JPS61145424A - 温度測定方法 - Google Patents
温度測定方法Info
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- JPS61145424A JPS61145424A JP26644284A JP26644284A JPS61145424A JP S61145424 A JPS61145424 A JP S61145424A JP 26644284 A JP26644284 A JP 26644284A JP 26644284 A JP26644284 A JP 26644284A JP S61145424 A JPS61145424 A JP S61145424A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K7/00—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
- G01K7/16—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements
- G01K7/22—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements the element being a non-linear resistance, e.g. thermistor
- G01K7/24—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements the element being a non-linear resistance, e.g. thermistor in a specially-adapted circuit, e.g. bridge circuit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、温度測定方法に関するものである。
従来から被測定物の温度を、サーミスタを使用して測定
する方法が知られている。
する方法が知られている。
第4図は、サーミスタを使用した、従来の温度測定方法
の一例を示すブロック図である。第4図に示されるよう
に、直流電源1は、ダミー抵抗2を介してサーミスタ3
に一定の大きさの直流電流を供給する。そして、リニア
ライブ4は、サーミスタ3の温度とサーミスタ3からの
出力電圧(Rs)との関係が線形になるように前記出力
電圧(Eg )を補正する。即ち、サーミスタ3の抵抗
値とサーミスタ3の温度とは、第7図に示されるように
対数関係にあるので、サーミスタ3からの出力電圧(R
s)とサーミスタ3の温度とは、極端な非線形の関係と
なる。従って、被測定物の温度を正確に測定することが
できない。そこで、リニアライザ4は、前記出力電圧(
Rs)とサーミスタ3の温度との関係が線形になるよう
に前記出力電圧(Fig)を補正する。
の一例を示すブロック図である。第4図に示されるよう
に、直流電源1は、ダミー抵抗2を介してサーミスタ3
に一定の大きさの直流電流を供給する。そして、リニア
ライブ4は、サーミスタ3の温度とサーミスタ3からの
出力電圧(Rs)との関係が線形になるように前記出力
電圧(Eg )を補正する。即ち、サーミスタ3の抵抗
値とサーミスタ3の温度とは、第7図に示されるように
対数関係にあるので、サーミスタ3からの出力電圧(R
s)とサーミスタ3の温度とは、極端な非線形の関係と
なる。従って、被測定物の温度を正確に測定することが
できない。そこで、リニアライザ4は、前記出力電圧(
Rs)とサーミスタ3の温度との関係が線形になるよう
に前記出力電圧(Fig)を補正する。
このように構成されている、従来の温度測定方法におい
ては、直流電源1から所定の直流電流がダミー抵抗2を
介してサーミスタ3に供給されると、サーミスタ3の両
端・間には、サーミスタ3の抵抗値に対応した出力電圧
(Rs)が現われる。前記出力電圧(Rs)は、IJ
ニアライザ4に印加され、これによって、出力電圧(R
s)とサーミスタ3の温度との関係が線形に補正される
。従って、前記出力電圧(Rs)からサーミスタ3が取
り付けられた被測定物の温度が測定される。
ては、直流電源1から所定の直流電流がダミー抵抗2を
介してサーミスタ3に供給されると、サーミスタ3の両
端・間には、サーミスタ3の抵抗値に対応した出力電圧
(Rs)が現われる。前記出力電圧(Rs)は、IJ
ニアライザ4に印加され、これによって、出力電圧(R
s)とサーミスタ3の温度との関係が線形に補正される
。従って、前記出力電圧(Rs)からサーミスタ3が取
り付けられた被測定物の温度が測定される。
しかし、上述した、従来の温度測定方法には、次の問題
がある。
がある。
(1) サーミスタの温度とサーミスタからの出力電
圧との関係を線形に補正するために、リニアライザを用
いる必要があるので、回路構成が複雑となる。
圧との関係を線形に補正するために、リニアライザを用
いる必要があるので、回路構成が複雑となる。
(2)サーミスタに直流電源からの電流が流れると、自
己発熱作用によってサーミスタの温度が上昇して温度の
測定精度が低下する。前記自己発熱作用によるサーミス
タの温度上昇を小さくするために、サーミスタに供給す
る電流の値を小さくすると温度の測定感度が低下してS
/N比が悪くなる。
己発熱作用によってサーミスタの温度が上昇して温度の
測定精度が低下する。前記自己発熱作用によるサーミス
タの温度上昇を小さくするために、サーミスタに供給す
る電流の値を小さくすると温度の測定感度が低下してS
/N比が悪くなる。
(3)!jニアライザとして、入力信号と出力信号とが
対数関係にある対数増幅器を使用すると、一般に対数増
幅器は、入力信号と出力信号との関係を非線形にするた
めにトランジスタやダイオード等の非線形特性を利用し
ているので、対数増幅器の前記出力信号特性が対数増幅
器の温度変化によって変化すると、温度の測定精度が低
下する。
対数関係にある対数増幅器を使用すると、一般に対数増
幅器は、入力信号と出力信号との関係を非線形にするた
めにトランジスタやダイオード等の非線形特性を利用し
ているので、対数増幅器の前記出力信号特性が対数増幅
器の温度変化によって変化すると、温度の測定精度が低
下する。
そこで、本願発明者等は、上述した問題点を解決するだ
めの方法として、以下に説明する。サーミスタを使用し
た温度測定方法(以下、先行技術という)を提案した。
めの方法として、以下に説明する。サーミスタを使用し
た温度測定方法(以下、先行技術という)を提案した。
以下に先行技術を図面を参照しながら説明する。
第5図は、先行技術のブロック図である。第5図に示さ
れるように、直流電源5は、後述する差動増幅器に基準
電圧(E1)を印加する。なお、直流電源50代りに交
流電源を使用しても良い。そして、差動増幅器6は、負
帰還回路および正帰還回路を有する。負帰還回路は、差
動増−幅器6の(−)側の入力端子と差動増幅器6の出
力端子との間に接続された負帰還用抵抗マと、差動増幅
器6の(−)側の入力端子と直流電源5との間に接続さ
れた負帰還用抵抗8とからなる。そして、正帰還回路は
、差動増幅器6の出力端子と差動増幅器6の(+)側の
入力端子との間に直列に接続したサーミスタ9および正
帰還用抵抗10と、差動増幅器6の(+)側の入力端子
と大地との間に接続された正帰還用抵抗11とからなる
。
れるように、直流電源5は、後述する差動増幅器に基準
電圧(E1)を印加する。なお、直流電源50代りに交
流電源を使用しても良い。そして、差動増幅器6は、負
帰還回路および正帰還回路を有する。負帰還回路は、差
動増−幅器6の(−)側の入力端子と差動増幅器6の出
力端子との間に接続された負帰還用抵抗マと、差動増幅
器6の(−)側の入力端子と直流電源5との間に接続さ
れた負帰還用抵抗8とからなる。そして、正帰還回路は
、差動増幅器6の出力端子と差動増幅器6の(+)側の
入力端子との間に直列に接続したサーミスタ9および正
帰還用抵抗10と、差動増幅器6の(+)側の入力端子
と大地との間に接続された正帰還用抵抗11とからなる
。
このように構成されている、先行技術においては、直流
電源5から基準電圧(Rs)を差動増幅器6に印加する
と、差動増幅器6の出力電圧(g0)は、下記(1)
、 (2)および(3)式から、下記(4)式のように
表示される。
電源5から基準電圧(Rs)を差動増幅器6に印加する
と、差動増幅器6の出力電圧(g0)は、下記(1)
、 (2)および(3)式から、下記(4)式のように
表示される。
R2R1
R4・E。
Ef2中EfI ・・・(3)但し、
上記(1) 、 (2) 、 (3)および(4)式に
おいて、El:基準電圧、 Eo:差動増幅器6の出力電圧、 Ef:差動増幅器6の(−)側の入力端子の電圧、 Ef2;差動増幅器6の(+)側の入力端子の電圧、 B、:負帰還用抵抗7の抵抗値、 R2:負帰還用抵抗8の抵抗値、 Rs:正帰還回路に接続されたサーミスタ9の抵抗値、 B、:正帰還用抵抗10の抵抗値、 R4:正帰還用抵抗11の抵抗値、 N :正帰還がない場合の差動増幅器6の増幅度(”+
/Rt)、 β :差動増幅器6の正帰還率 (R4/ (Rg + a s + R4) )。
上記(1) 、 (2) 、 (3)および(4)式に
おいて、El:基準電圧、 Eo:差動増幅器6の出力電圧、 Ef:差動増幅器6の(−)側の入力端子の電圧、 Ef2;差動増幅器6の(+)側の入力端子の電圧、 B、:負帰還用抵抗7の抵抗値、 R2:負帰還用抵抗8の抵抗値、 Rs:正帰還回路に接続されたサーミスタ9の抵抗値、 B、:正帰還用抵抗10の抵抗値、 R4:正帰還用抵抗11の抵抗値、 N :正帰還がない場合の差動増幅器6の増幅度(”+
/Rt)、 β :差動増幅器6の正帰還率 (R4/ (Rg + a s + R4) )。
上記(4)式から明らかなように、増幅度(N)および
正帰還率@をそれぞれ所定の大きさに設定すると、差動
増幅器6の出力電圧(ICo )は、サーミスタ9の抵
抗値(Rs)に対応して変化する。
正帰還率@をそれぞれ所定の大きさに設定すると、差動
増幅器6の出力電圧(ICo )は、サーミスタ9の抵
抗値(Rs)に対応して変化する。
そこで、サーミスタ9の温度を所定の温度に維持し、上
記増幅度(N)または正帰還率(ロ)の少なくとも1つ
を、差動増幅器6の出力電圧(E0)が増大するように
調整する。これによって、差動増幅器6の出力電圧(K
O) と正帰還率(ロ)とは、第6図に示されるよう
に、正帰還率(β)の増加に伴って出力電圧(E0)
が非線形状に増大する関係となる。
記増幅度(N)または正帰還率(ロ)の少なくとも1つ
を、差動増幅器6の出力電圧(E0)が増大するように
調整する。これによって、差動増幅器6の出力電圧(K
O) と正帰還率(ロ)とは、第6図に示されるよう
に、正帰還率(β)の増加に伴って出力電圧(E0)
が非線形状に増大する関係となる。
前記出力電圧(r0′) と前記正帰還率(β)との
前述した関係によって、出力電圧(E0)とサーミスタ
9の温度との関係が線形に補正される。
前述した関係によって、出力電圧(E0)とサーミスタ
9の温度との関係が線形に補正される。
これについて更に説明すると、サーミスタ9の抵抗値(
Rs)とサーミスタ9の温度とは、第7図に示したよう
な対数関係にある。即ち、サーミスタ9の温度変化に対
するサーミスタ9の抵抗値の変化率は、サーミスタ9の
温度が高くなる程、小さくなり、一方、サーミスタ9の
温度が低くなる程、大きくなる。しかし、差動増幅器6
の出力電圧(mo’)と正帰還率(β)との関係を第6
図に示される関係、即ち、正帰還率(β)の増大に伴っ
て前記出力電圧(E0)が対数的に増大する関係にすれ
ば、前記出力電圧(go ) とサーミスタ9の温度
との関係を第8図に示されるように線形に補正すること
ができる。
Rs)とサーミスタ9の温度とは、第7図に示したよう
な対数関係にある。即ち、サーミスタ9の温度変化に対
するサーミスタ9の抵抗値の変化率は、サーミスタ9の
温度が高くなる程、小さくなり、一方、サーミスタ9の
温度が低くなる程、大きくなる。しかし、差動増幅器6
の出力電圧(mo’)と正帰還率(β)との関係を第6
図に示される関係、即ち、正帰還率(β)の増大に伴っ
て前記出力電圧(E0)が対数的に増大する関係にすれ
ば、前記出力電圧(go ) とサーミスタ9の温度
との関係を第8図に示されるように線形に補正すること
ができる。
差動増幅器6の出力電圧(E0)とサーミスタ9の温度
との関係を線形にするには、サーミスタ9を所定の温度
に維持し、正帰還率(β)を所定値に設定する。そして
、差動増幅器6の出力電圧(EO)が、予め演算した、
サーミスタ9が前記所定の温度のときの差動増幅器6の
出力電圧に等しくなるように、増幅度(N)の値を調整
する。
との関係を線形にするには、サーミスタ9を所定の温度
に維持し、正帰還率(β)を所定値に設定する。そして
、差動増幅器6の出力電圧(EO)が、予め演算した、
サーミスタ9が前記所定の温度のときの差動増幅器6の
出力電圧に等しくなるように、増幅度(N)の値を調整
する。
以上説明したように、上述した先行技術によれば、以下
の効果がもたらされる。
の効果がもたらされる。
(1)従来のように、サーミスタの温度とサーミスタか
らの出力電圧との関係を線形に補正するためのりニアラ
イザを使用しないので、回路構成が簡素化される。
らの出力電圧との関係を線形に補正するためのりニアラ
イザを使用しないので、回路構成が簡素化される。
(2)温度の測定感度が非常に高いので、サーミスタに
流す電流を微小に設定することができる。
流す電流を微小に設定することができる。
このために、自己発熱によるサーミスタの温度上昇が無
視できるので、温度の測定精度が大幅に向上する。
視できるので、温度の測定精度が大幅に向上する。
(3) 差動増幅器の出力電圧を線形素子(抵抗)の
みで線形化しているので、従来の方法のようにトランジ
スタやダイオード等の非線形素子からなるIJ ニアラ
イザによって前記出力電圧を線形化する場合に比べて、
温度の測定精度が向上する。
みで線形化しているので、従来の方法のようにトランジ
スタやダイオード等の非線形素子からなるIJ ニアラ
イザによって前記出力電圧を線形化する場合に比べて、
温度の測定精度が向上する。
しかし、上述した先行技術には、次の問題がある。
(1)測定感度とバイアス電圧(Eわ とを独立して調
整することができないので、バイアス電圧0CO)を変
えると測定感度が変化し、測定感度を変えるとバイアス
電圧(E0)が変化する。従って、サーミスタ9が基準
温度のときの差動増幅器13からの出力電圧(E0)を
Ovに設定することができない。なお、前記測定感度と
は、゛サーミスタ9の温度変化に対する差動増幅器13
からの出力電圧(E0)の変化の割合であり、バイアス
電圧(g0′)とは、サーミスタ9が基準温度のときの
差動増幅器13からの出力電圧(第8図参照)である。
整することができないので、バイアス電圧0CO)を変
えると測定感度が変化し、測定感度を変えるとバイアス
電圧(E0)が変化する。従って、サーミスタ9が基準
温度のときの差動増幅器13からの出力電圧(E0)を
Ovに設定することができない。なお、前記測定感度と
は、゛サーミスタ9の温度変化に対する差動増幅器13
からの出力電圧(E0)の変化の割合であり、バイアス
電圧(g0′)とは、サーミスタ9が基準温度のときの
差動増幅器13からの出力電圧(第8図参照)である。
(2)測定感度とバイアス電圧(E0′) とを独立
して調整することができないので、増幅度(N)を大き
い値に設定すると、バイアス電圧(IC’O) が増
加してサーミスタ9の温度がわずかに上昇しただけで出
力電圧(go )が飽和する。従って、温度の測定範囲
が極めて狭くなる。
して調整することができないので、増幅度(N)を大き
い値に設定すると、バイアス電圧(IC’O) が増
加してサーミスタ9の温度がわずかに上昇しただけで出
力電圧(go )が飽和する。従って、温度の測定範囲
が極めて狭くなる。
従って、この発明の目的は、測定感度とバイアス電圧と
を独立して調整することができる温度測定法を提供する
ことにある。
を独立して調整することができる温度測定法を提供する
ことにある。
この発明は、負帰還回路および正帰還回路を有する差動
増幅器13の(−)側の入力端子に負帰還用抵抗15を
介して基準電圧(E1)を印加し、前記正帰還回路に接
続されたサーミスタ17の温度変化に対応して変化する
前記差動増幅器13からの出力電圧(E1)によって、
被測定物の温度を測定する方法において、 前記出力電圧(E0)を倍率器16によって(K)倍に
変換して前記サーミスタ17に印加し、そして、前記差
動増幅器13の(1)側の入力端子に正帰還用抵抗18
を介して感度調整用電圧(E1)を印加し。
増幅器13の(−)側の入力端子に負帰還用抵抗15を
介して基準電圧(E1)を印加し、前記正帰還回路に接
続されたサーミスタ17の温度変化に対応して変化する
前記差動増幅器13からの出力電圧(E1)によって、
被測定物の温度を測定する方法において、 前記出力電圧(E0)を倍率器16によって(K)倍に
変換して前記サーミスタ17に印加し、そして、前記差
動増幅器13の(1)側の入力端子に正帰還用抵抗18
を介して感度調整用電圧(E1)を印加し。
かくして、前記基準電圧(E1)によって前記出力電圧
(E0)のバイアス電圧(弓)を、そして、前記感度調
整用電圧(E1)によって測定感度を調整可能としたこ
とに特徴を有する。
(E0)のバイアス電圧(弓)を、そして、前記感度調
整用電圧(E1)によって測定感度を調整可能としたこ
とに特徴を有する。
この発明の一実施態様を図面を参照しながら説明する。
第1図は、この発明の一実施態様のブロック図である。
第1図に示されるように、第1直流電源12は、後述す
る差動増幅器に基準電圧(E1)を印加する。なお、第
1直流電源12は、交流電源であっても良い。差動増幅
器13は、負帰還回路および正帰還回路を有する。前記
負帰還回路は、差動増幅器13の(−)側の入力端子と
差動増幅器13の出力端子との間に接続された負帰還用
抵抗14と、差動増幅器13の(−)側の入力端子と第
1直流電源12との間に接続された負帰還用抵抗15と
からなる。前記正帰還回路は、差動増幅器13の出力端
子と差動増幅器13の(+)側の入力端子との間に設け
られた倍率器16およびサーミスタ17と、差動増幅器
13の(+)側の入力端子と後述する第2直流電源との
間に接続された正帰還用抵抗18とからなる。倍率器1
6は、差動増幅器13からの出力電圧(E0)を所定電
圧に降下させてサーミスタ17に印加し、サーミスタ1
7が自己発熱することを防止する。そして、第2直流電
源19は、正帰還回路に所定の直流電圧を印加して、測
定感度を調整する。なお、第2直流電源19は、交流電
源であっても良い。
る差動増幅器に基準電圧(E1)を印加する。なお、第
1直流電源12は、交流電源であっても良い。差動増幅
器13は、負帰還回路および正帰還回路を有する。前記
負帰還回路は、差動増幅器13の(−)側の入力端子と
差動増幅器13の出力端子との間に接続された負帰還用
抵抗14と、差動増幅器13の(−)側の入力端子と第
1直流電源12との間に接続された負帰還用抵抗15と
からなる。前記正帰還回路は、差動増幅器13の出力端
子と差動増幅器13の(+)側の入力端子との間に設け
られた倍率器16およびサーミスタ17と、差動増幅器
13の(+)側の入力端子と後述する第2直流電源との
間に接続された正帰還用抵抗18とからなる。倍率器1
6は、差動増幅器13からの出力電圧(E0)を所定電
圧に降下させてサーミスタ17に印加し、サーミスタ1
7が自己発熱することを防止する。そして、第2直流電
源19は、正帰還回路に所定の直流電圧を印加して、測
定感度を調整する。なお、第2直流電源19は、交流電
源であっても良い。
このように構成されている、この発明の一実施態様にお
いては、第1直流電源12から基準電圧(E1)を差動
増幅器13に印加すると、差動増幅器13の出力電圧(
g0)は、下記(5) 、 (6)および(7)式から
、下記(8)式のように表示される。
いては、第1直流電源12から基準電圧(E1)を差動
増幅器13に印加すると、差動増幅器13の出力電圧(
g0)は、下記(5) 、 (6)および(7)式から
、下記(8)式のように表示される。
Rs(El−Et、 )キRe (Wt、 −Eo )
−(5)Rs (Ez −”tt ) =”?
(Ert −K”o ) ・・・(6)Rf、
中 Efl
・・・(マ)= R
5El+(R5+R6) (RfE2/ (R7+Rs
) )但し、上記(5) 、 (6) 、 (7)およ
び(8)式において。
−(5)Rs (Ez −”tt ) =”?
(Ert −K”o ) ・・・(6)Rf、
中 Efl
・・・(マ)= R
5El+(R5+R6) (RfE2/ (R7+Rs
) )但し、上記(5) 、 (6) 、 (7)およ
び(8)式において。
El:第1直流電源12からの基準電圧。
E、:第2直流電源19からの感度調整用電圧、
Eo: ゛”、”
&差動増幅器13の出力電圧、
mfl:差動増幅器13の(−)側の入力端子の電圧、
Ef2:差動増幅器13の(+)側の入力端子の電圧、
R6:負帰還用抵抗14の抵抗値、
B6=負帰還用抵抗15の抵抗値、
R7:正帰還用抵抗18の抵抗値、
Rs:サーミスタ17の抵抗値、
N :正帰還がない場合の差動増幅器13の増幅度(R
5/Re)、 β :差動増幅器13の正帰還率 (R?/(Rs+R?) >、 K :倍率器16の定数。
5/Re)、 β :差動増幅器13の正帰還率 (R?/(Rs+R?) >、 K :倍率器16の定数。
上記(8)式から明らかなように、サーミスタ17を基
準温度に維持し、増幅度(N)、正帰還用抵抗1日の抵
抗値(R7)および第2直流電源19からの感度調整用
電圧(R2)をそれぞれ所定値に設定すると、第1直流
電源12からの基準電圧(E1)の値を調整することに
よって、差動増幅器13からの出力電圧(E0)をOv
に設定することができる。即ち・、サーミスタ17が基
準温度のときの差動増幅器13からの出力電圧(E0)
をOvに設定することができる。
準温度に維持し、増幅度(N)、正帰還用抵抗1日の抵
抗値(R7)および第2直流電源19からの感度調整用
電圧(R2)をそれぞれ所定値に設定すると、第1直流
電源12からの基準電圧(E1)の値を調整することに
よって、差動増幅器13からの出力電圧(E0)をOv
に設定することができる。即ち・、サーミスタ17が基
準温度のときの差動増幅器13からの出力電圧(E0)
をOvに設定することができる。
このようにして、出力電圧(g0)のバイアス電圧をO
vに設定したら、差動増幅器13からの出力電圧(g0
)が;サーミスタエフが所定温度のときの差動増幅器1
7からの、予め演算した出力電圧に等しくなるように、
倍率器16の定数(K)の値を設定する。これによって
、サーミスタ17の温度と差動増幅器13からの出力電
圧(g0)との関係を線形にすることができる。
vに設定したら、差動増幅器13からの出力電圧(g0
)が;サーミスタエフが所定温度のときの差動増幅器1
7からの、予め演算した出力電圧に等しくなるように、
倍率器16の定数(K)の値を設定する。これによって
、サーミスタ17の温度と差動増幅器13からの出力電
圧(g0)との関係を線形にすることができる。
第2図に、倍率器16の定数(K)をo、15、第1直
流電源12からの基準電圧(E1)を−0,218V、
および、第2直流電源19からの感度調整用電圧(Eり
を−0,363V に設定したときのサーミスタ1)の
温度と差動増幅器13からの出力電圧(EO)との関係
を示す。
流電源12からの基準電圧(E1)を−0,218V、
および、第2直流電源19からの感度調整用電圧(Eり
を−0,363V に設定したときのサーミスタ1)の
温度と差動増幅器13からの出力電圧(EO)との関係
を示す。
第2図から明らかなように、サーミスタエマが基準温度
(25℃)のときの差動増幅器13からの出力電圧(K
O)は、Ovであシ、サーミスタ1フの温度と差動増幅
器13からの出力電圧(E0)との関係は、線形である
。
(25℃)のときの差動増幅器13からの出力電圧(K
O)は、Ovであシ、サーミスタ1フの温度と差動増幅
器13からの出力電圧(E0)との関係は、線形である
。
第2図に示した例においては、25℃から80℃の温度
がOvから5vの電圧で表示されているが、測定感度を
2倍にするには、即ち、前記温度をOVからIOVの電
圧で表示するには、第2直流電源19からの感度調整用
電圧(R2)の値を2倍、即ち、−0,726Vに設定
し、そして、この状態でバイアス電圧をOVに設定する
ために、第1直流′電源12からの基準電圧(E1)の
値を2倍、即ち、−0,436Vに設定する。このよう
にして、測定感度を2倍にしたときのサーミスタ17の
温度と差動増幅器13からの出力電圧(g0)との関係
を第2図中点線で示す。
がOvから5vの電圧で表示されているが、測定感度を
2倍にするには、即ち、前記温度をOVからIOVの電
圧で表示するには、第2直流電源19からの感度調整用
電圧(R2)の値を2倍、即ち、−0,726Vに設定
し、そして、この状態でバイアス電圧をOVに設定する
ために、第1直流′電源12からの基準電圧(E1)の
値を2倍、即ち、−0,436Vに設定する。このよう
にして、測定感度を2倍にしたときのサーミスタ17の
温度と差動増幅器13からの出力電圧(g0)との関係
を第2図中点線で示す。
第3図に、測定感度およびバイアス電圧(E0′)を同
時に調整することができる、この発明の他の実施態様の
ブロック図を示す。
時に調整することができる、この発明の他の実施態様の
ブロック図を示す。
第3図に示された、この発明の他の実施態様は、第1図
に示した発明の一実施態様において、第1直流電源12
を省略し、第2直流電源19と負帰還用抵抗15との間
に倍率器20を接続した点が第1図に示した発明と異な
る。
に示した発明の一実施態様において、第1直流電源12
を省略し、第2直流電源19と負帰還用抵抗15との間
に倍率器20を接続した点が第1図に示した発明と異な
る。
前記(8)式において、サーミスター7を基準温度に維
持し、増幅度(N)、第2直流電源19からの感度調整
用電圧(R2)および差動増幅器13の正帰還率(β)
を所定の値に設定すると、差動増幅器13からの出力電
圧(E0)をOvにするための基準電圧(E1)は、自
ずから決まる。
持し、増幅度(N)、第2直流電源19からの感度調整
用電圧(R2)および差動増幅器13の正帰還率(β)
を所定の値に設定すると、差動増幅器13からの出力電
圧(E0)をOvにするための基準電圧(E1)は、自
ずから決まる。
そこで、第2直流電源19からの感度調整用電圧(R2
)を倍率器20によって(→倍し、このようにして得ら
れた電圧(MB2)を差動増幅器13の(−)側の入力
端子に負帰還用抵抗15を介して印加する。
)を倍率器20によって(→倍し、このようにして得ら
れた電圧(MB2)を差動増幅器13の(−)側の入力
端子に負帰還用抵抗15を介して印加する。
倍率器20の定数(M)は、サーミスター7が基準温度
のときに、前記(8)式の分子がOになる値、即ち、 に設定する。
のときに、前記(8)式の分子がOになる値、即ち、 に設定する。
これによって、サーミスタ17の温度と差動増幅器13
からの出力電圧(EO)との関係を線形にすることがで
きると共に、バイアス電圧(E0)および測定感度を同
時に調整することができる。
からの出力電圧(EO)との関係を線形にすることがで
きると共に、バイアス電圧(E0)および測定感度を同
時に調整することができる。
以上説明したように、この発明によれば、測定感度とバ
イアス電圧とを独立して調整することができるので、測
定感度を変えてもサーミスタが基準温度のとき゛の差動
増幅器からの出力電圧(E0)をOVに設定することが
でき、かつ、増幅度(N)を大きい値に設定しても温度
の測定範囲が狭まることがないといった有用な効果がも
たらされる。
イアス電圧とを独立して調整することができるので、測
定感度を変えてもサーミスタが基準温度のとき゛の差動
増幅器からの出力電圧(E0)をOVに設定することが
でき、かつ、増幅度(N)を大きい値に設定しても温度
の測定範囲が狭まることがないといった有用な効果がも
たらされる。
第1図は、この発明の一実施態様のブロック図、第2図
は、この発明の一実施態様によるサーミスタの温度と差
動増幅器からの出力電圧との関係を示すグラフ、第3図
は、この発明の他の実施態様を示すブロック図、第4図
は、従来の温度測定方法のブロック図、第5図は、先行
技術の温度測定方法のブロック図、第6図は、先行技術
における差動増幅器の出力電圧(E0)と正帰還率(β
)との関係を示すグラフ、第7図は、先行技術における
サーミスタの抵抗値(Rs)とサーミスタの温度との関
係を示すグラフ、および、第8図は、先行技術における
差動増幅器の出力電圧(E0)とサーミスタの温度との
関係を示すグラスである。 1・・・直流電源 2・・・ダミー抵抗3・・
・サーミスタ 4・・・リニアライザ5・・・直
流電源 6・・・差動増幅器マ、8・・・負帰
還用抵抗 9・・・サーミスタ10、ml・・・正
帰還用抵抗 12・・・第1直流電源13・・・差動
増幅器 14.15・・・負帰還用抵抗16・・
・倍率器 1フ・・・サーミスタ18・・・
正帰還用抵抗 19・・・第2直流電源20・・・
倍率器
は、この発明の一実施態様によるサーミスタの温度と差
動増幅器からの出力電圧との関係を示すグラフ、第3図
は、この発明の他の実施態様を示すブロック図、第4図
は、従来の温度測定方法のブロック図、第5図は、先行
技術の温度測定方法のブロック図、第6図は、先行技術
における差動増幅器の出力電圧(E0)と正帰還率(β
)との関係を示すグラフ、第7図は、先行技術における
サーミスタの抵抗値(Rs)とサーミスタの温度との関
係を示すグラフ、および、第8図は、先行技術における
差動増幅器の出力電圧(E0)とサーミスタの温度との
関係を示すグラスである。 1・・・直流電源 2・・・ダミー抵抗3・・
・サーミスタ 4・・・リニアライザ5・・・直
流電源 6・・・差動増幅器マ、8・・・負帰
還用抵抗 9・・・サーミスタ10、ml・・・正
帰還用抵抗 12・・・第1直流電源13・・・差動
増幅器 14.15・・・負帰還用抵抗16・・
・倍率器 1フ・・・サーミスタ18・・・
正帰還用抵抗 19・・・第2直流電源20・・・
倍率器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)負帰還回路および正帰還回路を有する差動増幅器
(13)の(−)側の入力端子に負帰還用抵抗(15)
を介して基準電圧(E_1)を印加し、前記正帰還回路
に接続されたサーミスタ(17)の温度変化に対応して
変化する前記差動増幅器(13)からの出力電圧(E_
0)によつて、被測定物の温度を測定する方法において
、 前記出力電圧(E_0)を倍率器(16)によつて(K
)倍に変換して前記サーミスタ(17)に印加し、そし
て、前記差動増幅器(13)の(+)側の入力端子に正
帰還用抵抗(18)を介して感度調整用電圧(E_2)
を印加し、かくして、前記基準電圧(E_1)によつて
前記出力電圧(E_0)のバイアス電圧(E_0′)を
、そして、前記感度調整用電圧(E_2)によつて測定
感度を調整可能としたことを特徴とする温度測定方法。 (2)前記感度調整用電圧(E_2)を倍率器(20)
を介して(M)倍に変換し、前記(M)は、 M=1/[(1+1/N)β] 但し、N:差動増幅器(13)の増幅度(R_5/R_
6)(R_5:前記差動増幅器 (13)の(−)側の入力端子と前記 差動増幅器(13)の出力端子と の間に接続された負帰還用抵 抗(14)の抵抗値、R_6:前記負 帰還用抵抗(15)の抵抗値)、 β:差動増幅器(13)の正帰還率 (R_7/(R_s+R_7)(R_7:前記正帰還用
抵抗(18)の抵抗値、 R_s:前記サーミスタ(17)の 抵抗値) で表わされ、このようにして得られた電圧(ME_2)
を前記基準電圧(E_1)とすることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26644284A JPS61145424A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 温度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26644284A JPS61145424A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 温度測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61145424A true JPS61145424A (ja) | 1986-07-03 |
JPH0312248B2 JPH0312248B2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=17430985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26644284A Granted JPS61145424A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 温度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61145424A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1016859B1 (de) * | 1998-12-21 | 2006-10-04 | Siebe Appliance Controls GmbH | Temperaturbestimmungsvorrichtung |
JP2011075189A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱調理器 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP26644284A patent/JPS61145424A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1016859B1 (de) * | 1998-12-21 | 2006-10-04 | Siebe Appliance Controls GmbH | Temperaturbestimmungsvorrichtung |
JP2011075189A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0312248B2 (ja) | 1991-02-19 |
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