JPS61122499A - 飛行体の舵板の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は誘導可能な飛行体、特に推進ガス圧で撃ち出さ
れる弾丸等に使用される舵板の支持装置に関する。

〔従来技術と問題点〕

かかる支持装置はドイツ連邦共和国特許第２４１０２５
５号明ｉｌ書で知られている。この、　　　　明ＩＩＩ
において、飛行体における十字舵装置の舵板を、それが
飛行体の長手軸心に対して平行にされた位置から突き出
された作動位置に案内できるように配置することが提案
されており、その場合この作動位置において互いに直径
線的に対向して位置する多対の舵板の飛行体の長手軸心
に対して傾斜した仰角調整は、飛行体を取り囲む保持リ
ングが直線調整素子によって舵板の抑角揺動軸心である
対角線を中心として揺動されることによって行なえる。

この公知の舵板支持装置の場合、舵板に相対回転不能に
接続され飛行体を取り囲む調整リングに対して大きな空
間を必要とするだけでなく、例えば推進ガスあるいは圧
縮空気によって砲身から発砲できる飛行体の構造物にお
ける揺動支持部を気密にする対策が講じられないという
欠点を有している。これは例えば誘５ｔｕｎできる弾丸
例えば臼砲弾が火薬によって砲身から発砲される場合に
生ずる。調整および制御装置の機能が害されないように
するために、弾丸がせき止め砲身から発砲される場合に
、高圧高温の推進ガスが舵板の支持個所を通して舵板の
調整機構を持った弾丸尾部構造物の内部に絶対に入り込
めないようにしなければならない。他方では高温の推進
ガスの高圧に対するシール対策が、舵板揺ｆＪｌ調整の
際にシール作用によって生ずる＊ｍ力を打ち負かすため
に、調整装置に対して大きな駆動エネルギーを用意しな
ければならない、こととならないようにしなければなら
ない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、冒頭に述べた形式の支持装置を、非常
に小さな寸法で一方では外側の推進圧に対する弾丸内部
の気密シールが得られ、他方では筒車な舵板＠初調整に
より僅かな調整力だけしか必要とされないように作るこ
とにある。

〔発明の概要〕

本発明によればこの目的は、特許請求の範囲第１項の特
徴部分に記載した手段によって達成できる。

本発明によれば例えば弾丸の尾部構造物の外側における
火薬粉末の燃焼による圧力上昇シよ、舵板支持装置を軸
方向に変位し、それによってパツキンリングの軸方向の
シール作用を高め、同時にこのパツキンリングは（外側
圧りの間失後の軸方向作動位置への）復帰作用を行う。

その場合舵軸と連結素子との間における軸方向位置に応
じたかみ合い接続がその調整装置に設けられ、そのかみ
合い接続が舵軸の作動軸方向位置においてだけ与えられ
、即ちパツキンリングのシール作用を高めるための軸方
向押圧力に害を与えないようにすることが有利である。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。

舵板支持部２′に固定された舵板２は、その作動位置に
おいて、即ちいずれにしても発砲後に弾丸３の長手軸心
１に向けられ、弾丸３の空力的な方向制御に用いられる
。舵板２はボルト４によって段付の回転可能に支持され
た保持体５に相対回転不能に固定され、保持体５０回転
軸心６は弾丸長手軸心１に対して直角にラジアル軸受７
としての溝付玉軸受を通って延びている。玉軸受７の外
輪８は弾丸３の尾部Ｍ４造物９に支持され、内輪１０は
保持体５に対して半径方向許容隙間を有し、この隙間は
圧力がかかった場合の保持体５の軸方向運動を許してい
る。

各舵板２に対して尾部構造物９には回転軸心６に対して
同心的に肩部１１が切削加工され、この肩部１１に弾性
パツキンリング（０リング）１２が、弾丸長手軸心１に
関して軸受７の半径方向外側に置かれ、その軸６を取り
巻いて設置されている。保持体５における玉軸受の内輪
１０を越えて半径方向に延びている軸方向に短い突起１
３は、半径方向にパツキンリング１２の内部に入り込み
、半径方向に更に突き出した保持体５の環状肩部１４が
このパツキンリング１２に軸方向に接している。保持体
５の輪郭は尾部構造物９の輪郭および玉軸受の外輪８に
対して小さな軸方向隙間１５を有し、この隙間１５は保
持体５が弾丸３の内部１６に向けて軸方向に変位する場
合に、パツキンへ リング１２のシール作用を高めるために保持体５を軸方
向に沈める働きをする。これは例えば砲身（図示せず）
のせき止め至１７において、即ち尾部構造物９の外側で
点火された火薬１つによって弾丸３を加速するガス圧が
発生された場合に生ずる。

推進ガス圧によって引き起こされるこの保持体５の軸方
向変位の際に、パツキンリング１２が押しつぶされない
ようにするために、少なくとも１個所に舵板支持部２′
およびないしその保持体５の一部と尾部構造物９との間
に（保持体５の軸方向変位を制限するため、即ち舵板支
持部２の軸方向隙ｌ１１５を制限するために）１１突接
触面２０が設けられていると有利である。この衝突接触
面２０の接触により舵板２を保持体５と共にその軸方向
変位を機械的に係止する場合、両者の相対位置は保たれ
るが、パツキンリング１２の軸方向圧縮によって、例え
ばガスがせき止め室１７から舵板支持装置を通じて弾丸
尾部構造物９の内部１６に入り込まないようにされる。

尾部構造物９の内部１６にその軸受７を固定している保
持体５の各段付端に対して、調整素子（図示せず）と協
働作用する舵板支持部２′との間の運動の連結は例えば
Ｕ字状連結素子３０で行われ、その連結素子３０は直線
調整素子を利用する場合には、直線運動を弾丸長手軸心
１に対する舵板抑角に対する回転運動に変換するための
揺動アームが対象となる。連結素子３０と各保持体５と
の間における軸方向の調整はねじ軸２１によって行われ
る。このねじ軸２１は図示した実施例の場合回転軸心６
に対して直角に連結素子ボス２２にねじ込まれ、軸受７
を貫通している保持体５の部分の外周面２３に調整ばね
２４と反対側に支持されている。

（弾丸長手軸心１に対して固定した距離を保たれた）′
！ｎ結素子ボス２２と推進ガス圧の作用で軸方向に変位
できる保持体５との間のかみ合い接続によってこの軸方
向変位が妨害されないようにするために、保持体５の外
周面２３におけるねじ軸２１の端面係合範囲に傾斜した
差込み溝２５が形成されている。これは段付方向に即ち
回転軸心６の方向に、パツキンリング１２が軸方向に圧
縮された際にねじ軸２２と保持体５との門に（図がら分
かるように）小さな隙間が生ずるように傾斜されている
。例えば砲身から弾丸３が発砲８れた後、舵板２をその
保持体５と共に軸方向に変位させていたガス圧が再びな
（な°りた場合、舵板２と保持体５は弾性材料から成る
弛緩したパツキンリング１２によって再ひばね２４の長
手軸心に対して平行に軸方向に、差込み溝２５の傾斜面
がねじ軸２１の端面にかみ合い接続して、保持体５と連
結素子３０との間の軸方向調整位置が再び得られるまで
戻される。このようにして弾丸３が例えば砲身の中にお
いて尾部構造物９の外側に形成された推進圧によってこ
の砲身から発砲された場合、舵板支持部２′を介して保
持体５に固定された舵板２のかみ合い接続で過度に害さ
れない軸方向変位が、玉軸受７の近くにおけるパツキン
リング１２のシール作用を維持した状態で行われること
が保証される。

更に本発明に基づく支持装置の特別な利点は゛、ねじ軸
２１およσそれに対応する傾斜した差込み溝２５を介し
てパツキンリング１２についての押圧力の安定した良好
に再生できる調整ができることにある。即ちねじ軸２１
のねじ込み深さを介してせき止め室１７における圧力形
成の間のシール作用が保証され、その場合このシール作
用は周囲の圧力が増加するにつれて、保持体５の変位、
即ちパツキンリング１２の釉方向押し込みによって高め
られる。

更に本発明に基づく装置によれば、弾丸３が砲身から発
砲される間において舵板支持部２′の基本位置を問単に
保持できる。互いに対向して位置する保持体５の間にお
いて連結素子３０が湾曲しているので、尾部構造物９の
内部１６にそれに対して直角に向いた別の連結素子３１
が半径方向に貫通するための空間が存在し、この連結素
子３１は舵板２に対して直角に向いた別の舵板（図示せ
ず）の仰角調整に用いられる。舵板支持部２′およびそ
れに伴って保持体５の連結素子３０．３１へ　　　　の
中立位置ないし基本位置において、連結素子３０．３１
を貫通する孔３２は一直線になっている。発砲の際に取
られるこの基本位置において、係止ピン３３（図示した
実施例の場合弾丸長手軸心１にある）は孔３２を通って
連結素子３０に係合し、それによってこれは（即ち舵板
２は）基本位置に機械的に係止される。せき止め室１７
が高圧になった場合、舵板支持部２は傾斜した差込み満
２５と共に弾丸内部１６に向けて変位され、従って（ね
じ軸２１および連結素子３０．３１を介した）ＩＩ械的
な調整素子との接続が切り離され、係止ピン３３が舵板
２によって負荷されなくなる。

その係止は、尾部構造物９に背面からねじ込まれた保持
装置３４によって発砲後において火Ｔ術的な荷重要素３
５が制御され、例えば係止ピン３３を孔３２から引き込
ますことにより無効にされる。

それによって砲身から出た後で舵板組２を仰角調整する
ための基本位置からの回転運動が行われ、この運動は舵
板支持部２が戻った状態でねじ軸２１によって（傾斜し
た差込み溝２５に対して）与えられる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に基づく支持装置の一部断面図である。 １・・・弾丸長手軸心、２・・・舵板、２′・・・舵板
支持部、３・・・弾丸、５・・・保持体、６・・・保持
体の長手軸心、７・・・ラジアル軸受、９・・・尾部構
造物、１１・・・肩部、１２・・・パツキンリング、１
４・・・肩部、２０・・・衝突接触面、２１・・・ねじ
軸、２３・・・保持体の外周面、２５・・・差込み溝、
３０．３１・・・連結素子、３２・・・孔、３３・・・
係止ピン、３５・・・荷重要素。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、誘導可能な飛行体であって推進ガス圧で撃ち出され
   る弾丸（３）等の揺動可能な舵板（２）の支持装置にお
   いて、ラジアル軸受（７）で案内された舵板保持体（５
   ）がその環状肩部（１４）で軸方向に、弾丸（３）の尾
   部構造物（９）の肩部（１１）に載り弾性材料から成っ
   ているパッキンリング（１２）に接していることを特徴
   とする飛行体の舵板の支持装置。 ２、一方では尾部構造物（９）に、他方では保持体（５
   ）およびないし舵板支持部（２′）に、パッキンリング
   （１２）に対する舵板保持体（５）の軸方向変位を制限
   するための衝突接触面（２０）が形成されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の支持装置。 ３、保持体（５）の外周面（２３）に、連結素子（３０
   ）におけるねじ軸（２１）を接触するために回転軸心（
   ６）に対して傾斜している差込み溝（２５）が形成され
   、この差込み溝（２５）がパッキンリング（１２）が圧
   縮された場合にねじ軸（２１）に対して、舵板保持体（
   ５）が弾丸長手軸心（１）に対して半径方向に作動位置
   に引き出された場合よりも大きな深さを有していること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載の
   支持装置。 ４、ねじ軸（２１）のねじ込み深さに関して、パッキン
   リング（１２）の肩部（１４）への軸方向の予圧が与え
   られることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の支
   持装置。 ５、弾丸（３）の尾部構造物（９）の内部 （１６）において、舵板保持体（５）の回転軸心（６）
   が互いに直交し、その連結素子（３０、３１）が相対し
   て位置する舵板保持体（５）の相対回転不能な接続およ
   びその仰角調整素子への連結のために孔（３２）を備え
   、これらの孔（３２）が舵板保持体（５）の仰角基本位
   置において係止ピン（３３）と係合するために互いに一
   直線になっていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項乃至第４項のいずれかに記載の支持装置。 ６、係止ピン（３３）が保持装置（３４）によって制御
   される荷重要素（３５）によつて、係止位置から連結素
   子（３０、３１）の中に引き込め得るように配置されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の支持
   装置。