JPS61146513A - 異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法 - Google Patents

異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法

Info

Publication number
JPS61146513A
JPS61146513A JP59267389A JP26738984A JPS61146513A JP S61146513 A JPS61146513 A JP S61146513A JP 59267389 A JP59267389 A JP 59267389A JP 26738984 A JP26738984 A JP 26738984A JP S61146513 A JPS61146513 A JP S61146513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stock solution
foaming stock
foaming
nozzle
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59267389A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kita
北 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP59267389A priority Critical patent/JPS61146513A/ja
Publication of JPS61146513A publication Critical patent/JPS61146513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/04Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
    • B29C44/0461Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities by having different chemical compositions in different places, e.g. having different concentrations of foaming agent, feeding one composition after the other
    • B29C44/0476Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities by having different chemical compositions in different places, e.g. having different concentrations of foaming agent, feeding one composition after the other by pouring more than one composition into an open mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/04Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
    • B29C44/0461Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities by having different chemical compositions in different places, e.g. having different concentrations of foaming agent, feeding one composition after the other

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、硬質の層と軟質の層との異硬度層を有するプ
ラスチックフオーム成形品の製造方法に関するもので、
特に、それらの暦が同時に発泡成形されるプラスチック
フオーム成形品の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 例えば、自動車のシートに使用されるクツジオンパッド
等においては、乗員に接触する上  層は柔軟なポリウ
レタンフォーム等のプラスチックフオームにより形成し
て、良好な感触が得られるようにするとともに、下層は
比較的硬質のプラスチックフオームにより)形成して、
その支持が確実になされるようにすることが望まれてい
る。そのような場合、従来は、上層と下層とを軟質プラ
スチックフオームと硬質プラスチックフオームとにより
それぞれ別個に成形して、これらを接着することにより
異硬度の積層体を形成するようにしていた。
しかしながら、このような製造方法では、上層用の型と
下層用の型との二種類の型が必要となるばかりでなく、
七の接着のために工程が複雑化するという問題があった
。また、そのように上層と下層とを接着したものでは、
自動車の加減速や方向変更などによってシートクッシ冒
ンに水平方向の力が加えられたときに、その接着面が剥
離しやすいという問題もあった。
このような問題から、特開昭55−91J1fJ5号公
報に示されているように、軟質のプラスチックフオーム
からなる層と比較的硬質のプラスチ。
クツオームからなる層とを同時に発泡成形する方法が提
案されている。この方法は、型の中に、まず、発泡して
硬質のプラスチックフオーム層さなる第1の発泡原液を
注入し、この第1の発泡原液、がある程度発泡し存後、
軟質のプラスチックフオーム層となる第2の発泡原液を
注入して、これら第1及び第2の発泡原液を発泡硬化さ
せるものである・ このような方法を用いることにより、型の内部において
第1の発泡原液が部分的に発泡、膨張して比重が小さく
なったところで第2の発泡原液が注入されるので、第2
の発泡原液は、比重差によって第1の発泡原液の下方に
潜り込んで層をなすようになる。したがって、その状態
でこれら第1及び第2の発泡原液な発泡硬化させれば、
下層が軟質のプラスチックフオーム層で上層が硬質プラ
スチックフオーム層の、一体積層された異硬度プラスチ
ックフオーム成形品を得ることができる。シートのクッ
ク、ンパッドとして使用するときには、得られた製品を
上下反転させればよい。
(発明、が解決しようとする問題点) しかしながら、このように、第1の発泡原液と第2の発
泡原液との比重差を利用して第1の発泡原液な第2の発
泡原液の上面に浮上させる方法では、第1の発泡原液を
、その比重が第2の発泡原液より確実に小さくなるまで
発泡、膨張させてから、第2の発泡原液を注入するよう
にしなければならない、そのために、上記公報に示され
たものでは、第2の発泡原液を注入する時期を、第1の
発泡原液がその潜在膨張量の10%以上に発泡及び膨張
したときとしている。
このような潜在膨張量の約10%まで発泡した時期とい
うのは、その第1の発泡原液のセル形成がかなりの程度
まで進行した時期となる。したがって、そのような時期
に第2の発泡原液な上方から注入すると、その第2の発
泡原液が通過する第1の発泡原液の部分のセルが破壊さ
れてしまい、第1の発泡原液により形成される製品の硬
質プラスチックフオーム層が不均一となってしまう。
また、第1の発泡原液がある程度発泡した後に第2の発
泡原液が注入されるために、その第2の発泡原液の注入
時に混入した空気が抜けにくくなり、大きな気泡として
製品に残ってしまう、そのように製品の内部に大きな気
泡が残ると、セルとその気泡との境界面に亀裂が生じや
すくなり、クッション性及び耐久性が損なわれてしまう
さらに、第1の発泡原液と第2の発泡原液との発泡の進
行状態が大幅に異なってしまうので、これらの境界面が
不均一となり、製品の各層の厚さ、硬度等を制御するこ
とが困難となる。
このような問題からみて、第1の発泡原液の発泡が進行
する前に、その下方に第2の発泡原液の層が形成される
ようにすることが望ましいのであるが、第1の発泡原液
が液体状態にあるうちにその上から第2の発泡原液を注
ぐようにすると、第2の発泡原液が第1の発泡原液を通
過する過程でこれらが混合してしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、型の中に注入された第1の発泡原液が
液体の状態にあるときであっても、これと混合すること
なく、その下方に第2の発泡原液の層を形成させること
ができるようにすることである。
また1本発明の他の目的は、第2の発泡原液の注入時に
、これと第1の発、泡原液とが直接接触することのない
ようにして、第1の発泡原液の発泡進行状態に及ぼされ
る影響が軽減されるようにすることである。
(問題点を解決するための手段)。
この目的を達成するために、本発明では、型の中にノズ
ルを挿入しておき、そのノズルな通して第2の発泡原液
を注入するようにしている。ノズルは、その先端が型の
内面に近接するようにして保持され、その外部に第1の
発泡原液が、また、その内部に第2の発泡原液がそれぞ
れ注入された後、引き抜かれる。
ノズルの内部には圧力を加え、第2の発泡原液が押し出
されるようにすることもできる。
(作用) このようにすることにより、第2の発泡原液は、ノズル
の先端から型の内面に沿って流出し、第1の発泡原液の
下方で層をなすようになる。したがって、第1の発泡原
液が液体状であっても、第2の発泡原液の注入時にこれ
らが混ざり合うことはない、そして、ノズルを抜き取る
と、その跡は周囲の液体状の第1の発泡原液によって塞
がれる。
この状態で発泡させれば、第1の発泡原液と第2の発泡
原液との発泡はほぼ同時に進行することになり、その境
界面が乱されることもなく、所望の硬度及び厚さの異硬
度プラスチックフオーム層が一体結合された成形品を得
ることができる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明゛する。
図は、本発明によるプラスチックフオーム成形品、の製
造方法を自動車用シートのクッションパッドの製造に適
用した一実施例を示すもので、第1図は、そのクッショ
ンパッドの製造過程を説明するために、それに用いられ
る型とその内部の発泡原液とをそれぞれ異なる段階で示
した縦断面図であり、第2図はその型の斜視図である。
また、第3図は、その製造方法に用いられる発泡原液吐
出装置の一例を示す回路図である。さらに、第4図は、
モの製造方法によって得られるクッションパッドの切り
欠き斜視図である。
第4図から明らかなように、目標とするクッションパッ
ドlは、乗員の体重を支えるセンタサポート部1aと、
その両側にセンタサポート部1aより高く形成され、乗
員の横方向移動を防止するサイドサポート部1bとを有
するもので、センタサポート部1aの上部は1乗員を柔
らかく支えるようにするために軟質のポリウレタンフォ
ーム層2により形成され、その下部及びサイドサポート
部1bは、確実な支持力が得られるようにするために比
較的硬質のポリウレタンフォーム層3によって形成され
る。
このようなクック1ンパツド1を成形するためには、第
2図に示されているようなアルミ合金製の型4が用いら
れる。この型4は、下型5がクッションパッドlの上面
側を成形し、上型6がその下面側を成形するものである
。したがって、クッションパッドlは、この型4によっ
て上下反転した状態で成形される。
型4は、コンベヤ等により窯の中で移動されながら加熱
されるようになっている。そして。
その移動経路上には、発泡して比較的硬質のポリウレタ
ンフォーム層3を形成する第1の発泡原液をyJ4の内
部に注入するためのミキシングヘッドと、発泡して軟質
のポリウレタンフォーム層2となる第2の発泡原液を注
入するためのミキシングヘッドとが設けられている。
第3図には、そのためのミキシングヘッドを備えた発泡
原液吐出装置が示されている。この図から明らかなよう
に、このミキシングヘッド7は、上部に油圧シリンダ8
が設けられ、その油圧シリンダa内を摺動するピストン
9のロッド9aによって、下端の発泡原液吐出口10が
開閉されるようになっているもので、その油圧シリンダ
8に導入される油圧は油圧ユニット11によって制御さ
れるようになっている。ミキシングヘッド7の下部には
、両側からインジェクションノズル12.°、122を
通してそれぞれ原料が供給されるようになっている。一
方の側から供給される原料は、発泡原液の一生成分であ
るポリエーテルポリオールに発泡剤。
触媒、界面活性剤等を混入したポリオール混合液であり
、第1原料タンク13.からアキシャルプランジャポン
プ14.を介して圧送される・ようになっている、また
、他方の側から供給される原料は1発泡原液の他の主成
分であるポリイソシアネートであり、第2原料タンク1
3゜から同様に7キシヤルプランジヤポンプ142を介
して圧送されるようになっている。そして1通常は、同
図(A)で示されているようにピストン9が押し下げら
れて吐出口lOが閉じられ、ポンプ141,142によ
って圧送された各原料は、1環して原料タンク131 
132に戻されるようになっている。
発泡原液を吐出するときには、ピスト・ン9を同図CB
)で示されているように上昇させる。
それによって吐出口lOが開かれ、インジェクションノ
ズル12.,12.から噴射された各原料が高圧下で衝
突して瞬時に攪拌される。こうして発泡原液が混合形成
され、その吐出plOから吐出される。その吐出量は、
ピストン9の作動時間によって決定される。
次に、このようなyJ4及び発泡原液吐出装置を用いて
異硬度ポリウレタンフォーム層2.3を有するクッショ
ンパッドlを製造する方法について説明する。
まず、第1図(A)に示されているように、上型6を開
いて、筒状のノズル15をy!14の中に挿入し、その
ノズル15の先端を下型5の内面の高位置にある平坦面
5fに密着させた状態で保持しておく、そして、同図(
B)に示されているように、下IJ!5の平坦面5f上
に、一方のミキシングヘッド7重から所定量の第1の発
泡原液3aを注入する。この第1の発泡原液3aは、発
泡して比較的硬質のポリウレタンフォームとなるもので
ある。このように下型5の平坦面5f上に供給jれた発
泡原液3aは。
下型5の傾斜面5Sに沿って流下しながら広がっていく
、このとき、y!14は加熱されているので、発泡原液
3aは発泡を始め、液体状態からクリーミング状態へと
進行していく。
第1の発泡原液3aが液体状態にある間に。
第1図(C)に示されているように、ノズル15の上端
に他方のミキシングへ、ラド72を挿入し、第2の発泡
原液2aをそのノズル15の内部に注入する。この第2
の発泡原液2aは、発泡して軟質のポリウレタンフォー
ムとなるものである。そして、第2の発泡原液2aの注
入後、ノズル15は、徐々に引き上げられる。それによ
って、第2の発泡原液2aは、同図(D)に示されてい
るように、ノズル15の先端と下型5の平坦面5fとの
隙間から流出して、第1の発泡原液3aの下方に潜り込
む、このとき。
ノズル15の内部に空気等を送り込んで圧力を加えるよ
うにすれば、第2の発泡原液2aは。
ノズル15に詰まることなく急速に押し出されるように
なる。ただし、その場合には、その空気等が第2の発泡
原液2aとともに流出することのないように、その加圧
時間等を制御することが望ましい、第2の発泡原液2a
をノズル15内に注入するときに空気が混入したとして
も、その空気は、第2の発泡原液2aがノズル15の内
部にあるうちに抜は出すので、第2の発泡原液2aの内
部に気泡が残ることはない。
次いで、第1図(E)に示されているように、ノズル1
5を型4から完全に引き抜く、これらの操作は、第1の
発泡原液3aが液体状態、あるいは一部分のみがクリー
ニングしたほとんど液体の状態にある間に行われる。し
たがって、ノズル15を引き抜いた跡には、その周囲か
ら第1の発泡層°液3aが流れ込むので。
その痕跡が残ることはない。
こうして、第2の発泡原液2aは、第1の発泡原液3a
がほとんど液体の状態にある間にその下方に供給される
ことになり、下型5の傾斜面5Sに沿って流下しながら
広がって、第1の発泡原液3aの下層をなすようになる
。このとき、その境界面には、第1の発泡原液3aと第
2の発泡原液2aとの薄い混合層が形成される。そして
、その境界面は、なだらかな均一のものとなる。
ノズル15を引き抜いた後、第1図(F)に示されてい
るように上型6を閉じ1発泡を進行させる。この間にお
いて、型4を水平状態から適宜傾斜させることにより、
各発泡原液2a。
3aの層の厚さ分布を調整することができる。
この状態で型4の加熱を続ければ、第1及び第2の発泡
原液3a、2aがクリーミング1発泡、膨張して、第1
図CG)に示されているように型4の内部に充満する。
この間において。
これらの発泡原液2a、3aの発泡はほぼ同時に進行す
る。したがって、千切境界面には両側から均等な圧力が
加えられることになり、境界面が乱されることはない、
こうして第1及び第2の発泡原液3a、2mが完全に発
泡して硬化すると、これらはそれぞれ比較的硬質の第1
ポリウレタンフォーム層3及び軟質の第2ポリウレタン
フォーム層2となり、これらの層3及び2が連続して一
体化された積層成形品が得られることになる。
この成形品を型4から外し、上下反転させれば、第4r
l!iに示されているような、センタサポート部1aの
上面が軟質ポリウレタンフォーム層2で、その周囲が比
較的硬質なポリウレタンフォーム層3のクッションパッ
ド1を得ることができる。
これらの層2.3の硬度及び厚さは、それぞれの発泡原
液2m、3mの原料配合比及び量によって制御すること
ができる。すなわち、原料配合比を調整することによっ
て発泡膨張率及び自然0発泡時の硬度を変えることがで
きる。したがって、各原料配合比に応じて実験によりそ
れらの数値を求めておけば、型4の内部容積等に合わせ
て計算゛をすることにより、形成される各層2.3の硬
度及び厚さの理論値を予め求めることができる。
この方法によりクッションパッドを成形した結果、望ま
しいクッションパッド1を得ることができた。このとき
の第1の発泡原液3a及び第2の発泡原液2aは、通常
のポリウレタンフォーム形成用原液と同様のもので、第
1の発泡原液3aには、第2の発泡原液2aより硬質の
ポリウレタンフォームとなるように、水及びポリイソシ
アネートの配合比が小さいもの、あるいはポリインシア
ネートの成分が興なるもの等を選んだ。
なお、上記実施例においては、第1及び第2の発泡原液
3a、2aを、いずれもミキシングヘッド71172か
ら吐出させて注入するようにしているが、このようなミ
キシングヘッド71*72を用いずにそれぞれの原料を
混合して、それを下型5上及びノズル15内にそれぞれ
注ぐようにしてもよい、第2の発泡原液2aの混合にミ
キシングヘッド72を用いる場合には、そのミキシング
ヘッドフ2自体をノズル15として利用して、その発泡
原液吐出口10を下!I5の内面に密着させておき、第
2の発泡原液2aを高圧吐出した後、M4から引き抜く
ようにすることもできる。そのようにすれば、第2の発
泡jii12aの注入時に空気が混入することは完全に
防止することが−r!きる。
また、上記実施例においては、ノズル15の先端をyJ
4の内面に密着させるようにしているが、ノズル15の
先端と型4の内面との間には小さな隙間が形成されてい
てもよい、このようにしても、ノズル15の内部に入り
込む第1の発泡原液3aの量はわずかであり、しかも第
2の発泡原液2aの注入によって押し出されるので、そ
れらが混合するとしても極めてわずかな量となり、製品
に及ぼされる影響はほとんどない、ノズル15としては
、直管状のもののほか、複数個の吐出口を有する分岐管
状のものとすることもできる。
さらに、上記実施例においては、先に注入された第1の
発泡原液3aの発泡を進行させながら、第2の発泡原液
2aを注入するようにしているが、これらをともに注入
した後に発泡を開始させるようにすることもできる。し
たがって、これらの発泡原液3a、2aの注入は同時と
することも、あるいは第2の発泡原液2aをノズル15
の内部に注入した後、第1の発泡原液3aをノズル15
の外部の型4内に注入するようなこともできる。そして
、このように第1及び第2の発泡原液3a、2aを注入
した後。
発泡を開始させるようにすることによって、それらの発
泡の進行状態を完全に一致させることができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によ。
れば、第1の発泡原液と第2の発泡原液とを。
型の内面に近接させて保持されたノズルの外部と内部と
にそれぞれ分けて注入し、そのノズルの先端から第2の
発泡原液を流出させるようにしているので、第1の発泡
原液が液体状態にあっても、これと混合することなく、
その下方に第2の発泡原液の層を形成させることができ
、均一な硬質プラスチックフオーム層と均一な軟質プラ
スチツクフオーム層とが連続して一体積層された異硬度
層を有するプラスチックフオーム成形品を得ることがで
きる。そして。
第2の発泡原液の注入時には第1の発泡原液に直接接触
することがないので、第1の発泡原液が先に発泡を始め
ている場合にも、その発泡状態が乱されることはない、
また、第1の発泡原液の下方に第2の発泡原液を潜入さ
せるとき空気が混入することがないので、内部に気泡が
残ることもない、さらに、これらの発泡原液が、型の中
でともに液体状態のまま層をなすようにされ、モの発泡
がほぼ同時に進行するようにされるので、その境界面が
乱れのないなだらかなもの、となる、したがって、製品
の各層の硬度や厚さを所望の範囲に制御することも容易
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の異硬度層を有するプラスチックフオ
ーム成形品の製造方法によ る自動車用シートのクッションパッド の製造方法の一実施例を示すもので。 その(A)〜(G)は、それぞれ異な る段階における型及びその内部の発泡 原液の状態を示す縦断面図、 第2図は、そのクッションパッドの製造に用いられる型
の斜視図。 第3図(A)、(B)は、それぞれ、その製造方法にお
いて用いられる発泡原液吐 出装置の一例を示す回路図、及び七の 要部の異なる状態を示す部分図、 第4図は、その製造方法によって得られるクック1ンパ
ツドの切り欠き斜視図で ある。 l・・・クッションパッド (プラスチックフオーム成形品) 2・・・軟質ポリウレタンフォーム層 (軟質プラスチツクフオーム層) 2a・・・第2の発泡原液 3・・・硬質ポリウレタンフォーム層 (硬質プラスチックフオーム層) 3a・・・第1の発泡原液 4・・・型 5・・・下型    5f・・・平坦面(型の内面)1
5…ノズル 出願人  本田技研工業株式会社 代理人  弁理士 真下 端 佑 第1図 (B) ((j (E)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 型の中にノズルを挿入して、その先端を型の内面に近接
    させた状態で保持しておき、 その型の中の前記ノズルの外部に、発泡して比較的硬質
    のプラスチックフォーム層を形成する第1の発泡原液を
    注入するとともに、 発泡して前記プラスチックフォーム層より軟質のプラス
    チックフォーム層を形成する第2の発泡原液を前記ノズ
    ルの内部に注入し、 その第2の発泡原液をそのノズルの先端から前記型の内
    面に沿って流出させることにより、前記第1の発泡原液
    の下方に第2の発泡原液の層を形成させ、 前記ノズルを引き抜いて、これら第1及び第2の発泡原
    液を前記型の中でともに発泡硬化させることよりなる、 異硬度層を有するプラスチックフォーム成形品の製造方
    法。
JP59267389A 1984-12-20 1984-12-20 異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法 Pending JPS61146513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59267389A JPS61146513A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59267389A JPS61146513A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61146513A true JPS61146513A (ja) 1986-07-04

Family

ID=17444167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59267389A Pending JPS61146513A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61146513A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020669A1 (fr) * 1995-12-05 1997-06-12 Namba Press Works Co., Ltd. Siege fait de plusieurs couches de durete differente recouvert d'une peau, et son procede de fabrication

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020669A1 (fr) * 1995-12-05 1997-06-12 Namba Press Works Co., Ltd. Siege fait de plusieurs couches de durete differente recouvert d'une peau, et son procede de fabrication
AU730438B2 (en) * 1995-12-05 2001-03-08 Namba Press Works Co., Ltd. Seat with surface material having multilayer having different hardness and method for manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107073768B (zh) 用于形成在鞋履中使用的材料的注塑成型方法和通过所述方法制造的材料
JP5490698B2 (ja) 発泡製品の製造方法
CN102490291A (zh) 排气式模具以及制造模塑制品的方法
JPH07164454A (ja) ポリウレタンスラブストック発泡体の連続製造用の方法およびその装置
EP0251659A2 (en) Method for manufacturing multihardness foamed articles
US5834527A (en) Process for the manufacture of polyurethane foam moldings
JPS63172614A (ja) 異なる弾性もしくは硬度の少なくとも2種のフオーム材、特にポリウレタンフオーム材を形成する流動性の反応混合物から成形部品、特にクツシヨンを製造する方法並びに側部フレームを有する自動車座席クツシヨンを製造するためのこの方法の使用
US6146562A (en) Method of injection molding an article with a cellular density distribution which gradually varies between a high density cellular exterior and a low density cellular interior
JPS61146513A (ja) 異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法
JPS61144315A (ja) 異硬度層を有するプラスチツクフオ−ム成形品の製造方法
US5039293A (en) Device for the manufacture of a composite part
JP3775230B2 (ja) クッション材の製造方法
JPS61290013A (ja) 異硬度層を有するシ−トクツシヨンパツドの製造方法
JP3989322B2 (ja) Rim成形品の製造方法
JPH05220768A (ja) 発泡樹脂混合装置
JPS628784A (ja) 異硬度層を有するシ−トクツシヨンパツドの製造方法
JP3501219B2 (ja) クッション材の製造方法
JP2009095982A (ja) 発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置
US4664612A (en) Apparatus for producing seat cover cushions
KR0184946B1 (ko) 발포성형제품의 발포액 주입방법 및 장치
US20170341279A1 (en) Method for producing an interior trim part of a vehicle and molding tool
JPS59179321A (ja) 発泡性プラスチツク製品
JPS62242510A (ja) 積層樹脂発泡体の製造方法
US20100227152A1 (en) Laminated resin molding, its manufacturing method, and its manufacturing apparatus
US4252757A (en) Method and apparatus for making foamed plastic slab