JP2568282B2 - 微生物培養装置 - Google Patents
微生物培養装置Info
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- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/14—Fungi; Culture media therefor
- C12N1/16—Yeasts; Culture media therefor
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/08—Flask, bottle or test tube
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M1/00—Apparatus for enzymology or microbiology
- C12M1/16—Apparatus for enzymology or microbiology containing, or adapted to contain, solid media
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- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/38—Caps; Covers; Plugs; Pouring means
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M25/00—Means for supporting, enclosing or fixing the microorganisms, e.g. immunocoatings
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は体液サンプルの中の微生物の検定に関する。
[従来の技術] 体液の中の微生物、特に血液中のバクテリア、を検知
する際には、体液のサンプルを液体栄養培地に接種する
必要がある。これに続いて、接種された後の液体培地を
1または2以上の固体培地に接種して微生物の集落(コ
ロニー)の増殖を行う。一般的に言って液体および固体
の両方の培地を同一の容器の中に組み合わせた形式の装
置が提供されている。このような装置は液体培地中の培
地を他の容器の中の固体培地に移す際の露出を含む種々
の問題を解消するものである。そのような装置の代表例
は1981年6月29日付け発行の米国特許第3,589,983号明
細書に記載されている。本発明の主題に関連する他の特
許としては、1972年3月28日付け発行の第3,651,926
号、1981年12月29日付け発行の第4,308,347号及び1987
年7月7日付け発行の第4,678,753号の各米国特許明細
書がある。
する際には、体液のサンプルを液体栄養培地に接種する
必要がある。これに続いて、接種された後の液体培地を
1または2以上の固体培地に接種して微生物の集落(コ
ロニー)の増殖を行う。一般的に言って液体および固体
の両方の培地を同一の容器の中に組み合わせた形式の装
置が提供されている。このような装置は液体培地中の培
地を他の容器の中の固体培地に移す際の露出を含む種々
の問題を解消するものである。そのような装置の代表例
は1981年6月29日付け発行の米国特許第3,589,983号明
細書に記載されている。本発明の主題に関連する他の特
許としては、1972年3月28日付け発行の第3,651,926
号、1981年12月29日付け発行の第4,308,347号及び1987
年7月7日付け発行の第4,678,753号の各米国特許明細
書がある。
しかしながら、上述の如き組み合わせた形式の装置に
おいては、固体培地の成分が液体培地の中に溶解すると
いう問題がある。したがって、液体培地に適合する固体
培地だけが利用できる。もし固体培地の成分が液体培地
の中に入ってしまえば、病原体の識別が不可能となって
しまう。
おいては、固体培地の成分が液体培地の中に溶解すると
いう問題がある。したがって、液体培地に適合する固体
培地だけが利用できる。もし固体培地の成分が液体培地
の中に入ってしまえば、病原体の識別が不可能となって
しまう。
[発明が解決しようとする課題] したがって、本発明の目的は、上述の如き従来技術の
欠点を解消することである。
欠点を解消することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は少なくとも1つの固体培養基(固体培地)を
収納するとともに液体培養基(液体培地)のカルチャー
ボトルすなわち培養容器に連結するようになされた装置
に関する。この装置は2つの培地(固体および液体の)
を観察しているサンプルに適正に接触させると同時に、
増殖期間において、固体培地に対する完全に包囲されて
いない接近をもたらしサンプルの採取あるいは近接した
観察を許容する。
収納するとともに液体培養基(液体培地)のカルチャー
ボトルすなわち培養容器に連結するようになされた装置
に関する。この装置は2つの培地(固体および液体の)
を観察しているサンプルに適正に接触させると同時に、
増殖期間において、固体培地に対する完全に包囲されて
いない接近をもたらしサンプルの採取あるいは近接した
観察を許容する。
本発明の装置によれば、微生物が一旦増殖し始める
と、観察を阻害するガラスあるいはプラスチック製のカ
バーを通さずに微生物を直接観察することができる。反
対に、本発明の装置に対する接近入口を形成する透明な
カバーを通して微生物の全体を観察することができる。
と、観察を阻害するガラスあるいはプラスチック製のカ
バーを通さずに微生物を直接観察することができる。反
対に、本発明の装置に対する接近入口を形成する透明な
カバーを通して微生物の全体を観察することができる。
本発明においては、固体培地と液体培地は適宜に隔離
されているが、互いに連結して固体培地を考慮している
サンプルを保有する液体培地に適宜に接触させることが
できる。また、一旦集落の増殖が起こってしまえば、本
発明の装置を分解して固体培地のプレートをカバー等の
阻害なしに完全にかつ直接的に観察することができる。
反対に、本発明によれば、拡大カバーを設けて、考慮し
ている固体培地に対する直接的な接近あるいは露出を行
うことなく近接した観察を行うことができる。
されているが、互いに連結して固体培地を考慮している
サンプルを保有する液体培地に適宜に接触させることが
できる。また、一旦集落の増殖が起こってしまえば、本
発明の装置を分解して固体培地のプレートをカバー等の
阻害なしに完全にかつ直接的に観察することができる。
反対に、本発明によれば、拡大カバーを設けて、考慮し
ている固体培地に対する直接的な接近あるいは露出を行
うことなく近接した観察を行うことができる。
[作用及び効果] すなわち、本発明の装置は1または2以上の固体培地
を保持する主要な構造を有している。この構造は主構造
体すなわち基本構造体を液体培地の容器に連結するため
の連結部を備えている。固体培地を保持する主基本構造
体は略円筒形状とすることができ、固体培地を支持する
ための固体壁と、この固体壁の反対側に設けられる液体
密の透明なスクリューキャップの形態の壁とを有してい
る。したがって、サンプルが一旦液体培地の容器の中に
導入されると、本発明の装置を連結して固体培地を対象
とするサンプルを保有する液体培地に露呈することがで
きる。
を保持する主要な構造を有している。この構造は主構造
体すなわち基本構造体を液体培地の容器に連結するため
の連結部を備えている。固体培地を保持する主基本構造
体は略円筒形状とすることができ、固体培地を支持する
ための固体壁と、この固体壁の反対側に設けられる液体
密の透明なスクリューキャップの形態の壁とを有してい
る。したがって、サンプルが一旦液体培地の容器の中に
導入されると、本発明の装置を連結して固体培地を対象
とするサンプルを保有する液体培地に露呈することがで
きる。
本発明の装置の中に存在する接種された固体培地のイ
ンキュベーションすなわち集落の増殖の間の適宜な培養
の進行を行うために、露呈は必要に応じて間欠的に行わ
れる。キャップが透明でかつ大きいために、この透明な
キャップを介しての間接的な観察、又はキャップを外し
ての直接的な観察および本発明の装置に支持されている
種々の培地プレートのサンプリングにより、インキュベ
ーション期間全体にわたって増殖特性を観察することが
できる。一旦インキュベーション期間が起こると、装置
のキャップを取り外して培養された微生物を有する固体
培地全体を観察に露出することができる。本発明のキャ
ップに拡大レンズを設けた形式の実施例を採用すれば、
固体培地を収容している容器を開放することなく、イン
キュベーション期間の増殖特性を詳細に観察することが
できる。この場合には露出による汚染が減少される。更
に、本発明によれば対象とする標本を不注意により汚染
することが少なくなる。
ンキュベーションすなわち集落の増殖の間の適宜な培養
の進行を行うために、露呈は必要に応じて間欠的に行わ
れる。キャップが透明でかつ大きいために、この透明な
キャップを介しての間接的な観察、又はキャップを外し
ての直接的な観察および本発明の装置に支持されている
種々の培地プレートのサンプリングにより、インキュベ
ーション期間全体にわたって増殖特性を観察することが
できる。一旦インキュベーション期間が起こると、装置
のキャップを取り外して培養された微生物を有する固体
培地全体を観察に露出することができる。本発明のキャ
ップに拡大レンズを設けた形式の実施例を採用すれば、
固体培地を収容している容器を開放することなく、イン
キュベーション期間の増殖特性を詳細に観察することが
できる。この場合には露出による汚染が減少される。更
に、本発明によれば対象とする標本を不注意により汚染
することが少なくなる。
[実施例] 同様の部分には同様の符号が付されている図面を参照
すると、第1図においては、符号10は室12を画成する円
筒形状の本体11を有する本発明の装置を示している。第
1図乃至第3図に示すように、室12は分割部16によって
分割された2つの固体培地プレート18、20を支持する後
部壁13を有している。第1図乃至第3図から更にわかる
ように、キャップ32が円筒形状の本体11の右側の面にね
じ止めされており(第3図)、透明のキャップ32のねじ
部34が例えば第4図に示す本体11の右側の面に形成され
たねじ部36と協働している。
すると、第1図においては、符号10は室12を画成する円
筒形状の本体11を有する本発明の装置を示している。第
1図乃至第3図に示すように、室12は分割部16によって
分割された2つの固体培地プレート18、20を支持する後
部壁13を有している。第1図乃至第3図から更にわかる
ように、キャップ32が円筒形状の本体11の右側の面にね
じ止めされており(第3図)、透明のキャップ32のねじ
部34が例えば第4図に示す本体11の右側の面に形成され
たねじ部36と協働している。
円筒形状の本体11はこれと一体のネックすなわち延長
部22を有しており、この延長部22は第2図に示す液体培
地ボトルのネック28に形成されたねじ部30のための内側
のねじ部24を有している。したがって、第3図および第
4図に示されるように、円筒形状の本体11を第2図に示
す液体培地容器26にねじ止めすると、プレート18、20の
固体培地の表面42、44を液体培地に接触させることがで
きる。
部22を有しており、この延長部22は第2図に示す液体培
地ボトルのネック28に形成されたねじ部30のための内側
のねじ部24を有している。したがって、第3図および第
4図に示されるように、円筒形状の本体11を第2図に示
す液体培地容器26にねじ止めすると、プレート18、20の
固体培地の表面42、44を液体培地に接触させることがで
きる。
このようにし、またキャップ32が装置10の開口した全
面40にねじ込まれているとすると、液体培地を円筒形状
の本体11の室12の中へ流入させるために組み合わされた
装置全体を転倒させて液体培地を除く前に所望の時間に
わたり表面42、44を液体培地に接触させる。これにより
表面42、44上で細胞増殖が開始される。培養基の漏洩を
封止するために、各々のねじ結合部24、28および34、36
にシールワッシャ(図示せず)を設けることができるこ
とは理解されよう。
面40にねじ込まれているとすると、液体培地を円筒形状
の本体11の室12の中へ流入させるために組み合わされた
装置全体を転倒させて液体培地を除く前に所望の時間に
わたり表面42、44を液体培地に接触させる。これにより
表面42、44上で細胞増殖が開始される。培養基の漏洩を
封止するために、各々のねじ結合部24、28および34、36
にシールワッシャ(図示せず)を設けることができるこ
とは理解されよう。
この細胞増殖の期間中、キャップ32が透明でありかつ
大きな寸法を有することによって、面42、44を透明なキ
ャップを通して明瞭に見ることができ、したがってイン
キュベーション期間中の増殖の特性および状態を観察す
ることができる。また、実験室技師はキャップ32を外し
て直接的な観察およびサンプリングを行うことができ
る。装置10の前方の拡大された端部開口により、室12の
反対側の壁の固体プレートの表面に容易に接近して検査
を行うことができる。
大きな寸法を有することによって、面42、44を透明なキ
ャップを通して明瞭に見ることができ、したがってイン
キュベーション期間中の増殖の特性および状態を観察す
ることができる。また、実験室技師はキャップ32を外し
て直接的な観察およびサンプリングを行うことができ
る。装置10の前方の拡大された端部開口により、室12の
反対側の壁の固体プレートの表面に容易に接近して検査
を行うことができる。
この点に関連して第5図を参照すると、キャップ32の
別の実施例50が示されている。この実施例においては透
明の一体のレンズ52が備えられている。内側のねじ部54
を有するキャップ50は装置10の前方端部40のねじ部36
(第4図)と協働することができ、したがってこの実施
例のキャップ50を装置の前方端部上にねじ込むことがで
きる。したがって、技師は実験を必要とする期間中増殖
の状態を拡大して見られるという追加の効果を享受でき
る。このように詳細な観察をキャップ50によって拡大し
て行うことができるために、この実施例を用いた場合に
は技師はキャップを頻繁に空ける必要がなく、場合によ
っては全く空ける必要がない。
別の実施例50が示されている。この実施例においては透
明の一体のレンズ52が備えられている。内側のねじ部54
を有するキャップ50は装置10の前方端部40のねじ部36
(第4図)と協働することができ、したがってこの実施
例のキャップ50を装置の前方端部上にねじ込むことがで
きる。したがって、技師は実験を必要とする期間中増殖
の状態を拡大して見られるという追加の効果を享受でき
る。このように詳細な観察をキャップ50によって拡大し
て行うことができるために、この実施例を用いた場合に
は技師はキャップを頻繁に空ける必要がなく、場合によ
っては全く空ける必要がない。
次に第6図を参照すると、本発明の円筒形状の容器の
装置のさらに別の実施例60が示されている。この実施例
はより多くの固体培地プレートを形成することができる
ことを示している。このように、プレート64、66は装置
60の後方の壁の4分の1(分割部74、76によって分割さ
れている)を占める。更に、2つの異なった固体培地に
対して面積の8分の1を占めるより小さな培地領域70、
72(分割部78によって分割されている)を形成すること
もできる。上述したように、本願発明のいずれの実施例
においても、このように形成された装置は数回転倒され
て液体および固体の栄養培地の間の適正な接触を保証す
る。次に装置を約20℃乃至37℃の間の温度で1時間から
恐らく10日間にわたってインキュベートし、その後培地
で増殖したものを観察し評価する。上述したように、ま
た1実施例における拡大特性によって、この評価は実際
に容器の室12の中へ入らずに行うことができる。
装置のさらに別の実施例60が示されている。この実施例
はより多くの固体培地プレートを形成することができる
ことを示している。このように、プレート64、66は装置
60の後方の壁の4分の1(分割部74、76によって分割さ
れている)を占める。更に、2つの異なった固体培地に
対して面積の8分の1を占めるより小さな培地領域70、
72(分割部78によって分割されている)を形成すること
もできる。上述したように、本願発明のいずれの実施例
においても、このように形成された装置は数回転倒され
て液体および固体の栄養培地の間の適正な接触を保証す
る。次に装置を約20℃乃至37℃の間の温度で1時間から
恐らく10日間にわたってインキュベートし、その後培地
で増殖したものを観察し評価する。上述したように、ま
た1実施例における拡大特性によって、この評価は実際
に容器の室12の中へ入らずに行うことができる。
また、キャップ32の実施例においてもまたキャップ50
の実施例においても、キャップのねじを緩めて壁の開口
を全面的に開放し反対側の壁の固体培地プレートに接近
することができる。したがって、技師は、必要に応じて
サンプルを取り出して装置の外で更に実験を行うことが
できる。インキュベーションの期間中に増殖が観察され
なければ、キャップを空けることなくこのインキュベー
ション期間を繰り返すことができる。これは、本発明の
装置においては増殖が起こっていないことを明瞭に観察
できるからである。例えばインキュベーションが長時間
にわたる場合には、装置を少なくとも1日に一回は転倒
させて培養ボトル26の中の液体培地と固体培地プレート
との間の適正な接触を確実にすることができる。
の実施例においても、キャップのねじを緩めて壁の開口
を全面的に開放し反対側の壁の固体培地プレートに接近
することができる。したがって、技師は、必要に応じて
サンプルを取り出して装置の外で更に実験を行うことが
できる。インキュベーションの期間中に増殖が観察され
なければ、キャップを空けることなくこのインキュベー
ション期間を繰り返すことができる。これは、本発明の
装置においては増殖が起こっていないことを明瞭に観察
できるからである。例えばインキュベーションが長時間
にわたる場合には、装置を少なくとも1日に一回は転倒
させて培養ボトル26の中の液体培地と固体培地プレート
との間の適正な接触を確実にすることができる。
上述の説明から理解されるように、本発明によれば液
体培地および固体培地の両方を必要とする微生物を培養
するための装置が提供される。この装置はインキュベー
ション期間の間の微生物の観察を特に適正にする。すな
わち、この装置は直接的な接近および単に間を介する間
接的な観察の両方を完全に可能にする。
体培地および固体培地の両方を必要とする微生物を培養
するための装置が提供される。この装置はインキュベー
ション期間の間の微生物の観察を特に適正にする。すな
わち、この装置は直接的な接近および単に間を介する間
接的な観察の両方を完全に可能にする。
更に、本発明の装置は熱可塑性材料製の複数の部分か
ら形成することができ、これらの部分は、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレンおよびポリカーボネートを含む
種々の材料から大量生産できる。また、観察を容易にす
るために装置の全体を透明にすることが好ましい。
ら形成することができ、これらの部分は、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレンおよびポリカーボネートを含む
種々の材料から大量生産できる。また、観察を容易にす
るために装置の全体を透明にすることが好ましい。
上述した形式の装置は本発明の好ましい実施例を構成
するものではあるが、本発明はこれらの装置の厳密な形
態に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱す
ることなく変更を加えることができることは理解される
べきである。例えば、装置が円筒形状である形態を説明
したが、本発明の基本的な構造を矩形とし、キャップを
収容するための一体のねじ部を形成するためにその前方
面を円形状とすることもできる。ただ1つの限定事項
は、増殖した微生物を直接観察するためにいつキャップ
を空けるべきかを知るために、使用者がインキュベーシ
ョンの期間中に微生物の増殖が行われている固体培地を
容易に観察できるように装置を透明にすることだけであ
る。
するものではあるが、本発明はこれらの装置の厳密な形
態に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱す
ることなく変更を加えることができることは理解される
べきである。例えば、装置が円筒形状である形態を説明
したが、本発明の基本的な構造を矩形とし、キャップを
収容するための一体のねじ部を形成するためにその前方
面を円形状とすることもできる。ただ1つの限定事項
は、増殖した微生物を直接観察するためにいつキャップ
を空けるべきかを知るために、使用者がインキュベーシ
ョンの期間中に微生物の増殖が行われている固体培地を
容易に観察できるように装置を透明にすることだけであ
る。
第1図は本発明の装置を一部断面で示す平面図、第2図
は本発明の装置が培養のために取り付けられる形式の液
体培地容器の例を示す斜視図、第3図は第1図の線3−
3に沿う断面図、第4図は第3図と同様であるが本発明
のキャップを取り除いた状態を示す断面図、第5図は一
体の拡大レンズを備えた本発明のキャップの実施例を示
す側面図、及び第6図は第1図と同様であるが多数の固
体培地プレートのための支持構造の分割状態を示す平面
図である。 [主要符号の説明] 10……装置、 11……本体、 12……増殖室、 13……固体壁、 18、20;64、66、68、70、72……固体培地プレート、 22……延長部、 24……内ねじ、 26……液体培地ボトル、 28……ネック部、 30……外ねじ、 32、50……キャップ。
は本発明の装置が培養のために取り付けられる形式の液
体培地容器の例を示す斜視図、第3図は第1図の線3−
3に沿う断面図、第4図は第3図と同様であるが本発明
のキャップを取り除いた状態を示す断面図、第5図は一
体の拡大レンズを備えた本発明のキャップの実施例を示
す側面図、及び第6図は第1図と同様であるが多数の固
体培地プレートのための支持構造の分割状態を示す平面
図である。 [主要符号の説明] 10……装置、 11……本体、 12……増殖室、 13……固体壁、 18、20;64、66、68、70、72……固体培地プレート、 22……延長部、 24……内ねじ、 26……液体培地ボトル、 28……ネック部、 30……外ねじ、 32、50……キャップ。
フロントページの続き (72)発明者 レイモンド・ティー・ワセク アメリカ合衆国ニュージャージー州 08831,ジェームズバーグ,フォー・フ ェザント・レーン(番地なし) (56)参考文献 特開 昭53−121987(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】対象とするサンプルを固体及び液体の両方
の培地に接触させて微生物の培養を行うための装置であ
って、 固体培地増殖室を画成する本体と、 前記本体の一端面を形成する固体壁であって、複数の区
画室に分割された固体壁と、 前記固体壁の各区画室に設けられた複数の固体培地プレ
ートと、 前記本体の前記固体壁とは反対側の端部を形成する開口
と、 前記開口した端部のための透明なキャップと、 前記本体の前記開口した端部および前記透明なキャップ
にそれぞれ設けられ前記キャップを前記本体の前記開口
した端部に封止的に係合させる協働連結手段と、 前記固体壁と前記開口した端部との間の前記本体の側面
から伸びた延長部と、 前記延長部を貫通して液体培地ボトルと流体連通する孔
と、 前記孔の中に形成される内ねじと、を備えてなる培養装
置。 - 【請求項2】請求項1において、前記協働連結手段が、
前記本体の前記開口した端部に設けられる外ねじと、前
記キャップに形成される内ねじとから構成されることを
特徴とする培養装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記キャップがこれと
一体の拡大レンズを備えていることを特徴とする培養装
置。 - 【請求項4】請求項1において、前記本体が円筒形状で
あることを特徴とする培養装置。 - 【請求項5】微生物の培養を行うためのアセンブリであ
って、 閉止端および開放端を有する液体培地ボトルと、 前記開放端に隣接して前記ボトルに設けられるネック部
と、 前記ネック部に設けられる外ねじと、 前記外ねじに連結される装置と、を備え、 該連結される装置が、 固体培地増殖室を画成する本体と、 前記本体の一端面を形成する固体壁であって、複数の区
画室に分割された固体壁と、 前記固体壁の各区画室に設けられた複数の固体培地プレ
ートと、 前記本体の前記固体壁とは反対側の端部を形成する開口
と、 前記開口した端部のための透明なキャップと、 前記本体の前記開口した端部および前記透明なキャップ
にそれぞれ設けられ前記キャップを前記本体の前記開口
した端部に封止的に係合させる協働連結手段と、 前記固体壁と前記開口した端部との間の前記本体の側面
から伸びた延長部と、 前記延長部を貫通して、前記液体培地ボトルと流体連通
する孔と、 前記延長部の中に形成されて前記液体培地ボトルのネッ
ク部の外ねじに連結されるようになされた内ねじと、を
備えてなる培養アセンブリ。 - 【請求項6】請求項5において、前記協働連結手段が、
前記本体の前記開口した端部に設けられる外ねじと、前
記キャップに形成される内ねじとから構成されることを
特徴とする培養アセンブリ。 - 【請求項7】請求項5において、前記キャップがこれと
一体の拡大レンズを備えていることを特徴とする培養ア
センブリ。 - 【請求項8】請求項5において、前記本体が円筒形状で
あることを特徴とする培養アセンブリ。
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