JPS6112460Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6112460Y2 JPS6112460Y2 JP1983085358U JP8535883U JPS6112460Y2 JP S6112460 Y2 JPS6112460 Y2 JP S6112460Y2 JP 1983085358 U JP1983085358 U JP 1983085358U JP 8535883 U JP8535883 U JP 8535883U JP S6112460 Y2 JPS6112460 Y2 JP S6112460Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- valve
- movable piece
- emergency shutoff
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/44—Mechanical actuating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば船舶機関の燃料パイプライ
ン等に使用される緊急遮断弁に関し、更に詳しく
は常時は開弁状態にあり、異常事態発生に伴い急
速裡に閉弁して上記パイプラインを遮断するよう
にした弁の改良に関するのである。
ン等に使用される緊急遮断弁に関し、更に詳しく
は常時は開弁状態にあり、異常事態発生に伴い急
速裡に閉弁して上記パイプラインを遮断するよう
にした弁の改良に関するのである。
日本工業規格F7399−1978に規格されているこ
の種の緊急遮断弁の一般的な構造は、第6図に図
示する構成であつて、弁筐1に固設の弁棒保持部
2において、開閉ハンドル3の中空ハンドル軸4
に弁棒5のねじ部6が螺合され、このハンドル軸
4と保持部材7との両方にそれぞれ半円形断面の
係合孔8,9が対向開設されて、両孔8,9にわ
たり半割り状のロツクピン10を係合させること
でハンドル軸4が回転のみ可能に保持部材7に受
支される一方、保持部材7と弁棒側鍔体11との
間に蓄圧状態で緊急遮断用ばね部材12が介装さ
れている。そして通常時は開閉ハンドル3の回転
操作でもつて弁棒5および弁体13を引上げて開
弁姿勢に保ち、異常事態発生に伴いレバー14で
ロツクピン10とハンドル軸4側係合孔8との係
合を絶つことにより、緊急遮断用ばね部材12の
蓄圧力を解放して開閉ハンドル3、ハンドル軸
4、および弁棒5を一起に下動させ、弁体13を
弁座15に着座させて緊急遮断を行なうものであ
つた。
の種の緊急遮断弁の一般的な構造は、第6図に図
示する構成であつて、弁筐1に固設の弁棒保持部
2において、開閉ハンドル3の中空ハンドル軸4
に弁棒5のねじ部6が螺合され、このハンドル軸
4と保持部材7との両方にそれぞれ半円形断面の
係合孔8,9が対向開設されて、両孔8,9にわ
たり半割り状のロツクピン10を係合させること
でハンドル軸4が回転のみ可能に保持部材7に受
支される一方、保持部材7と弁棒側鍔体11との
間に蓄圧状態で緊急遮断用ばね部材12が介装さ
れている。そして通常時は開閉ハンドル3の回転
操作でもつて弁棒5および弁体13を引上げて開
弁姿勢に保ち、異常事態発生に伴いレバー14で
ロツクピン10とハンドル軸4側係合孔8との係
合を絶つことにより、緊急遮断用ばね部材12の
蓄圧力を解放して開閉ハンドル3、ハンドル軸
4、および弁棒5を一起に下動させ、弁体13を
弁座15に着座させて緊急遮断を行なうものであ
つた。
この緊急遮断弁にあつては上記構造上、その緊
急遮断動作後に異常事態が取り除かれ、従つて弁
を通常使用姿勢に再セツトする場合は、開閉ハン
ドル3を弁が閉じる方向に回転させることによ
り、緊急遮断用ばね部材12により閉弁方向に下
圧付勢されている弁棒5に対しハンドル軸4のみ
を引上げ、且つ係合孔8と9が対向合致する引上
げレベルにおいて再びロツクピン10を両孔8,
9にわたり係合させたのち、今度はハンドル3
を、弁が開く方向に回転することによつて、弁棒
5をばね部材12の弾性に抗して引上げる操作が
必要となるが、両係合孔8,9の位置合わせは、
図面より明らかなように外部からは両孔8,9を
視認し得ないボス状の保持部材7内において行な
わねばならず、勘に頼る再セツト操作となつて、
煩雑で手数の多いものとなる難点があつた。
急遮断動作後に異常事態が取り除かれ、従つて弁
を通常使用姿勢に再セツトする場合は、開閉ハン
ドル3を弁が閉じる方向に回転させることによ
り、緊急遮断用ばね部材12により閉弁方向に下
圧付勢されている弁棒5に対しハンドル軸4のみ
を引上げ、且つ係合孔8と9が対向合致する引上
げレベルにおいて再びロツクピン10を両孔8,
9にわたり係合させたのち、今度はハンドル3
を、弁が開く方向に回転することによつて、弁棒
5をばね部材12の弾性に抗して引上げる操作が
必要となるが、両係合孔8,9の位置合わせは、
図面より明らかなように外部からは両孔8,9を
視認し得ないボス状の保持部材7内において行な
わねばならず、勘に頼る再セツト操作となつて、
煩雑で手数の多いものとなる難点があつた。
加えて、上記再セツト操作は、ハンドル軸4
を、ハンドル3を弁の閉方向に回転する操作によ
つて引上げる動作、係合孔8,9の位置合わせ、
位置合わせ状態からのロツクピン10の再係合動
作、その後において弁棒5を、ハンドル3を弁の
開方向に回転する操作によつて引上げる動作とい
う具合に多数の手順および手数が必要とされ、一
層再セツト操作が煩雑となつて、実用性に劣る難
点があつた。
を、ハンドル3を弁の閉方向に回転する操作によ
つて引上げる動作、係合孔8,9の位置合わせ、
位置合わせ状態からのロツクピン10の再係合動
作、その後において弁棒5を、ハンドル3を弁の
開方向に回転する操作によつて引上げる動作とい
う具合に多数の手順および手数が必要とされ、一
層再セツト操作が煩雑となつて、実用性に劣る難
点があつた。
従つて、本考案の目的は、緊急遮断後の再セツ
ト操作を操作者の勘に頼ることなく、手数的にも
簡単且つ迅速に行ないうる緊急遮断弁を提供する
ことにある。
ト操作を操作者の勘に頼ることなく、手数的にも
簡単且つ迅速に行ないうる緊急遮断弁を提供する
ことにある。
即ちこの考案は、弁棒保持部に、ハンドル付き
弁棒のねじ部に螺合する割りナツト状の可動駒片
を、弁棒の軸方向に摺動不能、弁棒の軸線と直角
方向に摺動可能に設け、該可動駒片には、当該可
動駒片を弁棒のねじ部に螺合する位置と、その螺
合を離脱する位置とに作動させるようにした手段
を設けて成る緊急遮断弁であることを特徴とす
る。
弁棒のねじ部に螺合する割りナツト状の可動駒片
を、弁棒の軸方向に摺動不能、弁棒の軸線と直角
方向に摺動可能に設け、該可動駒片には、当該可
動駒片を弁棒のねじ部に螺合する位置と、その螺
合を離脱する位置とに作動させるようにした手段
を設けて成る緊急遮断弁であることを特徴とす
る。
このように、弁棒保持部に、ハンドル付き弁棒
ねじ部に螺合する割りナツト状の可動駒片を、弁
棒の軸線と直角方向に摺動可能に設けたことによ
り、この可動駒片を弁棒ねじ部との螺合が離脱す
るように作動すると、緊急遮断用ばね部材の蓄圧
力が解放されて、緊急遮断(閉弁)が行なわれる
一方、緊急遮断後の再セツト操作は、前記可動駒
片を前動させて弁棒ねじ部に螺合させたのち、弁
棒をこれに取付くハンドルにて弁が開く方向に回
転することによつて引上げるだけで良く、前記し
た従来のように勘による位置合せを必要としない
のである。
ねじ部に螺合する割りナツト状の可動駒片を、弁
棒の軸線と直角方向に摺動可能に設けたことによ
り、この可動駒片を弁棒ねじ部との螺合が離脱す
るように作動すると、緊急遮断用ばね部材の蓄圧
力が解放されて、緊急遮断(閉弁)が行なわれる
一方、緊急遮断後の再セツト操作は、前記可動駒
片を前動させて弁棒ねじ部に螺合させたのち、弁
棒をこれに取付くハンドルにて弁が開く方向に回
転することによつて引上げるだけで良く、前記し
た従来のように勘による位置合せを必要としない
のである。
しかも、本考案によれば、再セツト操作は、弁
棒のねじ部に対して可動駒片を再螺合する操作
と、その後においてハンドルを弁が開く方向に回
転する操作との二つの操作のみで行なえ、前記し
た従来のようにハンドルを一旦弁の閉方向に回転
して位置合わせし、その後においてハンドルを弁
の開方向に回転すると言うハンドルの二度にわた
る回転操作を必要としないから、前記勘による位
置合わせが必要でないことと相埃つて、再セツト
操作が至極簡単に、且つ、迅速にできる効果を有
する。
棒のねじ部に対して可動駒片を再螺合する操作
と、その後においてハンドルを弁が開く方向に回
転する操作との二つの操作のみで行なえ、前記し
た従来のようにハンドルを一旦弁の閉方向に回転
して位置合わせし、その後においてハンドルを弁
の開方向に回転すると言うハンドルの二度にわた
る回転操作を必要としないから、前記勘による位
置合わせが必要でないことと相埃つて、再セツト
操作が至極簡単に、且つ、迅速にできる効果を有
する。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
尚、この実施例図面中、第6図のものと同一構成
要素については同一符号を記す。
尚、この実施例図面中、第6図のものと同一構成
要素については同一符号を記す。
第1図において、弁筐1の上方位置に該弁筐1
に植立したガイドロツド16を介し弁棒保持部1
7が受支され、該部17に通された弁棒18の下
端には弁1内において弁体13が回転自在に吊設
される。弁棒18の上半部には比較的長くねじ部
19が形成され、弁棒保持部17を挿通した突出
上端に開閉用ハンドル20が嵌着して止めナツト
21で固定され、且つ上記ねじ部19がこの開閉
ハンドル20に至るまで形成されることにより、
緊急遮断動作で該弁棒18が下降に落ちこんだ際
でも、弁棒保持部17内にねじ部19が位置され
るように配慮されている。前記ガイドロツド16
は当然ではあるが、これに鍔体11が昇降自在に
係合すべく形成されており、これにて弁棒18の
昇降移動が好適にガイドされる。
に植立したガイドロツド16を介し弁棒保持部1
7が受支され、該部17に通された弁棒18の下
端には弁1内において弁体13が回転自在に吊設
される。弁棒18の上半部には比較的長くねじ部
19が形成され、弁棒保持部17を挿通した突出
上端に開閉用ハンドル20が嵌着して止めナツト
21で固定され、且つ上記ねじ部19がこの開閉
ハンドル20に至るまで形成されることにより、
緊急遮断動作で該弁棒18が下降に落ちこんだ際
でも、弁棒保持部17内にねじ部19が位置され
るように配慮されている。前記ガイドロツド16
は当然ではあるが、これに鍔体11が昇降自在に
係合すべく形成されており、これにて弁棒18の
昇降移動が好適にガイドされる。
弁棒保持部17はガイドロツド16に固定され
れた弁棒保持金物22を含む、この金物22は第
1図および第2図から明らかなように内部に空室
23が形成され、金物上下面に同軸に通孔24,
25が開設されて、この通孔24,24に弁棒1
8が上下摺動自在に通されている。また、空室2
3は一側部において開口されると共に、この開口
部にシリンダ25が連結され、このシリンダ25
のピストンロツド26が空室23に突入され、該
突入先端に半割りナツト状の可動駒片27が固着
される。この場合、可動駒片27は空室23内
に、弁棒18の軸方向には摺動不能で、弁軸18
の軸線と直角方向には摺動自在に嵌つている。シ
リンダ25は第1図においてピストン28を挾む
シリンダ右室29に付勢ばね(コイルばね)30
が介装され、この付勢ばね30のばね圧をピスト
ン28を介しピストンロツド26に作用させるこ
とにより可動駒片27に背圧をかけ、該駒片27
を弁棒18のねじ部19に螺合させる。シリンダ
左室31は空圧もしくは油圧を注入して付勢ばね
30に抗してピストンロツド26を逆動させるた
めのもので、従つてシリンダチユブ32には第3
図の如くシリンダ左室31に連通するポート33
が設けられ、このポート33に図外の空圧または
油圧供給手段が切換弁を介し接続される。尚、シ
リンダ25において、26aはピストンロツド2
6に設けたストツパーであり、該ロツド26の逆
動ストロークを規制する。また、28aはピスト
ン28に設けたカラーであり、ロツド26の前動
ストロークを規制する。
れた弁棒保持金物22を含む、この金物22は第
1図および第2図から明らかなように内部に空室
23が形成され、金物上下面に同軸に通孔24,
25が開設されて、この通孔24,24に弁棒1
8が上下摺動自在に通されている。また、空室2
3は一側部において開口されると共に、この開口
部にシリンダ25が連結され、このシリンダ25
のピストンロツド26が空室23に突入され、該
突入先端に半割りナツト状の可動駒片27が固着
される。この場合、可動駒片27は空室23内
に、弁棒18の軸方向には摺動不能で、弁軸18
の軸線と直角方向には摺動自在に嵌つている。シ
リンダ25は第1図においてピストン28を挾む
シリンダ右室29に付勢ばね(コイルばね)30
が介装され、この付勢ばね30のばね圧をピスト
ン28を介しピストンロツド26に作用させるこ
とにより可動駒片27に背圧をかけ、該駒片27
を弁棒18のねじ部19に螺合させる。シリンダ
左室31は空圧もしくは油圧を注入して付勢ばね
30に抗してピストンロツド26を逆動させるた
めのもので、従つてシリンダチユブ32には第3
図の如くシリンダ左室31に連通するポート33
が設けられ、このポート33に図外の空圧または
油圧供給手段が切換弁を介し接続される。尚、シ
リンダ25において、26aはピストンロツド2
6に設けたストツパーであり、該ロツド26の逆
動ストロークを規制する。また、28aはピスト
ン28に設けたカラーであり、ロツド26の前動
ストロークを規制する。
通常の使用形態にあつては、シリンダ25から
与えられる背圧で可動駒片27が弁棒ねじ部19
に螺合されており、従つて開閉ハンドル20を回
転操作するに伴い弁棒18は昇降方向にねじ送り
され、閉弁・開弁動作がなされると共に、弁開度
が調整される。これに対し、開弁された使用状態
下において異常事態が発生すると、自動的に、も
しくは操作者のスイツチ投入により空圧または油
圧供給手段が起動され、シリンダ25の左室31
に空圧もしくは油圧が瞬間的に圧入され、ために
ピストン28およびピストンロツド26は付勢ば
ね30に抗して逆動し、且つ可動駒片27が第1
図図面右方へ牽引され、弁棒ねじ部19との螺合
が離脱されることによつて、弁棒保持部17と鍔
体11との間に介装されている緊急遮断用ばね部
材12の蓄圧力が解放され、弁棒18および弁体
13が一起に下動し、弁体13が弁座15に着座
されて緊急遮断、つまり閉弁がされる。
与えられる背圧で可動駒片27が弁棒ねじ部19
に螺合されており、従つて開閉ハンドル20を回
転操作するに伴い弁棒18は昇降方向にねじ送り
され、閉弁・開弁動作がなされると共に、弁開度
が調整される。これに対し、開弁された使用状態
下において異常事態が発生すると、自動的に、も
しくは操作者のスイツチ投入により空圧または油
圧供給手段が起動され、シリンダ25の左室31
に空圧もしくは油圧が瞬間的に圧入され、ために
ピストン28およびピストンロツド26は付勢ば
ね30に抗して逆動し、且つ可動駒片27が第1
図図面右方へ牽引され、弁棒ねじ部19との螺合
が離脱されることによつて、弁棒保持部17と鍔
体11との間に介装されている緊急遮断用ばね部
材12の蓄圧力が解放され、弁棒18および弁体
13が一起に下動し、弁体13が弁座15に着座
されて緊急遮断、つまり閉弁がされる。
上記異常事態が解消されたならば、シリンダ左
室31の空圧もしくは油圧を切換弁を切換えて抜
いてゆき、付勢ばね30にてピストン28および
ピストンロツド26を前動させる。これによつて
可動駒片27は再び弁棒ねじ部19に再び螺合
し、この螺合が背圧にて維持されるので、この状
態で開閉ハンドル20を弁が開く方向に回転させ
れば、弁棒18および弁体13は上方へ引上げら
れ、再使用可能となる。
室31の空圧もしくは油圧を切換弁を切換えて抜
いてゆき、付勢ばね30にてピストン28および
ピストンロツド26を前動させる。これによつて
可動駒片27は再び弁棒ねじ部19に再び螺合
し、この螺合が背圧にて維持されるので、この状
態で開閉ハンドル20を弁が開く方向に回転させ
れば、弁棒18および弁体13は上方へ引上げら
れ、再使用可能となる。
なお、第1図および第2図の実施例構成では、
可動駒片27を一個のみ使用しているが、二個の
可動駒片を弁棒18を挾んで対向配置し、それぞ
れを個々のシリンダ25,25で同して螺合およ
び螺合離脱させるように作動することもできる。
可動駒片27を一個のみ使用しているが、二個の
可動駒片を弁棒18を挾んで対向配置し、それぞ
れを個々のシリンダ25,25で同して螺合およ
び螺合離脱させるように作動することもできる。
また、第4図のようにシリンダ25の右室29
に空圧もしくは油圧を供給して、この圧力をピス
トンロツド26を介し背圧として可動駒片27に
作用させ、左室31に螺合離脱用ばね33を装備
し、緊急遮断時に右室29の圧力を抜くことによ
りピストンロツド26を介して可動駒片27を弁
棒18のねじ部から螺合離脱させるようにしても
同一の作用が得られるものである。
に空圧もしくは油圧を供給して、この圧力をピス
トンロツド26を介し背圧として可動駒片27に
作用させ、左室31に螺合離脱用ばね33を装備
し、緊急遮断時に右室29の圧力を抜くことによ
りピストンロツド26を介して可動駒片27を弁
棒18のねじ部から螺合離脱させるようにしても
同一の作用が得られるものである。
更に第5図は、第1図の空圧または油圧による
可動駒片27の螺合離脱作動に代えて、この作動
を支点34aを有する手動レバー34で果すよう
にした変形例であり、シリンダチユーブ32より
突出するロツド後端部に当て板35を取付け、こ
の当て板35に手動レバー32に連設したアクチ
ユエータ36を係合させ、しかして異常事態発生
時に手動レバー35を図面上方側へ回動させ、且
つピストンロツド26を作動させ、可動駒片27
を弁棒ねじ部19から離脱させる。
可動駒片27の螺合離脱作動に代えて、この作動
を支点34aを有する手動レバー34で果すよう
にした変形例であり、シリンダチユーブ32より
突出するロツド後端部に当て板35を取付け、こ
の当て板35に手動レバー32に連設したアクチ
ユエータ36を係合させ、しかして異常事態発生
時に手動レバー35を図面上方側へ回動させ、且
つピストンロツド26を作動させ、可動駒片27
を弁棒ねじ部19から離脱させる。
第1図は本考案にかかる緊急遮断弁の一実施例
を示す縦断正面図、第2図は第1図−線矢視
半断面図、第3図は第1図−線矢視切断図、
第4図はシリンダの変形例を示す縦断正面図、第
5図はシリンダの逆動を手動レバーで行なう場合
の縦断正面図、第6図の従来の緊急遮断弁の一例
を示す縦断側面図である。 12……緊急遮断用ばね部材、17……弁棒保
持部、18……弁棒、19……弁棒ねじ部、25
……シリンダ、27……可動駒片。
を示す縦断正面図、第2図は第1図−線矢視
半断面図、第3図は第1図−線矢視切断図、
第4図はシリンダの変形例を示す縦断正面図、第
5図はシリンダの逆動を手動レバーで行なう場合
の縦断正面図、第6図の従来の緊急遮断弁の一例
を示す縦断側面図である。 12……緊急遮断用ばね部材、17……弁棒保
持部、18……弁棒、19……弁棒ねじ部、25
……シリンダ、27……可動駒片。
Claims (1)
- 弁棒と、この弁棒を弁の開閉方向に進退可能に
保持する弁棒保持部との間に、緊急遮断用ばね部
材が蓄圧状態で介装された弁において、前記弁棒
にこれを回転するためのハンドルを設ける一方前
記弁棒保持部に、弁棒のねじ部に螺合する割りナ
ツト状の可動駒片を、弁棒の軸方向に摺動不能、
弁棒の軸線と直角方向に摺動可能に設け、該可動
駒片には、当該可動駒片を弁棒のねじ部に螺合す
る位置と、その螺合を離脱する位置とに作動させ
るようにした手段を設けて成る緊急遮断弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983085358U JPS59189976U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 緊急遮断弁 |
KR2019840001024U KR860001114Y1 (ko) | 1983-06-03 | 1984-02-09 | 긴급 차단 밸브 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983085358U JPS59189976U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 緊急遮断弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59189976U JPS59189976U (ja) | 1984-12-17 |
JPS6112460Y2 true JPS6112460Y2 (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=30215328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983085358U Granted JPS59189976U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 緊急遮断弁 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59189976U (ja) |
KR (1) | KR860001114Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101977446B1 (ko) * | 2016-10-11 | 2019-08-28 | 함광식 | 역류방지형 긴급 차단 체크 밸브 |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP1983085358U patent/JPS59189976U/ja active Granted
-
1984
- 1984-02-09 KR KR2019840001024U patent/KR860001114Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59189976U (ja) | 1984-12-17 |
KR850000534U (ko) | 1985-02-28 |
KR860001114Y1 (ko) | 1986-06-05 |
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