JPS6114121A - アンモニア水中の炭酸ガスの除去方法 - Google Patents

アンモニア水中の炭酸ガスの除去方法

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JPS6114121A
JPS6114121A JP13430084A JP13430084A JPS6114121A JP S6114121 A JPS6114121 A JP S6114121A JP 13430084 A JP13430084 A JP 13430084A JP 13430084 A JP13430084 A JP 13430084A JP S6114121 A JPS6114121 A JP S6114121A
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dioxide gas
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Kazunobu Suenaga
末永 和信
Toshio Osono
大園 敏雄
Susumu Tomidokoro
富所 進
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Lion Akzo Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F11/00Compounds of calcium, strontium, or barium
    • C01F11/18Carbonates
    • C01F11/182Preparation of calcium carbonate by carbonation of aqueous solutions and characterised by an additive other than CaCO3-seeds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鳶m側肚方塾一 本発明は、炭酸ガスを含むアンモニア水から、炭酸ガス
を除去する方法に関する。
丈來件技権 水中の炭酸ガスは、水酸化カルシウムを添加して炭酸カ
ルシウムとして除去することができる。
co、 + Ca (OH) *→CaC0,↓+H2
0−(1)しかしながら、過剰な炭酸ガスが存在すると
、炭酸カルシウムは炭酸水素カルシウムに変化し、炭酸
水素イオンとして水中に残存することになる。
ことに、水中にアンモニアが高濃度で存在するときには
プロセス条件に制約があり、炭酸ガスを十分に除去する
ことが困難であった。
アンモニア水から炭酸ガスを除去することが必要な場合
として、脂肪酸とアンモニアとからニトリルを経てアミ
ンを製造するプロセスがある。このプロセスでは脂肪酸
と過剰のアンモニアとを脱水触媒の存在下に反応させて
ニトリルとし、未反応アンモニアはアンモニア水として
回収される。
RCOOH+ NH,→RCONH,+ H,0・・・
(3)RCONH,→RCN + H,O・・・(4)
RCN+Ha→RCH,NH,・・・(5)このとき触
媒により脂肪酸の脱炭酸が起って炭酸ガスが副生し、こ
れが回収アンモニア水中に含有される。副生炭酸ガスは
水と反応して炭酸となり、この炭酸により容器が腐食さ
れることから、アンモニア水中から炭酸ガスを除去する
ことが必要となる。
従来は、アンモニア水に所定量の水酸化カルシウムを添
加し、攪拌しながら熟成していた。
が  じょうとする しかしながら従来の処理方法では、アンモニア水中から
炭酸ガスを十分に除去することができできなかった。添
加する水酸化カルシウムの過剰量を多くすれば多少は改
善されるが、それでも限界があり、除去率はせいぜい5
0〜70%程度であった。
−を  するための 本発明は、アンモニア水中に含まれる炭酸ガスを効率よ
く、高い除去率で除くことのできる処理方法を提供する
ことを目的とする。
すなわち、本発明のアンモニア水中の炭酸ガスの除去方
法は次の(a)および(b)工程を含むことを特徴とす
る。
(a):炭酸ガスを含むアンモニア水に水酸化カルシウ
ムを添加して炭酸ガスの一部を炭酸カル・シウムとして
除去する工程。
(b) : (a)工程で処理されたアンモニア水を核
化剤の存在下に加熱して炭酸カルシウムを析出させると
ともに再度水酸化カルシウムを添加して残余の炭酸ガス
を除去する工程。
以下1本発明をさらに詳細に説明する。
まず(a)工程では処理対象の炭酸ガス含有アンモニア
水に水酸化カルシウムを添加する。この工程は常温で行
なうのが適当であり、通常。
5〜25℃程度の温度範囲で実施される。水酸化カルシ
ウムは、含有炭酸ガス量に対し1.0〜1.5倍当量添
加するのが適当である。
Co、 +C=(OB)、→CaC0,↓+H,0・C
1)添加後、平衡に達するまで所定時間、たとえば0・
5〜1・0時間熟成す6・             
    )ついで、(a)工程で処理されたアンモニア
水を核化剤の存在下に加熱する。核化剤は、核として働
き、加熱により析出した炭酸カルシウムの沈降を促進す
る助剤であり、ラジオライト(radiolarite
)のようなケイソウ土などが用いられる。加熱温度は3
0〜70℃が適当であり、好ましくは40〜50℃であ
る。30℃未満の温度では処理に長時間を要し、また、
炭酸ガスの除去率も低下する。一方、70℃を越えると
アンモニア水の蒸気圧が高くなり、圧力容器が必要とな
るので好ましくない。
所定温度に加熱したのち、さらに水酸化カルシウムを添
加して残余の°炭酸ガスを除去する。
水酸化カルシウムは当初の炭酸ガス含有量に対し1.0
〜1.5倍当量程度添加するのが適当である。
水酸化カルシウムの添加後、3〜5時間放置して熟成し
反応を完結させる。
生−朋 (a)工程での水酸化カルシウムの添加により、前記式
(1)のように炭酸ガスが炭酸カルシウムとして除去さ
れ、アンモニア水中の炭酸ガス量が減少する。さらに平
衡に達した時点で加熱されることにより、前記式(2)
で示した反応が左方向に進んで炭酸水素カルシウムが分
解し、炭酸カルシウムとして析出、沈降する。このとき
核化剤が存在することにより、炭酸カルシウムの沈降が
促進されて、CO,はずみやかに系外に除かれる。この
時点で残存している炭酸ガスは2回目の水酸カルシウム
の添加により除かれる。
また、核化剤の存在下での炭酸カルシウムの沈降工程時
に、アンモニア水中の微量混入物も十分に除去すること
ができる。たとえば、上記の脂肪酸からのアミンの製造
プロセスでは1回収アンモニア水中に脂肪酸が存在する
が、この脂肪酸も同時に除去することができる。
なお、単に水酸化カルシウムを添加する従来法では、炭
酸ガス番十分に除くことはできず、水酸化カルシウムの
過剰量を多くしてもその効果には限界がある。
羞−果 本発明の方法によれば、炭酸ガス含有アンモニア水中か
ら、炭酸ガスを高い除去率で効率よく除去することがで
きる。この方法は特に高濃度のアンモニア水に好適であ
り、たとえば濃度10〜17vt%程度のアンモニア水
に対して特に有用な方法である。
叉五且 実施例1 炭酸ガス500ppm、石けん分0.7%を含む白濁し
たアンモニア水(濃度15%) 500gに0.7gの
水酸化カルシウム(1,5倍当量)を添加し、マグネッ
トスターラーで攪拌し、常温で、30分経過したのち、
40℃まで加熱した。40℃に達してから。
再度0.7gの水酸化カルシウムとケイソウ土濾過助剤
0.5gを添加した。添加後3時間経過したのち、反応
物を濾過し、分析したところ、炭酸ガス濃度は25pp
m以下であった。
比較例1 ケイソウ土濾過助剤を添加しない他は実施例1と同様に
処理したところ、炭酸ガス濃度は100PP11であっ
た。
比較例2 実施例1と同じアンモニア水に0.7gの水酸化カルシ
ウム(1,5倍当量)を添加し、マグネットスターラー
にて攪拌し、常温で1時間反応させた。反応物を濾過し
て分析したところ、炭酸ガス濃度は250ppmであっ
た。また、3時間経過後に分析した場合も、炭酸ガス濃
度は’250pp+wであった。
比較例3 水酸化カルシウムの添加量を1.4g(3,0倍当量)
とする以外は比較例2と同様に処理した。炭酸ガス濃度
は1時間経過後で200ppm、3時間経過後で180
pP■であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、炭酸ガスを含むアンモニア水に水酸化カルシウムを
    添加して炭酸ガスの一部を炭酸カルシウムとして除き、
    ついで、核化剤の存在下にこのアンモニア水を加熱して
    炭酸カルシウムを析出させるとともに、再度水酸化カル
    シウムを添加して残余の炭酸ガスを除去することを特徴
    とするアンモニア水中の炭酸ガスの除去方法。
JP13430084A 1984-06-29 1984-06-29 アンモニア水中の炭酸ガスの除去方法 Expired - Lifetime JPH0662292B2 (ja)

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JPS6114121A true JPS6114121A (ja) 1986-01-22
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