JPS61140550A - ジアミノジフエニルエ−テルの製造方法 - Google Patents
ジアミノジフエニルエ−テルの製造方法Info
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- JPS61140550A JPS61140550A JP59261751A JP26175184A JPS61140550A JP S61140550 A JPS61140550 A JP S61140550A JP 59261751 A JP59261751 A JP 59261751A JP 26175184 A JP26175184 A JP 26175184A JP S61140550 A JPS61140550 A JP S61140550A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ジアミノジフェニルエーテルC以下、DAD
PIと略記する)、特には5.4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル(以下、3.4’−DADPEと略記する)
および4.4′−ジアミノジフェニルエーテル(以下、
4.4’−DADPEと略記する)の新規な製造方法に
関するものである。
PIと略記する)、特には5.4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル(以下、3.4’−DADPEと略記する)
および4.4′−ジアミノジフェニルエーテル(以下、
4.4’−DADPEと略記する)の新規な製造方法に
関するものである。
5.4’−DADPIは耐熱性、耐薬品性の優れた芳香
族ポリアミド系繊維の原料として、また、4.4’−D
ADPEは耐熱性に極めて優れ、耐摩耗性、耐薬品性な
どにも優れた芳香族ポリイミド樹脂の原料として注目さ
れている。その他、DADPIはファインケミカルズ中
間体として有用な用途を有している。
族ポリアミド系繊維の原料として、また、4.4’−D
ADPEは耐熱性に極めて優れ、耐摩耗性、耐薬品性な
どにも優れた芳香族ポリイミド樹脂の原料として注目さ
れている。その他、DADPIはファインケミカルズ中
間体として有用な用途を有している。
(従来の技術)
ジフェニルエーテル類の一般的製造法としては、Ul
1man反応を応用した方法が知られている。すなわち
、アリールオキシドとハロゲン化アリールを銅または銅
塩の存在下に反応させる方法である。
1man反応を応用した方法が知られている。すなわち
、アリールオキシドとハロゲン化アリールを銅または銅
塩の存在下に反応させる方法である。
ハロゲン化アリールとしては、一般には臭化物が用いら
れ、ニトロ基やカルボニル基のような電子吸引基の存在
によシ芳香環が活性化されている場合には、反応が容易
になる(日本化学会編、新実験化学講座14.有機化合
物の合成と反応■。
れ、ニトロ基やカルボニル基のような電子吸引基の存在
によシ芳香環が活性化されている場合には、反応が容易
になる(日本化学会編、新実験化学講座14.有機化合
物の合成と反応■。
p571(1977)、丸善株式会社)。例えば、3.
4’−DADPEの製造法としては、m−アミノフェノ
ールとp−クロロニトロベンゼンとをジメチルスルホキ
サイド溶媒中、水散化カリウムと銅触媒の存在下でカッ
プリングさせて3−ニトロ−4′−アミノジフェニルエ
ーテルを得、次いでパラジウム触媒下で水添する方法が
提案されている( YEN −CHEN YEN 、
LIN CHAIOH8U、 ”ProcessEco
nomics Program Report N&1
167”、pass(1985) 、 SRI In
ternational )。また、4.4′−ジアミ
ノジフェニルエーテルの製造方法としては、p−ニトロ
フェノールのカリウム塩またはナトリウム塩とp−クロ
ロニトロベンゼンとを、ジメチルスルホキサイド溶媒中
でカップリングさセテ4.4′−ジニトロジフェニルエ
ーテルヲ得(USP 5.032,594 )、次いで
水添する方法が提案されている。
4’−DADPEの製造法としては、m−アミノフェノ
ールとp−クロロニトロベンゼンとをジメチルスルホキ
サイド溶媒中、水散化カリウムと銅触媒の存在下でカッ
プリングさせて3−ニトロ−4′−アミノジフェニルエ
ーテルを得、次いでパラジウム触媒下で水添する方法が
提案されている( YEN −CHEN YEN 、
LIN CHAIOH8U、 ”ProcessEco
nomics Program Report N&1
167”、pass(1985) 、 SRI In
ternational )。また、4.4′−ジアミ
ノジフェニルエーテルの製造方法としては、p−ニトロ
フェノールのカリウム塩またはナトリウム塩とp−クロ
ロニトロベンゼンとを、ジメチルスルホキサイド溶媒中
でカップリングさセテ4.4′−ジニトロジフェニルエ
ーテルヲ得(USP 5.032,594 )、次いで
水添する方法が提案されている。
その他、一般的製造法以外の方法も知られている。例え
ば、3.4’−DADPK の製造法としては、2.4
−ジクロロフェノールのカリウム塩と3.4−ジクロロ
ニトロベンゼンとヲ、ジメチルスルホキサイド溶媒中で
カップリングさせて2 、4 、2’−トリクロロ拳4
′−二トロジフェニルエーテルヲ得、次いでニトロ化し
て2.4.2’−トリクaa−5,4’−ジニトロジフ
ェニルエーテルを得、次いでパラジウム触媒の存在下で
、ニトロ基の水添および核置換塩素の水添脱塩素化を行
なう方法が提案されている(%開昭58−157749
)。4.4’−DADPEの製造法としては、p−クロ
ロニトロベンゼンを亜硝酸ナトリウムの存在下でカップ
リングさせて4.4′−ジニトロジフェニルエーテルを
得、次いでパラジウム触媒下で水添する方法が提案され
ている(特開昭5’4−66655.88228゜10
6439.56−32439.158740゜1613
54)。
ば、3.4’−DADPK の製造法としては、2.4
−ジクロロフェノールのカリウム塩と3.4−ジクロロ
ニトロベンゼンとヲ、ジメチルスルホキサイド溶媒中で
カップリングさせて2 、4 、2’−トリクロロ拳4
′−二トロジフェニルエーテルヲ得、次いでニトロ化し
て2.4.2’−トリクaa−5,4’−ジニトロジフ
ェニルエーテルを得、次いでパラジウム触媒の存在下で
、ニトロ基の水添および核置換塩素の水添脱塩素化を行
なう方法が提案されている(%開昭58−157749
)。4.4’−DADPEの製造法としては、p−クロ
ロニトロベンゼンを亜硝酸ナトリウムの存在下でカップ
リングさせて4.4′−ジニトロジフェニルエーテルを
得、次いでパラジウム触媒下で水添する方法が提案され
ている(特開昭5’4−66655.88228゜10
6439.56−32439.158740゜1613
54)。
(発明が解決しようとする問題点)
従来から提案されている方法は、いずれもニトロ基を有
するジフェニルエーテルを一旦製造し、次いで水添する
方法である。すなわち、カップリング反応を容易にする
ために、芳香環を活性化できるニトロ基を有するハロゲ
ン化アリールを用いているものと考えられる。その危め
必然的に水添工程が必要になる。また、クロールアルカ
リが副生ずることになるが、この副生物は廃棄すること
Kなる。
するジフェニルエーテルを一旦製造し、次いで水添する
方法である。すなわち、カップリング反応を容易にする
ために、芳香環を活性化できるニトロ基を有するハロゲ
ン化アリールを用いているものと考えられる。その危め
必然的に水添工程が必要になる。また、クロールアルカ
リが副生ずることになるが、この副生物は廃棄すること
Kなる。
上記の従来技術に対して、アミノ基を有するハロゲン化
アリールと77ミノフエノールとをカップリングさせる
と、水添工程なしに一挙にDADPEを製造できる新規
製造法になシ得ることは考えられる。しかし、アミノ基
を有するハロゲン化了り−ルを引1man反応に用いた
場合、アミノ基が電子供与性基であるため芳香環が不活
性化され、カップリング反応が難しくなることが予想さ
れる。
アリールと77ミノフエノールとをカップリングさせる
と、水添工程なしに一挙にDADPEを製造できる新規
製造法になシ得ることは考えられる。しかし、アミノ基
を有するハロゲン化了り−ルを引1man反応に用いた
場合、アミノ基が電子供与性基であるため芳香環が不活
性化され、カップリング反応が難しくなることが予想さ
れる。
例えば、比較例にも示した如く、p−クロルアニリンと
p−アミノフェノールとのカップリング反応では、4.
4’−DADPHの生成量は極めて少量であり、このカ
ップリング反応が難しいことを裏付けている。
p−アミノフェノールとのカップリング反応では、4.
4’−DADPHの生成量は極めて少量であり、このカ
ップリング反応が難しいことを裏付けている。
本発明者らは、上記の観点から鋭意研究を重ねた結果、
アミノ基を有するハロゲン化アリールのなかでも、ハロ
ゲンとしてヨウ素を選択することにより、すなわち、p
−ヨードアニリン(以下、PIAと略記する。)を選択
することによシ、カップリング反応がうまく進行するこ
とを見出した。
アミノ基を有するハロゲン化アリールのなかでも、ハロ
ゲンとしてヨウ素を選択することにより、すなわち、p
−ヨードアニリン(以下、PIAと略記する。)を選択
することによシ、カップリング反応がうまく進行するこ
とを見出した。
さらには、PIAの製造をヨウ化物を水性媒体中で酸化
的にアニリンと反応させることによシ行なうプロセスと
組み合せることくより、PIAとアミノフェノールとの
カップリング反応の際に副生ずるヨウ化アルカリを、P
IAの製造に循環再使用できることになり、全体として
副生物の発生しないクローズドシステムを組立て得るこ
とを見出した。本発明は、上記の知見に基づくものであ
る。
的にアニリンと反応させることによシ行なうプロセスと
組み合せることくより、PIAとアミノフェノールとの
カップリング反応の際に副生ずるヨウ化アルカリを、P
IAの製造に循環再使用できることになり、全体として
副生物の発生しないクローズドシステムを組立て得るこ
とを見出した。本発明は、上記の知見に基づくものであ
る。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
PIAとアミノフェノールとを、溶媒中でアルカリおよ
び銅系触媒の存在下にカップリングさせることを特徴と
するDADPEの製造方法である。
PIAとアミノフェノールとを、溶媒中でアルカリおよ
び銅系触媒の存在下にカップリングさせることを特徴と
するDADPEの製造方法である。
さらには、ヨウ化物を水性媒体中で酸化的にアニリンに
反応させてPIAを得、該PIAとp−アミノフェノー
ルとを、溶媒中でアルカリおよび銅系触媒の存在下にカ
ップリングさせることを特徴とするDADPL:の製造
方法である。
反応させてPIAを得、該PIAとp−アミノフェノー
ルとを、溶媒中でアルカリおよび銅系触媒の存在下にカ
ップリングさせることを特徴とするDADPL:の製造
方法である。
本発明くけるPIAの製造は、ヨウ素化物を水性媒体中
で酸化的にアニIJンに反応させて行なう。
で酸化的にアニIJンに反応させて行なう。
すなわち、ヨウ化物を第2銅化合物や酸素により酸化し
てアニリンと反応させる方法、およびヨウ化物を電気化
学的Kl化してアニリンと反応させる方法などが考えら
れる。
てアニリンと反応させる方法、およびヨウ化物を電気化
学的Kl化してアニリンと反応させる方法などが考えら
れる。
第2銅化合物を用いる方法は、第2銅化合物が触媒とし
て作用せず、化学量論的反応を行なう点で不満足である
。ま次、酸素酸化による方法は、バナジウムまたは銅化
合物を触媒とし 弱酸を含む水性媒体中でヨウ化物を酸
化できれば(特開昭59−29654.75547)工
業的に有利な方法になシ得るが、この場合、ヨウ化物は
ヨウ化アンモニウムである必要がある。本発明の場合、
PIAとアミノフェノールのカップリングの際に副生ず
るヨウ化アルカリを回収して用いることを前提にした場
合、ヨウ化物としてヨウ化アンモニウムを用いることが
難しくなる。これに対して、電気化学的酸化法は、第2
銅化合物のように試薬を酸化剤として用いず、電気を酸
化剤として用へPIAとアミノフェノールのカップリン
グ反応の際の副生物であるヨウ化アルカリを回収して、
そのままヨウ化物として用いることができる点で工業的
には最も有利な方法である。
て作用せず、化学量論的反応を行なう点で不満足である
。ま次、酸素酸化による方法は、バナジウムまたは銅化
合物を触媒とし 弱酸を含む水性媒体中でヨウ化物を酸
化できれば(特開昭59−29654.75547)工
業的に有利な方法になシ得るが、この場合、ヨウ化物は
ヨウ化アンモニウムである必要がある。本発明の場合、
PIAとアミノフェノールのカップリングの際に副生ず
るヨウ化アルカリを回収して用いることを前提にした場
合、ヨウ化物としてヨウ化アンモニウムを用いることが
難しくなる。これに対して、電気化学的酸化法は、第2
銅化合物のように試薬を酸化剤として用いず、電気を酸
化剤として用へPIAとアミノフェノールのカップリン
グ反応の際の副生物であるヨウ化アルカリを回収して、
そのままヨウ化物として用いることができる点で工業的
には最も有利な方法である。
以下、電解酸化によるPIAの製造法について具体的に
述べる。本発明における電解酸化によるPIAの製造法
の特徴は、電解液にリン酸塩を添加し、水層のp Hf
:s、s〜6.9に保持することである。
述べる。本発明における電解酸化によるPIAの製造法
の特徴は、電解液にリン酸塩を添加し、水層のp Hf
:s、s〜6.9に保持することである。
本発明では、リン酸塩を電解液に添加し、pH変化を少
なくし、pH!!IM整を容易にし、さらに電流効率を
高めているのである。
なくし、pH!!IM整を容易にし、さらに電流効率を
高めているのである。
本発明では、リン酸塩としてリン酸アンモニウム、リン
酸ナトリウム、リン酸カリウムが好ましい。工業的には
、l!f#にリン酸ナトリウムがよシ好ましい。水層中
のリン酸塩濃度は1〜20重量−が好ましく、20重量
俤を超えると水層の粘度が高くなる。
酸ナトリウム、リン酸カリウムが好ましい。工業的には
、l!f#にリン酸ナトリウムがよシ好ましい。水層中
のリン酸塩濃度は1〜20重量−が好ましく、20重量
俤を超えると水層の粘度が高くなる。
水層のpHは5.5〜6.9が好ましい。pHが6.9
より高いと、PIAの電流効率が低下し、副反応生成物
である4−アミノジフェニルアミンなどが生成する。ま
fl−1pHが5.5より低いと、アニリンのリンi!
!塩と思われるものが析出し、器壁に付着するなど電解
を正常に行うことができなくなった。
より高いと、PIAの電流効率が低下し、副反応生成物
である4−アミノジフェニルアミンなどが生成する。ま
fl−1pHが5.5より低いと、アニリンのリンi!
!塩と思われるものが析出し、器壁に付着するなど電解
を正常に行うことができなくなった。
本発明において、ヨウ化物とは、水に可溶で電解質のも
のを言う。ヨウ化物には、ヨウ化アンモニウム、アルカ
リ金属のヨウ化物、ヨウ化第4級アンモニウム塩などを
挙げることができ、好ましくはヨウ化アンモニウム、ヨ
ウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムが用いられる。カチオ
ンは前述のリン酸塩のカチオンと同じであることが好ま
しい。
のを言う。ヨウ化物には、ヨウ化アンモニウム、アルカ
リ金属のヨウ化物、ヨウ化第4級アンモニウム塩などを
挙げることができ、好ましくはヨウ化アンモニウム、ヨ
ウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムが用いられる。カチオ
ンは前述のリン酸塩のカチオンと同じであることが好ま
しい。
ヨウ素化合物とアニリンの電解反応は、隔膜法、無隔膜
法いずれの方法でも支障なく行うことができる。隔膜法
の場合は、陽極でヨウ化水素が生成し、陰極では対応す
る水酸化物が生成する。水酸化物が必要な場合は、隔膜
法が選択される。一方、無隔膜法の場合は、陰極で生成
する水酸化物のため水層がアルカリ性となり、電流効率
が低下する危険性が高いが、本発明によれば、実施例3
.4、北較 例で明らか、な如<、1)H変化が少なく
、高い電流効率が安定して得られる。この方法は隔膜が
不要であり、電槽構造が簡単となシ、しかも、電極間隔
を狭くでき、電力原単位の向上が図れる。
法いずれの方法でも支障なく行うことができる。隔膜法
の場合は、陽極でヨウ化水素が生成し、陰極では対応す
る水酸化物が生成する。水酸化物が必要な場合は、隔膜
法が選択される。一方、無隔膜法の場合は、陰極で生成
する水酸化物のため水層がアルカリ性となり、電流効率
が低下する危険性が高いが、本発明によれば、実施例3
.4、北較 例で明らか、な如<、1)H変化が少なく
、高い電流効率が安定して得られる。この方法は隔膜が
不要であり、電槽構造が簡単となシ、しかも、電極間隔
を狭くでき、電力原単位の向上が図れる。
陽極材料としては、白金、ルテニウム、ロジウム、イリ
ジウムを単独もしくはチタンやタンタルにメッキしたも
の、各々合金、合金メッキ、また、白金、ルテニウム、
ロジウム、イリジウムとパルプメタル(チタン、タンタ
ルなど)との酸化物合金、炭素などを挙げることができ
る。
ジウムを単独もしくはチタンやタンタルにメッキしたも
の、各々合金、合金メッキ、また、白金、ルテニウム、
ロジウム、イリジウムとパルプメタル(チタン、タンタ
ルなど)との酸化物合金、炭素などを挙げることができ
る。
陰極材料としては、水素過電圧の低いものが好ましいが
、特に限定されることなく、鉄、ニッケル、ステンレス
などを挙げることができる。
、特に限定されることなく、鉄、ニッケル、ステンレス
などを挙げることができる。
隔膜を用いる場合は、必要に応じてカチオン交換膜、ア
ニオン交換膜などが用いられる。
ニオン交換膜などが用いられる。
以下、隔膜法について述べる。その記述は、無隔膜法に
おいても概ね適用できるので実施例を示すに止めた。
おいても概ね適用できるので実施例を示すに止めた。
電解槽は有機電解反応において通常用、いられるもので
あって、電解液を両極の間に通過させることができるよ
うなものであればよい。例えば、電解槽は陰極板と陽極
板を平行に対立させ、両極の間に陰極室、陽極室を形成
するように、膜−極間隔を規定するポリエチレン板、隔
膜、ポリエチレン板をこの順序に置く。これらのポリエ
チレン板の中央部分には、電解液が通過するように開孔
部を設ける。電極の通電面積は、この開孔部の大きさに
よってきまシ、そして、電極と隔膜との間隔は、このポ
リエチレン板の厚みによって規定される。陽極液と陰極
液は、それぞれのタンクから電解槽に設けられた供給口
を経て陽極室、陰極室に入シ、室内を通過する間に一部
が反応して流出口から出て、陽極液タンク、陰極液タン
クに戻シ、タンクと室との間を循環する。
あって、電解液を両極の間に通過させることができるよ
うなものであればよい。例えば、電解槽は陰極板と陽極
板を平行に対立させ、両極の間に陰極室、陽極室を形成
するように、膜−極間隔を規定するポリエチレン板、隔
膜、ポリエチレン板をこの順序に置く。これらのポリエ
チレン板の中央部分には、電解液が通過するように開孔
部を設ける。電極の通電面積は、この開孔部の大きさに
よってきまシ、そして、電極と隔膜との間隔は、このポ
リエチレン板の厚みによって規定される。陽極液と陰極
液は、それぞれのタンクから電解槽に設けられた供給口
を経て陽極室、陰極室に入シ、室内を通過する間に一部
が反応して流出口から出て、陽極液タンク、陰極液タン
クに戻シ、タンクと室との間を循環する。
電流密度は1〜30A/drrL!が好ましく、30A
/dがより高い電流密度では電圧が著しく高くなp、I
A/d rn”よシ低い電流密度では生産性が悪くな
る。
/dがより高い電流密度では電圧が著しく高くなp、I
A/d rn”よシ低い電流密度では生産性が悪くな
る。
電解温度は20〜60Cが好ましい。電解温度と副生成
物である0−ヨードアニリン(以下、OIAと略す)の
生成量と相関があシ、温度が低い方が、970体比が大
Iきくなり好ましい。しかし、電圧が上昇し、電力原単
位が悪くなる。
物である0−ヨードアニリン(以下、OIAと略す)の
生成量と相関があシ、温度が低い方が、970体比が大
Iきくなり好ましい。しかし、電圧が上昇し、電力原単
位が悪くなる。
電解槽内の電解液流速はO,a〜4m/秒が好ましい。
0.1m/秒より遅い流速では電流効率が低下し、4r
rL/秒より速い流速では電解槽内の圧損失が非常に多
くなる。
rL/秒より速い流速では電解槽内の圧損失が非常に多
くなる。
電極と隔膜の間隔は、通常0.5〜311mが好ましい
。
。
水相のpHの調整は、必要KEじて、対応する水酸化物
、ヨウ化水素を加えて行うことができる。
、ヨウ化水素を加えて行うことができる。
陽極液は水層と有機層から成る。水層は水、リン酸塩、
ヨウ素化合物が主成分であシ、有機層はアニリン、PI
A、OIAが主成分である。有機層中のPIAの濃度は
1〜60重量%が好ましい。
ヨウ素化合物が主成分であシ、有機層はアニリン、PI
A、OIAが主成分である。有機層中のPIAの濃度は
1〜60重量%が好ましい。
陽極液中に有機層の占る割合をorg容量比と定義する
が% org容量比は0.01〜1が好ましい。陰極液
は各々リン酸塩の水溶液、ヨウ素化合物の水溶液、水酸
化アルカリ、アンモニア水の水溶液いずれも使用できる
が、生成物である対応する水酸化アルカリを用いるのが
よシ好ましい。
が% org容量比は0.01〜1が好ましい。陰極液
は各々リン酸塩の水溶液、ヨウ素化合物の水溶液、水酸
化アルカリ、アンモニア水の水溶液いずれも使用できる
が、生成物である対応する水酸化アルカリを用いるのが
よシ好ましい。
本発明のPIAとアミノフェノールとのカップリング反
応の詳細を以下に述べる。
応の詳細を以下に述べる。
溶媒としては、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、アニリン、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、トルエンなどが用いられるが、特
に極性溶媒が好ましい。これらの溶媒は単独でも、また
、2種以上混合して用いてもよい。
アミド、ジメチルアセトアミド、アニリン、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、トルエンなどが用いられるが、特
に極性溶媒が好ましい。これらの溶媒は単独でも、また
、2種以上混合して用いてもよい。
触媒としては、銅またはほとんどの銅化合物が用いられ
るが、好適なのは、ヨウ化第1銅、塩化第1銅、酸化第
1銅、臭化第1銅、シアン化第1銅、硫酸鋼、塩化第2
銅、水酸化第2銅、酸化第2銅、臭化第2鋼、リン酸第
2銅、硝酸鋼、炭酸鋼、酢酸鋼などである。これらの化
合物は、単独で用いても2種以上混合して用いてもよい
。その使用量については特に制限はないが、反応物であ
るPIAに対して0.1モルS〜50モルチの範囲が好
ましい。
るが、好適なのは、ヨウ化第1銅、塩化第1銅、酸化第
1銅、臭化第1銅、シアン化第1銅、硫酸鋼、塩化第2
銅、水酸化第2銅、酸化第2銅、臭化第2鋼、リン酸第
2銅、硝酸鋼、炭酸鋼、酢酸鋼などである。これらの化
合物は、単独で用いても2種以上混合して用いてもよい
。その使用量については特に制限はないが、反応物であ
るPIAに対して0.1モルS〜50モルチの範囲が好
ましい。
アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、アルコラード、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド
、ナトリウム、カリウムなどが用いられるが、カップリ
ング反応後に副生ずるヨウ化アルカリの回収を考えた場
合、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを用いるこ
とが好ましい。
、アルコラード、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド
、ナトリウム、カリウムなどが用いられるが、カップリ
ング反応後に副生ずるヨウ化アルカリの回収を考えた場
合、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを用いるこ
とが好ましい。
すなわち、回収されたヨウ化アルカリは、PIA製造の
電解工程に循環され、ヨウ素アニオンはアニリンと酸化
的に反応し、隔膜電解法の場合には、水酸化アルカリが
生成する。この水酸化アルカリは再使用できる。
電解工程に循環され、ヨウ素アニオンはアニリンと酸化
的に反応し、隔膜電解法の場合には、水酸化アルカリが
生成する。この水酸化アルカリは再使用できる。
カップリング反応は、PIA、アミノフエノール、アル
カリ、触媒、溶媒を一度に反応器に入れて反応させても
よく、マた、アミンフェノールとアルカリと溶媒のみで
−Hアミノフェノールのアルコラードを生成しておき、
そこへP I A、触媒を入れて反応させてもよい。反
応は室温から200Cの温度範囲で行なわれるが、反応
温度は反応時間との関係から選択できる。また、反応は
窒素またはアルゴン気流下で行なうことが好ましい。
カリ、触媒、溶媒を一度に反応器に入れて反応させても
よく、マた、アミンフェノールとアルカリと溶媒のみで
−Hアミノフェノールのアルコラードを生成しておき、
そこへP I A、触媒を入れて反応させてもよい。反
応は室温から200Cの温度範囲で行なわれるが、反応
温度は反応時間との関係から選択できる。また、反応は
窒素またはアルゴン気流下で行なうことが好ましい。
次に、原料であるPIAの製造および目的生成物である
DADPHの製造を全体プロセスを想定して例示する。
DADPHの製造を全体プロセスを想定して例示する。
電解は隔膜付電解槽を用い、陽極液としてリン酸塩、ヨ
ウ化アルカリ、アニリン、水の混合液を用い、陰極液と
して10%水藪化アルカリを用いて行なう。電解終了後
、陽極側ではPIAが生成し、陰極側では水酸化アルカ
リが生成する。陽極液はデカンタ−で油水の2層に分離
し、水層は電解工程に循環して電解反応に供する。油層
はそのままか、またはPIAを単離した後に、次のカッ
プリング反応に供する。
ウ化アルカリ、アニリン、水の混合液を用い、陰極液と
して10%水藪化アルカリを用いて行なう。電解終了後
、陽極側ではPIAが生成し、陰極側では水酸化アルカ
リが生成する。陽極液はデカンタ−で油水の2層に分離
し、水層は電解工程に循環して電解反応に供する。油層
はそのままか、またはPIAを単離した後に、次のカッ
プリング反応に供する。
カップリング反応工程は、次のように行なう。
アミノフェノールと電解工程の陰極液を濃縮して得九水
酸化アルカリとをジメチルスルホキシド°中、窒素気流
下であらかじめ反応させてアミノフェノールのアルコラ
ードを生成しておき、この液に、前工程で生成したPI
AまたはPIAのアニリン溶液と触媒を加えて反応させ
る。反応終了後、冷却し反応液にアニリンと水を加えて
2層抽出し、結晶は戸別する。油層からはDADPEを
単離し、ヨウ化アルカリを含有した水層は電解工程の陽
極液に循環する。
酸化アルカリとをジメチルスルホキシド°中、窒素気流
下であらかじめ反応させてアミノフェノールのアルコラ
ードを生成しておき、この液に、前工程で生成したPI
AまたはPIAのアニリン溶液と触媒を加えて反応させ
る。反応終了後、冷却し反応液にアニリンと水を加えて
2層抽出し、結晶は戸別する。油層からはDADPEを
単離し、ヨウ化アルカリを含有した水層は電解工程の陽
極液に循環する。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、ノ・ロゲン化アリ
ールとアミノフェノールをカップリングさせるUl 1
man反応に、ハロゲン化アリールとしてPIAを選択
することにより、−挙にDADPEを製造できる新規製
造法を提供するものであるうまた、PIAの製造に対し
て、ヨウ化物を電解酸化によりアニリンと反応させると
いうプロセスを採用することによp 、Ul 1man
反応の際に副生するヨウ化アルカリを電解酸化の際のヨ
ウ化物として回収使用できることになシ、工業的に極め
て有利なりローズドシステムの組立てを可能にするもの
である。さらに、PIAはアミノ化することによりp−
7二二レンジアミンを製造でき、これを併産するプロセ
スの組立ても可能であり、工業的意味は重要である。
ールとアミノフェノールをカップリングさせるUl 1
man反応に、ハロゲン化アリールとしてPIAを選択
することにより、−挙にDADPEを製造できる新規製
造法を提供するものであるうまた、PIAの製造に対し
て、ヨウ化物を電解酸化によりアニリンと反応させると
いうプロセスを採用することによp 、Ul 1man
反応の際に副生するヨウ化アルカリを電解酸化の際のヨ
ウ化物として回収使用できることになシ、工業的に極め
て有利なりローズドシステムの組立てを可能にするもの
である。さらに、PIAはアミノ化することによりp−
7二二レンジアミンを製造でき、これを併産するプロセ
スの組立ても可能であり、工業的意味は重要である。
次に、実施例によυ本発明をさらに詳細に説明する。
[PIAの製造]
実施例1
陽極液として、リン酸二水素ナトリウム751、リン酸
水素二ナトリウム75f1 ヨウ化ナトリウム150
f、アニリン500 f、水1200Fの混合液を用い
、陽極液タンクに入れた。陰極液タンクには5チ水酸化
ナトリウム水溶if71 kgを入れた。両タンクの電
解液を次の電解槽に循環した。
水素二ナトリウム75f1 ヨウ化ナトリウム150
f、アニリン500 f、水1200Fの混合液を用い
、陽極液タンクに入れた。陰極液タンクには5チ水酸化
ナトリウム水溶if71 kgを入れた。両タンクの電
解液を次の電解槽に循環した。
電解槽は隔膜で仕切られた陽極液と陰極室からなり、陽
極には白金メッキしたチタン板、陰極には鉄板で両極と
もに101X10001の通電面積を有するものを用い
、電極の間に通電面積が1am×10001になるよう
開孔部を有する厚さ2)nのポリエチレン板2枚と、そ
の中央にはパーフルオロカーボン型陽イオン交換膜を置
いて陰極室と陰極室を形成させたものを用いた。電解槽
は電解液の供給口と流出口を有しており、電解液は流速
2m/秒で流し、電流密度10 A / dm”、電解
温度50Cで電解を2時間行った。陽極液水層のpHは
、あらかじめ6.5に調整し、電解中はNaOHを加え
pHを6.5に保つ友。
極には白金メッキしたチタン板、陰極には鉄板で両極と
もに101X10001の通電面積を有するものを用い
、電極の間に通電面積が1am×10001になるよう
開孔部を有する厚さ2)nのポリエチレン板2枚と、そ
の中央にはパーフルオロカーボン型陽イオン交換膜を置
いて陰極室と陰極室を形成させたものを用いた。電解槽
は電解液の供給口と流出口を有しており、電解液は流速
2m/秒で流し、電流密度10 A / dm”、電解
温度50Cで電解を2時間行った。陽極液水層のpHは
、あらかじめ6.5に調整し、電解中はNaOHを加え
pHを6.5に保つ友。
平均電圧は3.5vであった。電解後、電解液中のPI
Aをガスクロマトグラフィーにより分析した。その結果
、電流効率は94チであった。運転中のpH変化が少な
く、pH調整が容易であった。
Aをガスクロマトグラフィーにより分析した。その結果
、電流効率は94チであった。運転中のpH変化が少な
く、pH調整が容易であった。
生成フェニレンジアミンのp / o比は24であった
。
。
なお、電流効率およびplo(モル比)を次の式plo
(モル比)−生成PIA/生成OIA実施5例2 電解液として、リン酸二水素カリウム702、リン酸水
素二カリウム70?、ヨウ化カリウム150 t、アニ
リン250t1水12)Ofの混合液を用い、電解液タ
ンクに入れた。水層のpHは6.0であった。
(モル比)−生成PIA/生成OIA実施5例2 電解液として、リン酸二水素カリウム702、リン酸水
素二カリウム70?、ヨウ化カリウム150 t、アニ
リン250t1水12)Ofの混合液を用い、電解液タ
ンクに入れた。水層のpHは6.0であった。
電解槽は、陽極には白金、チタンを混合、塗布、焼成さ
せ次酸化物合金を形成させたチタン板、隘極には鉄板で
両極の間に通電面積が11)IXlooolllになる
よう開孔部を有する厚さ2關のポリエチレン板1枚を置
いて電解室を形成させたものを用い友。電解槽は電解液
の供給口と流出口を有しておシ、電解液は流速2扉/秒
で流し、電流密度10A / d m”、電解温度50
Cで電解を2時間行った。
せ次酸化物合金を形成させたチタン板、隘極には鉄板で
両極の間に通電面積が11)IXlooolllになる
よう開孔部を有する厚さ2關のポリエチレン板1枚を置
いて電解室を形成させたものを用い友。電解槽は電解液
の供給口と流出口を有しておシ、電解液は流速2扉/秒
で流し、電流密度10A / d m”、電解温度50
Cで電解を2時間行った。
電解中はpi調整を行なわなかった。電解後の水層のp
Hは6.5であった。平均電圧3.2vであつた。PI
Aの電流効率は92チであった。生成フェニレンジアミ
ンのp / o 比は25であった。
Hは6.5であった。平均電圧3.2vであつた。PI
Aの電流効率は92チであった。生成フェニレンジアミ
ンのp / o 比は25であった。
実施例3
電解液として、リン酸二水素アンモニウム50t、リン
酸水素アンモニウム50t、ヨウ化アンモニウム200
f、アニリン50 G ?、水1200Fの混合物を用
い、電解液タンクに入れた。水層のpHは5.5であっ
た。
酸水素アンモニウム50t、ヨウ化アンモニウム200
f、アニリン50 G ?、水1200Fの混合物を用
い、電解液タンクに入れた。水層のpHは5.5であっ
た。
電解槽は実施例3と同様なものを用い、電解液流速t、
sm/秒で流し、電流密度10 A / d FIL”
、電解温度45Cで電解を2時間行った。電解中はpH
調整を行なわなかった。電解後の水層のpHは6.3で
あった。平均電圧は3.2vであった。
sm/秒で流し、電流密度10 A / d FIL”
、電解温度45Cで電解を2時間行った。電解中はpH
調整を行なわなかった。電解後の水層のpHは6.3で
あった。平均電圧は3.2vであった。
PIAの電流効率は91%であった。生成7エ二レンジ
アミンのp / o比は25.3であった。
アミンのp / o比は25.3であった。
[DADPEの製造]
実施例4
m−アミノフェノール5.2 t (0,0Sモル)、
水酸化カリウム2.Of (0,05モル)、ジメチル
スルホキシド1111f、)ルエン10tを100−の
4つロフラスコに入れ、窒素気流下に130Cで3時間
トルエンを流出させながら攪拌した。反応液を100C
に冷却し、4つロフラスコにヨウ化鋼0.4)、P I
A 4.Of (0,02モル)、ジメチルスルホキ
サイドIOfを加え、100Cで3時間窒素気流下で攪
拌した。反応終了後、反応液を液体クロマトグラフィー
で分析すると、5.4’−DADPEの収率はPIA基
準で50%であった。
水酸化カリウム2.Of (0,05モル)、ジメチル
スルホキシド1111f、)ルエン10tを100−の
4つロフラスコに入れ、窒素気流下に130Cで3時間
トルエンを流出させながら攪拌した。反応液を100C
に冷却し、4つロフラスコにヨウ化鋼0.4)、P I
A 4.Of (0,02モル)、ジメチルスルホキ
サイドIOfを加え、100Cで3時間窒素気流下で攪
拌した。反応終了後、反応液を液体クロマトグラフィー
で分析すると、5.4’−DADPEの収率はPIA基
準で50%であった。
実施例5
m−アミノフェノール3.2 t (0,05モル)、
水酸化ナトリウム1.27 (0,03モル)、アニリ
ン10t1モノクロルベンゼン10tを100−の4つ
ロフラスコに入れ、窒素気流下1/(150Cで3時間
モノクロルベンゼンを流出させながら攪拌し念。反応液
を100Cに冷却し、4つロフラスコに酸化第1銅0.
4f、PIA40F(0,02モル)、ジメチルスルホ
キシド10fを加え、100Cで3時間窒素気流下に攪
拌した。反応終了後、反応液を液体クロマトグラフィー
で分析すると、5.4’−DADPEの収率はPIA基
準で30チであつた。
水酸化ナトリウム1.27 (0,03モル)、アニリ
ン10t1モノクロルベンゼン10tを100−の4つ
ロフラスコに入れ、窒素気流下1/(150Cで3時間
モノクロルベンゼンを流出させながら攪拌し念。反応液
を100Cに冷却し、4つロフラスコに酸化第1銅0.
4f、PIA40F(0,02モル)、ジメチルスルホ
キシド10fを加え、100Cで3時間窒素気流下に攪
拌した。反応終了後、反応液を液体クロマトグラフィー
で分析すると、5.4’−DADPEの収率はPIA基
準で30チであつた。
実施例6
実施例4におけるm−アミノフェノールをp−アミノフ
ェノールに変える以外は、実施例4と全く同様に反応を
行なつ九。4.4’ −DADPEの収率は35俤であ
った。
ェノールに変える以外は、実施例4と全く同様に反応を
行なつ九。4.4’ −DADPEの収率は35俤であ
った。
実施例7
実施例5におけるm−アミノフェノールをp−アミノフ
ェノールに変える以外は一実施例5と全く同様に反応を
行なつ念、4.4’−DADPEの収率は20係であっ
た。
ェノールに変える以外は一実施例5と全く同様に反応を
行なつ念、4.4’−DADPEの収率は20係であっ
た。
比鮫例
実施例4におけるm−アミノフェノールをp−アミノフ
ェノールに変え、p−ヨードアニリンをp−クロルアニ
リンに変える以外は、実施例4と全く同様に反応を行な
った64.4’−DADPEの収率は2チであった。
ェノールに変え、p−ヨードアニリンをp−クロルアニ
リンに変える以外は、実施例4と全く同様に反応を行な
った64.4’−DADPEの収率は2チであった。
Claims (5)
- (1)p−ヨードアニリンとアミノフェノールとを、溶
媒中でアルカリおよび銅系触媒の存在下にカップリング
させることを特徴とするジアミノジフェニルエーテルの
製造方法。 - (2)ヨウ化物を水性媒体中で酸化的にアニリンに反応
させてp−ヨードアニリンを得、該p−ヨードアニリン
とアミノフェノールとを、溶媒中でアルカリおよび銅系
触媒の存在下にカップリングさせることを特徴とするジ
アミノジフェニルエーテルの製造方法。 - (3)p−ヨードアニリンとアミノフェノールとのカッ
プリングの際に副生するヨウ化アルカリを回収し、前工
程のアニリンとの反応の際のヨウ化物として供する特許
請求の範囲第2項記載の方法。 - (4)ヨウ化物を電解酸化してアニリンと反応させる特
許請求の範囲第2項記載の方法。 - (5)電解酸化が、電解液にリン酸塩を添加し、水層の
pHを5.5〜6.9に保持しながら行なわれる特許請
求の範囲第4項記載の方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59261751A JPS61140550A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ジアミノジフエニルエ−テルの製造方法 |
US06/791,121 US4666570A (en) | 1984-10-30 | 1985-10-24 | Process for producing aromatic compound with functional groups |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59261751A JPS61140550A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ジアミノジフエニルエ−テルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140550A true JPS61140550A (ja) | 1986-06-27 |
JPS6328416B2 JPS6328416B2 (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=17366199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59261751A Granted JPS61140550A (ja) | 1984-10-30 | 1984-12-13 | ジアミノジフエニルエ−テルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61140550A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115650864A (zh) * | 2022-10-14 | 2023-01-31 | 江苏正丹化学工业股份有限公司 | 连续法合成二氨基二苯醚的方法 |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP59261751A patent/JPS61140550A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115650864A (zh) * | 2022-10-14 | 2023-01-31 | 江苏正丹化学工业股份有限公司 | 连续法合成二氨基二苯醚的方法 |
CN115650864B (zh) * | 2022-10-14 | 2023-10-31 | 江苏正丹化学工业股份有限公司 | 连续法合成二氨基二苯醚的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6328416B2 (ja) | 1988-06-08 |
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