JPS61133108A - ドライクリ−ナの排水浄化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 げ）産業上の利用分野 本発明は、ドライクリーナで用いるパークロルエチレン
、トリクロルエタン等の溶剤を洗浄後に回収し、水分離
した後の排水からも斯る溶剤外を極力除去するための浄
化装置に関する。

（ロ）従来の技術 ドライクリーナは洗浄後に溶剤を蒸溜精製し、水分離器
で比重分離して回収するが、水分離器からの排水中の溶
剤濃度がまだまだ高く、環境庁の指導基準であるパーク
ロルエチレンＱ、　ｌ　ＰＦｍｌ）リクロルエタン３Ｐ
１’ｍ（公共の汚水処理装置が在る場合）、またパーク
ロルエチレン０．０１ｐｐｍ。

トリクロルエタン０．３　ｐｐｍ　（汚水処理装置を通
さない場合）を王道ることができない。そこで、出願人
は、これらの排水中の溶剤濃度を下げるために特願昭５
９−９３２９４号で示す構成を既に提案している。

この構成は、洗浄後の溶剤を蒸溜し、また乾燥行穆で溶
剤を凝縮し、これらを水分離器に通して一次的に比重分
離し、その排水を曝気槽忙送出し、最後に活性炭層で溶
剤を吸着除去するようにしである。

ところが、蒸溜溶剤や凝縮溶剤は常に一定量ずつ水分離
器に送られるのではカ＜、種々の要因によって量が変化
する。従って、分離器から曝気槽に送られる排水の量も
一定せず、曝気の効果が十分に上らなかった。

Ｃ→　発明が解決しようとする間開点 本発明は、曝気の効果を十分に上げ、排水中の溶剤濃度
を的確に低下させるようＫしたものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明は、水分離器からの排水を一時タンクによって貯
溜し、このタンクから排水をポンプによって少しずつ曝
気槽に送り、同時にプロワ−によって送風することによ
り問題点を解決するものである。

（ホ）作　用 即ち、曝気槽に排水を少量ずつ送ると共にそれに見合う
量の送風を行ない、曝気の効果を均一に且つ連続的にあ
げるようにしたのである。

（へ）実施例 以下図面に基づいて説明すると、（１）は比重分離法を
用いる水分離器で、ドライクリーナの水分離器（図示せ
ず）からの排水を供給する供給口（２）を上側部に設け
、溶剤出口に至る分離管（３）を底部に設け、−次排水
管（４）を底部を貫通して上部位ｆｒＩｔ″！！で立設
している。（６）は上記−次排水管（４）の下端を連通
したタンクで、水分離器（１）の下方に位置している。

（６）はタンク上方で水分離器＋１）に並設された曝気
槽で、内下部に発泡器（７）を設け、底部に排水出口に
至る二次排水管（８）を設け、上部には曝気排気口（９
）を設けている。１ｌｏｌはタンク（５）内の排水を曝
気槽（６）に上部から小型のポンプＱ＋ｌによって供給
する送水管で、その途中からタンク（６）への帰還路（
１カを分岐し、この帰還路θη中に流ｔｇ整弁（１１を
設けて曝気槽（６）へ排水供給量が一定な少量、例えば
１ｔ／時間程度になるよう調整している。（Ｉ４は水分
離器＋１１の上部蓋体上に設置されたブロワ−で、上記
発泡器（〕）に送気管（＋＠によって連通している。ロ
ーは送気管輪中に設けられた送気量ｖ４整弁である。

αηＱｌはタンク（６）内の排水々位に応じて上下動す
るフロート及び磁石とリードスイッチを用いた上限水位
スイッチと下限水位スイッチであり、上限水位スイッチ
ａη＃ｉ警報用のブザーや表示灯（図示せず）と直列接
続され、下限水位スイッチ舖は上記ポンプ（ｌｌ）及び
プロワ−Ｉと直列接続されている。

かくして、水分離器１１１内では溶剤濃度の低い排水が
比重分離され、更に濃度を下げた排水をタンク（５）内
へ貯溜していく。一方、ドライクリーナの蒸溜器で突沸
が生じると、各水分離器で十分に分離されないままの排
水がタンク（６）内忙貯溜され、水位を急激に上げる。

この時には上限水位スイッチαηがＯＮしてブザー等を
作動し、ドライクリーナ側の異常を知らせる。

通常はタンク（５）内の水位が所定値まで上ると、下限
水位スイッチＱ＠がＯＮし、ポンプ（１１）及びプロワ
−Ｉを水位低下でこのスイッチ員が０ＸＰＩＩ′するま
で駆動する。すると、ポンプ（＋＋ｌけ曝気槽（６）内
に一定な少量ずつ排水を送り、ブロワ−０４は送られた
排水量の６００〜１０００倍の割合で風を曝気槽（６）
に送る。この送られる排水量と送風ｔは夫々弁ＯＨＩ匂
によって調整されている。曝気槽ｔｅｌ内では曝気が実
行され、曝気排気口（９）から外部へ排気される。この
排気はドライクリーナの溶剤回収路に送っても良い。

溶剤としてトリクロルエタンを用い六場合の実験結果に
依れば、送風量を６００倍以上に保つと、二次排水口（
８）からの排水中に於ける洗剤濃度は３ｐｐｍ以下と成
り、送風量を１０００倍以上に保つと、Ｑ、　３　ＰＰ
ｍ以下と成った。また、曝気排気口（９）からの排気中
のトリクロルエタンのガス濃度は作業環境自主規制濃度
（許容濃度）である２　０　ｏｐｐｍを十分に王道るこ
とが確認できた。

（ト）　　発明の効果 本発明に依れば、−次排水を一時タンクで貯溜し、ここ
から少しずつ曝気するので、曝気の効果が高い状態で運
転することができ、突沸等の異常にも対応しやすい。よ
って性能が高くて安定したドライクリーナの排水浄化装
置を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による排水浄化装置のシステム図である。 ｆｔ）・・・水分離器、（５）・・・タンク、（６）・
・・曝気槽、（Ｕ）・・・ポンプ、（Ｉ４・・・ブロワ
−０ 出頃人　三洋ｇＬｓ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ドライクリーナにおける回収溶剤を比重分離する
   水分離器と、この水分離器からの排水を一時貯溜するタ
   ンクと、タンクの貯溜排水を曝気槽に少量ずつ送るポン
   プと、このポンプと同時に駆動して曝気槽に送風するブ
   ロワーとから成るドライクリーナの排水浄化装置。