JPS6113822Y2 - - Google Patents

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JPS6113822Y2
JPS6113822Y2 JP125478U JP125478U JPS6113822Y2 JP S6113822 Y2 JPS6113822 Y2 JP S6113822Y2 JP 125478 U JP125478 U JP 125478U JP 125478 U JP125478 U JP 125478U JP S6113822 Y2 JPS6113822 Y2 JP S6113822Y2
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JP
Japan
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chamber
atmospheric
atmospheric chamber
signal
diaphragm
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JP125478U
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JPS54105023U (ja
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体制御バルブ装置に関するもの
で、特にダイヤフラム駆動型の装置に於て、大気
室に導入するエアを漏過するエアフイルタの配置
に関するものである。
ダイヤフラム駆動型の流体制御バルブ装置とし
て、ボデイ内の2枚のダイヤフラムを配置し、一
方のダイヤフラムにより第1信号室と第1大気室
を、他方のダイヤフラムにより第2信号室と第2
大気室を夫々形成し、第1及び第2信号室に夫々
供給される流体圧力に応答して夫々ダイヤフラム
を変位させ、この変位作動により夫々のバルブが
駆動されてデバイス等への流体圧力回路を制御す
る、バルブ装置か従来すでに提案されている。こ
の種の従来装置に於いては、第1及び第2の夫々
の大気室に大気導入用の大気ポートを設け、且つ
ごみやほこり等を除去して清浄なエアを大気室に
導入するために夫々の大気ポートにエアフイルタ
を配設していた。その為、大気室の数だけ大気ポ
ートとエアフイルタを必要とするので、その結果
部品点数が増え装置の構成が複雑になりコスト高
を招くという欠点があつた。
本考案は上記従来装置の有する欠点を解消する
ためのもので、二つの大気室の一方に大気ポート
とエアフイルタを配設し、且つ両大気室をエア通
路により連通し、エアフイルタにより清浄になつ
たエアを他方の大気室に導入出来るような構成に
して、コストの低下を計つた流体制御バルブ装置
を提供することを目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を、添付図面に従つて
説明する。図面に於て、10は流体制御バルブ装
置全体を示しており、第1信号ポート11を有す
る第1ボデイ12と、大気ポート13と出刀ポー
ト14を有する第2ボデイ15と、第2信号16
を有する第3ボデイ17とが、一体的に且つ気密
的に結合されている。第1ダイヤフラム18は、
その外周部が第1ボデイ12と第2ボデイ15と
の間に気密的に挾着され、その内周部がダイヤフ
ラムピストン19に気密的に固着されている。第
2ダイヤフラム20は、その外周部が第2ボデイ
15と第3ボデイ17との間に気密的に挾着さ
れ、その内周部がダイヤフラムピストン21に気
密的に固着されている。第1ダイヤフラム18を
境にして、第1ボデイ12内に第1信号室22が
第2ボデイ15内に第1大気室23が、夫々形成
されている。第2ダイヤフラム20を境にして、
第3ボデイ17内に第2信号室24が第2ボデイ
15内に前記第1大気室23に対向して第2大気
室25が、夫々形成されている。第1信号室22
は第1信号ポート11を介して負圧源に、第2信
号室24は第2信号ポート16を介して負圧源
に、夫々常時連通している。大気ポート13の第
1大気室23への開口部にエアフイルタ26がプ
レート27により支持され、大気ポート13から
導入されるエアが該エアフイルタによりごみやほ
こり等が除去されて第1大気室23に導入される
ようになつている。また第2ボデイ15にはエア
通路28が形成され、該エア通路28により第1
大気室23内の清浄なエアが第2大気室25に導
入されるようになつている。
第1信号室22内にはリテーナ29に一端が係
止されたスプリング30が配設され、該スプリン
グ30の他端によりダイヤフラムピストン19は
常時図示右方に付勢されている。第1ボデイ12
に形成されたネジ穴12aにスクリユ31が軸設
され、該スクリユ31によりリテーナ29は軸方
向に変位可能となつている。つまり、スクリユ3
1によりスプリング30のダイヤフラムピストン
19に対する付勢力を所定の範囲内に調整するこ
とが出来る。調整後は、スクリユ31の頭部がシ
リコンゴム等32により充填され、第1信号室2
2の気密性が保持される。同様に、第2信号24
内にはリテーナ33に一端が係止されたスプリン
グ34が配設され、該スプリング34の他端によ
りダイヤフラムピストン21が図示左方に常時付
勢されている。第3ボデイ17に形成されたネジ
穴17aにスクリユ35が軸設され、該スクリユ
31によりリテーナ33が軸方向に変位可能とな
つている。つまり、スクリユ35によりスプリン
グ34の付勢力を調整することが出来、調整後は
スクリユ35の頭部がシリコンゴム等36により
充填される。
第2ボデイ15内には、該ボデイ15の小径部
15aから第1大気室23へ突出した突出部15
bと、該突出部15bから延在した延在部15c
とが形成され、該突出部15bと延在部15cと
により第1バルブ室37と第2バルブ室38が形
成されている。突出部15bにはストツパ部材3
9が固定され、該ストツパ部材39に形成された
通路39aにより第1バルブ室37は第1大気室
23に連通している。第1バルブ室37には第1
バルブ40が配設され、該第1バルブ40により
第1バルブ室37と第1大気室23との連通が開
閉制御される。第1信号室22に信号負圧が供給
されない時は、図示のようにダイヤフラムピスト
ン19に固定されたシヤフト41によりバルブ4
0は開状態になるが、第1信号室22の負圧が増
大し所定値に達すると、ダイヤフラムピストン1
9がスプリング42の付勢力によりストツパ部材
39に形成されたバルブシート39bに当接し閉
状態になる。第3ダイヤフラム43は、その外周
部が第2ボデイ15とプレツシヤプレート44と
の間に気密的に挾着され、その内周部がダイヤフ
ラムピストン21に固定されたシヤフト45に気
密的に固着されている。第3ダイヤフラム43に
より、第2大気室25と第2バルブ室38が互い
に気密的に分離されている。第2バルブ室38に
は第2バルブ46が配設され、該第2バルブ46
により第1バルブ室37と第2バルブ室38との
連通が開閉制御される。第2信号室24に信号負
圧が供給されない時は、図示の様に第2バルブ4
6はシヤフト45により図示左方に付勢され延在
部15cの先端に形成されたバルブシート15d
に当接し閉状態になるが、第2信号室24の負圧
が増大し所定値に達すると、ダイヤフラムピスト
ン21がスプリング34の付勢力に抗して図示右
方に変位するので、第2バルブ46はスプリング
47の付勢によりバルブシート15dから離脱し
開状態になる。第2バルブ室38は出力ポート1
4を介してデバイス50に常時連通し、また該デ
バイス50には流体の負圧源60からオリフイス
70を介して負圧が供給されている。
従つて、本実施例に於ては、第1バルブ40と
第2バルブ46がともに開状態にある時のみ、大
気ポート13から第1大気室23に導入されたエ
アが、第1バルブ室37から第2バルブ38室を
通り出力ポート14を介してデバイス50に伝達
され、両バルブ40,46の少なくともいるれか
一方が閉状態にある時は、デバイス50へのエア
の供給がカツトされることになる。
以上詳述した様に、本考案による流体制御バル
ブ装置に於ては、第1大気室23にエアを導入す
るための大気ポート13を設け、該大気ポート1
3にエアフイルタ26を配設し、更に第1大気室
23の清浄なエアを第2大気室25に導入するた
めのエア通路28を設けたので、従来の様に第1
大気室23と第2大気室25の夫夫に大気ポート
とエアフイルタを配設したものに比して、構成が
簡単になり組付作業性が向上すること、またコス
トの低下を計ることが出来ること等の実用上優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による流体制御バルブ装置の一実
施例を示す断面図である。 10:流体制御バルブ装置、13:大気ポー
ト、18:第1ダイヤフラム、20:第2ダイヤ
フラム、22:第1信号室、23:第1大気室、
24:第2信号室、25:第2大気室、26:エ
アフイルタ、28:エア通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイ内の一方側に配設される第1ダイヤフラ
    ムにより互いに分割される第1信号室と第1大気
    室、及び前記ボデイ内の他方側に配設される第2
    ダイヤフラムにより互いに分割される第2信号室
    と第2大気室を備え、前記第1信号室及び第2信
    号室に夫々供給される流体圧力を検知して、デバ
    イス等への流体圧力回路の切換、開閉を行う流体
    制御バルブ装置に於て、前記第1大気室と前記第
    2大気室が前記ボデイ内の軸方向に対向して配置
    され、前記ボデイに前記第1大気室にエアを導入
    するための大気ポートを設け、該大気ポートの前
    記第1大気室への開口部にエアフイルタを配設
    し、更に前記第1大気室と前記第2大気室を連通
    する通路を前記ボデイに設け、前記エアフイルタ
    により漏過された清浄なエアを前記第1大気室か
    ら前記エア通路を介して前記第2大気室に導入出
    来るようにしたことを特徴とする流体制御バルブ
    装置。
JP125478U 1978-01-09 1978-01-09 Expired JPS6113822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP125478U JPS6113822Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP125478U JPS6113822Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54105023U JPS54105023U (ja) 1979-07-24
JPS6113822Y2 true JPS6113822Y2 (ja) 1986-04-28

Family

ID=28803241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP125478U Expired JPS6113822Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09

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JP (1) JPS6113822Y2 (ja)

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JPS54105023U (ja) 1979-07-24

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