JPS61125780A - 危険物取扱い用トング構造 - Google Patents

危険物取扱い用トング構造

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JPS61125780A
JPS61125780A JP59222944A JP22294484A JPS61125780A JP S61125780 A JPS61125780 A JP S61125780A JP 59222944 A JP59222944 A JP 59222944A JP 22294484 A JP22294484 A JP 22294484A JP S61125780 A JPS61125780 A JP S61125780A
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lock
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tip
grip
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、核燃料再処理工場の高放射性物質等を取扱
ったり、或は、猛毒の化学薬品等を取扱うプラント等で
の危険物取扱い用の器物に対しワンタッチで取扱うこと
が出来るトングの構造技術分野に属する。
而して、この発明は、グリップを把持し、該グリップに
枢設されているトリガーを指先にて戻りスプリングに抗
して操作することにより、該グリップに挿設した移動軸
を固定軸内で進退させることにより、該グリップに設け
て延設したスリーブの先端に設けた爪を開開操作して、
器物をクランプ、アンクランプするようにした危険物取
扱い用のトング構造に関する発明であり、特に、固定軸
、及び、移動軸が長さ方向で所定複数−に分割され、而
して、該所定複数の各移動軸を内装する固定軸が該対応
分割移動軸のロック穴に対するクランプ用のロックボー
ルを有しており、更に、該固定軸には該ロックボールに
対するロック金具を設けており、該ロック金具をその戻
りスプリングに抗して操作することにより、ロックボー
ルが移動軸のロック穴に係合離反して連結分解可能にさ
れており、更に、該ロック金具にはワンタッチ式に分解
することが出来るテーパ状アームを有する解離具に対し
て係合するノツチが形成されている危険物取扱い用トン
グ構造に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、原子カプラントに於ける核燃料再処理工場
では、高放射能を有する物質を分析するセルラインがあ
るが、このような分析プラントにおいては、高放射能に
対する被爆に対処するために、トリガーを有するピスト
ルタイプのグリップに移動軸を延設させて先端の爪を開
閉することによって、高放射性物質をクランプ、アンク
ランプ操作して所定の分析作業等を行うようにされてい
る。
而して、かかるトングは、単に、核燃料再処理工場の分
析プラントばかりでなく、激しい毒性を有する劇薬処理
の化学プラントや、或は、有害な菌や特殊微生物を培養
したりする生化学研究所等においても離隔された部位か
ら遠距離操作する取扱い用の器具としても広く用いられ
ている。
かかる危険物取扱い用トングは、例えば、実公昭39−
31959号公報や実公昭52−34559号公報に示
されているようなものであって先端の一対の爪とグリッ
プとの間には作業者の安全、及び、器物の汚染を防止す
るための相当に長い固定軸が介設°されて上記移動軸を
内装している。
而して、該相当長の固定軸、及び、移動軸は所定の取扱
い時においては、その長さが必要であるが、格納時や先
端爪の交換や、或は、保守点検の際には取扱いの自由度
や周囲に対する干渉を避けるために、分解組立式にされ
ている構造をとっている。
この場合、基部のグリップと先端の爪の部分は構造が複
雑で、且つ、高価であるために分解しない構造にされて
おり、中途の固定軸と移動軸を分解組立可能に複数ユニ
ットにされている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 而して、かかる態様の従来トングの構造においては、爪
先端部や気密部やシャフト部の接続を、例えば、第8図
に示す様な一方側に角溝3を形成し、第9図に示す様に
、相手I14に棒ビン5を植設し、該角溝を該棒ピン5
に対してスライドして係合解離するような方式をとって
いた。
したがって、分解連結、或は、交換等の際に両者の取合
い角度や芯出しが容易に行われず、作業性が悪いという
難点があるうえに、該棒ビン5に対して無理な負荷がか
かり、損耗が著しく不測にして破損する欠点があり、或
は、棒ビン5が角溝3に対して噛み込んで着脱不能にな
るような不具合があり、これらをスムースに行うにはか
なりの熟練がいるという不都合があった。
そして、これらの損耗破損の度に各部を交換せねばなら
ず、結果的に、コスト高になるという不利点もあった。
又、爪先端部の交換は、第10図に示す様に、解離具6
が固定式であるために、極めて煩璃な作業を要し、不慣
れな場合には該先端爪部1を破損してしまう虞があるマ
イナスがあった。
この発明の目的は上述従来技術に基づく遠隔操作による
器物に対するクランプ、アンクランプのトングの複数分
割ユニットの解離連結の問題点を解決すべき技術的課題
とし、その固定軸の複数分割部の連結解離がワンタッチ
で、しかも、熟練度に無関係にスムースに迅速に行われ
、取扱いの自由度を高くし、その際の作業工数を低減し
、しかも、取扱いのし易さによりトング自身の耐久性を
長くし、その性能を取扱い頻度にかかわりなく経時的に
長くするようにして先端産業における特殊事物取扱い技
術利用分野に益する優れた危険物取扱い用トング構造を
提供せんとするものである。
く問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの発明の構成は、前
述問題点を解決するために、トングにより危険物取扱い
を行う場合には基部に設けたグリップを把持し、そのト
リガーを指先にて戻りスプリングに抗して所定に操作し
、該グリップに枢支されたトリガーに基端を係合する移
動軸の所定長さの先端をして該グリップに延設した固定
軸の先端に枢設した一対の爪を開閉させて危険物に対し
クランプ、アンクランプ操作を行って所定の作業を行い
、而して、作業終了俄のトング収納や、或は、交換、保
守点検、amに際し、これを分解解離するに際し解離具
のテーパ状のア−ムを該固定軸の所定分割数の分υノ部
に設けたロック金具の解離用のノツチに係合して該固定
軸を押込むことにより、該ロック金具は固定軸の軸方向
にスライドして該固定軸に設けたロックボールの固定軸
のロック穴に対する係合を解除し、該ロックボールは固
定軸から外方に移動してロックは解離し、トングの所定
数の分割がワンタッチで行え、それぞれ解離してユニッ
ト毎に収納保守点検に供され、再び連結一体化するに際
しては、上記解離具のテーパ状のアームを固定軸のノツ
チに係合させて戻りスプリングに抗してロック金具を開
き、ロックボールをして固定軸から外部に押出し移動軸
を固定軸内に挿入し、解離具を取外すことによりロック
金具は戻りスプリングのスプリングバックによりロック
ボールを移動軸のロック穴に係合させてロックして同じ
くワンタッチで連結が完了し、トングは一体構造体にさ
れ、遠隔操作で所定の事物に対しスリーブ先端の一対の
爪を開閉操作する。
〈実施例−構成〉 次に、この発明の1実施例を第1〜7図の図面に基づい
て説明すれば以下の通りである。
第4図に示す態様において、8はこの発明の要旨を成す
危険物取扱い用のトングであり、その長さ方向において
、次遅固定軸は当該実施例において3分割され、したが
って、全体的には基部のハンドル部9、シャフト部10
、気密部11、爪先端部12に分割され、それらの構造
については、ハンドル部9、シャフト部10は第1図に
、又、気密部11は第2図に、爪先端部12は第3図に
示されておりこれらの構造を個別に説明すると、まず、
ハンドル部9においては、第1図に示す様に、ピストル
型のグリップ13が横方向に2分割可能にして設けられ
ており、ボルトナツト14.14・・・を介し、固定軸
15を挿設しこれを緊締して一体結合組み立てるように
されており、又、中央部のピン16を介してトリガー1
7の基部を該グリップ13に旋回動可能に枢支しており
、又、該グリップ13の基部には調節ネジ18が長手方
向に螺装されており、その先端は咳トリガー11の上端
後部に当接して該トリガー17のグリップ13に対する
旋回動作vJt!囲θを調節規制するようにされている
而して、該グリップ13に挿設されている固定軸15は
、その中途に段差部19を介して前方突出型に形成され
ており、その先端部にはロック穴としてのリング状ロッ
ク溝20が形成されており、又、該段差部19の前端に
は、次述気密部11の固定軸を回り止めして嵌着する断
面方形のスペーサ21が固設されている。
そして、該固定軸15の内部には移動軸22が進退動自
在に挿設されており、その先端は半球状に形成されると
共に中途の段差部23と上記固定軸15の段差部19と
の間には戻りスプリング24が介設され、IIk喘は上
記トリガー17の基部に係合して押出自在にされている
又、第2図に詳ホする気密部11に於いては、気密部本
体を成す固定軸25が前帯りに段差部26を介し突出形
にされており、その前端には訳述爪先端部の連結に供す
るロック穴としてのリング状ロック溝20が形成され、
又、基部寄りには7ランジ27が形成され、その後部に
は凹溝28が形成されて作業者の放射能防護用等のブー
ツをV!看するようにされている。
又、上記段差部26にはストッパ29が嵌着されて戻り
スプリング30を介しロック金具31をパツキン32.
32・・・を介して該固定軸25の外側に軸方向スライ
ド可能に設けられており、上記固定軸25の7ランジ2
7との間に軸方向長さ−jの長さを有する後述解離具の
テーパアームを係合させるノツチ33が形成されている
又、該ロック金具31の所定部位の内側には半球状の逃
げ穴34が形成され、該固定軸の設定部位に所定ストロ
ーク内側に突出可能にされている金属製のロックボール
35を外方に逃がすようにしている。
而して、該固定軸25の内部には段差部を有して前方突
出型の移動孔36が穿設されて、上記シャフト部10の
移動軸22の先部を挿通進退自在にしており、その基部
側には上記シャフト部10の固定軸15の断面角型のス
ペーサ21が嵌合して該固定軸25を回り止めする断面
角形の挿入孔37が穿設形成され、更に、該移動孔36
の前方にはパツキン38を有する移動軸39が挿設され
ている。
パツキン32やパツキン38により、放射性ガスが爪先
端部12側から人間が手動操作する側へと浸入するのを
防止できる。
尚、固定軸25の段差部26の先部に於いては、断面角
形のスペーサ21が固設されている。
次に、第3図に示す様に、爪先端部12に於いては、固
定軸40の基部外側面にストッパ41が、又、所定間隔
を介してその前部にもストッパ42が設けられており、
該ストッパ41に対して前述同様模述解離具のテーパア
ームを挿入係合させるノツチ43が、前述第2図の気密
部11のロック金具31のノツチ33と同一幅の軸方向
長さΔjのノツチ43が形成されてロック金具44が該
固定軸40の外側面に対して軸方自進退勤可能にされて
おり、その所定部位内側には半球状の逃げ穴34を形成
し、該固定@40に内側に所定深さ突出可能であるよう
にして設けられた同じく金属製のロックボール35を通
常はその内面で押込むようにし、軸方向で合致すれば外
方に逃がすように形成している。
そして、該ロック金具44は上記前部のストッパ42と
の間に戻りスプリング30を介装してスプリングバンク
可能であるようにされている。
又、該固定軸40の先端にはピン45.45を介して一
対の爪4G、46が該ピン45.45を中心に旋回動開
閉自在にされて、図示しない器物に対するクランプ、ア
ングランプを行うようにされている。
又、該固定軸40の内側には上記気密部11のスペーサ
21が嵌合する断面角形の挿入孔41を基部に有する移
動孔48が穿設形成されており、その先部には移動軸4
9が軸方向進退自在に挿設されており、その後端の7ラ
ンジ50と固定軸40の段差部との間に戻りスプリング
51が介装されている。
そして、該移動軸49の先端にはボルト52が長手方向
に螺装され、軸方向に交叉してアーム53を一体的に固
定しており、該アーム53の両側端にはピン54.54
を介して上記型46.46が旋回動自在に枢支されてい
る。
而して、第5.6図に示すものは、所定金属によって成
形された解離具55であり、方形のベース56にはその
幅が上記気密部11のロック金具31のノツチ33、及
び、爪先端部12のロック金具44のノツチ43の軸方
向幅長Δlと同幅のΔlで下部が等幅部51で上方がテ
ーパ58に形成されて、上記ノツチ33.43の直径幅
Wと同じサイズWにされた一対のテーパアーム59.5
9が平行に該ベース56に一体植設されている。
したがって、該解離具55は上記トング8と一種のパー
ツ部品、乃至、組合せ冶具とされているものである。
〈実施例−作用〉 上述構成において、第1.2.3図に示す各分割体を以
て、第4図に示すトング8を組み立てるに際しては、ま
ず、ハンドル部9のグリップ13を把持し、その固定軸
15をして気密部11の移動孔36に指向し、スペーサ
21をして挿入孔37に係合するように挿入し、その状
態には固定軸22の先端が気密部11のロックボール2
5に係合して移動軸22の先端が気密部11の移動軸3
9の後端に当接しない。
そこで、該気密部11をシャフト部10に仮取り付けし
た状態で、上記第5.6図に示した解離具55のテーパ
アーム59.59をして該気密部11のロック金具31
のノツチ33.33に対し、第7図に示す様に、長手方
向両側から挟み込むように上方より係合させて押込むと
、咳各テーパアーム59のテーパ部58は相対的にノツ
チ33に於いて、両側から相対的に侵入し、したがりて
、該各テーパアーム58はロック金具31をして戻りス
プリング30に移行し、固定軸25の外側面に沿って前
方へスライドしていき、その内側の逃げ穴34に該ロッ
クボール35が入り込むような位置関係になり、そこで
、シャフト部10の移動軸22の先端の半球部が該ロッ
クボール15に当接してこれを外方に押し出し、その結
果、ロックボール35は逃げ穴34に入り込み、したが
って、シ1?フト部10の移動軸22は完全に押込まれ
、又、そのスペーサ21も気密部11の固定軸25の挿
入孔37に入り込み、気密部11は回動不能にされ、そ
こで、ハンドル部9のグリップ13をしてハンドル部9
、及び、シャフト部10を持ち上げて気密部11をして
解離具55の各テーパアーム59から#1IIB2する
と、気密部11のロック金具31は戻りスプリング3o
のスプリングバックを介して後退し、固定軸25のフラ
ンジ27に当接し、その結果、ロック金具31の逃げ穴
34はロックボール35から戻り、その内面のフラット
な部分が該ロックボール35をして内側に押し込み、該
ロックボール35の位置に一致して挿入されているシャ
フト部10の固定軸15の先端部のロック溝20が入り
込み、その結゛果、ボールロック作用が完了してシャフ
ト部10と気密部11は一体連結される。
このようにして、ハンドル部9、即ち、シャフト部10
に対して気密部11が一体連結すると、再びハンドルa
1$9のグリップ13を把持して三者一体的に気密部1
1の固定軸25をしてその先端部を爪先端部12の固定
軸40の移動孔48に指向させ、気密部11のスペーサ
21をして爪先端部12の固定軸40の挿入孔47に挿
入するように挿通すると、該固定軸25の先端突出部が
Oツクポール35に当接してそれ以上は挿通されず、そ
こで、上述仮相付けされた爪先#i1部12を上述同様
に解離具55に対し、そのノツチ43を臨ませて上方か
ら押込むことにより上述気密部11の場合と同様に爪先
端部12のロック金具44が解離具55のテーパアーム
59.59により軸方向に沿って戻りスプリング30に
抗して開かれ、したがって、ロック金具44の逃げ穴3
4はロックボール35に一致するようになり、そこで、
更に、グリップ13をして気密部11を押込むと、その
固定軸25の先端部はロックボール35を外方向に押出
しロック金具44の逃げ穴34に入り込ませ、したがっ
て、気密部11の固定軸25は前進し、その先端ロック
1l120はロックボール35の位置に一致し、そこで
、爪先端部12を気密部11と一体にシャフト部10を
介して持ち上げると、爪先端部12のロック金具44は
戻りスプリング32よりストッパ41まで後退し、ロッ
ク金具44の直線部はロックボール35をして内側に押
し込み、気密部11の固定軸25のロック溝20に食い
込み、そこで、爪先端部12も気密部11に一体連結さ
れ、そこで、ハンドル部9、シャフト部10、気密部1
1、爪先端部12が全て三者一体に緊結されることにな
る。
そこで、第4図に示す様なトング8が一体形成され、そ
の状態でグリップ13を把持し、トリガー17をシャフ
ト部10の戻りスプリング24に抗して操作すると、該
トリガー11はシャフト部10の移動軸22をスプリン
グ24に抗して前進させ、したがって、その先端は気密
部11の移動孔36の移動軸39を前送させ、該気密部
11の移動軸39は更に当接してこれを押出し、次いで
該移動軸39は爪先端部12の固定軸40内の移動孔4
8に挿設されている移動軸49を戻りスプリング51に
抗して前進させる。
その結果、該移動軸49はこの先端にボルト52を介し
て固定されているアーム53を前進させ、固定軸40の
ピン45.45を介して爪46.46は前寄りのモーメ
ントが働き、したがって、各ピン45を介して冬瓜4G
は第3図に示す様に閉じる。
一方、トリガー11に対する操作力を解除すると、シャ
フト部10の戻りスプリング24、爪先端部12の戻り
スプリング51を介して各移動軸49.39.22は戻
り、グリップ13の調節ネジ18の先端にシャフト部1
0の移動軸22が当接して停止し、したがって、爪先端
部12の移動軸49は後退するために、その先端に固定
されたアーム53は侵方に旋回モーメントを発生し、ピ
ン45.45を介してアーム46.46は開く。
このような操作を反復することにより、遠隔操作により
危険の及ばない部位から図示しない器物をクラツプ、ア
シクランプして所定分析作業を行う。
而して、トング8を交換や所定保守点検整備のために、
又は、格納のために分解するに際しては一体化されてい
るトング1のグリップ13をして、まず、爪先端部12
のノツチ43をして解離具55の一対のテーパアーム5
9.59に差込んで押込むことにより、そのロック金具
44は戻りスプリング30に抗して前送し、したがって
、その逃げ穴34はOツクボール35に一致し、ロック
ボール35は外方に逃げ、そこで、グリップ13を介し
て手前側引くと、気密部11の固定軸25は爪先端部1
2の移動孔48から扱き出て爪先端部12は解離される
次に、気密部11をして解離具55の一対のテーパアー
ム59.59の間にその先端部を入れて爪先端部12を
押し上げることにより、該爪先端部は容易に解離JQ5
5から取り外される。
そして、気密部11のノツチ33を解離具55の一対の
テーパアーム59.59に係合させて押込むことにより
上述同様にそのロック金具31は戻りスプリング30に
移行して前送し、その逃げ穴34がロックボール35に
一致することにより、ロックボール35はOツク溝20
から外れ、シャフト部10の固定軸15は容易に気密部
11から取り外され、気密部11は解離され、シャフト
部10を一対のテーパ、アーム59の間から気密部11
に下側から係合させて持上げることにより三者は各々分
解されることが出来る。
そして、所定の位置に王者を格納したり、或は、交換、
乃至、保守点検整備作用を行う。
尚、操作に際して、シャフト部10の移動軸22の押出
しストロークはグリップ13における調節ネジ18の調
節によりトリガー17の作動角度θを変えることによっ
て調節することが出来る。
尚、この発明の実施態様は上述実施例に限るものでない
ことは勿論であり、例えば、危険防止のためハンドル部
において、トリガーに対しガードを設けたり、又、解離
具の一対のテーパアームの間にエジェクタスプリングを
設けて各分割固定軸の押込み後の解離した後で自動的に
取り出すことが出来るようにする等積々の態様が採用可
能である。
又、この発明の適用対象は、高放射性物質取扱いの核燃
料再処理工場の分析プラントばかりでなく、劇薬を使う
化学プラントや細菌を取板う衛生試験所等にも用いるこ
とが出来ることも勿論である。
〈発明の効果〉 以上、この発明によれば、基本的に片手操作でグリップ
を把持し、トリガーを指先で操作して遠隔操作により危
険物や毒物等の器物をクランプ、アンクランプするトン
グがその、全長を長くして危険が及ばない部位からの遠
隔作業が出来るようにされたものを格納や収納、保守点
検整備交換等のために複数に分割され、操作の際に組立
てたり、或は、分解したりすることが、解離具に対しワ
ンタッチで、しかも、熟練を要さず、誰にでも容易に迅
速に行うことが出来るという優れた効果が奏される。
而して、各分割体はボールロック作用と固定軸の移動孔
に対する前進侵退で行うことが出来るために、従来のよ
うな角溝や棒ビンによる係合解離と異なり、係合位置姿
勢が常に変らず、したがって、故障が生ぜず、使用に際
してもガタが来ず、正確な分析作業等が所定に行え、し
かも、耐久性が向上するという優れた効果が奏される。
而して、複数に分割されている移動軸を有する固定軸が
対向する固定軸のロック穴に対するロックボールを有し
、更に、該ロックボールに対するロック金具をスライド
自在に有していることにより、ロック金具のテーパ状の
解離具に対するノツチをして該解離具に係合させるだけ
でロック金具がスライドし、ロックボールに対するロッ
ク状態、アンロック状態を容易に形成し、したがって、
結合される固定軸の連結解離が容易に行われるという優
れた効果が奏される。
又、トングに対する解離具は単にベースに対してテーパ
アームを植設されであるだけなので簡単であり、容易に
移動することが出来、したがって、トングの場所を問わ
ない連結や解離が出来るという使用の自由度が大きいと
いう優れた効果が奏される。
そして、この解離具が一つあることにより、様々なタイ
プ、種々のサイズのトングをカバーして利用出来るとい
う効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図はこの発明の1実施例の説明図であり、第1
図はハンドル部及びシャフト部の概略部分断面側面図、
第2図は気密部の部分断面側面図、第3図は爪先端部の
部分断面側面図、第4図はトングの全体概略部分断面側
面図、第5図は解離具の側面図、第6図は同正面図、第
7図は気密部の分解を解離具によって行う平面図、第8
図は従来技術に基づくトングの分割部の部分平面図、第
9図は分解の部分平面図、第10図は同じ〈従来技術に
基づくトングの爪先端部解離の固定解離具との取合い平
面図である。 46・・・爪、  15.25.40・・・固定軸、1
3・・・グリップ、  11・・・トリガー、22.2
9.49・・・移動軸、  20・・・ロック穴、35
・・・Oツクボール、  31.44・・・ロック金具
、55・・・解離具、  33.43・・・ノツチ、8
・・・トング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端に一対の爪を開閉自在に枢支する固定軸の基端がグ
    リップに挿設され該グリップに枢設されたトリガーに基
    端が係合している移動軸を内装するトング構造において
    、該固定軸及び移動軸が軸方向複数個に分割され、而し
    て該分割固定軸の少くとも1つが対応分割移動軸のロッ
    ク穴に対するロックボールを有すると共に該ロックボー
    ルに対するロック金具を有し、更に該ロック金具にはテ
    ーパ状の解離具に係合するノッチが形成されていること
    を特徴とする危険物取扱い用トング構造。
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