JPS61121721A - 乾電池再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾電池の再生装置に関するものである。

〔従来の技術〕

乾電池は便利かつ安全な電気エネルギー源であるが一度
放電されてしまうと通常取り替えられるという点で高価
でもある。

乾電池の通常の放電方向とは逆方向で直流電流を乾電池
に与えて、乾電池を再生させる事ができる。

しかしこの方法においては、乾電池の再生を早く行いす
ぎると、再生中に乾電池内にガスが発生するので、大い
に注意を払う必要がある。

これらのガスは乾電池ケース内に蓄積され、乾電池の爆
発を招（事がある。

ヨーロッパ特許出願Ｎｏ、００４７１８３では、周期的
に変化する１００Ｈ２の直流が乾電池に与えられる期間
を、再生する乾電池のインピーダンスによって制限する
再生装置が開示されている。

この様に、乾電池は放電された状態から再生されるので
、完全に充電された状態へと近づくにつれ電流が与えら
れる期間が長くなる。制御された速度での乾電池再生に
より、乾電池内でのガス発生は確実になくされる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の乾電池再生方法は、とりわけ乾電池が完全に放電
された状態から再生される場合、時間がかかるという問
題点があった。

本発明の目的は、迅速で効果的な乾電池再生装置を供給
するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、単向性パルス発生手段と誘導結合手段
からなる乾電池再生装置であって、誘導素子及び再生さ
れる乾電池からなる閉回路に前記パルスが与えられる事
を特徴とする乾電池再生装置が提供される。

〔作　用〕

再生される乾電池は漏出性キャパシターとみなされるの
で、誘導素子と共に大きく減衰された共振回路を形成す
る。　従って誘導素子にパルスが誘導される度に減衰発
振が乾電池を含む共振回路内に生じる。

本発明による再生装置の高能率再生の特性は、各パルス
によって乾電池にあたえられるこれら発振に基因するも
のと確信できる。

（追加されたさらに好適な手段〕 好ましくはパルスは高周波数、例えば１００ＫＨｚで、
比較的短い持続時間のものであり、ブロッキング発振器
により発生されたものである。

好ましくは、二つの誘導的に結合されたコイルからなる
誘導結合手段であり、その一方のコイルが前記パルスを
発生させる手段の出力にあり、もう一方のコイルが上記
閉回路の誘導素子を特徴とするものである。

好ましくはブロッキングダイオードが上記閉回路に設け
られている事。

好ましくは、再生される乾電池へ送られる電流を、乾電
池の大きさに応じて制限する為の限流手段が上記閉回路
に設けられている事。

〔実施例〕

本発明の実施例を添付図面に示し下記に述べる。

添付の１図によれば、 本再生装置は、主変圧器（３）、ブリッジ整流器（４）
及び平滑キャパシタ（５）からなる公知の直流電源（２
）に接続されるブロッキング発振器回路（１）から構成
される。

発振器（１）は、ＮＰＮ　Ｉ−ランジスタ（６）を含み
、そのベース回路には、誘導コイノ喧７）とキャ７＜シ
タ（８）が直列でつながれている。

トランジスタ（６）のコレクタ回路に゛接続される第２
コイル（９）は、誘導的に誘導コイル（７）に結合され
、トランジスタの人力すなわぢベース回路と、出力すな
わちコレクタ回路間における位相ずれはゼロにされる。

最後に、抵抗（１０）がトランジスタ（６）のベースと
コレクタ間に接続され、これによりトランジスタ（６）
にバイアスが与えられる。

作動時において、ベースバイアスが発振が止まるまで増
加し次に発振が再び始まるまで減少することで、発振器
（１）は間歇的に作動する。

この様に、発振器（１）の出力すなわちトランジスタ（
６）のコレクタ回路において単向性ノ：　）レスが発生
され、その接続時間と周波数は抵抗（１０）及び誘導コ
イル（７）とキャパシタ（８）それぞれにより決定され
る。

コイル（９）に存在する発振器出力 は、誘導的に第３コイル（１１）に結合される。

コイル（１１ンは、コイル（９）に上とべそのインピー
ダンスが高いので、コイル（９）の数倍の巻数を持つ事
が出来る。

従って、開路コイル（１１）において誘導されたパルス
の振幅は非常に大きいという事が理解される。

充電される乾電池′ｉ図示されていない）は、並列接続
されたダイオード（１２）と値の大きい抵抗（１３）か
らなるブロッキング回路、及び並列接続されたＬＥＤ（
１４）とツェナーダイオード（１５）からなるインジケ
ーター回路を通り、コイル（１１）を介して接続される
。

再生される乾電池は、その陽極はダイオードの負極へそ
の陰極はコイル（１１）の自由端へつないで接続される
。

適切なところで限流手段も乾電池に直列接続できる。

再生される乾電池は、コイル（１１）を含む回路系を考
えると、漏出性キャパシタと見なされ、従ってコイル（
１１ンの誘導素子と共に、減衰共振回路が形成される事
が理解される。

従って、コイル（１１）にパルスが誘導される度に、高
周波の、減衰された、交番電圧が乾電池の両極間に生じ
る。

乾電池に各パルスが与えられる間、乾電池内でおこる厳
密なプロセスについては明らかでないが、本発明による
再生装置の特性である高能率再生は、乾電池に与えられ
る減衰発振に基因するものと確信できる。　　′ 単向性パルスのマーク／スペース率、周波数、振幅を変
更して、個々の乾電池に対し、再生装置が最高に働く様
にする事が出来る。　しかしながら、パルスは、好まし
くは１００ＫＨ２位高い周波数で、比較的短い持続時間
のものが良い。

本再生装置は一つの乾電池に関して述べられてきたが、
直流でつないだ複数の乾電池にも使用できると考えられ
る。

２図には、本発明による乾電池再生装置に使用される簡
易な乾電池ホルダーが示されている。

本ホルダーは、向かい合う端部に陽極・陰極をそれぞれ
もつ乾電池を収容し、複数の乾電池が端と端をつけて直
列につなげる様に、接続するものである。

本ホルダーは、二つの導電コネクタ（１６）　、　（１
７）を含み、これらは互いに間隔をおいて、１個、又は
直列に継がれた複数の乾電池の陽極・陰極を接続するも
のである。

２図には、１個の上にもう１個を積んで直列でつながれ
た２個の乾電池（１８）が示されている。

コネクタ（１６）は、乾電池が積みあげられるホルダー
の底に配置され、乾電池の一方の極と接続される。

コネクタ（１７）は、ホルダーの本体（１９）と同し長
さだけ延びた導電板で形成され、この導電板は、内部に
電池（１８）が積まれるホルダ一本体（１９）の側面部
に取付けられている。

コネクタ（１７）は、直角の形状をした接続部材（２０
）によって電池（１８）のもう一方の極に接続される。

２図から解る様に、直角部材の一端は、コネクタ（１６
）に接続された方とは別のもう一方の電池の極に接続さ
れ、直角材の他端は、コネクタ（１７）を形成する導電
仮に上向きに接続される。

コネクタ（１６）　、　（１７）は各々ターミナル（２
１）　、　（２２ンに接続されこれを解してホルダーが
再生装置と接続される。

必要ならば、前記にふれた限流手段をホルダーに取付け
ることも出来る。　実際、それぞれ異なった数多くの限
流手段が各々別の接続で設けられる。　ホルダ一本体（
１９）は、２枚の平面部材からなり、これら平面部材が
互いに角度をもって連結してコーナーを形づくり、内側
にコネクタ（Ｉ７）が設けられる。

本体（１９）は、乾電池（１８）と接続部材（２０）が
コーナー内側にもたれかかる様１．わずかに１頃斜して
おり、これにより、接続部材（２０）が最上部の電池（
１８）及びコネクタ（１７）の両方と電気的に確実に接
続される。

【図面の簡単な説明】

１図は、本発明による乾電池再生装置の回路図である。 　　２図は、再生される各種乾電池を受は入れるホルダ
ーの透視図である。 （１）・・・・・・ブロッキング発振器回路、（２）・
・・・・・直流電源、（６）・・・・・・トランジスタ
、（７）・・・・・・第１誘導コイル、（９）・・・・
・・第２コイル、（１１）・・・・・・第３コイル、（
１２）・・・・・・ダイオード。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）単向性パルス発生手段と誘導結合手段からなる乾
   電池再生装置であって、 誘導素子及び再生される乾電池からなる閉回路に前記パ
   ルスが与えられる事を特徴とする装置。
2. （２）特許請求の範囲第（１）項に記載の乾電池再生装
   置であって、 前記パルスが高い周波数でかつ短い持続時間を有する事
   を特徴とする装置。
3. （３）特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項に記載
   の乾電池再生装置であって、 前記パルスがブロッキング発振器によって発生させられ
   る事を特徴とする装置。
4. （４）特許請求の範囲第（１）項〜第（３）項の内いず
   れか一つに記載の乾電池再生装置であって、 前記誘導結合手段が、二つの誘導的に結合されたコイル
   からなり、 その一つが前記パルス発生手段の出力にあり、もう一つ
   が前記閉回路の誘導素子を形成する事を特徴とする装置
   。
5. （５）特許請求の範囲第（１）項〜は第（４）項の内い
   ずれか一つに記載の乾電池再生装置であって、前記閉回
   路にブロッキングダイオードが設けられている事を特徴
   とする装置。
6. （６）特許請求の範囲第（１）項〜は第（５）項の内い
   ずれか一つに記載の乾電池再生装置であって、限流手段
   が前記閉回路に設けられ、再生される乾電池へ送られる
   電流が、乾電池の大きさに応じて制限される事を特徴と
   する装置。