JPS6114098A - ステンレス鋼の溶接部のすきま腐食防止法 - Google Patents
ステンレス鋼の溶接部のすきま腐食防止法Info
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- JPS6114098A JPS6114098A JP13195284A JP13195284A JPS6114098A JP S6114098 A JPS6114098 A JP S6114098A JP 13195284 A JP13195284 A JP 13195284A JP 13195284 A JP13195284 A JP 13195284A JP S6114098 A JPS6114098 A JP S6114098A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/224—Anti-weld compositions; Braze stop-off compositions
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、例えば鋼特にステンレス鋼等の特殊合金鋼
の溶接時におけるスパッターの付着を防止するとともに
、該溶接部の腐食を防止する方法に関する。
の溶接時におけるスパッターの付着を防止するとともに
、該溶接部の腐食を防止する方法に関する。
〈従来の技術〉
従来よりステンレス鋼等の特殊合金鋼のスパッター付着
を防止するために、種々のスパッター付着防止剤が使用
されているが、この溶接部に塗布されたスパッター付着
防止剤は一般にステンレス鋼の耐食性を発現させるため
、或いは外観上の観点より溶接後は水洗、酸洗等によシ
表面より除去することが行われている。しかし、狭い部
分に入り込んだり、水洗用の水やワイヤーブラシが届か
なかったり、スノくツタ−が付着してしまった部分では
塗布したスパッター付着防止剤が除去出来ない場合が多
々発生した。
を防止するために、種々のスパッター付着防止剤が使用
されているが、この溶接部に塗布されたスパッター付着
防止剤は一般にステンレス鋼の耐食性を発現させるため
、或いは外観上の観点より溶接後は水洗、酸洗等によシ
表面より除去することが行われている。しかし、狭い部
分に入り込んだり、水洗用の水やワイヤーブラシが届か
なかったり、スノくツタ−が付着してしまった部分では
塗布したスパッター付着防止剤が除去出来ない場合が多
々発生した。
〈発明が解決しようとする問題点〉
一般にステンレス鋼は耐食性が良好であるが、接触する
溶液中にノ・ロゲンイオンやチオ硫酸イオンのような溶
解物があると局部的に腐食したシ、液の滞留する場所や
溶接スノくツタ−の付着した部分のように狭い場所では
すきま腐食を起こしたりする。
溶液中にノ・ロゲンイオンやチオ硫酸イオンのような溶
解物があると局部的に腐食したシ、液の滞留する場所や
溶接スノくツタ−の付着した部分のように狭い場所では
すきま腐食を起こしたりする。
また、上述のようにスパッター付着防止剤及びスパッタ
ー付着防止剤の燃焼生成物が表面に残されたま＼使用さ
れても、すき捷腐食の原因となったシ、或いはすきま腐
食を助長して製品の寿命を縮め、使用不可能とする。
ー付着防止剤の燃焼生成物が表面に残されたま＼使用さ
れても、すき捷腐食の原因となったシ、或いはすきま腐
食を助長して製品の寿命を縮め、使用不可能とする。
これを防ぐため、（１）陰極防食を行う、（２）塩化物
環境にアルカリを加える、（３）塩化物環境の酸素を除
く、（４）可能な限り低温で運転する、（５）構造上狭
い部分を作ら々い等の対策がとられているが、しかしい
ずれも設備に費用がかかつたり、効果が不十分であった
りして十分な解決とは々つていない。
環境にアルカリを加える、（３）塩化物環境の酸素を除
く、（４）可能な限り低温で運転する、（５）構造上狭
い部分を作ら々い等の対策がとられているが、しかしい
ずれも設備に費用がかかつたり、効果が不十分であった
りして十分な解決とは々つていない。
この発明は、上記実情に鑑みスパッター付着防止剤が水
洗等によシ除去されずに表面に残シ、その後水中に浸漬
されても、すきま腐食を生じせしめ力いような溶接部の
腐食防止法を提案することを目的とする。
洗等によシ除去されずに表面に残シ、その後水中に浸漬
されても、すきま腐食を生じせしめ力いような溶接部の
腐食防止法を提案することを目的とする。
〈発明の概要〉
この発明は水溶性樹脂の１種又は２種以上と、１種又は
２種以上の塩基性物質で、或いは１種又は２種以上の塩
基性物質を含んで構成される無機物質とから々る０組成
物を、溶接部に塗布して該溶接部におけるスパッターの
付着を防止するとともに、上記組成物の溶接時における
燃焼生成物を塩基性にして溶接部の腐食を防止するもの
である。
２種以上の塩基性物質で、或いは１種又は２種以上の塩
基性物質を含んで構成される無機物質とから々る０組成
物を、溶接部に塗布して該溶接部におけるスパッターの
付着を防止するとともに、上記組成物の溶接時における
燃焼生成物を塩基性にして溶接部の腐食を防止するもの
である。
この発明で使用出来る水溶性樹脂は使用前は液状で、使
用時には被処理表面例えばステンレス鋼等の特殊合金鋼
表向に塗布して膜を形成し、水洗によって除去できるも
のである。
用時には被処理表面例えばステンレス鋼等の特殊合金鋼
表向に塗布して膜を形成し、水洗によって除去できるも
のである。
これ等の条件に適合する水溶性樹脂としては例えば水溶
性アクリル樹脂（アクリル重合体アクリルアマイド共重
合体もしくはその塩）、水溶性ポリエステル樹脂（熱可
塑性ポリエステル樹脂）、無水マレイン酸とビニル或い
はアクリル化合物との反応体（スチレン−レイン酸エス
テル若しくはその塩、ビニルメチルエーテル無水マレイ
ン酸共重合物）、セルロース類（メチ ゞルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース）、ポリビニルア
ルコール、ポリビニル、ピロリドン等を挙げることがで
きる。
性アクリル樹脂（アクリル重合体アクリルアマイド共重
合体もしくはその塩）、水溶性ポリエステル樹脂（熱可
塑性ポリエステル樹脂）、無水マレイン酸とビニル或い
はアクリル化合物との反応体（スチレン−レイン酸エス
テル若しくはその塩、ビニルメチルエーテル無水マレイ
ン酸共重合物）、セルロース類（メチ ゞルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース）、ポリビニルア
ルコール、ポリビニル、ピロリドン等を挙げることがで
きる。
この発明で使用する無機物質は溶接欠陥を生ぜしめず、
且つスパッター付着防止効果の向上と同時に、すき壕腐
食防止効果を得るため、溶接部近傍及びスパッター付着
部の熱的作用によって形成される燃焼生成物が塩基性で
あって、下記に定義される塩基度が２以上となるように
１種又は“２種以上の塩基性物質で、或いは１種又は２
種以上の塩基性物質を含んで構成される。
且つスパッター付着防止効果の向上と同時に、すき壕腐
食防止効果を得るため、溶接部近傍及びスパッター付着
部の熱的作用によって形成される燃焼生成物が塩基性で
あって、下記に定義される塩基度が２以上となるように
１種又は“２種以上の塩基性物質で、或いは１種又は２
種以上の塩基性物質を含んで構成される。
ここで、上記燃焼生成物の塩基度はＣｃＯ＋ＭｇＯ＋
Ｎ（ＬｘＯ＋ ＫｔＯ＋ ＭｎＯ／Ｓ ｉ （ｈ ＋
Ａｔ２０ｓ の割合を表、わし、その塩基度が２以上
としたのは、２以下では水に浸漬したときの塩基度が不
足して十分に腐食を防止でき々い欠点を有するためであ
る。また塩基度が高くなると、この発明に使用される腐
食防止剤を塗料化する際にゲル化を生ずる虞れがあり、
この場合大略１００以下であればゲル化することはない
。なお、１００以上でも本発明の目的達成には何等支障
がない。
Ｎ（ＬｘＯ＋ ＫｔＯ＋ ＭｎＯ／Ｓ ｉ （ｈ ＋
Ａｔ２０ｓ の割合を表、わし、その塩基度が２以上
としたのは、２以下では水に浸漬したときの塩基度が不
足して十分に腐食を防止でき々い欠点を有するためであ
る。また塩基度が高くなると、この発明に使用される腐
食防止剤を塗料化する際にゲル化を生ずる虞れがあり、
この場合大略１００以下であればゲル化することはない
。なお、１００以上でも本発明の目的達成には何等支障
がない。
また、・この発明で使用する上記無機物質としては炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、有鉛フリ
ット、ユニオンメルート用７ラツクス、炭化珪素等を挙
げることができる。
カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、有鉛フリ
ット、ユニオンメルート用７ラツクス、炭化珪素等を挙
げることができる。
なお上記無機物質は無色のものでもよいが、溶接部に塗
布した場合塗布膜の有無を確認するためには有色のもの
が好ましい。
布した場合塗布膜の有無を確認するためには有色のもの
が好ましい。
また上記無機物質は粉体状にして上記水溶性樹脂に混合
して主に使用されるが、水溶性樹脂の塩の形ちで使用す
るようにしてもよい。
して主に使用されるが、水溶性樹脂の塩の形ちで使用す
るようにしてもよい。
〈実施例〉
（２）試験方法
（ａ） すきま腐食
ＳＵＳ ３０４の板２枚（０，５Ｘ １５ Ｘ ５０ｃ
ｒｎ）に上記配合の組成物を塗布、乾燥後、上記２枚を
突き合せて手溶接を行なってスパッターを付着させた。
ｒｎ）に上記配合の組成物を塗布、乾燥後、上記２枚を
突き合せて手溶接を行なってスパッターを付着させた。
この２枚を５チ食塩水に浸漬し、３０日後にスパッター
付着部分の孔食塵を観察した。
付着部分の孔食塵を観察した。
（ｂ） スパッター付着防止
ＳＵＳ ３０４板（０，５Ｘ ３０ Ｘ ３０（１））
に上記配合の組成物を塗布、乾燥後、溶接を行ない、水
洗に及びワイヤーブラシによシ付着したスパッターの除
去性を観察したつ （３）試験の結果 なお、表中Ｘ：ピット数、６１点サビの数、ロ：変色、
○：異常なしを示す。
に上記配合の組成物を塗布、乾燥後、溶接を行ない、水
洗に及びワイヤーブラシによシ付着したスパッターの除
去性を観察したつ （３）試験の結果 なお、表中Ｘ：ピット数、６１点サビの数、ロ：変色、
○：異常なしを示す。
以上の結果より明らか外ように、この発明による方法で
は比較例或いは無処理の場合に比べてスパッターの付着
は著しく減少しており、またピット、錆の発生も全く認
められなかった。
は比較例或いは無処理の場合に比べてスパッターの付着
は著しく減少しており、またピット、錆の発生も全く認
められなかった。
また燃焼生成物の堪基度を２〜９Ｂに調整することによ
シ比較例１〜乙に示すような従来のスパッター防止剤を
塗布した場合に比べてすきま腐食を完全に防止すること
ができた。
シ比較例１〜乙に示すような従来のスパッター防止剤を
塗布した場合に比べてすきま腐食を完全に防止すること
ができた。
〈発明の効果〉
以上要するに、この発明によれば溶接時におけるスパッ
ターの付着を防止することができる。
ターの付着を防止することができる。
また、塗布したスパッター付着防止剤が水洗その他の方
法で除去しきれず、或いは狭い場所にスパッター付着防
止剤が入り込んでそのまま残留している状態、更にはス
パッターが付着した状態でそのまま水中に浸漬した場合
、従来であれば必ずすきま腐食が発生したが、この発明
によればこのような場合においてもすきま腐食を完全抑
制することができる。
法で除去しきれず、或いは狭い場所にスパッター付着防
止剤が入り込んでそのまま残留している状態、更にはス
パッターが付着した状態でそのまま水中に浸漬した場合
、従来であれば必ずすきま腐食が発生したが、この発明
によればこのような場合においてもすきま腐食を完全抑
制することができる。
したがって、この発明をステンレス製品の作製、使用に
適用した場合にもすきま腐食の心配を皆無にすることが
できる。
適用した場合にもすきま腐食の心配を皆無にすることが
できる。
この発明に使用する上記組成物は、狭い場所に塗布する
ことによりすきま腐食を防止することができるところか
ら単にすきま腐食の目的で使用することもできる。
ことによりすきま腐食を防止することができるところか
ら単にすきま腐食の目的で使用することもできる。
Claims (2)
- （１）水溶性樹脂の１種又は２種以上と、１種又は２種
以上の塩基性物質で、或いは１種又は２種以上の塩基性
物質を含んで構成される無機物質とからなる組成物を、
溶接部に塗布して該溶接部におけるスパッターの付着を
防止するとともに、上記組成物の溶接時における燃焼生
成物を塩基性にして上記溶接部の腐食を防止するように
したことを特徴とする溶接部の腐食防止法。 - （２）燃焼生成物が塩基性である特許請求の範囲第１項
記載の溶接部の腐食防止法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13195284A JPS6114098A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | ステンレス鋼の溶接部のすきま腐食防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13195284A JPS6114098A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | ステンレス鋼の溶接部のすきま腐食防止法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6114098A true JPS6114098A (ja) | 1986-01-22 |
| JPH0237832B2 JPH0237832B2 (ja) | 1990-08-27 |
Family
ID=15070043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13195284A Granted JPS6114098A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | ステンレス鋼の溶接部のすきま腐食防止法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114098A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5877391B1 (ja) * | 2015-05-20 | 2016-03-08 | 石原 仁史 | スパッタ付着防止剤 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244743A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-08 | Ishihara Chemical Co Ltd | Agent for preventing adhesion of weld spatter |
| JPS56151193A (en) * | 1980-04-25 | 1981-11-24 | Ishihara Yakuhin Kk | Welding spatter adhesion preventive agent |
-
1984
- 1984-06-28 JP JP13195284A patent/JPS6114098A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244743A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-08 | Ishihara Chemical Co Ltd | Agent for preventing adhesion of weld spatter |
| JPS56151193A (en) * | 1980-04-25 | 1981-11-24 | Ishihara Yakuhin Kk | Welding spatter adhesion preventive agent |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5877391B1 (ja) * | 2015-05-20 | 2016-03-08 | 石原 仁史 | スパッタ付着防止剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0237832B2 (ja) | 1990-08-27 |
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