JPS61142266A - 構造ポ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の背景） （ａ）発明の分野 本発明は特に送電線用の改良された構造ポールの構造に
関するものである。しかし本発明のポール構造は送電線
用に限定されるものではない。特に本発明の構造ポール
はみぞ形部材を連続的に横断して延在する斜め構造棒に
より相互連結された２個の直立した金属のみぞ形部材か
らなり、かくして前記ポールは偏心荷重に耐えることが
できる。

（ｂ）先行技術の説明 種々の構造ポールが知られている。例えばトリースチー
ル・ファブリ力トールズ・リミテッドに交付された、１
９８０年３月１８日発行のカナダ国特許第１０７３６３
２号はみぞ形部材の対向した側に配列された複数のタロ
スアーム型ブレースによって相互連結された対向したみ
そ型部材からなる半格子型ポール構造に関するものであ
る。かかる構造ポールはその建造用に多（の部品、即ち
ブレースやボルトを必要とし、組立てに時間がかかるの
は明らかである。

従って、建造と組立てが経済的にでき、必要な部品数が
極めて少なく、しかも上記先行技術のかかる構造ポール
の構造的完全性を維持する如きポール構造を提供する必
要がある。また動カニ具を用いて組立てることのできる
ポール構造を提供する必要もある。更に、横断面が既知
の半格子型ポールより小さいが先行技術のポールと同じ
構造強度を保ちかくしてかかるポールを建設現場に運搬
するために平床トラックの如き運搬装置等により多くの
ポールが積めるようになす如きポールを提供する必要が
ある。また、良好な美的設計構造をもちかつ荷重を受け
たときに偏心を生じないような構造のポールを提供する
必要がある。

（発明の要約） 本発明の特徴は上記要求のすべてを満たす改良された構
造ポールを提供することにある。

上記特徴に従って、本発明は内部に延在する横切るフラ
ンジを有する細長い平らな外壁をもつ一対の直立した金
属のチャンネル部材からなる。前記チャンネル部材は実
質的に平行に一連の内部の斜めブレースによって内部に
延在するプランジで相互連結することができ、前記内部
ブレースはお互に連結されると共に前記外壁とも連結さ
れ、前記みぞ形部材を横断して斜めに渡り、みぞ型部材
の全長にわたって予定のパターンで配列される。

前記斜めブレースの各々は平らな角曲げされた連結端を
もつ細長い構造棒とし、前記連結端は少なくとも１つの
貫通穴をもちかつ隣接した斜めブレースの前記連結端を
重ねることによって前記みぞ形部材に固定することがで
きる。ファスナ一手段が各前記型ねた連結端を前記みぞ
形部材の前記率らな外壁に連結し、か（して前記構造ポ
ールを偏心荷重に耐えられるようになす。

（好適実施例の説明） 第１図では本発明の構造ポールを１０で示す。ポールは
実質的に一対の直立した金属のみそ形部材１１、１１　
’からなり、これらの部材はポールの縦に沿って斜めに
延在する複数の内側に配置したブレース（筋かい）１２
によって実質的に平行に相互連結される。図示の如く、
ポール１３のベースは地面１５の下にあるコンクリート
成形物１４に固定される。

ポール１００頂端は送電線マスト１６を支える。勿論、
このポールは多くの他の用途にも使うことができ、支柱
を作るべく幾つかの同じポールを相互連結することもで
きる。

第２〜４図に示す如く、みぞ形部材１１．１１　’は細
長い平らな外壁１７と、横の対向した構造フランジ１８
とをもつ鋼製のみぞ形部材からなる。構造フランジ１８
の端は直角に曲った内側リップ１９を有し、この内側リ
ップは内方に、平らな外壁と平行に延在して、みぞ形部
材の構造剛性をより大きくする。

しかしながら、複数のみそ形部材を相互連結してポール
を組立てるとき、頂部のみぞ形部材は内側リップ１９を
もったフランジをもつ必要がない。というのは頂部のみ
ぞ形部材は大きな構造強度を要する底部のみぞ形部材よ
りも小さな荷重を受けるからである。

第５図を参照すれば、みぞ形部材１１．１１’は細長い
構造棒材とする、一連の斜め配列した内部ブレース１２
によって平行に相互連結する。本実施例では前記棒材は
直角断面を形成されたクロス壁２０をもつ山形鉄棒とし
、前記直角断面は等しい幅をもちかつ直角の構造ブレー
スを形成する。前記棒の端は平らにされて、角曲げされ
た連結端２２を形成している。連結端は１個又は２個の
、本実施例では１個の貫通穴２３を有し、この穴は前記
棒の頂上２１と中心が整列している。各棒１２の連結端
２２は隣接した棒の連結端２２と重なり（第２図参照）
、ファスナー２４によって相互連結される。前記ファス
ナーは重なった相互連結する端２２の整列した穴２３と
、みそ形部材１１．１１　　’の外壁１７に設けた穴２
５を夫々貫通する。かくして、単一のボルトファスナー
が斜めのブレース１２の対向端をみそ形部材に固定し、
ブレース棒材１２がポールの全長にわたって構造みぞ形
部材１１．１１　　’間に渡される。従ってポールに加
わる荷重はすべて対向した壁に配列した連結点（ボルト
連結部２４）に伝えられ、このため、これらのみぞ形部
材には偏心荷重は加わらな第１，２図に示す如く、ポー
ルは、みぞ形部材ＩＬＩＩ’の二対又はそれ以上の対を
、端と端を接して、抜差自在の重なり部分によって、２
７で示す如く相互連結することによって構成される。前
記抜差自在の連結部は頂部のポールセクションの作成に
用いられるに過ぎない。この頂部ポールセクションは同
様なみぞ形部材２８．２８　’を具えるが、他より小さ
い寸法をもち、みぞ形部材１１．１１’の頂部内側に夫
々摺動嵌合するようになっている。

次いで、複数の添接ボルト２９がこれらの重ねられた端
を固定する。横断ブレース３０はみぞ形部材１１゜１１
′及び２８．２８　’を相互連結し、添接を堅固にする
。またブレース１２は、ブレース１２′が添接領域をま
たいで継ぎ目を強化するように、配置する。

支持ポールに加わる荷重はこのポールの下方向で増大し
ていくことは当業者には周知である。木製のポールが底
部に大直径をも−ち、頂部の小直径に向って先細になっ
ているのは上記理由がらである。本発明ポールも同様に
頂部より底部を強く作る。このことは底部のみそ形部材
１１．１１′のブレースＩ２を所定のパターンで相互連
結することによって達成される。この所定のパターンと
は、荷重をみぞ形部材を横断する幾つかの横方向の個所
に分散させるようなパターンである。このことは、隣接
した、相互連結されるブレース１２の配列を互い違いに
なすことによって、第３Ｂ［Ｍに示す如くして達成され
る。図示の如く、ブレース１２′は、みぞ形部材の普通
の一方の側に片寄せて、２個のみぞ形部材１１．１１　
’間に斜めに連結される。次の傾斜ブレース１２′はみ
ぞ形部材の対向する側を斜めに横断して延在し、その次
のブレース１２″はみぞ形部材の普通の他方の側聞で斜
めに延在する。

このパターンは捩り抵抗を改善しかつ側壁１７の外方へ
の張出しを防止することによって強力なポールセレクシ
ョンを提供する。更に、ポールに加わる荷重に依存して
、細長い補強リブ３１がみぞ形部材１１と１１′の外壁
１７に作られ、外壁中心に配置され、かくして璧１７と
下部のポールセレクションを補強する。

これらのブレース１２のパターンは、端と端を接して相
互連結されるみぞ形部材の数に依存して、ポールの縦に
沿って変えることができる。例えばポールの上部セレク
ションは、第３Ａ図に示す如く、すべてのブレースを共
通の中心平面２６に沿って相互連結させる。このように
すれば製作が簡単である。また頂部みぞ形部材のフラン
ジ１８は第３Ｂ図に示す如く直角曲げされた内側リップ
１９をもつ必要はない。ポールのこのセクションに加わ
る応力は小さいからである。幾らかのみそ形部材１１゜
１１′は所要の前述の配列でブレース１２を取付けるだ
めの、相互に間隔をあけた３個の孔３２からなる組を具
えることができる（第４図参照）。間隔をあけた孔３２
は、支線、変圧器、プラットフォーム（図示せず）等の
如き補助設備をポールに取付けるために使用する。

上記構造ポールの建造においては、構成部品の数が極め
て少なく、特に対向したみぞ形部材を斜め棒によって互
に連結するのに要するファスナーの数が少ない。また、
この構造では、みぞ形部材の対向した側に邪魔物がない
ため、ポールの組立てに動カニ具をみそ形部材の両側か
ら使うことができる。更に、変圧器、ブラケット、コネ
クタ等の如き補助設備は妨害なしにこれらのポールに簡
単に取付けることができる。前述の如く、ポールは簡単
にかつ迅速に建造できて、その組立てコストを減らし、
容易に取扱うことができ、適切な基礎に建造することが
できる。またポールはその内部で対向したみぞ形部材間
に渡される連続して連結されるブレースの配列により強
化される。ポールの占める面積は小さいので、ポールは
工場で組立て、次いでこれらを一台の平床トラックに積
んで建設現場に運ぶことができる。このポールの他の利
点は人を楽しませる美的設計構造をもつことにある。こ
のことはポール列が住宅地を通って延在するときに有利
となる。

本発明は上記好適実施例に限定されるものではなく、請
求範囲内で種々の変更が可能であるのは勿論のことであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は送電線マストを支持するのに使用する本発明の
構造ポールの例を示す部分域両立面図：第２図は構造ポ
ールの一部の部分切除断面図；第３ＡＩＤは中心連結し
た内部ブレースを示す構造ポールの横断面図； 第３Ｂ図は片寄せられて連結された内部ブレースと斜め
に連結された内部ブレースを示す構造ポールの横断面図
； 第４図は下部ポールセレクションの側面図；第５図は斜
めブレースの側面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内部に延在する横切る構造フランジを有する細長い
   平らな外壁をもつ一対の直立したみぞ形部材を含み；前
   記みぞ形部材は、内方にフランジを延在させて実質的に
   平行に、一連の内部ブレースによって、相互連結するこ
   とができ、前記内部ブレースは相互連結されると共に前
   記外壁とも連結され、前記みぞ形部材を横断して斜めに
   渡され、みぞ形部材の全長にわたって予定のパターンで
   配列され；前記斜めブレースの各々は平らな角曲げされ
   た連結端をもつ細長い構造棒とし、前記連結端は貫通穴
   をもちかつ隣接した斜めブレースの前記連結端を重ねる
   ことによって前記みぞ形部材に固定することができ；ま
   た各前記重ねた連結端を前記みぞ形部材の前記平らな外
   壁と相互連結して、前記構造ポールを偏心荷重に耐えら
   れるようになすファスナーを含むこと；を特徴とする構
   造ポール。 ２、特許請求の範囲第１項記載の構造ポールにおいて、
   前記内部ブレースは少なくとも前記ポールの下部で、中
   間の斜めブレースがみぞ形部材の対向する側を斜めに横
   切って延在するようになして、前記みぞ形部材の交互の
   側を斜めに横切って相互連結され、かつ前記みぞ形部材
   の交互の側でブレースの端と相互連結されることを特徴
   とする構造ポール。 ３、特許請求の範囲第２項記載の構造ポールにおいて、
   前記内部ブレースは前記ポールの頂部で、前記対向する
   みぞ形部材の普通の中心平面に沿って配列されかつこれ
   らのみぞ形部材と相互連結されることを特徴とする構造
   ポール。 ４、特許請求の範囲第２項又は第３項記載の構造ポール
   において、前記重なる連結端の各対は前記みぞ形部材に
   相互連結されることを特徴とする構造ポール。 ５、特許請求の範囲第２項記載の構造ポールにおいて、
   前記みぞ形部材は鋼部材とし、相互連結されるみぞ形部
   材の前記対のうちの２個又はそれ以上の対は前記みぞ形
   部材の重なった端において抜差自在の連結部によって端
   と端を接して相互連結されることを特徴とする構造ポー
   ル。 ６、特許請求の範囲第５項記載の構造ポールにおいて、
   相互連結されたみぞ形部材の前記対のうちの下部の対は
   細長い構造リブを具え、前記リブは一体に形成されかつ
   前記平らな外壁に縦に配列されていることを特徴とする
   構造ポール。 ７、特許請求の範囲第６項記載の構造ポールにおいて、
   みぞ形部材の前記下部の対の前記構造フランジは、内方
   にかつ前記平らな外壁と平行に延在する直角曲げされた
   内側リブをもつことを特徴とする構造ポール。 ８、特許請求の範囲第１項記載の構造ポールにおいて、
   前記細長い構造棒は等しい幅の直角壁をもつ山形鉄棒と
   することを特徴とする構造ポール。 ９、特許請求の範囲第８項記載の構造ポールにおいて、
   前記直角壁は頂上で交わり、前記平らな角曲げされた連
   結端の前記貫通穴は中心を前記頂上と整列させているこ
   とを特徴とする構造ポール。 １０、特許請求の範囲第２項記載の構造ポールにおいて
   、前記相互連結された構造みぞ形部材は地面中に作った
   コンクリート基礎に固定されることを特徴とする構造ポ
   ール。