JPS61135039A - 螢光ランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、螢光ランプとその付属回路とからなる螢光ラ
ンプ装置に関するものである。

従来の技術 一般に、螢光ランプの第１および第２のフィラメントは
、管軸と直交する向きに設けられる。このため、放電開
始時に生じるフィラメントスポットの位置がフィラメン
トの劣化に伴って移動する場合、フィラメントスポット
を基点にして流れる管電流が減少して、管電圧が高くな
り、グローランプが点滅をくシ返すという事態を招くこ
とがある。

発明が解決しようとする問題点 本発明は、フィラメントがたとえ劣化しても管電流およ
び管電圧に大きい変動分生じない始動特性良好な螢光ラ
ンプ装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明の螢光ランプ装置は、第１および第２のフィラメ
ントを、それぞれのコイル軸が管軸と平行となるように
ガラス管内に設けた螢光ランプと、両フィラメントの相
互に近接した側の端子間に接続されたグローランデとを
備え１両フィラメントの残余の端子を電源端子となした
ものである。

作用 このように構成されるので、放電開始時の両フィラメン
トに生じるスポットは、つねに電源端子側に生起し、こ
れを基点にして放電電流が流れ始めることになる。そし
て、フィラメントに被着されたエミッタが経時変化によ
って、電源端子側から近接した端子側へと順次に飛散蒸
発していくと、フィラメントスポットも同じように移動
する。すなわち、経時変化により両フィラメントのエミ
ッタ間距離が次第に短くなっていくと、管電流の減少お
よび管電圧の増大が抑制されるので、グローランデの再
始動による点滅のくり返しを防止することが可能となる
。また、管電流があまシ減少しないので、光束の減退を
抑えることができる。

実施例 第１図に示すように、ガラス管１の両端には、このガラ
ス管の軸方向にコイル軸が平行となるように第１のフィ
ラメント２および第２のフィラメント３が設けられてお
シ、両フィラメント２，３の相互に近接した側の端子２
Ｎ、３＆間にグローランプ４が接続され、両フィラメン
ト２，３の残余の端子２ｂ、３ｂ間に電源６が接続され
ている。

ガラス管１として内径１４Ｍ、長さ３２ＱｌｌＩｆｆの
ものを用い、第１図に示す構造の１４Ｗの螢光ランプを
□製作し、これを１００ｖの交流電圧にて点灯試験した
ところ、第２図および第３図の特性曲線工に示すように
、４０００時間点灯後も管電流および管電圧の変化が０
．５％以内であった。

これに対して、管軸方向に垂直にフィラメント軸を設け
た従来の１４Ｗの螢光ランプは、同様に試験したところ
、第２図の特性曲線Ｉに示すように、４０００時間点灯
後の管電流は２．８Ｘ減少し、また、第３図の特性曲線
亘に示すように４０００時間点灯後の管電圧は６．２％
増加した。

なお、上記実施例では直管形螢光ランプの場合について
説明したが、本発明はＵ字形、ダブルＵ字形、環形など
の屈曲形蛍光ランプについても実施できるのはもちろん
である。

発明の詳細 な説明したように、本発明の螢光ランプ装置によると、
第１および第２のフィラメントの相互に近接しない側の
端部付近に放電開始時のスポットが発生し、これを基点
にして放電電流が流れ始めるので、経時変化による管電
流の減少および管電圧の増大を抑制することができ、グ
ローランデが点滅を〈シ返えすような事態の発生が防止
でき、しかも、光束の減退を抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の螢光ランプ装置の構成図、
第２図は管電流の経時変化を示す特性図、第３図は管電
圧の経時変化を示す特性図である。 １・・・・・ガラス管、２　、３　・・−・フィラメン
ト、２・・・・グローランプ、６・・・・・・電源。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　２　図 Ｌｊ　　　７’ｙ’ｌ　　　（ｌＦｒ７’Ｊｌ　）第　
３　図 倚　Ｍ　　（ｌｐｒ盾２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１および第２のフィラメントを、それぞれのコイル軸
   が管軸と平行となるようにガラス管内に設けた螢光ラン
   プと、両フィラメントの相互に近接した側の端子間に接
   続されたグローランプとを備え、両フィラメントの残余
   の端子を電源端子となしたことを特徴とする螢光ランプ
   装置。