JPS6111989A - 磁気バブルメモリの駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気バブルメモリの駆動方法、特に装着されて
いない磁気バブルメモリ装置に記録された各種情報を、
外部の静電気から保護するための駆動方法に関する５、
。

〔従来の技術〕

不揮発性、大容量である等の特徴を有する磁気バブルメ
モリ装置は、ＧＧＧ等にてなる基板の表面に厚さ方向の
磁化容易軸を有する磁性薄膜を形成し、その上に磁気バ
ブルの発生、転送１分割。

検出、消去等の各種機能パターンが積層形成され、周囲
と逆向きの磁化ベクトルを有する円筒状磁区（バブル磁
区）が、読出し可能に書込み（記録）された２値情報を
保持するように構成されている。

−第１図は、大容量メモリとしてシリアルループ方式よ
りアクセスが早いという特徴を有する、メジャー・マイ
ナーループ方式になるバブルメモリ素子の回路構成例を
示す図である。

第１図において、■は書込みメジャライン、２は読出し
メジャライン′、３はマイナループ、４は各マイナルー
プ３の同一位置（同じ頁）に位置するバブル、５はバブ
ル検出器である。

このように構成されたバブルメモリ素子において、書込
み情報は複数のブロックに分割し、該分割ブロックはそ
れぞれが対応する複数のマイナルーブ３の各同じ頁に例
えばバブル４とし書込みされる。

そこで書込まれた情報の読出しは、各マイナルーブ３の
同一頁に位置するバブル４を一斉にメジャライン２にト
ランスファし、該トランスファバブル４を順次検出器５
で読出すことになる。以下、連続する所望頁の読出しは
、順次前記方法で実施される。

このように構−成されたバブルメモリ素子の基板には、
不良マイナループの発生を見込んで適当な予裕を含む数
百本のマイナループ３が形成され、各マイナルーブ３は
、例えば適当に分散された５頁の余剰頁分を含み例えば
２０５３頁に相当する微細パターンで構成されており、
不良マイナループを使用対称から除外する登録及びマイ
ナループの頁制御はブートループにより行われている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来、磁気バブルメモリ素子をパッケージに収納した磁
気バブルメモリ装置は、各種情報機器の回路基板に搭載
し該機器外へ出されることなく使用されるものが多いが
、情報入出力装置等においては着脱可能な小型カセット
ケースに収納し使われるものがある。

第２図は前記カセットの外観を示す斜視図であり、図中
において６は磁気バブルメモリカセット、７は磁気バブ
ルメモリ装置を収納したカセットケース、８はケース内
で磁気バブルメモリ装置の外部接続端子に接続されたコ
ネクタ端子である。

かかる磁気バブルメモリカセット６は、端子８が磁気バ
ブルメモリ装置のレプリケータ、ディテクタ、ジェネレ
ータ及び駆動コイル等の端子にそれぞれ接続されており
、情報入出力装置から取り外されたカセット６を静電気
の帯電されている人が掴む、又は静電気の帯電された物
に触るとカセット自体が静電気を帯びるようになる。

そこで、静電気を帯びたカセット６を情報入出力装置に
装着すると、バブルメモリ素子が絶縁層を介してマイナ
ーループや検出器等が形成されているため、瞬間的に異
常電流がファンクション・ドライバ或いはレプリケータ
ゲートと他のゲート間に存在する線間静電容量９（第１
図）に向かって流れ込み、該ゲートに対向するバブルが
あるとそれをレプリケートさせる。

しかも該異常電流は不規則であるため、前記レプリケー
トがバブルを消失させたり、メジャーラインに転送させ
たりして、不規則に書込み情報を破壊するという問題点
があった。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点の除去を目的とした本発明は、各種の情報を
複数個の信号ブロックに分割し、該信号ブロックが複数
個の磁気バブル転送路の同一ページそれぞれに記憶され
る磁気バブルメモリ装置を停止させたとき、前記情報の
信号ブロックの記録されない前記転送路め余剰ページを
レプリケータゲート、スワップゲート等のゲートに対向
させることを特徴とした磁気バブル転送路の駆動方法で
ある。

（作用〕 上記手段によれば、停止状態で磁気バブルメモリ素子の
ゲートには余剰頁が対向しているため。

該ゲートに異常電流が流れても書込み情報の破壊される
ことがなくなり、その正常状態が維持されることになる
。

〔実施例〕

以下に、図面を用いて本発明の実施例につき説明する。

第３図はブートループを具えた磁気バブルメモリ素子の
回路図、第４図は第３図の素子に本発明を適用するため
の制御動作回路図である。

第３図において、図中の符号１１はブートループ、１２
−９〜１２−ｎはマイナーループ、１３は読出し用メジ
ャーライン、１４は書込み用メジャーライン、１５はバ
ブル発生器、１６はバブル検出器、１７はブートループ
の読出し用レプリケータ、１８はマイナーループの読出
し用レプリケータ、１９はブートループへの書込み用ス
ワップ、２０はマイナーループへの書込み用スワップで
ある。

第４図において、バブルメモリ装置２１はコントローラ
２２に制御されたコイルドライバ２３．２４及びファン
クションドライバ２５により駆動され、書込み、読出し
を行う。センスアンプ２６は読出しデータの増幅に使用
される。ここで本発明による停止制御回路２７は、例え
ば２０５３ビツト（頁）で構成されるループ内のバブル
転送カウンタとクロックを具え、コントローラ２２に接
続又は内部に組み込まれ、コイルドライバ２３．２４　
　（駆動磁界）の制御を行う働きをする。

第５図は説明を簡易化するため２０ビットで構成れたマ
イナーループについて制御回路２７を用いた停止制御を
説明する。ただし、図中において２８はマイナーループ
、まる数字■〜［相］はマイナーループ２８内のビット
（頁）番号、■〜［相］は情報が書込みされるビット、
［相］、＠ｌは情報が書込まれない予備ビット、Ａは読
出し用レプリケータのゲート部を示したものであり、バ
ブルビット■〜［相］はバブルメモリ装置（２１）のブ
ートループに登録されている。

゛第５図において、今ビット■がゲート部Ａに対向した
状態で読出し動作が終了し、ビット■からバブル転送方
向を示す矢印方向へ数えて３番目に予備ビット［相］が
位置していたとする。そして、一連の読出し等の作業が
終了したことを情報入出力装置に入力する、又は情報入
出力装置から磁気バブルメモリカセットを取だすと、制
御回路２７はカウントしながらビット［相］をゲート部
Ａとの対向位置、即ち図中でビット■の位置にくるよう
に各ビット■〜［相］を矢印方向へ転送する。

その結果、読出し等の作業が終了したときゲート部Ａ（
および該ゲート部Ａと同様に形成されたスワップのゲー
ト部）、に対向する各マイナ−ループにはバブルが存在
しないため、たとえバブルメモリ装置に静電気が付加さ
れても書込み情報の破壊されることがない。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明によれば、磁気バブルメモリ装
置を停止させた、又は磁気バブルメモリ装置を取り出し
たとき、レプリケータ、スワップ等のゲートに各バブル
ループの余裕頁（ビット）を対向させることにより、静
電気による書込み情報の破壊を防止するため、磁気バブ
ルメモリ装置の信頼性を高め、かつ静電気に対する取扱
い上の気配りをなくした効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はメジャー・マイナーループ方式であるバブルメ
モリ素子の回路構成例を示す図、第２図は磁気バブルメ
モリカセットの斜視図、第３図はブートループを具えた
磁気バブルメモリ回路図、第４図は第３図の回路素子に
本発明を適用するための制御動作回路図、第５図は第４
図の停止制御回路を説明するための図である。 図中において、１，２．１３．１４はメジャーライン、
３、１２−、〜１２−ｎ、２８はマイナループ、４はバ
ブル、５．１６は検出器、６は磁気バブルメモリカセッ
ト、１１ばブートループ、１７．１８はレプリケータ、
１９゜２０はスワップ、２１は磁気バブルメモリ装置、
２７は停止制御回路、■〜［相］はマイナループの頁番
号、Ａは読出し珀レプリケータのゲート部を示す。 ＊１　町 　２　ｔＪ ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各種の情報を複数個の信号ブロックに分割し、該信号ブ
   ロックが複数個の磁気バブル転送路の同一ページそれぞ
   れに記憶される磁気バブルメモリ装置を停止させたとき
   、前記情報の信号ブロックの記録されない前記転送路の
   余剰ページをレプリケータゲート、スワップゲート等の
   ゲートに対向させることを特徴とした磁気バブルメモリ
   の駆動方法。