JPS61132177A - 培養容器 - Google Patents

培養容器

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Publication number
JPS61132177A
JPS61132177A JP25462284A JP25462284A JPS61132177A JP S61132177 A JPS61132177 A JP S61132177A JP 25462284 A JP25462284 A JP 25462284A JP 25462284 A JP25462284 A JP 25462284A JP S61132177 A JPS61132177 A JP S61132177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
culture
vessel
cells
container
transmittance
Prior art date
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Pending
Application number
JP25462284A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Nishiwaki
西脇 由和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPS61132177A publication Critical patent/JPS61132177A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、生物学、免疫学、医学等において、細胞類
を培養するために用いる容器、特に滅菌処理を必要とす
る場合に適した培養容器に関するものである。
〈従来の技術〉 細胞類を培養する一般的な方法は、第1図に示すように
、内部に収納棚1を設けた培養装置2を用い、細胞と培
養液を入れた容器を前面の開閉静3を開いて内部に入れ
、培養装置i!2はその内部の温度、湿度、ガス等がコ
ントロールされ、常に一定の培養環境が維持され、容器
をこの環境の中に一定期間放置して培養を行なうもので
ある。
上記のような培養装置2は容器の出し入れ操作ごとに前
面の開閉繰3を開く必要があるため、扉3の開閉ごとに
培養袋!2の内部が外部と連通し、内部の培養環境を常
時一定に維持することができないと共に、容器を直接的
に入れるため、容器に付着している雑菌で培養環境を汚
染するという問題がある。
このような外部からの雑菌による汚染の発生を防止する
ため、第2図に示すように、培養装置2の外部で開[i
3の部分に開閉rrA4を備えた滅菌部5を連ねて設け
、先ず、滅菌部5の開閉f14を開いてその内部に容器
を入れ、一定時間滅菌処理を施した後、コンピュータシ
ステム6め指示でこの容器を培養装置2内に供給し、培
養環境を外部からの雑菌による汚染を防ごうとするもの
が提案されている。
ところで現在一般に使用されている培養容器87は第3
図に示すように多数のウェル8があけられた培養トレイ
9と、このトレイ9上に嵌着する蓋10との組合せから
なり、各々を透明なプラスチック材料を使用して形成さ
れていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このため、培養容器7を滅菌部5に入れ、外部の雑菌を
殺すために滅菌処理を施すと、培養すべき細・胞にも滅
菌光線が照射され、細胞が死滅するという問題があり、
培養環境の雑菌による汚染防止を効果的に実施すること
ができないのが現状である。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされ
たものであり、滅菌処理を施しても培養せんとする細胞
が死滅することのない培養容器を提供することを目的と
する。
〈問題点を解決するための手段〉 上記のような問題点を解決するため、この発明は、細胞
類を培養するために用いる容器を可視域で透過率が高く
、滅菌に有効な紫外域で透過率が低い材料で形成したも
のである。
〈作 用〉 培養容器が細胞と培養液を収納するトレイと、このトレ
イの上面を覆う蓋との組合せからなり、この容器が滅菌
に有効な紫外域で透過率が低い材料で形成されているの
で、雑菌の滅菌処理を施しても培養せんとする細胞は保
護され、死滅することがある。
く実 施 例〉 以下、この発明の実施例を第3図ないし第5図にもとづ
いて説明する。
この発明に係る培養容器7の構造は、第3図に示した従
来のものと同じく、多数のウェル8が設けられた培養ト
レイ9と、このトレイ9上に嵌着する蓋10との組み合
わせによって形成されている。
前記培養トレイ9と蓋10は、可視域で透過率が高く、
滅菌に有効な紫外域で透過率の低い材料を用いて共に形
成されている。
上記のような条件を満す材料としては、第4図の光学材
料の分光透過率に示すように、フリント硝子またはクラ
ウン硝子を使用することができる。
第5図に示すガラスのデータは、フリント硝子にセリウ
ムを添加したものであり、透過特性はよりこの発明の培
養容器の目的に合致する方向に変化している。
なお、クラウン硝子にセリウムを添加しても同様の透過
特性を得ることができ、また培養容器7は図示のような
トレイと蓋の組合せに限定されるものではなく、同種の
材料を用い版状の培養容器を製作しても同様の目的を達
成することができる。
この発明の培養装置は上記のような構成であり、トレイ
9のウェル8に細胞と培養液を入れ、このトレイ9に蓋
10を嵌着した状態で滅菌部に挿入し、滅菌処理を行な
う。
トレイ9及び蓋10は共に可視域で透過率が高く、紫外
域で透過率が低い材料で形成されているので、滅菌処理
中に細胞が死滅することがなく、外面に付着している雑
菌のみが死滅する。
また、滅菌部から培養装置内に供給された培養中におい
ては、蓋10をした状態で細胞観察が可能となる。
〈効 果〉 以上のように、この発明によると、細胞類を培養するた
めの容器を、可視域で透過率が高く紫外域で透過率が低
い材料を使用して形成したので、培養装置への供給前に
滅菌処理を施しても細胞が死滅することがなく、外面に
付着した雑菌のみを確実に死滅させることができ、培養
環境を雑菌で汚染させることなく細胞類を培養できるよ
うになる。
また、培養中においても、細胞の観察がそのま)で行な
える。
【図面の簡単な説明】
第1図は培養装置の第1の例を示す斜視図、第2図は同
第2の例を示す斜視図、第3図は培養容器の斜視図、第
4図は光学材料の分光透過率を示すグラフ、第5図はフ
リント硝子にセリウムを添加した硝子のデータを示すグ
ラフである。 7・・・培養容器  訃・・ウェル 9・・・トレイ  10・・・蓋 特許出願人      住友電気工業株式会社代  理
  人          弁理士  和  1)  
昭第2図 第4図。 竿巴図 康某λ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)細胞類を培養するために用いる容器を、可視域で
    透過率が高く、滅菌に有効な紫外域で透過率が低い材料
    で形成した培養容器。
  2. (2)容器の形成材料が、フリント硝子、クラウン硝子
    、またはそれらにセリウムを添加した硝子の何れかであ
    る特許請求の範囲第1項に記載の培養容器。
JP25462284A 1984-11-30 1984-11-30 培養容器 Pending JPS61132177A (ja)

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JP25462284A JPS61132177A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 培養容器

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JPS61132177A true JPS61132177A (ja) 1986-06-19

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