JPS61118707A - 固体撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は撮像部に複数個の固体撮像素子（ＣＣＤ素子）
を内蔵する固体撮像装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種のＣＣＤ素子を用いた撮像装置は、複数個
のＣＣＤ素子の焦点ｆや焦点ｉ内でのム位素子ユニット
の相対位置を一致させるために、色分解プリズムの外側
にプリズムハウジングを設け、このハウジングにＣＣＤ
素子の微調整機構を設けるか、又は第４図に示すように
色分解プリズム１０１０色フィルタ１０２側にＣＣＤ素
子１０３をその撮像ｆ１０４を微調整した後、スペーサ
１０５を介してシリコンゴム系等の接着剤１０６により
固定している。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら前者にあってはＣＣＤ素子を保持するため
の基準となるハウジングが熱変形等にょシブリズムの光
軸からずれるため、調整後、環境条件の変化によって起
る色ずれや焦点ボケを防止するのが極めて困難でらった
。

また後者にあっては固体撮像素子１０３を直接的にプリ
ズム１０１に接着にょシ固定するため、前者の様な問題
点はないが、調整不良やＣＯＤ素子１０３の劣化等によ
り、ＣＯＤ素子１０３の交換の必要性が発生した場合、
ＣＯＤ素子１０３をプリズム１０１と一体で交換しなけ
ればならず、補修費用が多大であるとともに、調整時に
専用治具を必要とする等の問題があった。

そこで、本発明は、環境条件の変化によっても色ずれや
焦点ボケを少なくすることができ、又固体撮像素子の微
調整を行うことができ、また微調整後は固体撮像素子を
正確に固定することができ、しかも構造が簡単で、耐振
性を向上させることができ、更には固体撮像素子の交換
を容易に行うことができ、しかも交換の部品点数を減ら
して経済性の向上を図ることができるようにした固体撮
像装置を提供しようとするものである。

問題点を解決するだめの手段 そして上記問題点を解決するための本発明の技術的な手
段は、色分離プリズムの端面に接着されたｖ４整枠と、
この調整枠に固定された素子板と、上記調整枠及び素子
板内で固体撮像素子を保持し、この固体撮像素子の撮像
面の位置を微調整する微調整手段とを備えたものである
。

作　　用 本発明は、上記の構成により固体撮像素子を微調整手段
により微動させてその撮像面を調整した後、接着剤によ
り素子板に固定する。また固体撮像素子を交換するには
、ねじを外して素子板を固体撮像素子と共に調整枠より
取外し、新たな固体撮像素子を微調整手段により保持さ
せると共に新な素子板をねじにより調整枠に固定し、微
調整手段により固体撮像素子を微調整した後、接着剤に
よシ素子板に固定する。

実施例 以下、本発明を固体撮像素子としてＣＯＤ素子を利用し
た一例について図面により詳細に説明する。第１図及び
第２図に示すように色分離プリズム１は端部に色フィル
タ２を備えている。この色分離プリズム１の色フイルタ
２側の端面に調整枠３が接着剤４により接着されている
。この調整枠３の後端には素子板５が固定ねじ６によシ
固定されている。調整枠３及び素子板５の内側にはＣＣ
Ｄ素子素子状納され、微調整手段により保持される。そ
の−例について説明すると、調整枠３の内面における開
口部８の外側部にシリコンゴム等の弾性材製の押フレー
ム９が装着されている。素子板５には３本の微調整ねじ
１ｏが進退可能に螺合されている。この微調整ねじ１ｏ
の進退によりＣＣＤ素子素子状光側の押フレーム９に対
する押圧力を調整することができる。調整枠３の上部の
中央部内側とＣＯＤ素子了の上面中央部との間に圧縮ば
ね１１が介在され、調整枠３の下側中央部に微ｖ４１１
ねじ１２が進退可能に螺合されている。この微調整ねじ
１２の進退によりＣＣＤ素子７の圧縮ばね１１に対する
押圧力をｖ４整することができる。調整枠３の両側部内
側には板ばね１３が挿入され、各板ばね１３の上下両端
には丸棒状の抑圧部材１４が取付けられ、板ばね１３の
中間部が調整枠３に当接され、上下両端の押圧部材１４
がＣＣＤ素子素子状下の両側面に当接されている。調整
枠３の上部両側と下部両側に微調整ねじ１６が進退可能
に螺合され、各微調整ねじ１５は先端部が緩やかで長い
円錐状に形成されている。各微調整ねじ１５の進退によ
り押圧部材１４のＣＣＤＣＤ素子対する押圧力を調整す
ることができる。このようにＣＣＤ素子７の微調整手段
を調整枠３及び素子板Ｔに集約させているので、全体の
小型化。

軽量化を図ることができる。上記素子板５の四隅にはＣ
ＣＤ素子７に対応して接着用の孔１６が形成され、この
孔１６を利用してＣＣＤ素子７が接着剤１Ｔにより素子
板６に接着されて固定される。

次に上記実施例によりＣＣＤ素子７の撮像面１８を調整
する動作について説明する。素子板５に螺合した微調整
ねじ１ｏを進退させてＣＣＤ素子７の撮像面１８を第１
図のＺ軸方向、即ち光軸方向に微動させ、焦点位置と、
その面の傾きを調整する。また微調整ねじ１２を進退さ
せてＣＣＤ素子７を第１図及び第２図のＹ方向に微動さ
せて調整し、また上下の対角線上の微ｖ４整ねじ１６を
進退させることによりＣＣＤ素子７を第２図の０方向に
微動させて調整し、更には一側の上下の微調整ねじ１６
を対応させて進退させることによりＣＣＤ素子７を第２
図のＸ方向に微動させて調整し、従っ、てＣＣＤ素子７
を撮像面１８の焦点面内での光軸を中心とする回転と二
軸（平面）微動調整を行い、これにより撮像面内の単位
素子の各ＣＯＤ素子における相対位置合せを行うことが
できる。

これらの調整はドライバー１本で行うことができ、専用
調整治具が不要となる。

このようにしてＣＣＤ素子７を調整状態に保持した後、
素子板６の孔１６よりエポキシ等の接着剤１アを充填し
てＣＯＤ素子素子波子板６に接着固定する。

またＣＯＤ素子素子波損したり、劣化して交換する必要
が生じた場合には、固定ねじ６を除去して第３図に示す
ように素子板６をＣＯＤ素子素子共に外して廃棄する。

而して新たなＣＣＤ素子７を微調整手段により保持させ
、新たな素子板Ｓを固定ねじうにより調整枠３に取り付
ける。ＣＣＤ素子７の撮像面１８の微調整は上記と同様
にして行い、微調整後、接着剤１アによりＣＣＤ素子７
を素子板６に固定する。

発明の効果 以上の説明より明らかなように本発明によれば、色分離
プリズムの端面に調整枠を接着し、この調整枠に素子板
をねじにより固定し、調整枠及び素子板の内側で固体撮
像素子を微調整手段により微調整可能に保持し、微調整
後の固体撮像素子を素子板に接着剤により固定するよう
にしている。このように基準となる調整枠を直接、色分
離プリズムの端面に接着しているので、熱歪量が少なく
、色ずれや焦点ボケを防止することができる。また固体
撮像素子を微調整手段により微調整することができる。

また固体撮像素子の微調整後は接着剤により固定するの
で、ねじ等により固定する場合の位置ずれのおそれがな
く正確に固定することができる。しかも構造が簡単で耐
振性も大となる。

更に素子板をねじにより調整枠より外すことに固体撮像
素子を容易に交換することができ、しかも廃棄する部分
が固体撮像素子の他は素子板のみとな９、補修費用が安
価である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の固体撮り装置の一実施例を
示し、第１図は断面図、再２図は鴬＝ズ、第３図は固体
撮像素子と素子板の交換時の説明図、第４図は従来の固
体撮像素子の取付状懇を示す正面図である。 １・・・・・・色分離プリズム、３・・・・・調整枠、
４・・・・・・接着剤、６・・・・・・素子板、６・・
・・・・固定ねじ、７・・・・・・ＣＯＤ素子（固体撮
像素子）、９・・・・・押フレーム、１０・・・・・・
微ｖ４整ねじ、１１・・・・・・圧縮ばね、１２・・・
・・・微調整ねじ、１３・・・・・板ばね、１４・・・
・・・押圧部材、１６・・・・・・微調整ねじ、１７・
・・・・・接着剤、１８・・・・・・撮像ｆ０ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名、［
１図　　　′２″Ｉ Ｙ　　　　　　　　↑ 轟 書 ＋−ａｗｌＪ！ ！・・−ｔ）碩、 Ｃ・−１υＣ ＩＯ・−・７１弓【１フ１匡１ツＥノ仁２（、・１ｆ−
−・ルｐｌ＋ｆね １２・−當…ゆＬ・ １３・−ＪＪ＋ｚ−６ ｆ４＝−ｑ、＞、卸ツ げ−　ぐＶ詰１〃Ｌ。 １７−・−挿１刊 ｆ６・−漬Ｉ＆伽 第３図 宵　４　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）色分離プリズムの端面に接着された調整枠と、こ
   の調整枠に固定された素子板と、上記調整枠及び素子板
   で囲まれた空間内に保持された固体撮像素子と、前記固
   体撮像素子の撮像面を微調整する微調整手段とを備えた
   ことを特徴とする固体撮像装置。
2. （２）固体撮像素子は微調整された後素子板に接着固定
   された特許請求の範囲第１項記載の固体撮像装置。
3. （３）素子板は調整枠に対し着脱自在である特許請求の
   範囲第１項記載の固体撮像装置。