JPS61129123A - カルバペネム誘導体の安定な凍結乾燥製剤の製造法 - Google Patents
カルバペネム誘導体の安定な凍結乾燥製剤の製造法Info
- Publication number
- JPS61129123A JPS61129123A JP59250301A JP25030184A JPS61129123A JP S61129123 A JPS61129123 A JP S61129123A JP 59250301 A JP59250301 A JP 59250301A JP 25030184 A JP25030184 A JP 25030184A JP S61129123 A JPS61129123 A JP S61129123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pharmaceutical preparation
- stabilizer
- lyophilized pharmaceutical
- carbapenem
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式
t有するカルバペネム誘導体またはその塩の安定な凍結
乾燥製剤の製造法に関する。
乾燥製剤の製造法に関する。
前記式(I)t−有する化合物は、グラム陽性および陰
性菌に対して広範囲の抗菌スペクトラムを示す。しかし
ながら、本物質は凍結乾燥状態で高温経時保存した場合
に力価の減退が観察された。
性菌に対して広範囲の抗菌スペクトラムを示す。しかし
ながら、本物質は凍結乾燥状態で高温経時保存した場合
に力価の減退が観察された。
そこで、本発明者らは本物質の製剤の安定化について鋭
意研究した結果、本発明を完成した。
意研究した結果、本発明を完成した。
本発明は前記式(1) t−有するカルバペネム誘導体
またはその塩に尿素、ニコチン酸アミド、N−アセチル
グルコサミンおよびN−アセチルグリシン(以下、安定
化剤という)よりなる群から選ばれた1種または2種以
上全配合することを特徴とする。
またはその塩に尿素、ニコチン酸アミド、N−アセチル
グルコサミンおよびN−アセチルグリシン(以下、安定
化剤という)よりなる群から選ばれた1種または2種以
上全配合することを特徴とする。
本発明における前記式(1)を有するカルバペネム誘導
体には絶対配置の異なる化合物およびそれらの混合物を
も含む。
体には絶対配置の異なる化合物およびそれらの混合物を
も含む。
また、前記式(1) t−有するカルバペネム誘導体の
塩としてはナトリクム、カリウムのようなアルカリ金属
との塩を好適な例としてあげることができる。
塩としてはナトリクム、カリウムのようなアルカリ金属
との塩を好適な例としてあげることができる。
なお、本発明に用いられる安定化剤のなかには光学異性
体が存在するものもおるが、本発明においては各異性体
およびこれらの混合物をも包含する。
体が存在するものもおるが、本発明においては各異性体
およびこれらの混合物をも包含する。
安定化剤の配合量は、前記式(1) t−有するカルバ
4ネム誘導体またはその塩の1モルに対し、0.25モ
ル以上、好適には等モル程度を配合するのが好ましい。
4ネム誘導体またはその塩の1モルに対し、0.25モ
ル以上、好適には等モル程度を配合するのが好ましい。
本発明の製剤の製法は常法に従って行なわれる。即ち、
前記式(1)′t−有するカルバペネム誘導体またはそ
の塩と安定化剤とを水に溶解し、次いで細菌P通する。
前記式(1)′t−有するカルバペネム誘導体またはそ
の塩と安定化剤とを水に溶解し、次いで細菌P通する。
次いで、一定量をバイアル、アングル等に分注し、凍結
乾燥に付した後、密栓または溶閉することによって達成
される。
乾燥に付した後、密栓または溶閉することによって達成
される。
次に、本発明の実施例および実験例を示す。
実施例1
(5R,68,8B)−2−((3B)−1−アセトイ
ミドイルピロリジン−3−イルチオ) −6−(1−ヒ
ドロキシエチル)−2−カルバペネム−3−力ルピン酸
101および尿素2f′t−注射用蒸留水に溶解して1
00−とじた。次いで、メンブランフィルタ−を用いて
細菌濾過し、101ntバイアルに2.5−ずつ分注し
た後、凍結乾燥し密栓した。
ミドイルピロリジン−3−イルチオ) −6−(1−ヒ
ドロキシエチル)−2−カルバペネム−3−力ルピン酸
101および尿素2f′t−注射用蒸留水に溶解して1
00−とじた。次いで、メンブランフィルタ−を用いて
細菌濾過し、101ntバイアルに2.5−ずつ分注し
た後、凍結乾燥し密栓した。
実施例2
D−N−7セチルグルコサミン51を注射用蒸留水50
−に溶解した。次いで、この溶液に(5B、68.8R
)−2−C(38)−1−ア七トイミドイルピロリノン
ー3−イルチオ)−6−(1−ヒドロキシエチル)−2
−カルバペネム−3−カルボン酸10fを加えて溶解し
た。更に、この溶液に注射用蒸留水を加えて全量を10
0−とした。次いで、メンブランフィルタ−を用いて細
菌−過し、10WItバイアルに2.5−ずつ分注した
後、凍結乾燥し密栓した。
−に溶解した。次いで、この溶液に(5B、68.8R
)−2−C(38)−1−ア七トイミドイルピロリノン
ー3−イルチオ)−6−(1−ヒドロキシエチル)−2
−カルバペネム−3−カルボン酸10fを加えて溶解し
た。更に、この溶液に注射用蒸留水を加えて全量を10
0−とした。次いで、メンブランフィルタ−を用いて細
菌−過し、10WItバイアルに2.5−ずつ分注した
後、凍結乾燥し密栓した。
実施例3
N−アセチルグリシン52七注射用蒸留水5〇−に1規
定の水酸化ナトリワム水浴g、約141ntとともに加
えて溶解した。次いで、この溶液に(5B、6S、8F
l)−2−1:(3B)−1−アセトイミドイルピロリ
ジン−3−イルチオml−6−(1−ヒドロキシエチル
)−2−カルパヘネムー3−カルダン酸10ft−加え
て溶解した。更に、この溶液に注射用蒸留水を加えて全
量を200mAとした。次いで、メンブランフィルタ−
を用いて細菌テ過し、20−バイアルに5−ずつ分注し
た後、凍結乾燥し密栓した。
定の水酸化ナトリワム水浴g、約141ntとともに加
えて溶解した。次いで、この溶液に(5B、6S、8F
l)−2−1:(3B)−1−アセトイミドイルピロリ
ジン−3−イルチオml−6−(1−ヒドロキシエチル
)−2−カルパヘネムー3−カルダン酸10ft−加え
て溶解した。更に、この溶液に注射用蒸留水を加えて全
量を200mAとした。次いで、メンブランフィルタ−
を用いて細菌テ過し、20−バイアルに5−ずつ分注し
た後、凍結乾燥し密栓した。
実施例4
ニコチン酸アミドを用いて、実施例2と同様に実施して
凍結乾燥製剤が得られた。
凍結乾燥製剤が得られた。
実験例
実施例で得られた凍結乾燥製剤(実施例)および実施例
において安定化剤を配合しないで同様に製造した凍結乾
燥製剤(対照製剤)t−50℃で1ケ月の保存条件によ
る保存試験に付した。
において安定化剤を配合しないで同様に製造した凍結乾
燥製剤(対照製剤)t−50℃で1ケ月の保存条件によ
る保存試験に付した。
そして、外観変化の観察および力価の残存率を求めた。
なお、力価の残存率は高速液体クロマトグラフィーを用
いて求めた。
いて求めた。
結果を以下に示す。
表中、外観変化の項の記号は以下の状態を示す。
+:黄色〜橙黄色に変色
m:変色せず〜僅かに淡黄色に変色
以上の結果から、前記式(1)を有するカルバペネム誘
導体またはその塩は安定化剤を配合することによって顕
著な安定化効果が認められた。
導体またはその塩は安定化剤を配合することによって顕
著な安定化効果が認められた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するカルバペネム誘導体またはその塩に尿素、ニコ
チン酸アミド、N−アセチルグルコサミンおよびN−ア
セチルグリシンよりなる群から選ばれた1種または2種
以上を配合することを特徴とする安定な凍結乾燥製剤の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59250301A JPS61129123A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | カルバペネム誘導体の安定な凍結乾燥製剤の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59250301A JPS61129123A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | カルバペネム誘導体の安定な凍結乾燥製剤の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61129123A true JPS61129123A (ja) | 1986-06-17 |
Family
ID=17205868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59250301A Pending JPS61129123A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | カルバペネム誘導体の安定な凍結乾燥製剤の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61129123A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995029913A1 (fr) * | 1994-05-02 | 1995-11-09 | Shionogi & Co., Ltd. | Cristal de derive de pyrrolidylthiocarbapeneme, preparation lyophilisee le contenant et son procede de production |
JP2012031151A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-02-16 | Takada Seiyaku Kk | ニコチン酸アミドを含有するゲムシタビン凍結乾燥製剤 |
-
1984
- 1984-11-27 JP JP59250301A patent/JPS61129123A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995029913A1 (fr) * | 1994-05-02 | 1995-11-09 | Shionogi & Co., Ltd. | Cristal de derive de pyrrolidylthiocarbapeneme, preparation lyophilisee le contenant et son procede de production |
US6111098A (en) * | 1994-05-02 | 2000-08-29 | Shionogi & Co., Ltd. | Crystal of pyrrolidylthiocarbapenem derivative, lyophilized preparation containing said crystal, and process for producing the same |
JP2012031151A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-02-16 | Takada Seiyaku Kk | ニコチン酸アミドを含有するゲムシタビン凍結乾燥製剤 |
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