JPS6114109A - 保温材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （４）産業上の利用分野 る排水処理汚泥と振動スクリーンで処理した特定寸法の
可燃性廃棄物を混合、焼成する保温材の製造方法に関す
るものである。

但）従来技術 従来、溶融金属の保温材としては、製紙工程からの廃滓
を焼成処理した保温材が、特公昭５２−１６８５号、特
公昭５２−１６８６号に開示されてるが、保温材中の炭
素含有率が低く、保温時間が長時間維持できないという
欠点が有る。その欠点を改良した発明として、製紙工程
から排出されるパルプ廃滓とチップダストやかんな屑、
のこ屑等の木粉及び粘結剤を混焼した保温材が特公昭集
沈殿設備より発生する汚泥は脱水性が悪く水分含有竜が
多いため自撚が不可能で、そのため【こ重油助燃により
ロータリーキルンその他の焼却炉により焼却する場合、
焼却コストが篩くつく、本発明者は重ｉに変わ名代コス
トの助燃材として、パルプ工場のドラムバーカーで多量
に発生し、バーク専焼ボイラで燃焼される程度の利用方
しかないパークに着目し、パルプ排水処理汚泥との混焼
を試みたが、ドラムバーカーで剥皮されたものは、スリ
ーバ状の長い樹皮が含まれているため、そのままで汚泥
と混焼した場合には、未燃パーク等が残ゆ、炭素含有量
が不均一で、粒子径の不揃の保温材となり低品質のもの
しか得られず、単に混焼したのみでは良品質の保温材を
得ることは不可能δ でたった。

（Ｃ１発明の目的 本発明者は、上記の問題点を解決すべく、鋭意研究の結
果本発明全完成するに至った。

本発明の第１の目的は、炭素含有ｔｋが均一で、粒子径
の揃った、保温材を得ることであり、第２の目的は、パ
ルブ工場及び製材所等で発生する、パーク、木屑、紙屑
、布等の可燃性廃棄物？）１油の代替として使用し、パ
ルプ排水処理汚泥を自撚させ、低コストの保温材を提供
することにある。

本発明の目的は、乾燥及び焼却部を設えたロータリーキ
ルン型焼却炉を用い、重油に替え可燃性廃棄物を助燃用
燃料として利用して重油を唆ったく使用しないでも排水
処理汚泥を焼成し、所望の保温材を得ることが出来、達
成される。

スクリーンで選別した可燃性廃棄物を混合して焼却炉の
乾燥部に供給乾燥し、乾燥汚泥と排水処理汚泥及び可燃
性廃棄物を混合Ｌ％暁却部に供給し助燃重油を使用する
ことなく自撚させ、炭素含有率２０重量％以上含有する
ように焼成することを特徴とする溶融金属の一部材の製
造方法である。

本発明は、振動スクリーンで選別した可燃性廃棄物を助
燃しながら焼却し、引続き焼却部の排熱金利用すること
により乾燥部で排水処理汚屍ヲ乾燥し、乾燥した汚泥を
焼却部で所望の炭素含有量となるよう・；焼成すること
が出来る。

本発明の実施態様全第１図により説明する。脱水機（８
）で水分８０〜８５％に脱水された、凝集沈殿、活性汚
泥等の排水処理脱水汚泥（Ａ１）は選別可　　　　　　
１゛燃性廃棄物（Ｃ’ｌと混合するため混合機（９）へ
コンペア等で運搬される。混合された脱水汚泥は供給口
（７）より乾燥部（５）に供給され焼却部（６）の燃焼
がス【；よって喰燥される。

乾燥部（５１９こ供給する脱水汚泥は単独で供給しても
良いが、可燃性廃棄物を混合した方が燃焼ガスとの接触
が良くナリ乾燥がより効果的に実施される。混合機（９
，１０）については脱水汚泥と可燃性廃棄物がより効果
的に混合するものであれば良く、特に限定するものでは
ない。

乾燥部（５）で乾燥処理された乾燥汚泥俤）は水分が１
０〜１５％となり脱水汚泥（Ａ２）及び選別可燃性廃棄
物（Ｃ′）と混合させるために混合機目０）に運ばれる
。

可燃性廃棄物（Ｃ１としては、パーク、木屑、紙屑、布
等の可燃性物であれば何んでも良いが保温材の品質の均
一を考慮した場合は、供給策の安定しているパークが好
まし−。これらは父、混合機（１０）や供給口（１１）
で支障を起さない形状のものであれば良いし、可燃性廃
棄物伸）の大きさを振動スクリーン（２）等のスクリー
ンで選別することが好ましい。

本発明の振動スクリーン劇ヲ第２図により説明すると、
スクリーン本体（２１）、架台（２２）、本体支持具（
２３）、スクリーンプレー）（２４）で構成されており
、スクリーンプレート（２４）は平滑で、プレート孔形
状は円形状又は楕円形状であり、選別物特有の性状に合
せてスクリーンプレー）（２０）を傾斜させればよい。

振動スクリーン（２）の一端よりパークに）ｔ一連続供
給し、振動しているプレート上で、長い物と短かい物の
パークとに選別分離し、プレートの目詰りを起すことな
く、所定の寸法（大きさ、形状）のものを得るものであ
る。

第３〜５図はスクリーンプレート（３１，４１，５１）
の平面図でそれぞれ異なった孔形状及び配列例全示し、
矢印は選別されるパーク（Ｃ１の進行方向を示す。

図示したごとく、孔形は円形状又は楕円形状が好ましく
、全てコーナー（角隅）のない事を特徴としている、こ
れは選別物の性質上、角形の孔は長物のパーク（Ｃ）が
コーナーに引掛り、続いテ、コの孔に突刺りてしまい、
目詰りを起し選別不能になるのを防いでいる。

スクリーンプレートを金網タイプにすると、前述と同様
の理由で目詰抄を起し、実用に不適であり、篩面板は平
滑な板状物が好ましい。

プレートの孔寸法は円形状の場合、孔径ａが３０〜６０
亀、楕円形状−！：猷巾すが３０〜６０箇及び長手方向
ｌが６０〜２０（ｈｍが好ましく、３０間以下では目詰
りが著しく、又、通過量も少なく大面積を必要とし好ま
しくなく、６〇−以上では選別効果が悪くなり、保温材
の棒状のものが著しく増加して好ましくない。

ツーレート（２４）の傾斜角−は２５°〜５０’の範囲
でプレー）（２４）の孔径及びパーク樹種と組合、１い
、事７．出来るが、傾斜角ム主として処理量、選別ｔ＆
；影＠Ｌ、２５’以下では振動によるパーク（Ｃ）の移
動量が少なくスクリーンプレート（２４）上１；堆積し
、選別処理が不能となってしまう。５ｆ以上では逆にパ
ークｉＣ）の移動量が大きく、滑落現象を起し１選別処
理が不能となる。

振動スクリーン（２１で選別した選別可燃性廃棄物（Ｃ
′）の定量搬送はスクリューコンベア（３）等が好まし
い。

供給口（１１）　より焼却部（６）に供給された滉合物
は選別可燃性廃棄物（Ｃ′）の助燃により焼却される。

焼却部（６）で蝶設高温度８００〜１０００℃で焼却さ
れ、この排ガスは乾燥部（５）で脱水汚泥　　　−（Ａ
１）の乾燥蚤；熱源として利用される。

乾燥部（５）と焼却部（６）に供給される脱水汚泥の割
合はＡｔ：Ａ＊＝　２０　：　８０〜５０：５０絶乾・
重量％が好まし−く乾燥部（５）の供給が２０絶乾重量
　　゛％以下では焼却部（６）での焼却が良くなく、５
０絶乾重量％以上では乾燥部（５）での乾燥が不充分と
なり助燃用の選別可燃性廃棄物（Ｃりのａｔ多くしなけ
ればならず好ましくな−０ 混合機（１０）における排水処理汚泥（Ａ）と可燃性廃
棄物（Ｃ）の割合は（Ａ）：（Ｃ）＝　４０　：　６０
〜６０：４０絶乾重量％が好ましく、可燃性廃棄物　　
　　　　）。

（Ｃ）の量が４０絶乾重量％以下では排水処理汚泥（Ａ
）の自撚は可能であるが、保温材の炭素含有量が不足し
、長時間保温が不可能となる、６０絶乾重量％以上では
保温材の炭素含有量が過剰となり好ましくない。

焼却部（６）からの焼成物（保温材）はコンベア等によ
りポツパー（１２）に貯蔵される。

乾燥部（５）よりの排ガスは２５０〜３００℃で排出さ
れた後ウォータースクラバー（１３）　、排風機（１４
）を経て煙突（１５）より大気に放出される。

（Ｅｌ　　実施例 実施例１゜ ドラムバーカーで剥皮されたパーク１〜５００ｒａｓ　
１ｒ：、スクリーンプレートの円孔径４０簡、プレート
傾斜角（＊）が３０°の振動スクリーンで選別し１〜４
０８の選別パーク（Ｃ′）を得た。

ＫＰ工場活性汚泥処理装置からの余剰処握汚泥を脱水機
で脱水し脱水汚泥を得た、焼却炉の乾燥部に脱水汚泥（
ＡＩ）ｔ−単独で供給し乾燥した、焼却部には脱水汚泥
（ａ重）と乾燥汚泥（Ｂ）及び選別パーク（Ｃ′）を混
合供給し、助燃重油を使用することなく焼成し、炭素含
有量が均一で、粒子径の揃った保温材を得ることが出来
た。実施条件及び結果を第１表に示す。

実施例２゜ 乾燥部（５）に選別バ１り（Ｃ′）と脱水汚泥（ＡＩ　
）を混合供給した以外Ｈｉ施例１と同様の混合とした。

実施条件及び結果を第１表に示す。

保温材鉱実施例１同様に良品質のものが得られた。

比較例１゜ ＩＡ別パーク（Ｃ′）の変わりに、未選別パーク（Ｃ）
を用いた以外は、実施例２の方法で実施した。条件及び
結果ｔ−第１表番；示す。

得られた保温材は炭素含有量が不均一で、粒子径も不揃
ｉであり、低品質のものであった。

比較例＆ 可燃性廃棄Ｉ４１ｊ（Ｃ）ｔ−用いず、脱水汚泥を重油
を用いて焼成した、条件及び結果を第１表に示す。

得られた保温材は炭素含有量の少ないものであった。

第１表 側）　発明の効果 本発明に基づく方法によれば、特定の孔径、形状及び傾
斜角を備えた振動スフＩＪ　　”ンで選別した可燃性廃
棄物を助燃して、まったく重油を使用Ｌ７いンも２．７
−オ＊２□ワ１燥、焼え７．。能で、炭素含有量が均一
で、粒子径が揃い、長時間保温可能を有する、良品質で
安価な保温材を得ることが出来る。又、屹燥、焼成を連
続した一つの設備で出来ることから工業的にも経済的【
こその価値は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図鉱本発明の実施例を示すフロシート、第２図は振
動スクリーンの概略図、第３〜５図はスクリーンプレー
トの平面図である。 １はドラムバーカー、２は振動スクリーン、Ｃは可燃性
廃棄物、Ｃ′は選別可燃性廃棄物、３はスクリューコン
ベア、４Ｆｉ焼却炉、５線乾燥部、６は焼却部、７は供
給口、８は脱水機、ＡＨ排水処　　　　　　へ理汚泥、
Ａ”％Ａｍ　ｉｔ脱水汚泥、９．１（ｌ混合機、１１に
供給口、１２Ｆｉホツパー、１３Ｆｉスクラバー、１４
は排１！ｉＬ嗜、１５は煙突、２１はスクリーン本体、
２２は架台、２３鉱本体支持具、２４、θ ３１．４１．５１はスクリーンプレート、ｑは傾斜角、
３は円孔径、ｂは楕円形の巾、ｌは楕円形す の長平寸法をそれぞれ表わす。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紙パルプ排水処理汚泥に助燃材として、振動スクリ
   ーンで選別した可燃性廃棄物を混合し、焼却炉で重油を
   使用することなく自撚させ、焼成することを特徴とする
   保温材の製造方法。 ２、振動スクリーンのスクリーンプレートが、平滑で且
   つプレート孔形状が円形状又は楕円形状である特許請求
   の範囲第１項記載の保温材の製造方法。 ３、振動スクリーンのスクリーンプレートの傾斜角が２
   ５°〜５０°である特許請求の範囲第１項、及び第２項
   記載の保温材の製造方法。