JPS6113242Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113242Y2 JPS6113242Y2 JP1977077310U JP7731077U JPS6113242Y2 JP S6113242 Y2 JPS6113242 Y2 JP S6113242Y2 JP 1977077310 U JP1977077310 U JP 1977077310U JP 7731077 U JP7731077 U JP 7731077U JP S6113242 Y2 JPS6113242 Y2 JP S6113242Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- shank
- piezoelectric element
- cutting resistance
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002113 barium titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は刃先に作用する切削抵抗をシヤンクの
先端部に取付けた圧電素子により検知して電気信
号に変換すると共に、その電気信号をシヤンクの
後端部に取付けたFM送信機に入力して無線通信
により工作機械の制御装置に送信するようにした
切削抵抗検知装置を内蔵したバイトに関するもの
である。
先端部に取付けた圧電素子により検知して電気信
号に変換すると共に、その電気信号をシヤンクの
後端部に取付けたFM送信機に入力して無線通信
により工作機械の制御装置に送信するようにした
切削抵抗検知装置を内蔵したバイトに関するもの
である。
バイトの刃先に作用する切削抵抗をそのバイト
に内蔵したセンサにより検知して、刃先の欠損そ
の他の異常により過大な切削抵抗が作用した場合
に刃物台を自動的に後退させてバイト及び加工材
の破損を防止し、若しくは切削抵抗の変化に応じ
てバイトの切込み量や送り速度を制御して常に最
適な切削条件を維持するようにした従来の自動制
御旋盤においては、バイトに内蔵したセンサと旋
盤の制御装置とをケーブルによつて接続していた
ため、刃物台に電気配線を施す必要があつて、そ
の構造が複雑となり、またそのケーブルに削屑が
からまる等の不具合があつた。
に内蔵したセンサにより検知して、刃先の欠損そ
の他の異常により過大な切削抵抗が作用した場合
に刃物台を自動的に後退させてバイト及び加工材
の破損を防止し、若しくは切削抵抗の変化に応じ
てバイトの切込み量や送り速度を制御して常に最
適な切削条件を維持するようにした従来の自動制
御旋盤においては、バイトに内蔵したセンサと旋
盤の制御装置とをケーブルによつて接続していた
ため、刃物台に電気配線を施す必要があつて、そ
の構造が複雑となり、またそのケーブルに削屑が
からまる等の不具合があつた。
本考案はかかる欠点を除去することを目的とす
るものであつて、その一実施例を添付図面につい
て説明する。
るものであつて、その一実施例を添付図面につい
て説明する。
図中1はシヤンク2の先端にチツプ3を固着し
たバイトであつて、シヤンク2の後面に装置孔4
を形成すると共にその装置孔4の奥端面からシヤ
ンク2の先端部付近に達する深い盲孔5を穿設す
る。該盲孔5にはチタン酸バリウム磁器等の圧電
素子6を奥端部に挿入してその両極に接続したリ
ード線7,7を開口部に引出し、絶縁性の充填材
8を流し込んで固定すると共に、装置孔4に電源
10を備えたFM送信機9を嵌装してその入力端
子11,11を前記リード線7,7に接続する。
たバイトであつて、シヤンク2の後面に装置孔4
を形成すると共にその装置孔4の奥端面からシヤ
ンク2の先端部付近に達する深い盲孔5を穿設す
る。該盲孔5にはチタン酸バリウム磁器等の圧電
素子6を奥端部に挿入してその両極に接続したリ
ード線7,7を開口部に引出し、絶縁性の充填材
8を流し込んで固定すると共に、装置孔4に電源
10を備えたFM送信機9を嵌装してその入力端
子11,11を前記リード線7,7に接続する。
本実施例のバイト1は図面に例示するように圧
電素子6が刃物台aの前縁に対応する位置に固定
して加工材bを切削すると、チツプ3の刃先に作
用する切削抵抗Pによつてシヤンク2の先端部が
刃物台aの前縁を支点とする撓みを生じ、これに
ともなつて圧電素子6が変形してその両極に切削
抵抗Pに比例した電圧を発生する。この発生電圧
はリード線7,7を介してFM送信機9に入力さ
れ、その搬送波の周波数を変調したFM電波とし
て旋盤の制御装置に送信される。その制御装置は
受信したFM電波を復調して切削抵抗Pの大きさ
に比例した電気信号に変換し、これを機械制御部
に入力してその切削抵抗Pが一定値以上に達した
場合に刃物台aを後退させ、若しくは切削抵抗の
変化に応じてバイト1の切込みや送り速度を自動
的に制御する。
電素子6が刃物台aの前縁に対応する位置に固定
して加工材bを切削すると、チツプ3の刃先に作
用する切削抵抗Pによつてシヤンク2の先端部が
刃物台aの前縁を支点とする撓みを生じ、これに
ともなつて圧電素子6が変形してその両極に切削
抵抗Pに比例した電圧を発生する。この発生電圧
はリード線7,7を介してFM送信機9に入力さ
れ、その搬送波の周波数を変調したFM電波とし
て旋盤の制御装置に送信される。その制御装置は
受信したFM電波を復調して切削抵抗Pの大きさ
に比例した電気信号に変換し、これを機械制御部
に入力してその切削抵抗Pが一定値以上に達した
場合に刃物台aを後退させ、若しくは切削抵抗の
変化に応じてバイト1の切込みや送り速度を自動
的に制御する。
シヤンクの先端にスローアウエイチツプを交換
可能にクランプするクランプ型バイトにおいて
は、シヤンク先端のチツプ取付座に圧電素子を固
定し、チツプに作用する切削抵抗により圧電素子
を直接加圧して電圧を生じさせる。
可能にクランプするクランプ型バイトにおいて
は、シヤンク先端のチツプ取付座に圧電素子を固
定し、チツプに作用する切削抵抗により圧電素子
を直接加圧して電圧を生じさせる。
本考案は刃先に作用する切削抵抗により加圧さ
れてその切削抵抗にほぼ比例した電圧を生ずる圧
電素子6をシヤンク2の先端部に取付けると共
に、シヤンクの後端部にFM送信機9を取付け、
該FM送信機9の入力端子11と圧電素子6とを
シヤンク2の内部に通す配線により接続している
ので、バイト1の取付けの際に、そのバイトに作
用する切削抵抗を検出するための電気的な接続を
行う必要がなく、バイト1の交換迅速かつ容易に
行い得る。又圧電素子6にバイトの切削抵抗が加
圧力として作用することによる切削抵抗の電気信
号をFM送信機9からFM電波により工作機械の
制御装置に送信するものであつて、FM送信機が
発信するFM電波は周波数が高いため、切削中に
生じる低周波ノイズの影響を受けず、前記の制御
装置により切削抵抗信号を良好かつ忠実に受信す
ることができるもので、その他ケーブルを用いる
ことによる切削作業上の障害をも全く除き得る等
の諸効果を持つ。
れてその切削抵抗にほぼ比例した電圧を生ずる圧
電素子6をシヤンク2の先端部に取付けると共
に、シヤンクの後端部にFM送信機9を取付け、
該FM送信機9の入力端子11と圧電素子6とを
シヤンク2の内部に通す配線により接続している
ので、バイト1の取付けの際に、そのバイトに作
用する切削抵抗を検出するための電気的な接続を
行う必要がなく、バイト1の交換迅速かつ容易に
行い得る。又圧電素子6にバイトの切削抵抗が加
圧力として作用することによる切削抵抗の電気信
号をFM送信機9からFM電波により工作機械の
制御装置に送信するものであつて、FM送信機が
発信するFM電波は周波数が高いため、切削中に
生じる低周波ノイズの影響を受けず、前記の制御
装置により切削抵抗信号を良好かつ忠実に受信す
ることができるもので、その他ケーブルを用いる
ことによる切削作業上の障害をも全く除き得る等
の諸効果を持つ。
添付図面は本考案の一実施例の中央部縦断側面
図である。 1→バイト、2→シヤンク、3→チツプ、6→
圧電素子、7→リード線、8→充填材、9→FM
送信機、11→入力端子。
図である。 1→バイト、2→シヤンク、3→チツプ、6→
圧電素子、7→リード線、8→充填材、9→FM
送信機、11→入力端子。
Claims (1)
- 刃先に作用する切削抵抗により加圧されてその
切削抵抗にほぼ比例した電圧を生ずる圧電素子を
シヤンクの先端部に取付けると共に、シヤンクの
後端部にFM送信機を取付け、該送信機の入力端
子と前記圧電素子をシヤンク内部に通した配線に
より接続したことを特徴とする切削抵抗検知装置
を内蔵したバイト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977077310U JPS6113242Y2 (ja) | 1977-06-14 | 1977-06-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977077310U JPS6113242Y2 (ja) | 1977-06-14 | 1977-06-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS544492U JPS544492U (ja) | 1979-01-12 |
JPS6113242Y2 true JPS6113242Y2 (ja) | 1986-04-24 |
Family
ID=28993387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977077310U Expired JPS6113242Y2 (ja) | 1977-06-14 | 1977-06-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113242Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021029214A1 (ja) * | 2019-08-09 | 2021-02-18 | 住友電気工業株式会社 | 切削工具、切削工具用ホルダ、工具システム、通信方法および旋削用工具 |
WO2021251072A1 (ja) * | 2020-06-08 | 2021-12-16 | 住友電気工業株式会社 | 切削工具、工具システムおよび通信制御方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160045A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-22 | Toshiba Corp | バイトの異常検出装置 |
JP7032244B2 (ja) * | 2018-06-04 | 2022-03-08 | 株式会社日立製作所 | 切削加工システム、及び情報処理装置 |
WO2020171157A1 (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-27 | 京セラ株式会社 | ホルダ、切削工具、切削加工物の製造方法及びデータの収集方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338225Y2 (ja) * | 1974-03-06 | 1978-09-16 | ||
JPS50123990U (ja) * | 1974-03-25 | 1975-10-09 |
-
1977
- 1977-06-14 JP JP1977077310U patent/JPS6113242Y2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021029214A1 (ja) * | 2019-08-09 | 2021-02-18 | 住友電気工業株式会社 | 切削工具、切削工具用ホルダ、工具システム、通信方法および旋削用工具 |
JPWO2021029214A1 (ja) * | 2019-08-09 | 2021-09-30 | 住友電気工業株式会社 | 切削工具、切削工具用ホルダ、工具システム、通信方法および旋削用工具 |
WO2021251072A1 (ja) * | 2020-06-08 | 2021-12-16 | 住友電気工業株式会社 | 切削工具、工具システムおよび通信制御方法 |
JP7036297B1 (ja) * | 2020-06-08 | 2022-03-15 | 住友電気工業株式会社 | 切削工具、工具システムおよび通信制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS544492U (ja) | 1979-01-12 |
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