JPS61142464A - 紙の繊維の二次元的配向性測定方法 - Google Patents

紙の繊維の二次元的配向性測定方法

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JPS61142464A
JPS61142464A JP26495984A JP26495984A JPS61142464A JP S61142464 A JPS61142464 A JP S61142464A JP 26495984 A JP26495984 A JP 26495984A JP 26495984 A JP26495984 A JP 26495984A JP S61142464 A JPS61142464 A JP S61142464A
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stain
liquid
area
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JP26495984A
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Yasunori Kato
靖典 加藤
Tomio Kuriyama
栗山 富夫
Makoto Nagata
誠 永田
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は紙の繊維の二次元的配向性を測定する方法に関
する。
抄紙機により抄造された紙の繊維は、微視的にはランダ
ム配向であるが、巨視的には偏った配向性を有すること
が多い。配向性の偏りは、主として抄紙機における紙料
の流れ状態などに影響されて生ずる。
例えば樹脂を含浸させる積層基板用原紙などにおいて繊
維配向に偏りがあると、含浸成形後、積層板に反りや捩
れが発生する原因となる。そこでこれらの紙には巨視的
にも繊維配向に偏りがないことが要求される。そして、
繊維配向に偏りがない紙を得るためには、二次元的な配
向性を測定しながら抄紙条件を理想の状態に近づけてい
かなくてはならない。
(2)従来の技術 一次元的な繊維配向性の測定に関しては特公昭58−4
1991号に開示されている。これは、抄紙機のストッ
クインレットの吐出口に一端を取付け、抄紙方向になび
かせるようにした糸状物をインレット幅方向に沿って複
数本設け、それぞれの糸状物のなびく方向により抄紙機
幅方向に関する繊維配向のバラツキを知るものである。
、しかしながら、この方法は抄紙機幅方向に関する一次
元的な配向性を知ることができるだけ″であり、また、
製品となった状態での配向性についての確実な保証が得
られない。
ま、た、抄紙製品のサンプリングを行ない、繊維の力学
的縦横比を測定したり、繊維結晶のX線回析や粘弾性ス
イクトル解析等の手法を用いて繊維配向の異常の有無を
チェックする方法が知られており、さらに、繊維シート
面に対して垂直方向から直線偏向マイクロ波をあてなが
ら繊維シート面を平面内で回転させ、その回転角度に応
じて増減するマイクロ波の減衰量委測定することにより
繊維の配向性を知る方法も知られている(特開昭59−
188546号公報参照)。
しかしながら、これらの方法は、いづれも複雑で高価な
設備を必要とするものであった。
(3)発明が解決しようとする問題点 そこで本発明の目的は、紙の繊維の二次元的配向性を、
抄紙された製品に直接基づき、簡単な器具を用いて容易
に測定できる方法を提供することにある。
(4)問題点部解決するための手段 本発明によれば、被測定紙をその被測定領域が宙に浮い
た状態となるよ5に水平に保轡し、被測定紙の被測定領
域の一点に被測定紙の色と識別可能な色を有する液体を
滴下してほぼ円形に広がる染みをつくり、前記液体を滴
下した被測定領域の前記二点を通る前記染みの径の長さ
を複数の角度位置において測定し、得られた複数の測定
値を比較して前記染みの歪の方向および程度を求めるこ
とによって被測定紙の繊維の配向性を知ることを特徴と
する紙あ繊維の二次元的配向性測定方法が提供される。
(5)実施例 本発明による測定方法は、例えば第1図に示すような測
定装置を用いて実施することができる。この測定装置は
、基台1と、該基台1上に直立する4本の支柱2と、該
支柱2間に掛渡されたブリッジ3と、該ブリッジ3の中
央に取付けられたマイクロシリンジ4と、支柱2に取付
けた一対のブラケット5と、該ブラケット5間に保持さ
れたホルダ6とを備えてなる。ホルダ6は中央に開ロア
を有する2枚の板からなり、該板間に被測定紙8を挾持
することができる。被測定紙8が確実に水平状態となる
ことができるよう、測定装置には適当な水平度調節装置
(図示しない)が備えられていることが望ましい。被測
定紙8を挾持したホルダ6は、一対のブラケット50対
向面に形成した溝内に縁部を滑動係合させることにより
、ブラケット5に着脱自在に保持される。この状態で、
ホルダ6の開ロア内に上下面を露呈した被測定紙80部
分は宙に浮いた状態で水平に保持された被測定領域8a
となる。マイクロシリンジ4は、被測定領域8aに対し
垂直に設けられ、所望量の液体を滴下させることができ
る。また、被測定領域8aに対するマイクロシリンジ4
の下端の高さ位置は自由に調節できるようになされてい
ることが望ましい。
本発明による測定方法を実施するには、まず被測定紙8
をホルダ6に挾持させ、被測定領域8aが宙に浮いた水
平状態となるようにホルダ6をブラケット5に保持させ
る。このとき、抄紙機に関する基準と、なる方向、例え
ば抄紙機の流れ方向(長手中心軸方向)を被測定紙8上
にマークしておくと、後の繊維配向性の解析に便利であ
る。
次に被測定紙8の被測定領域8aの一点(望ましくは中
央とし、基準方向の印の近くを避ける)にマイクロシリ
ンジ4によって液体を滴下させる。
液体には、被測定紙8の色と識別可能な色を有するもの
(例えば着色した蒸留水)を使用し、被測定領域8aに
判別可能な染み9をつくる。液体滴下の際に注意するこ
とは、液体が被測定紙8の繊維間の空隙に徐々に浸透し
て染み9の大きさを広げてゆくよう−にすることであり
、一時に大量の液体を滴下することによって液体が被測
定紙8上を流れてしまうようになってはいけない。そこ
で、時間をあけて少量の液体の滴下を繰返すようにする
。全体の滴下量は、繊維の配向性による染み9の歪が明
瞭にあられれる程度にまで染み9が大ぎくなるぐらいで
よい。これは経験により適当な量を知ることができる。
−回の滴下量および時間間隔は被測定紙8および液体の
種類によって異なるが、これらも経験によって適当な値
を知ることができる。前回の滴下による液体の吸収が終
ったのちに次の滴下を行なうことが望ましい。また、マ
イクロシリンジ4の先端位置をあまり高くすると液体が
跳返るおそれがあるので、これも適当に調節すべきであ
る。
液体の滴下が完全に終了した段階で、染み9はほぼ円形
に広がっている(第2図を参照)。繊維配向が巨視的に
もランダムであれば、繊維間隙に浸透する液体がつくる
染みはほとんど真円状態に広がるはずである。例えば手
抄紙の場合がそうである。しかしながら抄紙機によって
抄造された紙では紙料の流れ状態などに影響されて繊維
配向に偏りが生じ、第2図に示すように染み9は歪んだ
円形すなわち楕円となる。
本発明による測定方法の次の段階は、液体を滴下した一
点10を通る染み9の径の長さを複数の角度位置で測定
することである。第2図の例では、先にマークしておい
た抄紙機の流れ方向の矢印11と平行な方向を00とし
、そこから時計方向に30 o。
60o、906.120°オヨヒ150°ノ角度位置ヲ
トリ、それぞれにおいて染み9の径の長さを測定した。
長さの測定には、定規を用いてもよいし、他の適当な測
定器機を利用してもよい。また、測定すべき角度位置を
必要に応じて増減してもよい。
各角度位置において測定した染み9の径の長さを比較し
て染み9の歪の方向および値を求めることにより、被測
定紙8の繊維配向を知るこへができる。すなわち、滴下
した液体は、繊維配向の方向に沿って比較的多量忙染み
わたるので、染み9の歪の方向、たとえば楕円形の長軸
方向と歪の値、たとえば 円形の長軸および短軸の長さ
比とを求めれば、被測定紙8の繊維配向の方向および程
度を知ることができる。
測定角度位置が十分に細かい刻みで多数設定されていれ
ば、染み9の径の長さが最大罠なる測定角度位置を繊維
配向の方向として直ちに特定できる二また、測定角度位
置の設定が粗いために、ある測定角度位置を繊維配向の
方向として特定できない場合には、例えば各測定値から
染み9の形状に近似対応する楕円形を求め、その楕円形
に基づぎ染み9の径の長さが最大となる角度位置、すな
わち繊維配向の方向と、その長さの値とを知ることがで
きる。
さらには、染み9の径の長さが最大となる角度位置およ
びその長さの値、すなわち楕円形の長袖の方向および長
さがわかれば、楕円形の短軸の方向および長さを知るこ
とは容易である。そして、長軸および短軸の長さ比を求
めれば、それを繊維配向の程度のひとつの目安とするこ
とができる。
なお、繊維配向の程度を示すものとして別の数値を利用
してもよく、演算処理にはマイクロコンピュータを利用
することができることは言うまでもない。
このようにして求められた繊維配向性(繊維配向の方向
および程度)に基づき、抄紙条件を調整変更して理想の
状態に近づけてゆくことができる。
その結果、所望の繊維配向性を有する抄紙製品を得るこ
とができるのである。
(6)発明の効果 本発明による紙の繊維の二次元的配向性測定方法によれ
ば、簡単な器具を用いて容易かつ直接的に繊維配向性を
知ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による測定方法に用いるための器具の一
例を示す斜示図。 第2図は本発明の測定方法により液体を滴下して染みを
つくった被測定紙の平面図である。 1・・・基台        2・・・支柱3・・・ブ
リッジ     4・・・マイクロシリンジ5・・・ブ
ラケット     6・・・ホルダ7・・・開口   
    8・・・被測定紙8a・・・被測定領域   
9・・・染み10・・・液体を滴下する一点11・・・
矢印(外5名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被測定紙をその被測定領域が宙に浮いた状態となるよう
    に水平に保持し、 被測定紙の被測定領域の一点に被測定紙の色と識別可能
    な色を有する液体を滴下してほぼ円形に広がる染みをつ
    くり、 前記液体を滴下した被測定領域の前記一点を通る前記染
    みの径の長さを複数の角度位置において測定し、 得られた複数の測定値を比較して前記染みの歪の方向お
    よび程度を求めることによつて被測定紙の繊維の配向性
    を知ることを特徴とする紙の繊維の二次元的配向性測定
    方法。
JP26495984A 1984-12-15 1984-12-15 紙の繊維の二次元的配向性測定方法 Granted JPS61142464A (ja)

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JP26495984A JPS61142464A (ja) 1984-12-15 1984-12-15 紙の繊維の二次元的配向性測定方法

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JPS61142464A true JPS61142464A (ja) 1986-06-30
JPH0125025B2 JPH0125025B2 (ja) 1989-05-16

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JP (1) JPS61142464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5042310A (en) * 1989-04-26 1991-08-27 Marinakis Michael Method for the determination of area of drawings and device for implementing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5042310A (en) * 1989-04-26 1991-08-27 Marinakis Michael Method for the determination of area of drawings and device for implementing the same

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