを作る。更に加熱すると、接合部で拡散が起こり、健
全な接合が行われる。
上記の実施例は、接合時にロウ材5を継手個所に配置す
る場合であるが、拡散接合を行った後にOつ材5をセッ
トしロウ材を行うようにしてもよい。
上記の如く接合後にロウ材を継手個所に配置してロウ材
をする方法によると、ロウ材5が拡散接合面に全く浸入
しない利点がある。ロウ材された部材を更に長時間加熱
すると、ロウ付部の元素が部材1.2間に浸入拡散し、
母材(部材1.2)成分に富んだ隅アール6が形成され
る6なお、ロウ材5はジルコニウム合金のほか、低融点
のチタニウム合金も利用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明の接合方法によれば、従来の拡
散接合にロウ付けをプラスして接合部にロウ材による隅
アールを形成させるので、接合部のノツチ部の残留がな
くて耐衝撃強度を増大すると共に、高スピン試験ではノ
ツチ部があるとこのノツチ部のため接合部で破壊するが
、隅アール形成により母材部より剥離し、接合部の信頼
性が向上する。又、拡散接合は高圧装置等の設備が必要
であるが、接合後のロウ付の場合、炉中で多数同時にで
きるので、コス(−アップにならず、又、拡散接合部が
何等かの原因で不充分な接合でも、隅アールのロウ付部
で強度的に信頼性が高い、等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の接合方法により接合した加工物の接合
状態を示す図、第2図及び第3図は本発明の接合方法の
実施例図、第4図は従来の接合方法により接合した加工
物の接合状態を示す図である。 1.2は部材、3は接合部、4は切欠部(ノツチ部)、
5はロウ材、6は隅アール、7はシリンダ装置、10は
ヒータを示す。 特  許  出  願  人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)一方の部材の接合面に他方の部材の接合面を接触さ
    せ、高圧下、高温度下で拡散接合すると共に、接合部に
    ロウ材を配置し、該ロウ材を溶融させて接合端に被覆し
    、隅アールを形成させることを特徴とする加工物の接合
    方法。
JP26764884A 1984-12-19 1984-12-19 加工物の接合方法 Pending JPS61147964A (ja)

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JP26764884A JPS61147964A (ja) 1984-12-19 1984-12-19 加工物の接合方法

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JP26764884A JPS61147964A (ja) 1984-12-19 1984-12-19 加工物の接合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61147964A true JPS61147964A (ja) 1986-07-05

Family

ID=17447595

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26764884A Pending JPS61147964A (ja) 1984-12-19 1984-12-19 加工物の接合方法

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JP (1) JPS61147964A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011012702A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Hitachi Automotive Systems Ltd 液圧シリンダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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