JPS61145310A - 内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置

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JPS61145310A
JPS61145310A JP26942984A JP26942984A JPS61145310A JP S61145310 A JPS61145310 A JP S61145310A JP 26942984 A JP26942984 A JP 26942984A JP 26942984 A JP26942984 A JP 26942984A JP S61145310 A JPS61145310 A JP S61145310A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば車両用内燃機関に使用されて、吸・
排気弁のリフト特性を機関運転条件に応じて可変制御す
る内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置に関する。
(従来の技術) バルブオーバラップや新気充填効率等が常に最適に設定
されるように吸・排気弁のリフト特性(開閉時期及びリ
フト量)を可変制御する装置として、例えば第10図お
よび第11図に示すものがある(参考文献;米国特許第
3413965号)。
このものの概要を図に基づいて説明すると、吸・排気弁
駆動カム1に一端が当接し、他端が吸・排気弁2のステ
ムエンドに嵌合して揺動自由に支持されたロッカアーム
3の背面3Aを湾曲形成し、この背面3Aがレバー4に
支点接触しながらロッカアーム3の両端が揺動すること
によって吸・排気弁駆動カム1のリフトを吸・排気弁2
に伝達するようになっている。特に前記レバー4は一端
が機関本体に揺動自由に軸支されており、該しバー4の
揺動位置(傾斜)を、他端部に当接するリフト制御カム
5を油圧アクチュエータ等により機関運転条件に応じて
適切な位相に回転駆動することによって制御し、もって
ロッカアーム3の背面3Aとレバー4との接触する支点
位置を変化させて吸・排気弁2のリフト特性を可変制御
するようにしている。
例えば、リフト制御カム5によるレバー4の押し下げ量
が大であれば、吸・排気弁駆動カム1のベースサークル
状態においてレバー4の自由端部とロッカアーム3とが
近接しており、従って、第11図の曲線Mで示すように
吸・排気弁2の開弁時期が早まると共にリフト量が大と
なる。逆に、リフト制御カム5による押し下げ量が小で
あれば、吸・排気弁駆動カム1のベースサークル状態で
あってもレバー4の自由端部とロッカアーム3とが離間
しており、従って、第11図の曲線Nで示すように吸・
排気弁2の開弁時期が遅れると共にリフト量が小となる
のである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の吸・排気弁リフト制御
装置にあっては、吸・排気弁のリフト量および開閉弁時
期がレバーの揺動によって制御されるようになっていた
ため、機関の低速低負荷時にその開弁時期を、高速高負
荷時に比べて、遅らせると、同時にその閉弁時期が早ま
る(第11図参照)特性となっていた。したがって、機
関の低速低負荷時に吸気弁の開弁時期を遅らせて吸・排
気弁のオーバーラツプ量を小さくし、燃焼室内の残留ガ
スを減少して燃焼状態を改善しようとしても、吸気弁の
閉弁時期が吸気行程の下死点に近づくため(早まるため
)、ポンプ損失は減少せず、熱効率を向上させることが
できないという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たものであって、カム軸に固着された吸・排気弁駆動カ
ムと吸・排気弁のステムエンドとに両端が係合するロッ
カアームの湾曲形成された背面を、該背面に沿って機関
本体に揺動自由に取り付けられたレバーに支点接触させ
、該レバーの一端部に係合させた′リフト制御カムの回
動量を制御してレバーの揺動位置を変化させることによ
り、レバーとロッカアームとの接触する支点位置を変化
させて吸・排気弁のリフト特性を可変制御するようにし
た内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置において、前記
吸・排気弁駆動カムの回転位相を機関運転条件に応じて
制御する位相制御手段を前記カム軸に設けたものである
(作用) このような構成を有するこの発明にあっては、機関の運
転条件に応じてリフト制御カムの回動量を変化させるこ
とにより、レバーとロッカアームとの接触する支点位置
を変化させて吸・排気弁のリフト量および開閉弁時期を
制御でき、さらにカム軸に設けた位相制御手段により、
吸・排気弁駆動カムの回転位相を進み側あるいは遅れ側
に制御できるので、開弁時期及び閉弁時期の双方を共に
早めたり、遅らせたりすることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図(A)、(B)〜第6図はこの発明の一実施例を示
す図である。まず、構成を説明すると、第1図(A)に
おいて、11は吸気弁(または、排気弁)を示し、12
はカム軸13に固着されて所定のカム面12Aを有する
吸気弁駆動カムである。14はロッカアームであり、こ
のロッカアーム14はその下面14Aの一端が駆動カム
12に当接し、他端が吸気弁11のステムエンドに嵌合
し、その背面14Bは第1図(A)中上力に凸に所定曲
率で湾曲している。15はロッカアーム14の背面14
Bにその平坦な下面15Aが支点接触するレバーであり
、このレバーI5の平坦な上面15Bはリフト制御カム
16に係合している。リフト制御カム16は所定のカム
面16Aを有し、後述するアクチュエータによってカム
制御軸17を介して機関の運転条件に応じて回動制御さ
れる。なお、18はバルブスプリングを、19ばシリン
ダヘッドを、それぞれ示す。また、第1図(B)に示す
ように、カム軸13の一端にはタイミングプーリ20が
連結されており、このタイミングプーリ20は歯付きの
タイミングベルト21を介して図外の機関クランク軸に
連動する。また、タイミングプーリ20とカム軸13と
の連結部(固着部)には前記駆動カム12の回転位相を
制御する位相制御装置(位相制御手段)22が組込まれ
ている。
次に、第2図に基づいてこの位相制御装置22を説明す
る。
位相制御装置22は、タイミングプーリ20内に形成さ
れた環状のシリンダ20A内を摺動自由に往復動してこ
のシリンダ20A内に油圧室23を画成する円環状のピ
ストン24と、このピストンUに当接しピストン24の
往復動によりコイルスプリング四の付勢力に抗してカム
軸13に沿ってスライドするスライダ26と、このスラ
イダ26の移動をコイルスプリング25を介して規制す
るストッパ部材27と、を有している。スライダ26に
は、第3図に示すように、その中空部内面に螺旋状のメ
ススプライン26Aが形成され、またその一端部には前
記ピストン24が当接するフランジ部26Bが、その他
端部にはシリンダ20Aの内壁に形成された一条の溝2
0Bに摺動自在に支持される突条部26Cが、それぞれ
形成されている。また、前記カム軸13の一端部には、
第3図に示すように、螺旋状のオススプライン13Aが
形成されており、このオススプライン13Aは前記スラ
イダ26のスプライン26Aと噛合するようになってい
る。
第2図中28はカム軸13内およびタイミングプーリ2
0内に形成された油圧通路であり、この油圧通路28の
一端は前記油圧室詔に、その他端は外部の油圧供給通路
29に、それぞれ連通している。この油圧供給通路29
の他端は途中で2つに分岐し、一方の通路29Aはオイ
ルポンプ30に、他方の通路29Bは、油圧制御弁31
に、それぞれ連通している。
油圧制御弁31はエンジン回転数、絞り弁開度、吸入負
圧、吸入空気量等の機関運転条件に応じて制御回路32
によりオイルポンプ30から油圧室詔へ供給する油圧を
制御する。なお、33は前記ストッパ部材質をカム軸1
3の端面に固定する押えボルトである。
次に、第4図に基づいて前記カム制御軸17の回動を制
御するアクチュエータを説明する。同図において、13
は上述のようにクランク軸に同期して駆動回転されるカ
ム軸であり、17はこのカム軸13の上方に平行に設け
られた上記リフト制御カム16のカム制御軸である。こ
のカム制御軸17は以下の歯車機構及び一対のステッピ
ングクラッチ45A145Bを介してカム軸13に対し
て正逆転自在に連結されている。
すなわち、前端に上述のようにタイミングプーリ20を
固着したカム軸13の後端に第1歯車41を固着し、こ
の第1歯車41に噛合する一対の第2歯車43A、43
Bをその側方に軸支している。第2歯車43A、43B
の各回転軸42A、42Bには第3歯車44A、44B
をそれぞれ固着している。第3歯車44A、44Bにそ
れぞれ噛合する第4歯車46A、46Bは、それぞれこ
の第3歯車44A、44Bの下方に設けられ、その回転
力はステッピングクラッチ45A145Bによって回転
軸49A、49Bに伝達可能とされている。回転軸49
Aには第5歯車50が固設され、この第5歯車50には
延長軸17Aに固設した第6歯車52が噛合している。
なお、延長軸17Aは上記カム制御軸17と同軸に設け
られてカップリング55により一体回転するよう連結さ
れている。また、回転軸49Bにはプーリ51が固設さ
れ、このプーリ51と上記延長軸17Aに固設したプー
リ53との間にはベルトシが掛は渡されている。
従って、カム軸13の回転は第1、第2歯車41.43
AS43B、及び第3、第4歯車44A、 44B、 
46A、46Bにより減速された後、ステッピングクラ
ッチ45A、45Bを介して断続的に回転軸49A、4
9Bに伝達され、さらに、第5、第6歯車50.52及
びプーリ51.53を介して延長軸17Aからカム制御
軸17に伝達される。このとき、各ステッピングクラッ
チ45A、45Bは互いに独立して上記制御回路32か
らの制御信号S 1% S 2により駆動される。
すなわち、両回転軸42A、42Bが共に第4図中矢印
A方向に回転している場合、ステッピングクラッチ45
Aが接続(駆動)されると(ステッピングクラッチ45
Bは切離)、回転軸49Aが図中矢印B方向に回転し、
カム制御軸17を矢印C方向に回転させる一方、ステッ
ピングクラッチ45Bが接続されると(ステッピングク
ラッチ45Aは切離)、回転軸49Bは矢印B方向に回
転し、カム制御軸17を逆方向(D方向)に回転させる
のである。ここに、各ステ7ピングクラツチ45A、4
5Bはパルス状の入力を与えることにより所定の回転角
度だけクラッチの接続を行うものである。なお、制御回
路32には、エンジン回転数、スロットル開度、クラッ
チ、ギヤ等の信号が入力され、各信号より判別した機関
の運転条件に応じてパルス状の制御信号S4、S2を択
一的に各ステッピングクラッチ45A、45Bに出力す
るものである。
次に作用を説明する。
機関の低速低負荷時において、リフト制御カム16が回
動し、リフト量が小さいカム面16Aでレバー15に当
接するようにすると、レバー15の自由端部の下面15
Aがロッカアーム14の背面14Bから離間するため、
吸気弁11のリフト量は、第5図の曲線Xで示すように
、小さくなる。なお、ここでリフト制御カム16はカム
制御軸17を介して後述するアクチュエータ機構により
回動駆動される。
このとき、レバー15の上下動(リフト制御カム16の
回動)と同時に位相制御装置22が作動する。
すなわち、油圧室詔にオイルポンプ30を介して導入さ
れる油圧は機関の運転条件(例えば負荷)に応じて油圧
制御弁31により制御され、この油圧によりピストン2
4を介してスライダ26がコイルスプリング5の付勢力
に抗して第2図中右方向または左方向に移動する。この
ため、スライダ26のメススプライン26Aに嵌合して
いるカム軸13のオススプライン13Aを介してカム軸
13が回動するので、カム軸13の駆動カム12の回転
位相が進み側または遅れ側に制御される。
低速低負荷時は、スライダ26は第2図中右側へ移動す
るので(第2図中上半分に図示)、カム軸13はメスオ
ススプライン13A、26Aを介して一方向に回転し、
駆動カム12はその位相が進み側へ制御される。したが
って、吸気弁11の開弁、閉弁時期が、第5図中曲線Y
で示す従来例のそれに比較して進み側へずれる。ここで
、駆動カム12が同一カム軸13上に設けられている通
常の5OHC機関では、同図中曲線Eで示すように、排
気弁11の開弁、閉弁時期も進み側にずれるので、吸・
排気弁のオーバーラツプ量が小さくなり、かつ、吸気弁
11の閉弁時期は吸気行程の下死点前となる。その結果
、燃焼室内の残留ガスが減少し、燃焼状態の改善を図る
ことができるとともに、吸気弁11の閉弁時期を早める
ことにより有効な吸入行程を短縮できるので、ポンプ損
失を低減し、機関の熱効率を向上させることができる。
なお、ここで機関の有効な吸入行程とは吸気弁11が開
弁している吸入行程であり、この行程を短縮すると、機
関気筒内に充填されている混合気量が制限されるため、
絞り弁がその分だけ開状態となり、吸入負圧を減少でき
るので、気筒内で発生するポンプ損失を低減できるので
ある。
ところで、実用上量も多用される機関の中負荷運転域に
おいては、有害成分である窒素酸化物(NOx)の排出
が問題となり、通常この運転域においては吸気中への排
気ガス還流(EGR)を行うので、そのためにEGR量
を制御する還流手段(例えばEGRコントロールバルブ
等)が必要となっていた。
しかしながら、この発明では、機関の中負荷運転時には
駆動カム12の位相をさらに進み側に制御することによ
り、第6図中曲線Fで示すように、排気弁の閉弁時期が
上死点前になるので、排気行程の終期に排気ガスの一部
を燃焼室内に封じ込めることができる(矢印に参照)。
このように封じ込まれた排気ガスは高温であるため(外
部通路に導入されるEGRガスはその通路により冷却さ
れる)、次のサイクルの燃焼を促進する効果と窒素酸化
物(NOx)の生成を抑制する効果を有する。
したがって、この発明は通常のEGR還流装置を除去で
きる利点を有する。
なお、機関の高負荷運転時においては、第5図および第
6図において排気弁については破線G、Hで示すように
リフト量が大きいリフト特性となり、吸気弁11につい
ても破線LJで示すように、リフト量が大きいリフト特
性となる。したがって、高負荷運転時においては、高充
填効率を得ることができ、機関出力を高めることができ
る。
ここで、前記リフト制御カム16の回動は、アクチュエ
ータの作動により、カム制御軸17を介して行われる。
以下、第4図のアクチェエータの作動を説明する。
エンジンのクランク軸と同期して回転するカム軸13は
、第4図中左側からみて時針回り方向に回転しており、
このとき各回転軸42A、42Bは第1歯車41および
第2歯車43A、43Bを介して反時計回り方向に回転
する(矢印A)。また、第4歯車46A、46Bはこれ
らの歯車列により所定の減速比で減速されて、各回転軸
42A、42Bに固設された第3歯車44A、44Bを
介して時計回り方向に回転することになる。
ここで、一方のステッピングクラッチ45Aに制御回路
32からパルス信号を入力すると、ステッピングクラッ
チ45Aはパルス信号に応じて所定励磁時間だけ励磁さ
れて一方の第4歯車46Aと一方のシャツ)49Aとを
連結しこれを矢印B方向に所定角度だけ回転させる。し
たがづて、カム制御軸17は第5歯車50、第6歯車5
2および延長軸17Aを介して所定角度だけ矢印C方向
に回転することになる。したがって、リフト制御カム1
6がカム制御軸17を介して回転し、例えばリフト量が
小さいカム面16Aでレバー15に当接する。
次に、他方のステッピングクラッチ45Bを励磁すると
、他方の回転軸49Bの時計回り方向の(矢印B方向)
回転はタイミングプーリ51.53を介して延長軸17
Aからカム制御軸17に伝達され、カム制御軸17は時
計回り(矢印D)方向に所定量回転する。したがって、
リフト制御カム16も同方向に回転し、例えばリフト量
が大きなカム面16Aでレバー15に当接するようにな
る。なお、各ステッピングクラッチ45A、45Bをと
もに非励磁としたときは、各回転軸42A、42Bはカ
ム軸13に同期して空転し、リフト制御軸17の回動は
行われない。
また、リフト制御カム16のカム面16Aを機関の運転
条件に応じて選択するためには、ステッピングクラッチ
45A、45Bのステップ数とステップ角をそれぞれ適
宜設定すれば良い。また、カム軸13の回転数が高い場
合には、ステッピングクラッチ45A、45Bの励磁時
間を短くすることにより、所定のステップ角でステッピ
ングクラッチ45A、45Bを作動させることができ、
また歯車列による減速比を大きくとることにより、リフ
ト制御カム16の回動誤差を小さくすることができる。
さらに、この実施例では、歯車として平歯車を用いたが
、ウオーム歯車、あるいは、はずみ歯車を用いても良い
ことは勿論である。
また、ステッピングクラッチはリフト制御カムとして多
面カムを用いた場合にはさらに有効となる。
次に、第7図〜第9図は多面カムを用いたこの発明の他
の実施例を示したものである。
第7図において、61はカム軸62に固着された駆動カ
ムを、63を吸気弁または排気弁を、それぞれ示す。6
4はロッカアームであり、このロッカアーム64の一端
は駆動カム61に、他端は吸気弁63のステムエンドに
、それぞれ当接している。ロッカアーム64の背面64
Aにはフォーク65Aを有するレバー65が支点接触し
、このレバー65の一端には複数個の略平らな面で形成
されたカム面66Aを有するリフト制御カム66が係合
し、他端の凹陥部65Bにはゼロラッシュアジャスタ6
7が嵌合している。
リフト制御カム間にはカム制御軸沼が挿通され、第8図
に示すように、リフト制御カム間とカム制御軸68とは
、コイルスプリング69により連結されている。また、
第9図に示すように、リフト制御カム間の両側から突出
する円筒部66Bは、ブラケット70と、ブラケット7
0にボルト71で締結されたキャップ72との間に回動
自由に保持されている。
また、第8図において、カム制御軸68の一端はアクチ
ェエータ72に連結され、アクチュエータ72は制御回
路73により機関運転条件に基づいて駆動される。
ここで、前記カム軸62の端部には図示しない前記実施
例と同様の位相制御装置が設けられており、駆動カム6
1はこの位相制御装置によりその位相が進み側または遅
れ側に制御される。
したがって、この実施例においては、バルブリフトの制
御トルクを大巾に低減できる等の効果を有するだけでな
く、バルブの開閉弁時期を機関の運転条件に応じて好適
に制御することができる。
その他の構成および効果は前記実施例と同様である。
(効果) 以上説明してきたように、この発明によれば、吸・排気
弁駆動カムの位相を制御するようにしたので、吸・排気
弁の開弁、閉弁時期を進み側または遅れ側に制御するこ
とができ、機関の低負荷時には吸入負圧を減少させポン
プ損失を低減でき、その熱効率を向上させることができ
る。また、機関の中負荷時においては、有害な窒素酸化
物の生成を抑制することができるので、従来の排気ガス
還流(EGR)装置を除去することが可能となる。
また、上記実施例では、エンジンの回転部を動力源とし
てステッピングクラッチ機構によりリフト制御カムを正
確に回動できるので、装置の応答性を大巾に向上させる
ことができ、また電気負荷やエンジンの負荷を大巾に低
減することができる。さらに、リフト制御カムの位相検
出装置等が必要とされないため、コストを大巾に低減す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)〜第6図はこの発明に係る内燃機
関の吸・排気弁リフト制御装置の一実施例を示した図で
あり、第1図(A)はその縦断面図、第1図(B)はそ
の要部平面図、第2図はその位相制御装置の断面図、第
3図は第2図のスライダ及びカム軸端部を示す分解斜視
図、第4図はリフト制御カムを駆動するアクチェエータ
機構の全体構成を示す平面図、第5図および第6図はバ
ルブリフト特性を示す各グラフ、第7図〜第9図はこの
発明の他の実施例を示す図であり、第7図はその縦断面
図、第8図はその要部平面図、第9図はリフト制御カム
の取付方法を示す分解斜視図、第10図および第11図
は従来の吸・排気弁リフト制御装置示す図であり、第1
0図はその縦断面図、第11図はそのバルブリフト特性
を示すグラフである。 11−−−−−一吸・排気弁、 12−−−−−一吸気弁駆動カム、 13−−−−−一カム軸、 14−−−−−一ロツカアーム、 14B・−・−・背面、 15−−−−−・レバー、 16−−−−−−リフト制御カム、 19−・−シリンダヘッド(機関本体)、22−−−−
−一位相制御装置(位相制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カム軸に固着された吸・排気弁駆動カムと吸・排気弁の
    ステムエンドとに両端が係合するロッカアームの湾曲形
    成された背面を、該背面に沿って機関本体に揺動自由に
    取り付けられたレバーに支点接触させ、該レバーの一端
    部に係合させたリフト制御カムの回動量を制御してレバ
    ーの揺動位置を変化させることにより、レバーとロッカ
    アームとの接触する支点位置を変化させて吸・排気弁の
    リフト特性を可変制御するようにした内燃機関の吸・排
    気弁リフト制御装置において、前記吸・排気弁駆動カム
    の回転位相を機関運転条件に応じて制御する位相制御手
    段を前記カム軸に設けたことを特徴とする内燃機関の吸
    ・排気弁リフト制御装置。
JP26942984A 1984-12-20 1984-12-20 内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置 Granted JPS61145310A (ja)

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US06/810,176 US4708101A (en) 1984-12-20 1985-12-18 Driving apparatus for intake and exhaust valves of internal combustion engine

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JPH0525003B2 JPH0525003B2 (ja) 1993-04-09

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