JPS6111817B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111817B2 JPS6111817B2 JP5456079A JP5456079A JPS6111817B2 JP S6111817 B2 JPS6111817 B2 JP S6111817B2 JP 5456079 A JP5456079 A JP 5456079A JP 5456079 A JP5456079 A JP 5456079A JP S6111817 B2 JPS6111817 B2 JP S6111817B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- overhead contact
- electric car
- contact line
- lines
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 6
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気鉄道の電気車に給電する電車線の
上下線間を電気的に連系する電車線連系装置の改
良に関するものである。
上下線間を電気的に連系する電車線連系装置の改
良に関するものである。
電気鉄道で、幹線から分れる支線のように電源
の弱い区間を走行する電気車のパンタ点電圧降下
は、電気車がき電用変電所の中間地点にあるとき
特に著るしく、場合によつては電気車の走行に支
障を及ぼすことがあるほどである。そこで、き電
用変電所の中間地点において、電車線の上下線間
を電気的に連系するタイポストを置き、ここに直
流両方向性しや断器を置いて常時連系するか、あ
るいは常時は開放しておき特定時間のみ投入し、
上下線の電車線を接続し電流を上下電車線に分流
させることにより電車線のインピーダンスによる
電圧降下を救済するようにしている。
の弱い区間を走行する電気車のパンタ点電圧降下
は、電気車がき電用変電所の中間地点にあるとき
特に著るしく、場合によつては電気車の走行に支
障を及ぼすことがあるほどである。そこで、き電
用変電所の中間地点において、電車線の上下線間
を電気的に連系するタイポストを置き、ここに直
流両方向性しや断器を置いて常時連系するか、あ
るいは常時は開放しておき特定時間のみ投入し、
上下線の電車線を接続し電流を上下電車線に分流
させることにより電車線のインピーダンスによる
電圧降下を救済するようにしている。
しかし、従来においては人が判断ししや断器を
手動操作しており、この場合次のような問題があ
つた。
手動操作しており、この場合次のような問題があ
つた。
(1) 機械式しや断器を用いているので投入、開放
の操作、回数に限界があり、電車線電圧の状態
に応じ自動的に操作することは困難である。
の操作、回数に限界があり、電車線電圧の状態
に応じ自動的に操作することは困難である。
(2) 一方、常時投入しておくと、地絡事故の際な
ど事故電流が上下電車線に分流し保護継電器の
事故検出がむずかしくなる。
ど事故電流が上下電車線に分流し保護継電器の
事故検出がむずかしくなる。
本発明はこの点にかんがみ、電気車が特定区間
に存在しているか又は電車線電圧が規定電圧以下
に降下した時上下線間を連系し、電気車が特定区
間から出るか又は電車線電圧が規定値に復帰した
ときその連系を解放する操作を自動的に行なわせ
て上記欠点を解消するようにした電車線連系装置
を提供することを目的とする。
に存在しているか又は電車線電圧が規定電圧以下
に降下した時上下線間を連系し、電気車が特定区
間から出るか又は電車線電圧が規定値に復帰した
ときその連系を解放する操作を自動的に行なわせ
て上記欠点を解消するようにした電車線連系装置
を提供することを目的とする。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第１図において、１１と１２はき電用変電
所、１３と１４はこれらき電用変電所１１，１２
から直流電力の給電をうける上り線、下り線の電
車線また１５と１６はそれぞれ軌条である。本発
明では前記上り線、下り線の電車線１３と１４間
を半導体により構成された両方向性しや断器１７
で接続し、一方上り線、下り線の軌条１５，１６
側には当該区間に電車が存在しているときこれを
検出して出力を生じる電気車位置検知装置１８，
１９を、また上り電車線１３と軌条１５間及び下
り電車線１４と軌条１６間に夫々電車線の電圧降
下が規定値以上になつたとき出力を生じる電圧継
電器２０，２１を設け、前記電気車位置検知装置
１８，１９のいずれかが当該区間に電気車存在を
検知したとき、または電圧継電器２０，２１のい
ずれかが当該電車線電圧の電圧降下が規定値以上
になつたとき、それらの出力で図示しない点弧制
御装置を介して半導体両方しや断器１７を投入し
電気車の電流Ｉを上下電車線１３，１４に分流さ
せる。即ち、電車線のインピーダンスＺは1/2に
なるので電車線インピーダンスによる電圧降下も
ΔＶ＝1/2Ｚ・Ｉとなり、電車線のパンタ点電圧
低下の救済が行なわれる。
る。第１図において、１１と１２はき電用変電
所、１３と１４はこれらき電用変電所１１，１２
から直流電力の給電をうける上り線、下り線の電
車線また１５と１６はそれぞれ軌条である。本発
明では前記上り線、下り線の電車線１３と１４間
を半導体により構成された両方向性しや断器１７
で接続し、一方上り線、下り線の軌条１５，１６
側には当該区間に電車が存在しているときこれを
検出して出力を生じる電気車位置検知装置１８，
１９を、また上り電車線１３と軌条１５間及び下
り電車線１４と軌条１６間に夫々電車線の電圧降
下が規定値以上になつたとき出力を生じる電圧継
電器２０，２１を設け、前記電気車位置検知装置
１８，１９のいずれかが当該区間に電気車存在を
検知したとき、または電圧継電器２０，２１のい
ずれかが当該電車線電圧の電圧降下が規定値以上
になつたとき、それらの出力で図示しない点弧制
御装置を介して半導体両方しや断器１７を投入し
電気車の電流Ｉを上下電車線１３，１４に分流さ
せる。即ち、電車線のインピーダンスＺは1/2に
なるので電車線インピーダンスによる電圧降下も
ΔＶ＝1/2Ｚ・Ｉとなり、電車線のパンタ点電圧
低下の救済が行なわれる。
一方、電車が当該区間を通過するか或いは電車
線の電圧降下が規定値に復帰すれば電気車位置検
知装置１８，１９と電圧継電器２０，２１の出力
は消滅するのでこれを条件に半導両方しや断器１
７は復帰解放し電車線１３，１４の連系は自動的
に解かれる。この場合、地絡事故があつても地絡
事故電流は電車線に分流しないのでき電点での地
絡事故検出は容易、確実となる。
線の電圧降下が規定値に復帰すれば電気車位置検
知装置１８，１９と電圧継電器２０，２１の出力
は消滅するのでこれを条件に半導両方しや断器１
７は復帰解放し電車線１３，１４の連系は自動的
に解かれる。この場合、地絡事故があつても地絡
事故電流は電車線に分流しないのでき電点での地
絡事故検出は容易、確実となる。
前述では、電気車の存在の１つのき電区間内に
存在しているか否かで説明したが、き電用変電所
間隔の長い区間などではその区間の特定区間、例
えば区間の中間部に電気車が存在しているかどう
かを検知するようにしてもよい。
存在しているか否かで説明したが、き電用変電所
間隔の長い区間などではその区間の特定区間、例
えば区間の中間部に電気車が存在しているかどう
かを検知するようにしてもよい。
また、上下線の電車線１３，１４の連系中に地
絡または過負荷状態となつた場合に備え、連系線
に図のように変流器２２を介し直流過電流継電器
２３を設け、一定値以上の過電流が流れた場合こ
の過電流継電器２３の動作により半導体しや断器
１７を強制的に開放できるようにしておく。
絡または過負荷状態となつた場合に備え、連系線
に図のように変流器２２を介し直流過電流継電器
２３を設け、一定値以上の過電流が流れた場合こ
の過電流継電器２３の動作により半導体しや断器
１７を強制的に開放できるようにしておく。
上記実施例は直流き電方式の場合であるが、交
流き電方式の場合でも上下線の電車線が同一位相
電源（方面別同相き電という）から供給されてい
る場合は同様に適用することができる。第２図は
この場合、系統図を示したもので、き電用変電所
電源としてはスコツト結線（変形ウツドブリツジ
結線）の変圧器TRが用いられ、上り線と下り線
の両電車線１３，１４は共にＴ座、Ｍ座の２次２
相巻線のうちＴ座巻線に接続されている。
流き電方式の場合でも上下線の電車線が同一位相
電源（方面別同相き電という）から供給されてい
る場合は同様に適用することができる。第２図は
この場合、系統図を示したもので、き電用変電所
電源としてはスコツト結線（変形ウツドブリツジ
結線）の変圧器TRが用いられ、上り線と下り線
の両電車線１３，１４は共にＴ座、Ｍ座の２次２
相巻線のうちＴ座巻線に接続されている。
以上記載の本発明によれば、電気車の電圧降下
の救済が必要なときのみ自動的に行なわれ、また
事故検出も容易、確実となり、従つて支線等で電
源系統の弱い電化区間、変電所間隔の長い電化区
間で特に有効な電車線連系装置を提供することが
できる。
の救済が必要なときのみ自動的に行なわれ、また
事故検出も容易、確実となり、従つて支線等で電
源系統の弱い電化区間、変電所間隔の長い電化区
間で特に有効な電車線連系装置を提供することが
できる。
第１図は本発明の一実施例を直流き電方式に適
用した場合の系統図、第２図は同実施例を交流き
電方式に適用した場合の系統図である。 １１，１２……き電用変電所、１３，１４……
上り、下り電車線、１５，１６……軌条、１７…
…半導体両方向しや断器、１８，１９……電気車
位置検知装置、２０，２１……電圧継電器、２３
……過電流継電器。
用した場合の系統図、第２図は同実施例を交流き
電方式に適用した場合の系統図である。 １１，１２……き電用変電所、１３，１４……
上り、下り電車線、１５，１６……軌条、１７…
…半導体両方向しや断器、１８，１９……電気車
位置検知装置、２０，２１……電圧継電器、２３
……過電流継電器。
Claims (1)
- １ 上、下線の電車線を連系する半導体両方向し
や断器、軌道に設けられ電気車が特定区間に入つ
たことを検知する電気車位置検知装置、電車線と
軌条間に接続され電車線電圧が規定値より降下し
たことを検出する電圧継電器を備え、電気車が特
定区間に入つている間または電車線電圧が規定値
より降下している間前記半導体両方向しや断器を
投入するようにした電車線連系装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5456079A JPS55145028A (en) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | Interlocking device of street-car line |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5456079A JPS55145028A (en) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | Interlocking device of street-car line |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55145028A JPS55145028A (en) | 1980-11-12 |
| JPS6111817B2 true JPS6111817B2 (ja) | 1986-04-04 |
Family
ID=12974063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5456079A Granted JPS55145028A (en) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | Interlocking device of street-car line |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55145028A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190044895A (ko) * | 2017-10-23 | 2019-05-02 | 삼성전자주식회사 | 통신 제어 방법 및 이를 지원하는 전자 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62221939A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-30 | Tetsudo Sogo Gijutsu Kenkyusho | 直流▲き▼電圧降下補償装置 |
-
1979
- 1979-05-02 JP JP5456079A patent/JPS55145028A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190044895A (ko) * | 2017-10-23 | 2019-05-02 | 삼성전자주식회사 | 통신 제어 방법 및 이를 지원하는 전자 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55145028A (en) | 1980-11-12 |
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