JPS61146923A - 高温タンクの基礎構造 - Google Patents
高温タンクの基礎構造Info
- Publication number
- JPS61146923A JPS61146923A JP26742984A JP26742984A JPS61146923A JP S61146923 A JPS61146923 A JP S61146923A JP 26742984 A JP26742984 A JP 26742984A JP 26742984 A JP26742984 A JP 26742984A JP S61146923 A JPS61146923 A JP S61146923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- concrete
- asphalt
- bottom plate
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D27/00—Foundations as substructures
- E02D27/32—Foundations for special purposes
- E02D27/38—Foundations for large tanks, e.g. oil tanks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1に11
の1
本発明は液体硫黄、溶融アスファルト等、比較的高温(
160〜230℃)の流体を貯蔵する高温タンクの基礎
構造に関する。
160〜230℃)の流体を貯蔵する高温タンクの基礎
構造に関する。
糺久立且遺
従来のタンクの基礎構造としては、タンク底板直下を盛
土とし、その上にオイルサンドある・いはアスファルト
サンド等を敷設したものが用いられて来た。
土とし、その上にオイルサンドある・いはアスファルト
サンド等を敷設したものが用いられて来た。
これらは水密性で、地下水等の水分がタンク底板下へ侵
入するのを防止し、タンク底板部を防食する効果がある
。しかし上記の構造では、タンク内容物が高温である場
合にはオイルサンドあるいはアスファルトサンドが溶融
して水密性を失い、異臭を発生し、地下水、雨水等がタ
ンク底板下に侵入してタンク底板部の侵食が促進される
恐れがあった。
入するのを防止し、タンク底板部を防食する効果がある
。しかし上記の構造では、タンク内容物が高温である場
合にはオイルサンドあるいはアスファルトサンドが溶融
して水密性を失い、異臭を発生し、地下水、雨水等がタ
ンク底板下に侵入してタンク底板部の侵食が促進される
恐れがあった。
が しよう るU へ
本発明は前述の従来技術の問題点に鑑み、高温でも水密
性が維持される新規の基礎構造を提供することを目的と
する。
性が維持される新規の基礎構造を提供することを目的と
する。
本発明者らは上記問題点について鋭意研究した結果、パ
ーライトコンクリートの断熱性と耐熱性防水シートある
いはアスファルトi布層のもつ水密性を利用すれば、高
温タンク底板部への水分の侵入による侵食を防止しうろ
ことを見出し本発明に到達した。
ーライトコンクリートの断熱性と耐熱性防水シートある
いはアスファルトi布層のもつ水密性を利用すれば、高
温タンク底板部への水分の侵入による侵食を防止しうろ
ことを見出し本発明に到達した。
即ち本発明は、タンク底板下の地盤を掘り下げて良質土
と置換した基礎層、その上に敷設したアスファルト散布
層及び/又は耐熱性防水シート、その上に打設されたパ
ーライトコンクリート層、更にその上に敷設された乾燥
砂層よりなることを特徴とする高温タンクの基礎構造で
ある。
と置換した基礎層、その上に敷設したアスファルト散布
層及び/又は耐熱性防水シート、その上に打設されたパ
ーライトコンクリート層、更にその上に敷設された乾燥
砂層よりなることを特徴とする高温タンクの基礎構造で
ある。
以下本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。第1
図は本発明の実施態様の一例を示すもので、地盤1を掘
り下げて良質土と置換した基礎層2を設ける。良質土は
地盤強度を増強するために用いられ、その材料は砂、砂
利、砕石等を用いることが好ましい。
図は本発明の実施態様の一例を示すもので、地盤1を掘
り下げて良質土と置換した基礎層2を設ける。良質土は
地盤強度を増強するために用いられ、その材料は砂、砂
利、砕石等を用いることが好ましい。
基礎層2の上にはアスファルト散布層3を敷設する。ア
スファルト散布層3は砂と砂利からなる細骨材を敷き均
らし、その表面にアスファルトを散布したものが好まし
い。又アスファルト散布層としてアスファルトサンド等
を使用してもよい。
スファルト散布層3は砂と砂利からなる細骨材を敷き均
らし、その表面にアスファルトを散布したものが好まし
い。又アスファルト散布層としてアスファルトサンド等
を使用してもよい。
第1図の例においては、アスファルト散布・僧3の上に
更に耐熱性防水シート4を敷設する。耐熱性防水シート
としては1例えば耐熱性のビニールシートなどが使用で
きる。
更に耐熱性防水シート4を敷設する。耐熱性防水シート
としては1例えば耐熱性のビニールシートなどが使用で
きる。
アスファルト散布層3及び耐熱性防水シート4は水密性
層を形成し、パーライトコンクリート打設時及び養生期
間においてパーライトコンクリート内部の水分の逃げを
防止し、又打設后において下方よりの水分上昇を防止す
る。タンクの温度がそれほど高くない場合には、アスフ
ァルト散布層及び耐熱性防水シートのうちの片方を省略
してもよい。
層を形成し、パーライトコンクリート打設時及び養生期
間においてパーライトコンクリート内部の水分の逃げを
防止し、又打設后において下方よりの水分上昇を防止す
る。タンクの温度がそれほど高くない場合には、アスフ
ァルト散布層及び耐熱性防水シートのうちの片方を省略
してもよい。
耐熱性防水シート4の上にはパーライトコンクリートを
打設する。原則としてパーライトコンクリート層5の内
部には鉄筋を挿入する。パーライトコンクリート層5は
その断熱効果により上部のタンクの熱が下方に伝わるの
を防止する。パーライトコンクリート層5の厚みは30
0mm程度が標準であるが、タンクの温度により適宜増
減することができる。
打設する。原則としてパーライトコンクリート層5の内
部には鉄筋を挿入する。パーライトコンクリート層5は
その断熱効果により上部のタンクの熱が下方に伝わるの
を防止する。パーライトコンクリート層5の厚みは30
0mm程度が標準であるが、タンクの温度により適宜増
減することができる。
なお耐熱性防水シートを省略する場合には、アスファル
ト散布層の上に直接パーライトコンクリート層を設ける
。
ト散布層の上に直接パーライトコンクリート層を設ける
。
パーライトコンクリート層5の上面には、タンク底板7
とのなじみを良くするために、原則として粒度調整した
乾燥砂を敷き均らす、この乾燥砂層6の厚みは100〜
150mm程度がよい。
とのなじみを良くするために、原則として粒度調整した
乾燥砂を敷き均らす、この乾燥砂層6の厚みは100〜
150mm程度がよい。
なお、上記の如く構成された各層を安定に保持するため
、コンクリートリング8を構築する。コンクリートリン
グ8の内部には原則として鉄筋を挿入する。
、コンクリートリング8を構築する。コンクリートリン
グ8の内部には原則として鉄筋を挿入する。
コンクリートリング8の上縁とタンク下縁との間は法面
としてアスファルトモルタル9又はアスファルトサンド
等で覆い、又タンク側板10の底部周辺にシール材11
を用いて雨水等の水分がタンク底板部へ侵入するのを防
止する。さらにコンクリートリングの周囲の舗装状況に
よっては、エプロン部の雨じまい用にアスファルトモル
タル12等を敷設する。
としてアスファルトモルタル9又はアスファルトサンド
等で覆い、又タンク側板10の底部周辺にシール材11
を用いて雨水等の水分がタンク底板部へ侵入するのを防
止する。さらにコンクリートリングの周囲の舗装状況に
よっては、エプロン部の雨じまい用にアスファルトモル
タル12等を敷設する。
第2図は本発明の実施態様の他の例で、タンク側板10
の直下にコンクリートリング8を構、築する場合を示す
、主要部分の構造は第1図の場合と同様であるが、この
図の場合はコンクリートリング上縁とタンク底板10と
の間にクッション材13を設置し、コンクリートリング
側面とパーライトコンクリートとの間には伸縮目地14
を挿入しである。その材質は共にアスファルト系のもの
を用いることができる。
の直下にコンクリートリング8を構、築する場合を示す
、主要部分の構造は第1図の場合と同様であるが、この
図の場合はコンクリートリング上縁とタンク底板10と
の間にクッション材13を設置し、コンクリートリング
側面とパーライトコンクリートとの間には伸縮目地14
を挿入しである。その材質は共にアスファルト系のもの
を用いることができる。
1月
本発明はタンク底板下方に断熱効果のあるパーライトコ
ンクリート層を設けることにより、その下方に敷設され
た耐熱性防水シート及び/又はアスファルト散布層であ
る水密性層の溶解を防止する。そして逆にこれらの水密
性層は、パーライトコンクリート打設時及び養生期間に
おいてはパーライトコンクリート内部の水分の逃げを防
止してパーライトコンクリートの養生に効果を示し、打
設后は地下水その他の水分がタンク底板部へ侵入するの
を防止する。
ンクリート層を設けることにより、その下方に敷設され
た耐熱性防水シート及び/又はアスファルト散布層であ
る水密性層の溶解を防止する。そして逆にこれらの水密
性層は、パーライトコンクリート打設時及び養生期間に
おいてはパーライトコンクリート内部の水分の逃げを防
止してパーライトコンクリートの養生に効果を示し、打
設后は地下水その他の水分がタンク底板部へ侵入するの
を防止する。
色1立逝]
以北の説明の如く本発明の高温タンクの基礎構造は、断
熱効果のあるパーライトコンクリート層を設けることに
よりアスファルト散布層及び/又は耐熱性防水シートで
ある水密性層の溶融を防止するので、その水密性は半永
久的に期待できる。
熱効果のあるパーライトコンクリート層を設けることに
よりアスファルト散布層及び/又は耐熱性防水シートで
ある水密性層の溶融を防止するので、その水密性は半永
久的に期待できる。
又この水密性層は地下よりの水分を遮断し、パーライト
コンクリートの断熱特性を半永久的に保持する。このよ
うにして本発明は断熱効果のあるパーライトコンクリー
ト層と水密性層とが互いにその特性を生かし合って作用
し、その結果としてタンク底板部の侵食を効果的に防止
する。
コンクリートの断熱特性を半永久的に保持する。このよ
うにして本発明は断熱効果のあるパーライトコンクリー
ト層と水密性層とが互いにその特性を生かし合って作用
し、その結果としてタンク底板部の侵食を効果的に防止
する。
第1図及び第2図は本発明の高温タンク基礎構造におけ
るタンク及び基礎の断面図である。第1図はタンクの径
より大きな径を有するコンクリートリングを構築する場
合で、第2図はタンク側板の直下にコンクリートリング
を構築する場合である。 出願人 日 揮 株 式 会 社代理人
弁理士 青 麻 昌 二 第2図
るタンク及び基礎の断面図である。第1図はタンクの径
より大きな径を有するコンクリートリングを構築する場
合で、第2図はタンク側板の直下にコンクリートリング
を構築する場合である。 出願人 日 揮 株 式 会 社代理人
弁理士 青 麻 昌 二 第2図
Claims (1)
- タンク底板下の地盤を掘り下げて良質土と置換した基礎
層、その上に敷設したアスファルト散布層及び/又は耐
熱性防水シート、その上に打設されたパーライトコンク
リート層、更にその上に敷設された乾燥砂層よりなるこ
とを特徴とする高温タンクの基礎構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26742984A JPS61146923A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 高温タンクの基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26742984A JPS61146923A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 高温タンクの基礎構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146923A true JPS61146923A (ja) | 1986-07-04 |
JPH0330653B2 JPH0330653B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=17444720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26742984A Granted JPS61146923A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 高温タンクの基礎構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61146923A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001207466A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-03 | Ishii Iron Works Co Ltd | 貯槽の基礎 |
JP4809431B2 (ja) * | 2007-03-02 | 2011-11-09 | 東栄商興株式会社 | 構造物の基礎部構造及び擁壁 |
CN102363962A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-02-29 | 江苏太阳宝新能源有限公司 | 光热发电高温熔盐储罐的复合功能储罐基础 |
WO2014012639A1 (de) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Linde Aktiengesellschaft | Bodenisolierung für heissspeichertanks |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP26742984A patent/JPS61146923A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001207466A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-03 | Ishii Iron Works Co Ltd | 貯槽の基礎 |
JP4809431B2 (ja) * | 2007-03-02 | 2011-11-09 | 東栄商興株式会社 | 構造物の基礎部構造及び擁壁 |
US8721228B2 (en) | 2007-03-02 | 2014-05-13 | Toeishokou Kabushi Kaisha | Foundation-unit structure of structural object such as retaining wall, structure of upper and lower boundaries of retaining wall, and retaining wall |
CN102363962A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-02-29 | 江苏太阳宝新能源有限公司 | 光热发电高温熔盐储罐的复合功能储罐基础 |
WO2014012639A1 (de) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Linde Aktiengesellschaft | Bodenisolierung für heissspeichertanks |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0330653B2 (ja) | 1991-05-01 |
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