JPS6113126Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113126Y2 JPS6113126Y2 JP4093179U JP4093179U JPS6113126Y2 JP S6113126 Y2 JPS6113126 Y2 JP S6113126Y2 JP 4093179 U JP4093179 U JP 4093179U JP 4093179 U JP4093179 U JP 4093179U JP S6113126 Y2 JPS6113126 Y2 JP S6113126Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- steel plate
- chuck
- cheese
- claws
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 19
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 19
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 claims description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Duplication Or Marking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、鋼板の製造工程で、搬送中に鋼板
表面疵などの欠陥部分をチヨークでマーキングす
る装置に関する。
表面疵などの欠陥部分をチヨークでマーキングす
る装置に関する。
走行中の鋼板に対して表面疵をマークする方法
には、通常ペンキをシンナーで溶かしたもをスプ
レーしてマーキングすることが行われているが、
高温の熱延鋼板に有機溶剤の使用は爆発の危険性
もあり、また製品鋼板面に塗料が残つて商品価値
を低下するなどの欠点がある。
には、通常ペンキをシンナーで溶かしたもをスプ
レーしてマーキングすることが行われているが、
高温の熱延鋼板に有機溶剤の使用は爆発の危険性
もあり、また製品鋼板面に塗料が残つて商品価値
を低下するなどの欠点がある。
この考案はチヨークを用いてマーキングするこ
とによつて上記の欠点を改善したもので、実施例
につき図面に従つて以下に説明する。
とによつて上記の欠点を改善したもので、実施例
につき図面に従つて以下に説明する。
第1図、第2図において、1は矢印方向に移動
する鋼板、2はマーキングチヨーク3を配設した
この考案のマーキング装置で、鋼板搬送路の上方
に架設された支持枠(図示せず)に昇降自在の垂
直昇降軸4に取付けられている。
する鋼板、2はマーキングチヨーク3を配設した
この考案のマーキング装置で、鋼板搬送路の上方
に架設された支持枠(図示せず)に昇降自在の垂
直昇降軸4に取付けられている。
すなわちマーキング装置2はこの昇降軸4の中
間両側にアーム19を介して固定されたチヨーク
ケース5,5と垂直昇降軸下端に固定された車軸
6の両端に回転自在に軸支されたバランスウエイ
ト7とクランクピン8を一体化して付設した車輪
9,9を有し、これらチヨークケース5、車輪9
は、昇降軸中心に鋼板搬送方向直角に対象配置さ
れている。
間両側にアーム19を介して固定されたチヨーク
ケース5,5と垂直昇降軸下端に固定された車軸
6の両端に回転自在に軸支されたバランスウエイ
ト7とクランクピン8を一体化して付設した車輪
9,9を有し、これらチヨークケース5、車輪9
は、昇降軸中心に鋼板搬送方向直角に対象配置さ
れている。
上記両端が開口した垂直円筒状のチヨークケー
ス5には縦溝10が穿設され、チヨークケース内
には上記縦溝にチヨークチヤツク12の案内片1
1を遊嵌し、該縦溝に案内されてチヨークチヤツ
ク12がチヨークケース内を上下に摺動出来るよ
うにしてある。チヨークチヤツクは第3図に示す
両端が開口した円筒状で下部を複数個に縦割した
チヨーク挾持部20を設けてある。
ス5には縦溝10が穿設され、チヨークケース内
には上記縦溝にチヨークチヤツク12の案内片1
1を遊嵌し、該縦溝に案内されてチヨークチヤツ
ク12がチヨークケース内を上下に摺動出来るよ
うにしてある。チヨークチヤツクは第3図に示す
両端が開口した円筒状で下部を複数個に縦割した
チヨーク挾持部20を設けてある。
またチヨークケース5の下端開口部円周には第
4図のように先端角(θ)を形成して下端の開口
部からチヨークの落下を防ぐように開閉し得る複
数本の爪(本説明図では3本の爪)13が配設さ
れ、これらの爪13は中央部のボルト14を支点
に上部を常時バネ15で外方に押圧して、爪先端
16を互いに接触させてチヨークケース下端開口
部を開閉できるように構成している。
4図のように先端角(θ)を形成して下端の開口
部からチヨークの落下を防ぐように開閉し得る複
数本の爪(本説明図では3本の爪)13が配設さ
れ、これらの爪13は中央部のボルト14を支点
に上部を常時バネ15で外方に押圧して、爪先端
16を互いに接触させてチヨークケース下端開口
部を開閉できるように構成している。
さらにチヨークチヤツクに固定の案内片11と
連繋する軸17と、車輪のクランクピン8に連結
したロツド18とを、可動可能に接合してこれら
をクランク機構に形成する。
連繋する軸17と、車輪のクランクピン8に連結
したロツド18とを、可動可能に接合してこれら
をクランク機構に形成する。
つぎにこのマーキング装置2の動作を説明す
る。搬送路上を移動中の鋼板1に表面疵があれ
ば、検査員または検出器からの出力信号で昇降軸
4が下降して車輪9が鋼板上に接触する。これに
より車輪は第2図の矢印方向に回転し、クランク
ピン8も回動してロツド18を介して軸17は水
平状態で下降し、チヨークケース縦溝10に沿つ
て案内片11を押し下げる。従つてチヨークチヤ
ツク12はチヨークケース5内を垂直下降する。
そして下端において開口部を閉塞している爪13
をチヨークチヤツクの先端で押し開きそのバネ1
5の圧に抗して押し開き、なお下降して鋼板1表
面に当接してチヨークチヤツク内に挾持のチヨー
ク3で当接部分の鋼板にマーキングをするととも
に、この時点でクランクピン8位置およびチヨー
クチヤツク12の行程は最下点に達する。
る。搬送路上を移動中の鋼板1に表面疵があれ
ば、検査員または検出器からの出力信号で昇降軸
4が下降して車輪9が鋼板上に接触する。これに
より車輪は第2図の矢印方向に回転し、クランク
ピン8も回動してロツド18を介して軸17は水
平状態で下降し、チヨークケース縦溝10に沿つ
て案内片11を押し下げる。従つてチヨークチヤ
ツク12はチヨークケース5内を垂直下降する。
そして下端において開口部を閉塞している爪13
をチヨークチヤツクの先端で押し開きそのバネ1
5の圧に抗して押し開き、なお下降して鋼板1表
面に当接してチヨークチヤツク内に挾持のチヨー
ク3で当接部分の鋼板にマーキングをするととも
に、この時点でクランクピン8位置およびチヨー
クチヤツク12の行程は最下点に達する。
その後検査員または検出器の信号で昇降軸4は
引上げられ鋼板と車輪が離脱すると車輪はバラン
スウエイトにより自由回転してバランスウエイト
7を最下位置にした安定状態に自由復帰するの
で、チヨークチヤツクはチヨークケース内を引上
げられて原位置に戻り、爪13も開口を閉じる。
引上げられ鋼板と車輪が離脱すると車輪はバラン
スウエイトにより自由回転してバランスウエイト
7を最下位置にした安定状態に自由復帰するの
で、チヨークチヤツクはチヨークケース内を引上
げられて原位置に戻り、爪13も開口を閉じる。
以上のマーキングの1サイクルにおけるチヨー
ク3の作動を説明する。先ずチヨークチヤツクが
引上げられその下端がチヨークケース下端に一致
した時点では、本説明図では3本の爪13はそれ
ぞれ爪の先端16でチヨーク挾持部20の下端部
を内方に弾性圧縮して、チヨークを挾持していた
第6図、第7図の状態から、第4図、第5図に示
すように先端角(θ)でたがいに爪先端を接して
爪を閉じた状態、すなわちチヨーク挾持部が爪保
持から開放され、チヨークもまたチヨーク挾持部
から自由になつて、その下端隅をそれぞれの爪の
内側に当接して係止し、チヨークチヤツク下端か
らlだけ突出する。このようにチヨークはその消
耗に関せず常時lだけ突出するが、その量は先端
角(θ)とチヨーク外径とチヨークケース外径の
差で任意設定出来る。
ク3の作動を説明する。先ずチヨークチヤツクが
引上げられその下端がチヨークケース下端に一致
した時点では、本説明図では3本の爪13はそれ
ぞれ爪の先端16でチヨーク挾持部20の下端部
を内方に弾性圧縮して、チヨークを挾持していた
第6図、第7図の状態から、第4図、第5図に示
すように先端角(θ)でたがいに爪先端を接して
爪を閉じた状態、すなわちチヨーク挾持部が爪保
持から開放され、チヨークもまたチヨーク挾持部
から自由になつて、その下端隅をそれぞれの爪の
内側に当接して係止し、チヨークチヤツク下端か
らlだけ突出する。このようにチヨークはその消
耗に関せず常時lだけ突出するが、その量は先端
角(θ)とチヨーク外径とチヨークケース外径の
差で任意設定出来る。
またチヨークチヤツクが下降する時には、第6
図、第7図のようにチヨークをlだけ突出させた
状態で爪を押し開き、バネ5の圧縮力は倍加して
さらに強くチヨークを挾持する。これらの爪のバ
ネ圧はバネ5を取付けたボルト・ナツトで髄時調
整出来る。またチヨークはチヨークチヤツク内に
数本を直列に内蔵させれば、チヨークチヤツクの
引上げ毎に消耗量だけ下降して補充される。
図、第7図のようにチヨークをlだけ突出させた
状態で爪を押し開き、バネ5の圧縮力は倍加して
さらに強くチヨークを挾持する。これらの爪のバ
ネ圧はバネ5を取付けたボルト・ナツトで髄時調
整出来る。またチヨークはチヨークチヤツク内に
数本を直列に内蔵させれば、チヨークチヤツクの
引上げ毎に消耗量だけ下降して補充される。
以上は車輪およびチヨークを2個並設し、2点
マークした部分で疵を表示する装置であるが、1
個の車輪とチヨークによる装置も同等の効果を有
するのは勿論である。
マークした部分で疵を表示する装置であるが、1
個の車輪とチヨークによる装置も同等の効果を有
するのは勿論である。
上述のようにこの装置はチヨークでマーキング
するので、作業が安全清潔できわめて簡易であ
り、何等危険性もなく鋼板の商品価値を低下する
こともない。
するので、作業が安全清潔できわめて簡易であ
り、何等危険性もなく鋼板の商品価値を低下する
こともない。
また、この装置は動力を用いず鋼板の移動を利
用してマーキングすることができるので、省エネ
ルギー効果が大きく、またチヨークは使用時のみ
露出し、不使用時はチヨークケース内に納まる構
造となつているので、熱間圧延工程での使用にお
いても高温雰囲気からチヨークを保護できる効果
を有し、さらにチヨークは常に一定量露出させる
ことができる上、万一チヨークが折れてもチヨー
ク長さを容易に調節できる等の効果を有し、極め
て有用性に富むものである。
用してマーキングすることができるので、省エネ
ルギー効果が大きく、またチヨークは使用時のみ
露出し、不使用時はチヨークケース内に納まる構
造となつているので、熱間圧延工程での使用にお
いても高温雰囲気からチヨークを保護できる効果
を有し、さらにチヨークは常に一定量露出させる
ことができる上、万一チヨークが折れてもチヨー
ク長さを容易に調節できる等の効果を有し、極め
て有用性に富むものである。
第1図はこの考案装置の正面図、第2図は同側
面図、第3図は要部部品の展開斜視図、第4図は
下端が閉じた状態のチヨーク挾持部分の縦断正面
図、第5図は同底面図、第6図は下端が開いた状
態のチヨーク挾持部分の縦断正面図、第7図は同
底面図である。 図中1……鋼板、2……マーキング装置、3…
…チヨーク、4……昇降軸、5……チヨークケー
ス、7……バランスウエイト、8……クランクピ
ン、9……車輪、10……縦溝、11……案内
片、12……チヨークチヤツク、13……爪、1
5……バネ、18……ロツド、20……チヨーク
挾持部。
面図、第3図は要部部品の展開斜視図、第4図は
下端が閉じた状態のチヨーク挾持部分の縦断正面
図、第5図は同底面図、第6図は下端が開いた状
態のチヨーク挾持部分の縦断正面図、第7図は同
底面図である。 図中1……鋼板、2……マーキング装置、3…
…チヨーク、4……昇降軸、5……チヨークケー
ス、7……バランスウエイト、8……クランクピ
ン、9……車輪、10……縦溝、11……案内
片、12……チヨークチヤツク、13……爪、1
5……バネ、18……ロツド、20……チヨーク
挾持部。
Claims (1)
- 鋼板搬送路上方に架設した支持枠に昇降可能の
垂直昇降軸4を設け、昇降軸の中間にアーム19
を固着し、該アームの両側に縦溝10を付した円
筒状チヨークケース5,5を取付け、前記垂直昇
降軸の下端に車軸を固着し、車軸の両側に鋼板1
に接して回転するバランスウエイト7とクランク
ピン8を一体に付設した車輪9,9を軸支し、上
記縦溝10に遊嵌する案内片11とチヨーク挾持
部20を設けた円筒状チヨークチヤツク12をチ
ヨークケース内に摺動自在に挿入し、上記チヨー
クケース下端部開口を閉じる複数爪13を下端開
口部の周縁に配設するとともに、上記車輪のクラ
ンクピンとクランク結合するロツド18を上記案
内片11,11とを連繋する軸17と可動可能に
連結してなる鋼板表面疵のマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093179U JPS6113126Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093179U JPS6113126Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55143915U JPS55143915U (ja) | 1980-10-15 |
JPS6113126Y2 true JPS6113126Y2 (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=28910568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4093179U Expired JPS6113126Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113126Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-29 JP JP4093179U patent/JPS6113126Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55143915U (ja) | 1980-10-15 |
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