JPH05111376A - 光合成培養装置 - Google Patents
光合成培養装置Info
- Publication number
- JPH05111376A JPH05111376A JP27774291A JP27774291A JPH05111376A JP H05111376 A JPH05111376 A JP H05111376A JP 27774291 A JP27774291 A JP 27774291A JP 27774291 A JP27774291 A JP 27774291A JP H05111376 A JPH05111376 A JP H05111376A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- light
- culture
- culture tank
- glass window
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M31/00—Means for providing, directing, scattering or concentrating light
- C12M31/02—Means for providing, directing, scattering or concentrating light located outside the reactor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M21/00—Bioreactors or fermenters specially adapted for specific uses
- C12M21/02—Photobioreactors
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Molecular Biology (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低廉なる装置によって、培養槽内の細胞又は
菌体に光を効率よく、且つ、充分に照射できるようにす
る。 【構成】 培養槽２の底部２ａを開放し、この開放部に
光照射用の硝子窓６を固設して該開放部を密閉する。そ
して、該硝子窓６の下面に光源７を配置し、該光源７の
光は該硝子窓６を透射して培養槽２内の培養液に入射
し、該培養液中の細胞又は菌体に照射する。
菌体に光を効率よく、且つ、充分に照射できるようにす
る。 【構成】 培養槽２の底部２ａを開放し、この開放部に
光照射用の硝子窓６を固設して該開放部を密閉する。そ
して、該硝子窓６の下面に光源７を配置し、該光源７の
光は該硝子窓６を透射して培養槽２内の培養液に入射
し、該培養液中の細胞又は菌体に照射する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は光合成培養装置に関す
るものであり、特に、培養槽内の細胞又は菌体に光を効
率よく照射するための光合成培養装置に関するものであ
る。
るものであり、特に、培養槽内の細胞又は菌体に光を効
率よく照射するための光合成培養装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の此種光合成培養装置として下記の
ものが知られている。 培養槽の上蓋に硝子窓を設け、該硝子窓の上方に光
源を配置して該硝子窓の上方から、前記光源の光を培養
槽内に入射せしめ、該培養槽内の細胞又は菌体を照射す
る。
ものが知られている。 培養槽の上蓋に硝子窓を設け、該硝子窓の上方に光
源を配置して該硝子窓の上方から、前記光源の光を培養
槽内に入射せしめ、該培養槽内の細胞又は菌体を照射す
る。
【０００３】 培養槽の側胴部に硝子窓を固設し、該
硝子窓の横方向から光を入射して培養槽内の細胞又は菌
体を照射する。 培養槽内の培養液中にグラスファイバーを挿入し
て、該培養液中の細胞又は菌体に光を照射する。
硝子窓の横方向から光を入射して培養槽内の細胞又は菌
体を照射する。 培養槽内の培養液中にグラスファイバーを挿入し
て、該培養液中の細胞又は菌体に光を照射する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来型の項記載
の装置は、培養槽の培養液（細胞又は菌体を含む液）と
上蓋との間に一定の空間部があるので、光源から照射さ
れる光は該空気層を介して前記培養液に照射されること
になる。従って、光のロスとなり、該光が効率よく照射
できない。更に、硝子窓を上蓋に設けたので、該上蓋が
重くなって該上蓋の開閉操作性が悪くなる。
の装置は、培養槽の培養液（細胞又は菌体を含む液）と
上蓋との間に一定の空間部があるので、光源から照射さ
れる光は該空気層を介して前記培養液に照射されること
になる。従って、光のロスとなり、該光が効率よく照射
できない。更に、硝子窓を上蓋に設けたので、該上蓋が
重くなって該上蓋の開閉操作性が悪くなる。
【０００５】又、上記従来型の項記載の装置は、培養
槽の前記培養液が下降した場合は、該培養液に光を充分
に照射することができない。更に、上記従来型の項記
載の装置は、グラスファイバーを培養槽内の前記培養液
中に直接挿入するため、該グラスファイバー分だけ培養
液の容量を少なくする必要があり、培養効率に影響を与
えると同時に装置自体が大型となって取扱いも煩雑とな
り、コストアップの要因ともなる。
槽の前記培養液が下降した場合は、該培養液に光を充分
に照射することができない。更に、上記従来型の項記
載の装置は、グラスファイバーを培養槽内の前記培養液
中に直接挿入するため、該グラスファイバー分だけ培養
液の容量を少なくする必要があり、培養効率に影響を与
えると同時に装置自体が大型となって取扱いも煩雑とな
り、コストアップの要因ともなる。
【０００６】そこで、低廉なる装置によって、培養槽内
の細胞又は菌体に光を効率よく、且つ、充分に照射でき
るようにするために解決せらるべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明は該課題を解決することを目的と
する。
の細胞又は菌体に光を効率よく、且つ、充分に照射でき
るようにするために解決せらるべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明は該課題を解決することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案せられたものであり、光照射型の培
養槽であって、該培養槽の底部は光照射用の硝子窓にて
密閉され、該硝子窓の下面に光源を配置して、該培養槽
内の細胞又は菌体に前記光源からの光を照射できるよう
に構成したことを特徴とする光合成培養装置を提供せん
とするものである。
達成するために提案せられたものであり、光照射型の培
養槽であって、該培養槽の底部は光照射用の硝子窓にて
密閉され、該硝子窓の下面に光源を配置して、該培養槽
内の細胞又は菌体に前記光源からの光を照射できるよう
に構成したことを特徴とする光合成培養装置を提供せん
とするものである。
【０００８】
【作用】培養槽の底部に光照射用の硝子窓を設けている
ので、この硝子窓の下面に光源を配置する。然るとき
は、該光源の光は前記硝子窓を透射して培養槽の底面よ
り該培養槽の内部に入射する。このとき、該培養槽内に
存在する培養液は下面より、その全面に及んで前記光に
よって照射され、該培養液中の細胞又は菌体が効率よ
く、且つ、充分な光の照射をうけ、光合成が促進され
る。
ので、この硝子窓の下面に光源を配置する。然るとき
は、該光源の光は前記硝子窓を透射して培養槽の底面よ
り該培養槽の内部に入射する。このとき、該培養槽内に
存在する培養液は下面より、その全面に及んで前記光に
よって照射され、該培養液中の細胞又は菌体が効率よ
く、且つ、充分な光の照射をうけ、光合成が促進され
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１及び図２に従っ
て詳述する。図１は本発明の一実施例を示す解説側面図
であり、図２は他の実施例を示す解説側面図である。図
に於て、１は光合成培養装置であり、該光合成培養装置
１は圧力容器から成る培養槽２を備え、更に、該培養槽
２の上面は開放され、ここに上蓋３を密閉すると共に、
該培養槽２の該上蓋３の中心部に軸４を軸着して該培養
槽２内に垂下し、そして、該軸４の先端部に攪拌翼５を
取付け、該培養槽２内の培養液を攪拌できるように構成
されている。
て詳述する。図１は本発明の一実施例を示す解説側面図
であり、図２は他の実施例を示す解説側面図である。図
に於て、１は光合成培養装置であり、該光合成培養装置
１は圧力容器から成る培養槽２を備え、更に、該培養槽
２の上面は開放され、ここに上蓋３を密閉すると共に、
該培養槽２の該上蓋３の中心部に軸４を軸着して該培養
槽２内に垂下し、そして、該軸４の先端部に攪拌翼５を
取付け、該培養槽２内の培養液を攪拌できるように構成
されている。
【００１０】一方、該培養槽２の底部２ａを開放し、こ
の開放部の底部２ａに光照射用の硝子窓６を固設して該
開放部を密閉する。而して、該硝子窓６は図１に示すよ
うに、通常の硝子を用いることもできるが、図２に示す
ように凹レンズ状のものを用いることもできる。然ると
きは同図の点線にて示すように、光源７より入射する光
は外方へ屈折して拡大し、該培養槽２内の培養液全面に
及んで該培養液中の細胞又は菌体を効率よく、且つ、充
分に照射することができる。
の開放部の底部２ａに光照射用の硝子窓６を固設して該
開放部を密閉する。而して、該硝子窓６は図１に示すよ
うに、通常の硝子を用いることもできるが、図２に示す
ように凹レンズ状のものを用いることもできる。然ると
きは同図の点線にて示すように、光源７より入射する光
は外方へ屈折して拡大し、該培養槽２内の培養液全面に
及んで該培養液中の細胞又は菌体を効率よく、且つ、充
分に照射することができる。
【００１１】又、本光合成培養装置に於ては、光源７を
前記硝子窓７の下面に配置する。従って、該光源７の光
は前記硝子窓６の下面より透射されて培養液中に入射さ
れる。このとき、該培養液は該硝子窓６に密接している
ので、該培養液と硝子窓６との間に空間部は存在せず、
極めて効率よく、該光源７の光を培養槽２内に入射して
培養液中の細胞又は菌体を直接且つ均一に照射するので
ある。
前記硝子窓７の下面に配置する。従って、該光源７の光
は前記硝子窓６の下面より透射されて培養液中に入射さ
れる。このとき、該培養液は該硝子窓６に密接している
ので、該培養液と硝子窓６との間に空間部は存在せず、
極めて効率よく、該光源７の光を培養槽２内に入射して
培養液中の細胞又は菌体を直接且つ均一に照射するので
ある。
【００１２】尚、図中符号８はジャケットであり、蒸気
或は温度調整用の水の通路を示すものである。而して、
この発明は、この発明の精神を逸脱しない限り種々の改
変を為す事ができ、そして、この発明が該改変せられた
ものに及ぶことは当然である。
或は温度調整用の水の通路を示すものである。而して、
この発明は、この発明の精神を逸脱しない限り種々の改
変を為す事ができ、そして、この発明が該改変せられた
ものに及ぶことは当然である。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上記実施例にて詳述せる如き装
置に係るから、光源の光は培養槽の底部から該培養槽内
に入射する。そこで、該光は培養槽内の細胞又は菌体に
直接且つ均一に照射すると共に、該培養槽内の培養液の
量の変化に関係なく、常に、該光が効率よく、且つ、充
分に該細胞又は菌体に照射して、該細胞又は菌体の光合
成を促進させることができる。
置に係るから、光源の光は培養槽の底部から該培養槽内
に入射する。そこで、該光は培養槽内の細胞又は菌体に
直接且つ均一に照射すると共に、該培養槽内の培養液の
量の変化に関係なく、常に、該光が効率よく、且つ、充
分に該細胞又は菌体に照射して、該細胞又は菌体の光合
成を促進させることができる。
【００１４】又、本発明の装置自体は極めてコンパクト
であって、操作性も良好であり、コストダウンにも寄与
する等、正に諸種の工業的著大な価値ある発明である。
であって、操作性も良好であり、コストダウンにも寄与
する等、正に諸種の工業的著大な価値ある発明である。
【図１】本発明の一実施例を示し、その解説側面図であ
る。
る。
【図２】本発明の他の実施例を示し、その解説側面図で
ある。
ある。
１ 光合成培養装置 ２ 培養槽 ２ａ 底部 ６ 硝子窓 ７ 光源
Claims (1)
- 【請求項１】 光照射型の培養槽であって、該培養槽の
底部は光照射用の硝子窓にて密閉され、該硝子窓の下面
に光源を配置して、該培養槽内の細胞又は菌体に前記光
源からの光を照射できるように構成したことを特徴とす
る光合成培養装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27774291A JPH05111376A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 光合成培養装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27774291A JPH05111376A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 光合成培養装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111376A true JPH05111376A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17587695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27774291A Pending JPH05111376A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 光合成培養装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111376A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015087858A1 (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-18 | 電源開発株式会社 | 藻類培養装置、及び藻類培養システム |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP27774291A patent/JPH05111376A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015087858A1 (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-18 | 電源開発株式会社 | 藻類培養装置、及び藻類培養システム |
| AU2014362516B2 (en) * | 2013-12-09 | 2017-02-16 | Electric Power Development Co., Ltd. | Algae culturing apparatus and algae culturing system |
| JPWO2015087858A1 (ja) * | 2013-12-09 | 2017-03-16 | 電源開発株式会社 | 藻類培養装置、及び藻類培養システム |
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