JP2709718B2 - 微生物培養兼鏡検用容器 - Google Patents

微生物培養兼鏡検用容器

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常雄 金子
健一 小寺
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株式会社日研生物医学研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、細菌類や原虫類などの微生物を液体培地
を用いて培養するとともに、その培養された微生物を、
標本を作ることなくそのまま鏡検することができる微生
物培養兼鏡検用容器に関する。
〔従来の技術〕
被検部位から採取した検体中の細菌や原虫を検出する
検査法としては、検体をそのまま鏡検に供する直接検査
法と、検出率をより高めるために培地を使用して細菌等
を増菌培養してから鏡検を行なう培養検査法とがある。
上記検査法のうち、細菌や原虫の検出率が高い後者の
培養検査を行なう場合、従来は、まず、被検部位から採
取した検体を培地に接種し、増菌培養する。そして、所
定時間培養後、滅菌済みのピペット等を用いて培養物を
スライドガラス上に採り、その上にカバーガラスを載せ
て鏡検する。このとき、細菌や原虫が認められない場合
は、毎日或いは2〜3日ごとに培養物の採取及び鏡検を
一定期間にわたって繰り返す。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来の培養検査においては、鏡検の都度、ピ
ペット等を用いて培地の一部を採取して標本を作成し、
鏡検が終われば、その標本を適切に処分する、といった
厄介な操作を繰り返す必要があり、またピペット等を滅
菌して複数本用意しておく必要がある。
この発明は、従来の培養検査における上記現状に鑑み
てなされたものであり、増菌培養後において、標本を作
製する操作を不要とし、培養容器に細菌等を培養しなが
ら、そのまま鏡検を行なうことができるような容器を提
供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記課題を達成するための手段として、
透明素材からなり、両面が平滑に形成された薄板状部の
両側に、一対の密閉容器部を連設し、前記薄板状部の内
部に扁平室を形成して、その扁平室を介し前記両密閉容
器部の内室同士を互いに連通させ、前記密閉容器部の内
室の一方に液体培地を収容し、他方の密閉容器部に、そ
の内室内部に検体を挿入するための通孔を、それを密封
可能に形成することにより、微生物培養兼鏡検用容器を
構成したことを要旨とする。
〔作用〕
上記構成の微生物培養兼鏡検用容器を用いて培養検査
を行なう場合においては、密閉容器部に形成された通孔
を開口させ、その通孔を通して密閉容器部の内室内部
に、被検部位より採取した検体を挿入する。次に、前記
通孔を密封してから、密閉容器部の内室の一方に収容さ
れている液体培地を、薄板状部の内部に形成された扁平
室を通して、内面に検体が擦り着けられた他方の内室側
へ移動させ、液体培地に検体を十分になじませた後、液
体培地を求の内室側へ戻す。そして、培養後、その内室
から液体培地を前記扁平室内へ移動させ、扁平室内部を
液体培地で満たす。ここで、薄板状部は、透明素材で出
来ており、両面が平滑に形成されているので、扁平室内
部の液体培地中に生存している微生物を顕微鏡によりそ
のまま観察することができる。この時点で微生物が認め
られなければ、扁平室内部の液体培地を元の内室内へ戻
し、さらに所定時間培養を継続し、再び、上記と同様の
操作により、鏡検を行なう。このようにして、増菌培養
しながら、の都度標本を作成しなくても、鏡検を繰り返
し行なうことができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の好適な実施例について図面を参照し
ながら説明する。
第1図及び第2図はこの発明の1実施例を示し、第1
図は、微生物培養兼鏡検用容器を分離した状態で示した
斜視図、第2図はその容器の縦断面図である。
この容器は、それぞれ同一素材の透明プラスチックで
形成された容器体10と蓋体12とを、それらの周縁部同士
を互いに溶着して、密閉容器状に成形することにより構
成されている。容器体10は、一対の容器部分14、16とそ
れらを接続する接続部分18とからなり、この容器体10の
上面を蓋体12で覆蓋して密閉することにより、一対の密
閉容器部20、22と薄板状部24とが一連に形成されてい
る。薄板状部24は、その上下両面が平滑に形成されてい
る。また、薄板状部24には、容器体10の上面に形設され
た凹部26と蓋体12の内面とで内部に扁平室28が形成され
ており、その扁平室28を介し両密閉容器部20、22の内室
30、32同士が互いに連通している。そして、一方の密閉
容器部20の内室の30には、液体培地34が収容されてい
る。また、他方の密閉容器部22側には、その蓋体12に通
孔36が穿設されている。その通孔36は、内室32の内部に
検体採取用綿棒の先端部を挿入するために形成されてお
り、通常は、剥離可能な透明シール38によって密閉され
ている。
以上のように構成された容器を使用して微生物、例え
ば膣トリコモナス原虫の培養検査を行なうには、以下の
ようにする。
まず、膣分泌物(或いは尿道分泌物)の検体を被検部
位から検体採取用綿棒を用いて採取した後、液体培地が
密閉容器部22の通孔36の位置に付着していないことを確
認してから、その通孔36を密閉している透明シール38を
蓋体12の表面から剥離して通孔36を開口させ、第3図に
示すように、その通孔36を通して密閉容器部22の内室32
の内部へ検体を採取した綿棒40の先端部を挿入して、内
室32の内底面に検体を擦り着けて接種する。次に、通孔
36を透明シール38によって元通り密封してから、密閉容
器部20の内室30に収容されている液体培地34を、薄板状
部24の扁平室28を通して、内室32側へ移動させ、液体培
地に検体を十分になじませた後、液体培地を元の内室30
側へ戻す。この状態で、内室30内部の液体培地34によっ
て増菌培養が行なわれる。37℃において24〜48時間培養
後、内室30から液体培地34を扁平室28内へ移動させ、扁
平室28の内部を液体培地で完全に満たす。そして、第4
図に示すように、容器を逆さにして(或いはそのまま
で)顕微鏡のステージ上に載置固定し、顕微鏡の対物レ
ンズ42を薄板状部24に近接させて、100〜200倍の倍率
で、扁平室28の内部の液体培地中に生存している原虫を
観察する。この時点で原虫が認められなければ、扁平室
28内部の液体培地を元の内室30内へ戻してさらに培養を
継続し、上記と同様の操作により毎日或いは隔日に鏡検
して、1週間まで観察を続ける。
この発明に係る微生物培養兼鏡検用容器は上記のよう
に構成されているが、この発明の範囲は上記説明並びに
図面の内容によって限定されるものではなく、要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形例を包含し得る。例えば、薄
板状部及び密閉容器部の各形状は、上記実施例のものに
限定されず、顕微鏡の対物レンズが薄板状部の一面側へ
近接することができるような形状であればよい。また、
少なくとも薄板状部が透明素材で形成されておればよ
く、密閉容器部は必ずしも透明でなくてもよい。
〔発明の効果〕 この発明は以上説明したように構成されかつ作用する
ので、この発明に係る微生物培養兼鏡検用容器を用いて
培養検査を行うときは、増菌培養後に標本を作成する操
作が不要となり、容器に細菌等を培養しながらそのまま
鏡検を行なうことができ、従来のように、鏡検の都度、
滅菌ピペット等を用いて培地の一部を採取して標本を作
成し、鏡検が終われば、その標本を適切に処分する、と
いった厄介な操作から実験者は開放され、またピペット
等を滅菌して複数本用意しておく必要もなくなる。この
ように、この発明は、培養検査を非常に簡易化し得たも
のであり、特に、比較的長期間にわたって鏡検を繰り返
す必要がある場合などには、その実用効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の1実施例を示し、第1図
は、微生物培養兼鏡検用容器を分離した状態で示した斜
視図、第2図は上記容器の縦断面図であり、第3図及び
第4図は、上記容器を用いて培養検査を行なう場合にお
ける操作を説明するための一部拡大図縦断面図及び正面
図である。 20、22……密閉容器部、24……薄板状部、 28……扁平室、30、32……内室、 34……液体培地、36……通孔、 38……透明シール。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明素材からなり、両面が平滑に形成され
    た薄板状部の両側に、一対の密閉容器部を連設し、前記
    薄板状部の内部に扁平室を形成して、その扁平室を介し
    前記両密閉容器部の内室同士を互いに連通させ、前記密
    閉容器部の内室の一方に液体培地を収容し、他方の密閉
    容器部に、その内室内部に検体を挿入するための通孔
    を、それを密封可能に形成してなる微生物培養兼鏡検用
    容器。
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JP5745378B2 (ja) * 2011-10-04 2015-07-08 滋賀県 生体試料採取キット

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