JPS6113211Y2 - - Google Patents

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JPS6113211Y2
JPS6113211Y2 JP4540979U JP4540979U JPS6113211Y2 JP S6113211 Y2 JPS6113211 Y2 JP S6113211Y2 JP 4540979 U JP4540979 U JP 4540979U JP 4540979 U JP4540979 U JP 4540979U JP S6113211 Y2 JPS6113211 Y2 JP S6113211Y2
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JP
Japan
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drill
breakage
output
detects
signal
Prior art date
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Expired
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JP4540979U
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English (en)
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JPS55147206U (ja
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  • Drilling And Boring (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はボール盤などの工作機械におけるド
リル折損検出部に関する。
従来この種の工作機械における切削部の折損防
止装置としては被加工材が受ける振動の変化を検
知して、その検知信号によつて回転駆動軸送りや
駆動源を制御させるものが用いられていた。しか
しながらこの様な装置では、例えば加工中におい
て、ドリルが根本から折れたような場合には振動
の変化が短時間でしか起らないことが多く、所定
レベル以上の信号を取り出せないこともあり、正
確な折損検出は困難であつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
ドリルの折損検出を簡単な構成で正確に行ない得
るようにしたドリル折損検出部を提供することを
目的とする。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明
する。図はこの考案の一実施例に係るドリル加工
機の概略構成を示すもので、11は回転駆動源と
してのモータ、12はモータ11の回転軸に取付
けられたプーリ、13はロータ、14はこのロー
タ13に取付けられたプーリ、15は上記プーリ
12,14間に架設されモータ11の回転力をロ
ータ13に伝達するベルト、16は上記ロータ1
3に固定されたドリルヘツド、17はドリルヘツ
ドに固定されたドリルチヤツク、18はこのドリ
ルチヤツク17に着脱自在に取付けられるドリ
ル、19はロータ13の回転をドリルヘツド16
側に伝達したり切離したりするクラツチブレーキ
である。また、20は上記ドリル18のY−
Y′方向の送り位置を示すドグ、21は被加工
材、22は被加工材21を載置する加工台、23
はこの加工台22に取付けられドリル18による
加工中の振動を検出し、振動が一定以上であると
き所定の出力を出す振動検出器、24はドリル1
8のY−Y′方向の送り位置を検出し、予め設定
した点にドリル18が適したとき所定の出力を出
すドリル位置検出器である。しかして、上記振動
検出器23の出力はドリル折損検出器25に供給
されるとともにノツト回路26を介してアンド回
路27の一方の入力端子に供給される。また、ド
リル位置検出器24の出力は上記アンド回路27
の他方の入力端子に供給される。上記ドリル折損
検出器25は振動検出器23からの出力によつて
ドリル18が折損しているか否かを検知するもの
で、ドリル18の折損を検知したときは所定の出
力を出すものである。上記ドリル折損検出器25
の出力とアンド回路27の出力はオア回路28を
介してクラツチブレーキ制御回路29に供給され
る。このクラツチブレーキ制御回路29は上記ド
リル折損検出器25あるいはアンド回路27の少
なくとも一方の出力を受けるとクラツチブレーキ
19を駆動するものである。これによりクラツチ
ブレーキ19はロータ13とドリルヘツド16を
切離すとともにドリル18の回転を停止させる。
次に上記の様に構成されたこの考案の動作を説
明する。ドリル加工中にドリル18が折損したと
きは、ドリル18の折損により振動の変化が生ず
るので、この振動変化は振動検出部23で検出さ
れる。この出力信号がドリル折損検出器25に入
力されると、ドリル折損検出器25はドリル18
が折損したことを検出して検出信号を出力する。
この検出信号はオア回路28を介してクラツチブ
レーキ制御回路29に送られこれによりクラツチ
ブレーキ19が作動してドリル18の回転が停止
し、ドリル18が折損したことが分かる。しかし
ながら、この様な加工中にドリル18が折損した
場合、特に加工中においてドリル18がチヤツク
17との付け根部分から完全に折損した様な場合
には、振動変化は極めて短時間でしか起らない場
合もあり、ドリル折損検出器25でドリル18の
折損が検知できないことがある。この様な場合、
次に加工を行なうためにドリル18をY方向に送
りをかけると、ドリル18の先端が被加工物21
に接触して穴あけが可能となる位置に到達して
も、ドリル18が折損しているため被加工物21
には到達せず、穴あけ加工による振動は生じな
い。従つて振動検出部23の出力は“0”であ
り、この“0”出力はノツト回路26で反転させ
てアンド回路27の一方の入力端子に入力され
る。一方、ドリル位置検出器24からはドリル1
8の先端が予め設定した位置に到達したというこ
とを示す信号“1”が出力され、アンド回路27
の他の入力端子に供給される。これにより、アン
ド回路27の論理が成立し、所定の出力がオア回
路28を介してクラツチブレーキ制御回路29に
出力される。クラツチブレーキ制御回路29は上
記アンド回路出力を受けるとクラツチブレーキ1
9を作動させ、ロータ13とドリルヘツド16が
切離され、ドリル18の回転が停止する。これに
よりドリル18の折損を知ることができる。
以上説明した様にこの考案によれば、加工中に
被加工材が受ける振動を検出して、この振動変化
により、ドリルの折損を検出することとともに、
ドリルの所定の送り位置に対応する振動を検知し
て、これによりドリルの折損を検出する様にした
ので、ドリルが付け根付近で折損した様な場合に
も確実に折損検出が行なえしかもその検出を簡単
な構成にて行なえる等、極めて有用性のあるドリ
ル折損検出器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す構成図であ
る。 11……モータ、13……ロータ、16……ド
リルヘツド、17……ドリルチヤツク、18……
ドリル、19……クラツチブレーキ、20……ド
グ、21……被加工材、22……加工台、23…
…振動検出器、24……ドリル位置検出器、25
……ドリル折損検出器、26……ノツト回路、2
7……アンド回路、28……オア回路、29……
クラツチブレーキ制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドリル穴あけ加工中の振動を検出する振動検出
    部と、上記ドリル穴あけ加工中にドリルの送り位
    置を検出しこのドリルの送り位置が予め設定され
    た加工位置に達したときに信号を出力するドリル
    位置検出部と、このドリル位置検出部から信号が
    出力され、かつ上記振動検出部の出力が所定レベ
    ル以下のときに出力を発する論理回路と、上記振
    動検出部の出力レベルに基づいてドリルの折損を
    検出して検出信号を出力する折損検出部と、この
    折損検出部からの検出信号及び上記論理回路から
    の出力信号の少なくとも一方の信号を検出するこ
    とによりドリルの回転駆動を停止させる手段とを
    具備したことを特徴とするドリル折損検出部。
JP4540979U 1979-04-06 1979-04-06 Expired JPS6113211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4540979U JPS6113211Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4540979U JPS6113211Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55147206U JPS55147206U (ja) 1980-10-23
JPS6113211Y2 true JPS6113211Y2 (ja) 1986-04-24

Family

ID=28923604

Family Applications (1)

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JP4540979U Expired JPS6113211Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06

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JPS55147206U (ja) 1980-10-23

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