JPS61143592A - ゴ−ルド発色の硬質耐蝕性アルマイト合金の製造方法 - Google Patents
ゴ−ルド発色の硬質耐蝕性アルマイト合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS61143592A JPS61143592A JP26602584A JP26602584A JPS61143592A JP S61143592 A JPS61143592 A JP S61143592A JP 26602584 A JP26602584 A JP 26602584A JP 26602584 A JP26602584 A JP 26602584A JP S61143592 A JPS61143592 A JP S61143592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- base metal
- golden
- colored
- sulfuric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は各単一金属自体では軟質展延性のアルミニウム
主体に少量の亜鉛を融合したアルミニウム亜鉛合金の地
金を、稀硫酸溶液中において短時間低電圧の交流電源を
通じ陽極電解せしめて得る特殊アルマイト合金を得る方
法に関するものであって、外観高雅な艶消し状のコール
ドカラーを呈し且つ皮膜は地金組織中に深く浸透締結し
て垢も剥脱することがなく然も著しい硬度を具有するこ
れら物性を具備せしめたものである。
主体に少量の亜鉛を融合したアルミニウム亜鉛合金の地
金を、稀硫酸溶液中において短時間低電圧の交流電源を
通じ陽極電解せしめて得る特殊アルマイト合金を得る方
法に関するものであって、外観高雅な艶消し状のコール
ドカラーを呈し且つ皮膜は地金組織中に深く浸透締結し
て垢も剥脱することがなく然も著しい硬度を具有するこ
れら物性を具備せしめたものである。
アルミニウムを常法による蓚酸溶液中において電解酸化
せしめ人工的に131Mを形成することは所謂アルマイ
)?1?とじて知られている。
せしめ人工的に131Mを形成することは所謂アルマイ
)?1?とじて知られている。
然し乍ら該アルマイト伽喰は地金であるアルミニウム自
体の軟質展延性のため硬度に欠は然も皮膜が浅い被層を
なしているので摺動衝撃に対して剥離し易く従って機械
的耐用性にも欠は硬質用途に適さない不利を具有するも
のである。
体の軟質展延性のため硬度に欠は然も皮膜が浅い被層を
なしているので摺動衝撃に対して剥離し易く従って機械
的耐用性にも欠は硬質用途に適さない不利を具有するも
のである。
そこで該アルミニウムと例えばマンガン、マグネシウム
等との合金ジラルミンがあるが該合金は強度は向上する
が軽量にして硬度に欠は然してこれに公知の電解酸化を
行っても上記地金の組成と浸透性に乏しいので所期の硬
度化は勿論剥離性も解消し得ない不利を具有するもので
ある。
等との合金ジラルミンがあるが該合金は強度は向上する
が軽量にして硬度に欠は然してこれに公知の電解酸化を
行っても上記地金の組成と浸透性に乏しいので所期の硬
度化は勿論剥離性も解消し得ない不利を具有するもので
ある。
本発明は叙上の諸不利を解消したものであって今実験的
実施例を下記すると、 アルミニウム(AI)99%に対し亜鉛(Zn)5〜1
0%を融合したアルミニウム亜鉛合金地金を得次で該地
金を硫酸8〜10%の溶液中において10〜15ボルト
の交流電源を2〜3分通じて陽極電解せしめることによ
り本発明所期のアルマイト合金を得たものである。
実施例を下記すると、 アルミニウム(AI)99%に対し亜鉛(Zn)5〜1
0%を融合したアルミニウム亜鉛合金地金を得次で該地
金を硫酸8〜10%の溶液中において10〜15ボルト
の交流電源を2〜3分通じて陽極電解せしめることによ
り本発明所期のアルマイト合金を得たものである。
上記方法による処理中本合金地金は漸次コールド色に発
色し溶液中より引上げると艶消し状コールド色となって
安定したものであって又該合金を切断したとき同色の皮
膜は平均50ミクロンの深さに達し然も地金組織と締結
した状態を呈した。
色し溶液中より引上げると艶消し状コールド色となって
安定したものであって又該合金を切断したとき同色の皮
膜は平均50ミクロンの深さに達し然も地金組織と締結
した状態を呈した。
然して該合金をシリンダー等の機械的摺転部に長時間使
用したとき摩耗は殆んどなく且つ皮膜の剥脱も認められ
ない機械的強度を発揮し然も切断穿孔等の工作にも十分
に耐え耐蝕性と相俟って優れた物性を具備するに至った
ことを確認した。
用したとき摩耗は殆んどなく且つ皮膜の剥脱も認められ
ない機械的強度を発揮し然も切断穿孔等の工作にも十分
に耐え耐蝕性と相俟って優れた物性を具備するに至った
ことを確認した。
然して本発明の理論的作用効果は詳らかでないが合金地
金である主体アルミニウムに対する亜鉛との融合により
合金としての硬度化のほかに硫酸溶液中における交流電
源の短時間通電にょ深部に及ぶ酸化現象が促進せられ従
って酸化皮膜は厚く浸透締結されるに至ったものと推考
せられ又該酸化現象はアルミニウムとこれに配合した亜
鉛に対しR酸が作用して化学的に黄金色を発現するに至
ったものと推考せられる。
金である主体アルミニウムに対する亜鉛との融合により
合金としての硬度化のほかに硫酸溶液中における交流電
源の短時間通電にょ深部に及ぶ酸化現象が促進せられ従
って酸化皮膜は厚く浸透締結されるに至ったものと推考
せられ又該酸化現象はアルミニウムとこれに配合した亜
鉛に対しR酸が作用して化学的に黄金色を発現するに至
ったものと推考せられる。
本発明により得た上記合金は、叙上のような物性を具備
せられたものであるから回転、摺動。
せられたものであるから回転、摺動。
衝接等の機械的部品は勿論フェンス、門扉、玄関ドアー
等のエフステリヤ製品等にも応用実施して長久に耐蝕性
で摺耗、剥離することがなく然も艶消し状高雅なコール
ド色を保持するので叙上の製品に適切この上ない資材た
り得るものであって処理費の低摩と相俟って極めて有益
な発明である。
等のエフステリヤ製品等にも応用実施して長久に耐蝕性
で摺耗、剥離することがなく然も艶消し状高雅なコール
ド色を保持するので叙上の製品に適切この上ない資材た
り得るものであって処理費の低摩と相俟って極めて有益
な発明である。
Claims (1)
- アルミニウムを主体としこれに少量の亜鉛を融合して得
たアルミニウム亜鉛合金地金を、稀硫酸溶液中において
短時間低電圧の交流電源を通じて陽極電解せしめて得る
ことを特徴とするコールド発色の硬質耐蝕性アルマイト
合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26602584A JPS61143592A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | ゴ−ルド発色の硬質耐蝕性アルマイト合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26602584A JPS61143592A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | ゴ−ルド発色の硬質耐蝕性アルマイト合金の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143592A true JPS61143592A (ja) | 1986-07-01 |
Family
ID=17425336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26602584A Pending JPS61143592A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | ゴ−ルド発色の硬質耐蝕性アルマイト合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143592A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105350052A (zh) * | 2015-11-28 | 2016-02-24 | 贵州航天林泉电机有限公司 | 一种铝合金金黄色导电氧化膜的制备方法 |
WO2023190890A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP26602584A patent/JPS61143592A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105350052A (zh) * | 2015-11-28 | 2016-02-24 | 贵州航天林泉电机有限公司 | 一种铝合金金黄色导电氧化膜的制备方法 |
WO2023190890A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
JP2023151215A (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5792335A (en) | Anodization of magnesium and magnesium based alloys | |
US2084327A (en) | Composite reflector | |
HU205973B (en) | Process for electrolytic metal-colouring anodized aluminium surfaces | |
US4526671A (en) | Surface treatment of aluminum or aluminum alloys | |
JPS61143592A (ja) | ゴ−ルド発色の硬質耐蝕性アルマイト合金の製造方法 | |
JPH0754187A (ja) | なめらかないしは光沢のある、平坦化された銅・スズ合金皮膜を電着するためのアルカリ性シアン化物浴 | |
US3761362A (en) | Coloring an oxidized coating on aluminum and its alloys | |
DE2824320C2 (de) | Verfahren zur galvanischen Beschichtung mit Nickel und/oder Chrom unter Aufbringung einer Messingzwischenschicht | |
WO2002004717A3 (de) | Verfahren zur herstellung von goldfarbenen oberflächen von aluminium oder aluminium-legierungen mittels silbersalzhaltigen formulierungen | |
US3818566A (en) | Aluminum alloy products and surface treatment | |
JP2006213947A (ja) | アルミニウム合金の結晶粒模様表出方法 | |
US3265597A (en) | Anodizing process and electrolyte | |
JPH11217693A (ja) | グレー発色アルミニウム材とその着色体の製造方法 | |
US3107159A (en) | Colored anodized aluminum article and alloys therefor | |
US5421991A (en) | Platinum alloy electrodeposition bath and process for manufacturing platinum alloy electrodeposited product using the same | |
GB2146042A (en) | Treating anodized aluminium | |
JPS60253439A (ja) | チタン系義歯床用金属部材 | |
JPS61143593A (ja) | アルミニウム材の電解着色法 | |
US3405042A (en) | Aluminum anodizing process | |
JPH0273993A (ja) | 陽極酸化アルミニウム表面の電解着色浴 | |
JPS6232259B2 (ja) | ||
JP2011162840A (ja) | 耐食性及び光輝性に優れた押出し用アルミニウム合金 | |
US3843496A (en) | Method for forming a colored oxide coating on the surfaces of aluminum or aluminum alloy materials | |
JP3080396B2 (ja) | 自然発色用アルミニウム合金 | |
JPS61235596A (ja) | マグネシウム,アルミニウム及びそれらの合金の表面処理法 |