JPS61143501A - 多孔質吸音材の製造方法 - Google Patents
多孔質吸音材の製造方法Info
- Publication number
- JPS61143501A JPS61143501A JP59264421A JP26442184A JPS61143501A JP S61143501 A JPS61143501 A JP S61143501A JP 59264421 A JP59264421 A JP 59264421A JP 26442184 A JP26442184 A JP 26442184A JP S61143501 A JPS61143501 A JP S61143501A
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- JP
- Japan
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- fibers
- inorg
- metallic
- metal
- sintering
- Prior art date
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- Pending
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は機械的強朋が高く、吸音特性に優れた多孔質吸
音材の製造方法に関する。
音材の製造方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
例えばアルミニウム系金属粒子を焼結一体化した多孔質
吸音材は次の様な特徴を持ち、吸音特性に優れているた
め広く利用されている。すなわち(1)水σけが良く、
グラスクールのように含水による吸音特性の劣化がない
。
吸音材は次の様な特徴を持ち、吸音特性に優れているた
め広く利用されている。すなわち(1)水σけが良く、
グラスクールのように含水による吸音特性の劣化がない
。
(2)帯電しないので、グラスクールのよりに吸塵によ
る吸音率の低下がない。
る吸音率の低下がない。
(3)軽量で通気性が良好である。
(4) 金属固体板であるので、ボルト締め等各種の
取付加工が容易である。
取付加工が容易である。
等である。
しかしながら、この材料は吸音特性向上のため気孔率を
増加させているので、ヤング率や機械的強度においては
大巾な低下を余儀無くされていた。
増加させているので、ヤング率や機械的強度においては
大巾な低下を余儀無くされていた。
従って、特に風や飛石等の外力が直接作用する屋外での
使用においては設計強度を満足きせるため、厚板や波板
で使用し、たり裏板を使用し次りせねはならず、この材
料の特徴である軽量および通気性が十分に活用できない
等の問題点があった。またこれらの欠点を補うため例え
ば特開昭59−64730号に示される表面処理方法が
提案されているが、その処理条件の制御が困難で且つ強
度の改善率も不十分であるなどの問題点があった。
使用においては設計強度を満足きせるため、厚板や波板
で使用し、たり裏板を使用し次りせねはならず、この材
料の特徴である軽量および通気性が十分に活用できない
等の問題点があった。またこれらの欠点を補うため例え
ば特開昭59−64730号に示される表面処理方法が
提案されているが、その処理条件の制御が困難で且つ強
度の改善率も不十分であるなどの問題点があった。
また強化要素としてクイスカなどの無機繊維を金属粒子
と同時に焼結する製造方法が知られていが、特に多孔質
吸音材を成形するためには無数の連続気孔を残す必要上
十分な加圧ができず金属粒子同志が十分に焼結されない
。また金属の溶融点より高温で処理する液相焼結法もあ
るが、一般に無機繊維は金属と濡れにくく偏析するか、
相互に分離し成形できないなどの問題点もあり九〇[発
明の目的] 本発明は以上の点を考慮してなされたもので。
と同時に焼結する製造方法が知られていが、特に多孔質
吸音材を成形するためには無数の連続気孔を残す必要上
十分な加圧ができず金属粒子同志が十分に焼結されない
。また金属の溶融点より高温で処理する液相焼結法もあ
るが、一般に無機繊維は金属と濡れにくく偏析するか、
相互に分離し成形できないなどの問題点もあり九〇[発
明の目的] 本発明は以上の点を考慮してなされたもので。
高強度な多孔質吸音材の製造方法を提供することを目的
とする。
とする。
[発明の概要コ
本発明は、金属粒子と無機繊維とを焼結一体化し念多孔
質吸音材であるが、焼結一体化する際に無機繊維に金属
アルコキシドによる前処理を行なっておくことを特徴と
する。すなわち、金属アルコキシドを無機繊維表面で、
加熱分解、加水分解等により分解し、その金属アルコキ
シドを構成する金属の水和物、水酸化物、酸化物を無m
繊維表面に付着させるのである。
質吸音材であるが、焼結一体化する際に無機繊維に金属
アルコキシドによる前処理を行なっておくことを特徴と
する。すなわち、金属アルコキシドを無機繊維表面で、
加熱分解、加水分解等により分解し、その金属アルコキ
シドを構成する金属の水和物、水酸化物、酸化物を無m
繊維表面に付着させるのである。
このように金属アルコキシドは熱分解または加水分解に
よって、金r!4陽イオンがその水和物、水酸化物又は
駿化物となって繊維の表面に附着し、後処理での金属粒
子との焼結時にその焼結反応を促進する。
よって、金r!4陽イオンがその水和物、水酸化物又は
駿化物となって繊維の表面に附着し、後処理での金属粒
子との焼結時にその焼結反応を促進する。
ここで金属アルコキシドにおける陽イオンにはC,Li
、 Be、 B、 Aj、 S i、 Ti、 V、
Fe、 Zr、 Nb、 8n、 Taなどがあり、ア
ルコール基には、エチル、メチル、ブチル、プロピル等
がある。
、 Be、 B、 Aj、 S i、 Ti、 V、
Fe、 Zr、 Nb、 8n、 Taなどがあり、ア
ルコール基には、エチル、メチル、ブチル、プロピル等
がある。
ここで本発明に使用される無機繊維としては。
SiC,8i6N4. B4C,Bed、 B 、黒鉛
+ ”!108等のセラミック繊維やそのウィスカre
、 N1. Co、 Cn、 W、Cu等の金属繊維や
そのウィスカがあるが特に製造が比較的容易で、高強匿
を得るにはセラミックのウィスカが好適である。またこ
れら無機繊維と複合化される対象金属としてij 、
Be、 Mg、 Zn、 AJ、 TI、 Cu。
+ ”!108等のセラミック繊維やそのウィスカre
、 N1. Co、 Cn、 W、Cu等の金属繊維や
そのウィスカがあるが特に製造が比較的容易で、高強匿
を得るにはセラミックのウィスカが好適である。またこ
れら無機繊維と複合化される対象金属としてij 、
Be、 Mg、 Zn、 AJ、 TI、 Cu。
Ni、 re、 Co、 Cu、 Ag ’:4あるい
はこれらの合金粒子があるが、特に軽量に注目するとM
g、 A、t、 T iの金属およびその合金粒子が好
適である0さらに本発明の金属アルコキシドによる効果
は、 AJ−及びA1合金、すなわちアルミニウム系金
属粒子の場合に特に顕著である。ま次吸音特性を向上さ
せるためには、残存する無数の連続気孔の気孔率は20
〜50チが望ましい。
はこれらの合金粒子があるが、特に軽量に注目するとM
g、 A、t、 T iの金属およびその合金粒子が好
適である0さらに本発明の金属アルコキシドによる効果
は、 AJ−及びA1合金、すなわちアルミニウム系金
属粒子の場合に特に顕著である。ま次吸音特性を向上さ
せるためには、残存する無数の連続気孔の気孔率は20
〜50チが望ましい。
[発明の効果]
本発明の製造方法は上述したように金属アルコキシドの
分解物が無機繊維の表面に附着することにより、金属粒
子との焼結時に焼結反応が促進され、無数の連続気孔を
保持したまま無機繊維を含有して一体化できるので1機
械的強度が高く且つ吸音特性にも優れ友高強度吸音材料
を提供することができる。
分解物が無機繊維の表面に附着することにより、金属粒
子との焼結時に焼結反応が促進され、無数の連続気孔を
保持したまま無機繊維を含有して一体化できるので1機
械的強度が高く且つ吸音特性にも優れ友高強度吸音材料
を提供することができる。
[発明の実施例]
以下本発明の実施例について述べる。平均径0.5μm
、アスペクト比的50の8iCのウィスカを用意し、
Ti (OBu”)4 : Bu ijブfk基、の5
チ溶液中にて浸漬後250℃にて2時間の熱分解処理を
行なった。
、アスペクト比的50の8iCのウィスカを用意し、
Ti (OBu”)4 : Bu ijブfk基、の5
チ溶液中にて浸漬後250℃にて2時間の熱分解処理を
行なった。
さらに#325以下のアルミニウム粉末と混合後。
金型に入れ0.5 K4/−の加圧をしながら670℃
15分の焼結を行なって直径50請厚さ3關の試験片を
得た。これらの多孔質吸音材について、JIS−A−1
405r管内法による建築材料の垂直入射吸音率測定法
」に準拠して周波数100〜2000 Hzの吸音率を
測定しピーク値を求めた。さらに4点曲けによる曲は強
度を測定し念。これらの結果を第1表に示す。
15分の焼結を行なって直径50請厚さ3關の試験片を
得た。これらの多孔質吸音材について、JIS−A−1
405r管内法による建築材料の垂直入射吸音率測定法
」に準拠して周波数100〜2000 Hzの吸音率を
測定しピーク値を求めた。さらに4点曲けによる曲は強
度を測定し念。これらの結果を第1表に示す。
表から明らかなように本発明の実施例による吸音材は比
較例に比べて、同程度の気孔率にもかかわらず、金属ア
ルコキシド処理によって均−一体焼結されているため偏
析がなく無数の連続気孔が十分に保持されている。従っ
て吸音率に優れ、機械的強度も高い吸音材といえる。
較例に比べて、同程度の気孔率にもかかわらず、金属ア
ルコキシド処理によって均−一体焼結されているため偏
析がなく無数の連続気孔が十分に保持されている。従っ
て吸音率に優れ、機械的強度も高い吸音材といえる。
以下余白
第 1 表
(簀)Fi偏析あり
以上述べたように本発明の製造方法は優れた軽量高強度
吸音材を提供するものである。
吸音材を提供するものである。
Claims (2)
- (1)金属アルコキシドの分解により表面に前記金属の
水和物、水酸化物又は酸化物を付着させた無機繊維と金
属粒子とを混合し、焼結一体化することを特徴とする多
孔質吸音材の製造方法。 - (2)前記金属粒子はアルミニウム系金属粒子である特
許請求の範囲第1項記載の多孔質吸音材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59264421A JPS61143501A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 多孔質吸音材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59264421A JPS61143501A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 多孔質吸音材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143501A true JPS61143501A (ja) | 1986-07-01 |
Family
ID=17402939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59264421A Pending JPS61143501A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 多孔質吸音材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143501A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5895897A (en) * | 1996-12-26 | 1999-04-20 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Light-weight ceramic acoustic absorber and method of manufacturing the same |
CN112151000A (zh) * | 2020-10-16 | 2020-12-29 | 成都师范学院 | 一种玄武岩纤维优化的吸音孔洞结构材料及其制备方法 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP59264421A patent/JPS61143501A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5895897A (en) * | 1996-12-26 | 1999-04-20 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Light-weight ceramic acoustic absorber and method of manufacturing the same |
CN112151000A (zh) * | 2020-10-16 | 2020-12-29 | 成都师范学院 | 一种玄武岩纤维优化的吸音孔洞结构材料及其制备方法 |
CN112151000B (zh) * | 2020-10-16 | 2023-09-19 | 成都师范学院 | 一种玄武岩纤维优化的吸音孔洞结构材料及其制备方法 |
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