JPS61116793A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS61116793A
JPS61116793A JP23716284A JP23716284A JPS61116793A JP S61116793 A JPS61116793 A JP S61116793A JP 23716284 A JP23716284 A JP 23716284A JP 23716284 A JP23716284 A JP 23716284A JP S61116793 A JPS61116793 A JP S61116793A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、アマルガム合金を用いて管内の水銀蒸気圧
を規制し高温頭載でのランプ効率改善を図ったアマルガ
ム方式の蛍光ランプなどの放電ランプを点灯させる放電
灯点灯装置に関するもので、特に、放電ランプの特性ば
らつきを考慮した場合の効率の高い放電灯点灯装置に係
るものである。
〔背景技術〕
蛍光灯のもつ高効率、長寿命と、白熱電球のもつ小形1
片口金構造の特徴を兼ね備え、白熱電球に直接代替でき
る経済的光源として、コンパクト蛍光灯が考案されてい
るが、コンパクト設計の発光管をグローブ内に密閉した
構造では、管内の水銀蒸気圧が上昇して発光効率が低下
してしまうため、種々の対策が講じられている。中でも
、水銀とアマルガムを形成しやすい低融点金属、例えば
1n−Bi(インジウム−ビスマス)合金を用いてアマ
ルガムの水銀蒸気圧が高温領域でも一定値に保たれるこ
とを利用したアマルガム方式が比較的欠点の少ない優れ
た方法とされている。
このアマルガム方式は、アマルガム温度によって特性が
支配されるので、最適温度に維持されるならば、広い周
囲温度の範囲にわたって効率を高く保つことができる。
すなわち、通常の放電ランプでは光束が最大値の90%
以上を示す温度幅は約30°Cであるのに対し、アマル
ガム方式の放電ランプでは約60’cの温度幅が得られ
る。
一方、合金と水銀のアマルガムの示す常温での蒸気圧は
純粋水銀の場合の蒸気圧に比べかなり小さいため、特に
低温域での始動性が低下し、また始動後、アマルガム合
金が暖まり、水銀が完全にリリースされて最適の温度に
達するまでに相当の時間を要し、その間所定の光束が得
られないと言うような不都合もある。
アマルガム方式の放電ランプの重要な技術課題として、
水銀の封入量をいかに正確に行うか、また前述のように
ランプ点灯中のアマルガム合金の温度をいかに最適に保
つか、および始動後の光束の立上がりをいかに早く行う
か等が挙げられる。
一般に、アマルガム合金の温度を点灯中適温に保つため
には、ランプフィラメントとアマルガム合金の取付部と
の距離を適当に設け、また光束の立上がり改善としては
、別にフィラメント近辺に補助アマルガムを設ける等の
工夫が成され、かなり改善が図られている。
本発明者は、このような改善の成されたIn−B’系ア
マルガム合金を用いた15Wアマルガムランプを第5図
に示すようなインバータ装置を用いて高周波点灯したと
ころ第6図および第7図のような種々の特性を示すこと
を発見した。
第5図において、商用電源1が整流ブリッジ2゜コンデ
ンサ3にて整流平滑されて直流電源が構成され、チョー
クコイル4.トランジスタ7.8゜ベース抵抗5,6.
コンデンサ9および発振トランス10より成るブツシュ
プルインバータが構成され、発振トランス10の出力巻
線に50KHzの高周波電力が得られる。そして、ラン
プ電流調整用の可変インダクタンス1)および電流計A
、電力計Wを介して放電ランプDLを点灯する。放電ラ
ンプDLの光出力は、光束計φで測定する。
このような装置を用い、可変インダクタンス1)によっ
てランプ電流を変化させ、その場合の光束およびランプ
電流を測定した結果を第6図および第7図に示している
。なお、測定は、ランプ電流の各測定点につき、十分安
定時間を設けた。ランプ電流と光束の関係は第6図のよ
うな結果となった。すなわち、放電ランプDL1のよう
に定格ランプ電流近辺でも光束は増えるもの、および放
電ランプDL2.DL3のように定格ランプ電流以下の
点に光束の最大値があってそれ以上のランプ電流では急
激に光束が低下するものがあることがわかった。
また、このときのランプ電力は、第7図に示すように、
はぼ直線的に増加しており、したがって、ランプ電流の
増加に伴って、特に放電ランプDL2DL3の発光効率
が急激に低下していることがわかる。アマルガム合金を
用いないアルゴン系放電ランプにおいては、ランプ電流
を増加していった場合、やはり光束が飽和してくること
は知られているが、ある点から急激に光束が低下するよ
うな現象は認められず、このような現象がアマルガム方
式の放電ランプ特有の現象と考えられる。
アマルガム方式の放電ランプにおけるこのような九kに
関して、原因は未だつかめておらず、推測の域を脱しな
いが、前述したように水銀封入量のわずかなばらつきあ
るいはフィラメントとアマルガム合金との距離のばらつ
きなどによって生ずるものと考えられ、アマルガム部の
温度が最適値まで上昇せず、したがって水銀蒸気圧が高
くなり過ぎて原子の再吸収があり、その結果放射を伴わ
ないエネルギの移動が増えることに起因するのではない
かと考えられる。すなわち、放電ランプのばらつきによ
って狙いとするアマルガムができていないことによると
考えられる。
このような放電ランプを対象に、点灯装置を設計しよう
とすると、つぎのような不都合が生じる。
すなわち、点灯装置の出力電流を、第6図に示した放電
ランプDL、を対象として定格ランプ電流近辺に設定し
た場合でも放電ランプのばらつきによっては、放電ラン
プDL3のように目標光束より大幅に低い光束した得ら
れない事態を生ずる。
〔発明の目的〕
この発明は、アマルガム方式の放電ランプを点灯させる
放電灯点灯装置において、放電ランプの特性のばらつき
にかかわらず効率良く点灯させることができる放電灯点
灯装置を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
この発明の放電灯点灯装置は、アマルガム合金を含む放
電ランプを点灯させる出力可変型の点灯装置本体と、こ
の点灯装置本体の出力を変化させる出力制御回路と、前
記点灯装置本体の出力を周期的に微小変動させる変調手
段と、前記放電ランプの光出力を検出する光検出器と、
前記変調手段によって前記点灯装置本体の出力が増加(
減少)している時に前記光出力が増加(減少)している
場合に前記点灯装置本体の出力を増加させるとともに前
記点灯装置本体の出力が増加(減少)している時に前記
光出力が減少(増加)している場合に前記点灯装置本体
の出力を減少させるように前記出力制御回路の調整を行
う出力調節手段とを備る構成にしたことを特徴とする。
このように、点灯装置本体の出力を周期的に微小変動さ
せるとともに放電ランプの光出力を光検出器で検出し、
点灯装置本体の出力が増加(減少している時に放電ラン
プの光出力が増加(減少)している場合は点灯装置本体
の出力を増加させるとともに点灯装置本体の出力が増加
(減少)しているときに放電ランプの光出力が減少(増
加)している場合には点灯装置本体の出力を減少させる
ように出力制御回路を出力調節手段により調節するよう
にしたため、点灯させるべきアマルガム方式の放電ラン
プの特性のばらつきなどにかかわらず、放電ランプを効
率良く点灯させることができる。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。この放電灯点灯装置は、第1図に示すよう
に、商用型alから給電される点灯装置■によって放電
ランプ1oを点灯させるようになっており、点灯装置I
は、出力制御回路Hによって駆動され、出力制御回路■
の出力に応じて出力が変化するようになっている。
上記出力制御回路■は、変調信号回路■からの変調信号
(放電ランプ10の光出力が十分追従できるような周期
の長いもの)を受け、点灯装置■の出力を変調信号に応
じて若干変動させる。この結果、放電ランプ10の光出
力もわずがな変調を受けることになる。
制御レベル設定回路■は、出力制御回路■に制御レベル
設定信号を与えて点灯装置■の出力を所定値に設定し、
放電ランプ10から所定の光出力を発生させる。
したがって、・制御レベル設定回路■からの制御レベル
設定信号と変調信号回路Vからの変調信号とが加えられ
る出力制御回路■は、その出力が制御レベル設定信号に
対応したレベルを基準として変調信号に応じて変動する
ことになり、したがって点灯装置Iの出力および放電ラ
ンプ10の光出力もそれに応じて変動することになる。
光検出・制御レベル変更回路■では、光検出IVaで放
電ランプ10の光出力レベルを検出し、この検出レベル
を所望の光出力レベルに相当する基準レベル(基準レベ
ル発生器IVbから出力される)と比較し、検出レベル
が基準レベル以下ならその差を差動増幅器■cによって
増幅する。そして、この差動増幅器rl/cの出力から
変動分検出器IVdによってわずかな変動分を検出する
。さらに、増源信号発生器■eは、変動分検出器IVd
からの出力と変調信号回路■からの出力をもとにして、
変調信号によって点灯装置Iの出力が増加している時に
光出力レベルが増加する方向(点灯装置■の出力が減少
している時に光出力レベルが減少する方向)にあるなら
ば、制御レベル設定回路■の制御レベルの設定値をわず
かに変化させ、出力制御回路Hの制御レベルを変化させ
て点灯装置Iの出力をわずかに増加させる。また、変調
信号によって点灯装置Iの出力が減少している時に光出
力レベルが増加する方向(点灯装置Iの出力が増加して
いる時に光出力レベルが減少する方向)にあるならば、
制御レベル設定回路■の制御レベルの設定値を上記と逆
に変化させ、出力制御回路■の制御レベルを上記と逆に
変化させて点灯装置■の出力をわずかに減少させる。
上記のような動作を放電ランプ10の点灯中、適当な周
期で行うことによって、放電ランプ10の光出力レベル
が増加する方向に点灯装置■の出力を自動的に調整でき
ることになり、放電ランプ10の目標光出力を上限とし
て用いた放電ランプ10を最も光出力の多い状態で点灯
させることができる。したがって、放電ランプ10の特
性にばらつきがあっても効率良く点灯させることができ
る。
第2図は第1図のブロック図の詳細な回路図を示し、第
3図は第1図の各部の波形図を示している。
第2図において、商用電a1)に接続された点灯装置■
は、商用電源1を整流ブリッジ2で整流して得た直流電
源より、分圧コンデンサ3,4.スイッチングトランジ
スタ8,9およびダイオード6.7よりなるハーフブリ
ッジインバータ回路に給電し、このハーフブリッジイン
バータ回路からの高周波出力でチョークコイル(安定器
)5を介して放電ランプ(アマルガム方式の蛍光ランプ
)10を高周波点灯させるようになっている。上記ハー
フブリッジインバータ回路は、出力制御回路■からの信
号によりドライブ用トランス15.16および抵抗1)
〜14を介してスイソチトランジスク8.9が交互にオ
ンオフすることによって分圧コンデンサ3.4の中点と
スイッチングトランジスタ8,9の中点との間に高周波
出力を発生するようになっている。
出力制御回路■は、上記したスイッチングトランジスタ
8,9をドライブするためのドライブ信号を作成する回
路で、さらに以下に述べる諸信号によって点灯装置Iの
出力を制御する機能を有するものである。IC,はTフ
リップフロップである。IC2はタイマ(汎用タイマr
c555)であり、タイマ■C2と外付の抵抗25〜2
7とコンデンサ28とにより無安定マルチバイブレーク
を構成しており、その発振周波数は抵抗25〜27およ
びコンデンサ28による時定数とタイマIC2の5番端
子の電位とにより決定される。29は抵抗25を短絡す
る変調用のトランジスタ、30は抵抗である。この出力
制御回路■は、タイマ IC2の出力をTフリップフロ
ップIC1およびゲート回路21〜24によってスイッ
チングトランジスタ8.9を同時にオンにさせることが
ないように波形処理を行い、ゲート回路21.22から
の出力信号を抵抗19.20およびトランジスタ17゜
18を介して前述のドライブ用トランス15.16に供
給する。
制御レベル設定回路■は、BCDアップダウンカウンタ
(TC4510P)IC4,IC5および抵抗31〜4
6よりなるラダー抵抗回路網とで構成されるD−A変換
回路であり、各種入力信号(クロック信号、アップ/ダ
ウン切換信号)によって出力制御回路■の無安定マルチ
ハイブレークの発振周波数をセットする機能を存する。
この制御レベル設定回路■は、BCDアップダウンカウ
ンタIC,、IC5のクロ・ツク端子へ後述するクロッ
ク信号を加え、BCDアフアップンカウンタIC,、I
C,がクロック信号をカウントするようになっており、
アップ/ダウン端子への入力信号が低レベルであるとき
は、BCDアップダウンカウンタI C4,I C5が
ダウンカウントし、D−A変換出力電圧V。を若干低減
し、このD−A変換出力電圧■。をタイマIC2の5番
端子へ入カする。したがって、タイマIC2等で構成さ
れる無安定マルチバイブレークの発振周波数が上昇する
ため、スイッチングトランジスタ8,9のオンオフ周期
も短(なり、チョークコイル5のリアクタンスが増加し
、ランプ入力を低減させる。また、クロック信号の入力
時にア・ノブ/ダウン端子の入力信号が高レベルのとき
は、上記と逆の動作によってランプ入力を増加させる。
光検出・制御レベル変更回路■は、放電ランプ10の光
出力を検出して基準レベルと比較し、光出力レベルが基
準レベル(所望の光出力レベルに相当)以下である場合
に基準レベルとの差を増幅し、この差の時間的変動分の
増減を判断し、その結果にもとづいて制御レベル設定回
路■の制御レベルの設定値を変更するものであり、第1
図においける光検出器■a、基準レベル発生器IVb、
差動増幅器rVc、変動分検出器IVdおよび増減信号
発生器■eを含んでいる。具体的には、光検出器rVa
は光検出素子(CdS素子)48と抵抗47゜50と検
出レベルの平均化のための平滑コンデンサ52とで構成
され、基準レベル発生器IVbは抵抗49.51で構成
され、差動増幅器IVcは演算増幅器IC3と雑音防止
用のコンデンサ53と演算増幅器■C3の増幅度安定化
のためのフィードハック抵抗54とで構成され、変動分
検出器IVdは抵抗55.57とコンデンサ58とトラ
ンジスタ59と抵抗60とで構成され、増減信号発生器
Neはインバータゲー)61.62で構成されている。
ツェナーダイオード56とトランジスタ79と抵抗78
とは光出力レベルが基準レベルを越えたときに制御レベ
ル設定回路■の設定値変更を禁止する(クロック信号を
遮断する)回路を構成している。
この光検出・制御レベル変更回路■は、放電ランプ10
の光を受ける光検出素子48と抵抗47゜50とによる
分圧回路の電圧(放電ランプ10の光出力に相当)を演
算増幅回路■c3のマイナス端子に加えるとともに抵抗
49.51による分圧電圧(基準レベル)を演算増幅器
IC3のプラス端子に加え、両者を比較してその差の分
だけ演算増幅器IC3から増幅して出力させる。そして
、この演算増幅器■C3の出力が増加しているときはコ
ンデンサ58に充電電流が流れ、この充電電流によって
トランジスタ59がオンとなり、逆に演算増幅器IC3
の出力が減少しているときは、コンデンサ58に充電電
流は流れず、トランジスタ59はオフである。このトラ
ンジスタ59のコレクタ出力がインバータゲート61.
62で波形整形されアップダウンカウンタICIC5の
4+ アップ/ダウン端子に加えられることになる。
また、光出力が基準値より増加すると演算増幅器■C3
の出力によって、ツェナーダイオード56が導通してト
ランジスタ79がオンとなり、クロック信号のアップダ
ウンカウンタI C4,I C5への人力が禁止される
ことになる。
変調信号回路Vは、出力制御回路Hの無安定マルチバイ
ブレークの発振周波数に一定幅の変調を加えるためのも
のであり、タイマ(汎用タイマIC555)IC6と抵
抗63.64およびコンデンサ65.66によってもう
一つの無安定マルチバイブレータを構成し、このタイマ
■C6の出力は出力制御回路■の無安定マルチバイブレ
ークの発振周波数を決定するための抵抗25を短絡する
トランジスタ29のベースに抵抗30を介して入力され
ている。また、タイマ■C6を用いた無安定マルチバイ
ブレータの出力は、ゲート回路67゜70、抵抗68お
よびコンデンサ69よりなる遅延回路を介してタイマ(
汎用タイマIC555)IC7と、抵抗71〜73.ダ
イオード74およびコンデンサ75,76.77で構成
される単安定マルチバイブレークに供給し、この単安定
マルチバイブレータの出力を抵抗81を介して制御レベ
ル設定回路■のアップダウンカウンタrc4゜IC5の
クロック端子にクロック信号として供給するようになっ
ている。この場合、単安定マルチバイブレータの出力パ
ルス幅は抵抗73およびコンデンサ76の時定数によっ
て決められ、コンデンサ75はトリガ信号用のカップリ
ングコンデンサとして作用する。
つぎに、この回路の動作を第30により詳細に説明する
第3図のaはタイマIC6等で構成した無安定マルチハ
イブレークの出力波形で、比較的周期の長い矩形波信号
である。この矩形波信号aをタイマIC2等で構成され
る無安定マルチバイブレークの発振周波数を定める抵抗
25.26のうち抵抗25を短絡するトランジスタ29
のベースに入力することによってタイマIC2等で構成
される無安定マルチバイブレークの出力が第3図のbの
ように変調される。
タイマIC6等で構成される無安定マルチバイブレーク
の出力が加えられるゲート回路67の出は第3図のCに
示すようにaの波形を反転したものとなる。さらに、ゲ
ート回路67の出力を抵抗68、コンデンサ69の積分
回路およびゲート回路70に通せば、その出力は第3図
のdの波形・のようにaの波形の低レベル期間中に立下
がりエツジを有する矩形波となり、この矩形波信号dの
立下がり信号eによってタイマIC7等で構成される単
安定マルチバイブレークをトリガ(タイマ■C7の2番
端子(トリガ端子)を−瞬低レベルにする)する。この
結果、タイマIC7等で構成される単安定マルチバイブ
レータは第3図のrの・ような波形の信号を出力し、こ
の信号fがアップダウンカウンタrc、、IC5にクロ
ック信号として加えられることになる。
一方、第3図のg、g’は光検出素子48と抵抗47の
接続点の波形を示しているが、gは前記した変調信号a
によってランプ入力を増加した区間(周波数の低い区間
)において放電ランプ10の光出力が減少した場合の様
子を示し、g′は変調信号aによってランプ入力を増加
した区間において放電ランプ10の光出力が増加した場
合の様子を示し、いずれの場合にも放電ランプ10の光
出力は標準レベルより低く、したがって光検出素子48
の抵抗値が標準値より大きいため、演算増幅器IC3の
プラス端子の基準レベルE、よりもマイナス端子の電位
が高く、演算増幅器IC3の出力直流レベルが低く、し
たがってツェナーダイオード56は導通しない。もし、
放電ランプ10の光出力が標準レベル以上となった場合
には、マイナス端子の電位が低下して演算増幅器IC3
の出力直流レベルが上昇してツェナーダイオード56が
導通してトランジスタ79がオンとなるため、ダイオー
ド80を介してアップダウンカウンタIC,,TC5へ
のクロック端子が接地され、クロック信号が入力されな
くなるため、制御レベル設定回路■は制御レベルの設定
値変更を停止する。
ツェナーダイオード56が導通しないような光出力の領
域においては、点灯装置Iの出力の周期的な変動に応じ
て放電ランプ10の光出力も変動し、この変動分が抵抗
55.57. コンデンサ58およびトランジスタ59
で検出されることになる。
トランジスタ59は光出力が増加する区間ではコンデン
サ5日の充電電流によってオンとなり、トランジスタ5
9のコレクタ電位は低レベルとなる。
また、光出力が減少する区間ではコンデンサ58に充電
電流は流れず、オフとなり、トランジスタ59のコレク
タ電位は高レベルとなる。したがって、トランジスタ5
9のコレクタ電位は、ランプ入力を増加した区間におい
て光出力が減少したときは第3図のhのようになり、逆
にランプ入力を増加した区間において光出力が減少した
ときは第3図のh′のようになる。この第3図のhの波
形およびh′の波形をインバータゲー1−61.62に
通すと、それぞれ第3図のiおよびi′のように矩形波
に波形整形され、アップダウンカウンタIC,、IC5
のアップ/ダウン端子に入力される。
したがって、クロック信号(第3図のf)が入力された
とき、すなわちランプ入力が大きいときにアンプ/ダウ
ン端子の入力が波形iのように高レベルであれば、アッ
プダウンカウンタic4゜IC5が1だけアップカウン
トし、D−A変換出力電圧■。が第3図のjに示すよう
に1段ステンブアップし、この結果、タイマIC2等よ
り構成される無安定マルチバイブレークの発振周波数が
第3図のkに示すように低下して点灯装置1の出力を増
大してランプ入力を増加させる。逆に、クロック信号が
入力されたとき、すなわちランプ入力が大きいときに、
アップ/ダウン端子への入力が波形i′のように低レベ
ルであれば、アップダウンカウンタIC,、Ic5が1
だけダウンカウントし、D−A変換出力電圧■。が第3
図のj′に示すように1段ステップダウンし、この結果
、タイマTC2等より構成される無安定マルチハイブレ
ークの発振周波数が第3図のに′に示すように上昇して
点灯装置■の出力を減少してランプ入力を減少させる。
このように動作させると、放電ランプIOの光出力が増
加する方向に点灯装置Iの出力が変化し、光出力が最大
となった点で安定する。なお、光出力が最大となる前に
光出力が標準レベルに達すれば、点灯装置Iの出力はこ
の点で安定することになる。
なお、上記実施例では光検出素子48として、CdS素
子を用いたが、 これ以外にホトトランジスタ、ホトダ
イオードなどを使用することも可能である。
この発明の第2の実施例を第6図に基づいて説明する。
この放電灯点灯装置は、ランプ電流が一定値を超えると
フィラメント温度が上昇しすぎてランプ寿命が短くなる
という点を考慮したものであり、ランプ電流が規制電流
レベルに達すれば、光出力が目標値以下であってもラン
プ入力の増加を停止するようにしたものである。すなわ
ち、放電ランプ10に流れる電流を電流検出回路■によ
って検出し、このランプ電流値とランプ寿命あるいは点
灯装置Iの出力容量を考慮して定めた規制電流レベル(
規制電流レベル設定回路■により設定される)と比較器
■で比較し、ランプ電流値が規制電流レベル以下ならス
イッチ■をオンにして第1図のものと同様に点灯装置I
の出力制御を行い、ランプ電流値が規制電流レベルを超
えるとスイッチ■をオフにして制御レベルの変更を禁止
し、点灯装置Iの出力の変更を停止するものである。
この場合、光検出・制御レベル変更回路■′は、第1図
の差動増幅器1’Vcが単なる増幅器■C′に代わり、
また第1図の基準レベル発生器IVbがなくなっており
、光出力の最大値を制限するための構成要素は省いてい
る。
その他の構成および動作は、第1図ないし第3図の説明
で述べた通りであるので、詳細は省略する。
なお、上記各実施例では、点灯装置Iとしてハーフブリ
ッジ式インバータを用いたが、これ以外のインバータ装
置も使用可能である。また、実施例においては、スイッ
チングトランジスタ8,9のドライブ信号の周波数を変
えてランプ入力制御を行ったが、他の方法、例えばイン
バータ回路の出力側に可変インピーダンス素子を設け、
このインピーダンス値を変えることによりランプ入力制
御を行うこともできる。また、インピーダンス回路の入
力電圧をチョッパ回路や位相制御回路などによって変え
ることによってランプ入力を制御することもできる。ま
た、点灯装置として、商用の銅鉄安定器を用いた場合に
おいても、位相制御装置と組合わせることによって同様
の効果を達成できる。
〔発明の効果〕
この発明の放電灯点灯装置は、点灯装置本体の出力を周
期的に微小変動させるとともに放電ランプの光出力を光
検出器で検出し、点灯装置本体の出力が増加(減少)し
ている時に放電ランプの光出力が増加(′$i少)して
いる場合には点灯装置本体の出力を増加させるとともに
点灯装置本体の出力が増加(減少)している時に放電ラ
ンプの光出力が減少(増加)している場合には点灯装置
本体の出力を減少させるように出力制御回路を出力調節
手段により調節するようにしたため、点灯させるべきア
マルガム方式の放電ランプの特性のばらつき等にかかわ
らず、放電ランプを効率良く点灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例のブロック図、第2図
はその詳細な回路図、第3図は第2のの各部の波形図、
第4図はこの発明の第2の実施例のブロック図、第5図
は従来の放電灯点灯装置の回路図、第6図および第7図
はそれぞれ放電ランプの特性図である。 ■・・・点灯装置(点灯装置本体)、■・・・出力制御
回路、Na・・・光検出器、■・・・光検出・制御レベ
ル変更回路(出力調節手段)、III・・・制御レベル
設定回路(出力調節手段)、■・・・変調信号回路(変
調手段) 第1図 −ランフ・弯ヌも、(A) 第6図 第7図 手続補正書(自発 昭和60年10月30日 春59年特許順第237162号 3、補正をする者 胴中との関係  出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象                  
     7、明細書               
         伸行)(1)明細書第8頁第13〜
14行目、「備る構成」とあるを「備える構成」と訂正
する。 (2)  明細書第10頁第13行目、「光検出IVa
Jとあるを[光検出器IVaJと訂正する。 (3)明細書第13頁第10行目、[汎用タイマI C
555Jとあるを「汎用タイマIC555、例えばシダ
ネティフク社製のNE555Jと訂正する。 (4)明細書第15頁第15〜16行目、「第1図にお
いける」とあるを「第1図における」と訂正する。 (5)明細書第23頁第20行目、「第6図」とあるを
「第4図」と訂正する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アマルガム合金を含む放電ランプを点灯させる出
    力可変型の点灯装置本体と、この点灯装置本体の出力を
    変化させる出力制御回路と、前記点灯装置本体の出力を
    周期的に微小変動させる変調手段と、前記放電ランプの
    光出力を検出する光検出器と、前記変調手段によって前
    記点灯装置本体の出力が増加(減少)している時に前記
    光出力が増加(減少)している場合に前記点灯装置本体
    の出力を増加させるとともに前記点灯装置本体の出力が
    増加(減少)している時に前記光出力が減少(増加)し
    ている場合に前記点灯装置本体の出力を減少させるよう
    に前記出力制御回路の調整を行う出力調節手段とを備え
    た放電灯点灯装置。
  2. (2)前記光出力が所定の基準値を超えたときに前記点
    灯装置本体の出力変化を禁止する出力変化禁止手段を設
    けた特許請求の範囲第(1)項記載の放電灯点灯装置。
  3. (3)前記放電ランプのランプ電流を検出するランプ電
    流検出手段と、このランプ電流検出手段により検出した
    ランプ電流値が所定値を超えたときに前記点灯装置本体
    の出力増加を禁止する出力増加禁止手段とを設けた特許
    請求の範囲第(1)項記載の放電灯点灯装置。
  4. (4)前記点灯装置本体は高周波インバータ回路によっ
    て前記放電ランプを高周波点灯させるようにしている特
    許請求の範囲第(1)項記載の放電灯点灯装置。
JP23716284A 1984-11-09 1984-11-09 放電灯点灯装置 Granted JPS61116793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01302696A (ja) * 1988-05-30 1989-12-06 Hotonikusu:Kk 放電灯用調光装置

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