JPS61117325A

JPS61117325A - シ−トパイルの工法

Info

Publication number: JPS61117325A
Application number: JP23998884A
Authority: JP
Inventors: Takeyasu Mochizuki; 望月　猛恭
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-11-13
Filing date: 1984-11-13
Publication date: 1986-06-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はウォータージェットとローブ式静荷重とにより
無振動、無耶音で圧入するシートパイルの工法に関する
。

一般にシートパイルを打込む工法としては、バイブロハ
ンマーやジイーゼルハンマーノヨウにシートパイルに振
動や打圧を加えて打込む工法や、アースオーガーによっ
て予め地盤を掘削穿孔したり、又は掘削穿孔しつ＼油圧
シリンダーを使用してシートパイルに静荷重を加えて圧
入する工法等が行われている。しかし、バイブロハンマ
ーやジイーゼルハンマーを使用しｆｃ　工法は振動音や
衝撃音が激しく周辺り住民にとって騒音公害を及ぼし、
その使用が制限される。

又アースオーガーによる工法は騒音公壱を防止できても
シートパイルを圧入後に掘削穿孔を埋め戻す必要があり
、その分子間が掛かり作業性を悪くしていた。

これに対し近年ウォータージェット工法が開発すれ、こ
れは高圧水で掘削しつ＼バイブロハンマーで圧入する工
法であるが、やはり振動や騒音の公害を発生したり作業
性、経済性の面でも欠点を有していた。

本発明はＬ記従来の工法の欠点を消除するものであり、
つまり無振動、無騒音で周辺の住民に迷惑を及ぼすこと
なく、作業性良好で無公害なシートパイルの工法を提供
するにある。

以下本発明の工法を詳細に説明する。

先ず第１図に示す如く、シートパイル（１）の片面の長
手方向には取付金具（９に導水管（２）が着脱自在に装
着されている。導水管（２の下端には噴射ノズル（４）
か取り付けられ、更に導水管（２１’）上端には７レキ
シプル管（９を接続し、フレキシブル管（５）は高圧ホ
ース（６）と接読されている。導水管（′２はシートパ
イル（１）を圧入後にシートパイル（１）から引き抜い
て次の圧入するシートパイル（１）に差し込んで使用す
る。次にシートパイル（１）　Ｋ静荷重を加える方法に
ついて説明すると、先ずロープ式静荷重装置（Ａ）は第
２図の如く平行に立設する伸縮自在なリーダー（７）を
案内として上下にスライドするウェイト（８）及びそれ
と連結し下部に設けた倍力装置（９）を有し、該倍力装
置（９）の下部に接続した油圧式チャック（１０）がシ
ートパイル（１）　ｖ）上端部をチャッキングさせるＯ
　（１１）はリーダー（７）　ｆ’）下端に固定した反
力板で、既に圧入したシートパイル（１）り上部を反力
板（１１）り反力取口（１２）に入れ、そりシートパイ
ル（１）より反力を取るためのものである。絞り込みワ
イヤー（１３）は一端を反力板（１１）に固定され、そ
こから反力板（１１）に設けた４個りシープ（１４）と
倍力装置（９）の下部前後に設けた２個０シープ（１５
）並びに倍力装置（９）内のシープ詳とに適宜に掛けら
れ、リーダー（７）り上部を経て能端はクレーン車（Ｂ
）リウインチに巻き付けられている。

以上概略説明したロープ式静荷重装置（Ａ）とクレーン
車（Ｂ）とは着脱自在であり、従ってクレーン車（Ｂ　
）はシートパイル（１）つ圧入以外に本来■クレーン車
として能の作業に独立して使用できるようにさせ、且つ
ロープ式静荷重装置（Ａ）には動力装置を装着せずにク
レーン車（Ｂ）Ｏ動力、つまりウィンチを利用させるこ
とによりロープ式静荷重装置（Ａ）自体の軽量化とコス
トの低減化を実現させ、移動に便利で作業性を高めてい
る。

シートパイル（１）を圧入する手Ｍけ噴射ノズル（４付
導水管（２をシートパイル（１）Ｏ取付金具（３）に差
し込んで装着後、シートパイル（１）の上端部をクレー
ン車（Ｂ）に取り付けたローブ式静荷重装渥（Ａ）Ｏｎ
圧式チャック（１０）にチャッキングさせシート／９イ
ル（１）を地盤に垂直に立てる。そし端り噴射ノズル（
４）から強力なウォータージェットを噴射させソートパ
イル（１）Ｏ下端０地盤を堀削し始める。こ０ウオータ
ージエツトの水圧は、硬質地盤で１００ｋｇ　〜１５０
ｋｇ／ｃｍＦ、軟質地盤で５０ｋｇ〜８０　ｋｇ　／ｃ
ｍ’見当で高圧水供給装置を調節すればよい。ウォータ
ージェットによる掘削と同時にクレーン車（Ｂ）のウィ
ンチも始動させ絞り込みワイヤー（１３）を巻き込み、
絞り込みワイヤー（１３）が絞り込まれるとウェイト（
８）、倍力装置（９）及び油圧式チャック（１０）を下
方に押し下げる。こり時にウィンチの絞り込み力は倍力
装置（９）によって更に１０〜２０倍に倍力されシート
パイル（１）に静荷重として加わり、ウォータージェッ
トで予め堀削された地盤にシートパイル（１）は確実に
圧入されるのである。シートパイル（１）に加える静荷
重は地盤によって異なるが通常軟質地盤では３０〜６０
　ｔｏｎ　Ｎ硬質地盤では６０〜１２０ｔｏｎ程度であ
る。従って倍力装Ｗ（９）の倍力が２０倍前後のもりで
あればウィンチ巻上能力６ｔｏｎ位０クレーン車を使用
すればよい。

このように本発明の工法はシートパイル（１）の圧入に
際し、ウォータージェットにより地盤の軟質化と掘削で
シートパイル（１）の圧入力ヲ低減シ、シかもウォータ
ージェットの掘削穿孔がシートパイル（１）り案内とな
り圧入角度か安定する。

従って従来の如く地盤の質によって角度が変って圧入さ
れたり、油圧式チャ７り（１０）やリーダー（７）に無
理な力が加わり損蕩することもない。

又シートパイル（１）０加圧としてローブ式静荷重を用
いたことにより無振動、無騒音で圧入することができ、
周辺の住民に迷惑を全く及ぼすこともなく無公害な工法
を実現させている。

しかもロープ式静荷重装置（Ａ）は油圧式やアースオー
ガー等り装置に比ベコスト的に極めて安価、軽量である
。又移動や操作の面においても容易で作業性が良く、そ
０作業範囲も広く取れる。更にローブ式静荷重は圧入時
のスピードか池のものより数段早くでき、１本のシート
パイル（１）の圧入時間を短縮することができ作業能率
を上げ得る。

且つ、本発明す工法においては、シートパイル（１）に
無理な打撃力や振動が加わらないためシートパイル（１
）に殆んど損傷が見られず、その使用耐久期間も長く多
数のシートパイル（１）を使用する施行者にとって経済
的でもある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例でウォータージェットを示す説
明図、第２図はローブ式静荷重装置Ｏ全体斜視図である
。（１）・Φ・シートパイル（２）−６番導水管（４）・
１１１１噴射ノズル以　　上

Claims

【特許請求の範囲】

下端に噴射ノズル（４）を有する導水管（２）をシート
パイル（１）の片面の長手方向に装着させ、前記導水管
（２）に高圧水を供給し前記噴射ノズル（４）からウォ
ータージェットを噴射させると共に前記シートパイル（
１）上端からクレーン車を利用したロープ式静荷重を加
えて無振動、無騒音で圧入させることを特徴とするシー
トパイルの工法。