JPS61115975A - 木床用つや出し剤 - Google Patents

木床用つや出し剤

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Publication number
JPS61115975A
JPS61115975A JP23767684A JP23767684A JPS61115975A JP S61115975 A JPS61115975 A JP S61115975A JP 23767684 A JP23767684 A JP 23767684A JP 23767684 A JP23767684 A JP 23767684A JP S61115975 A JPS61115975 A JP S61115975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
solvent
water
nonionic surfactant
wood floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23767684A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Chiba
千葉 保雄
Tomonao Saitou
斉藤 友尚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda
Original Assignee
Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda filed Critical Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda
Priority to JP23767684A priority Critical patent/JPS61115975A/ja
Publication of JPS61115975A publication Critical patent/JPS61115975A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は木床用つや出し剤に関する。したがって本発明
は、つや出し剤の製造および家具の保守に有用である。
従来の技術 一般に床用つや出し剤は「水性」、「乳化性」および「
油性」の3種類に分類されている。水性つや出し剤はロ
ウ類、ロウ状物、天然および合成樹脂等を可溶化、乳化
または水に溶解した製品であり、乳化性つや出し剤はロ
ウ状物質と揮発性溶剤を水に乳化させた製品であり、油
性つや出し剤はロウ類その他の不揮発性成分を揮発性溶
剤に溶解または均一に分散させた製品である。
上記の3種類のうち、水性つや出し剤は木床が水分を吸
収して、乾燥後にそりやひび割れを生じるので木床には
用いられない、乳化性つや出し剤は、ときには木床に用
いられることがあるが、水性つや出し剤よりは水分の影
響が少ないものの同様の欠点を有する。したがって木床
には主とじて油性つや出し剤が用いられてl/する。木
床へのつや出し剤の塗布は、通常モツプやウェスを用い
て行われる。ところが油性つや出し剤には下記のような
問題があり、解決が望まれている。
油性つや出し剤を塗布するため、に使用されたモツプや
ウェスは水洗できないので、使用後そのまま放置してお
くと、次に使用するときにはワックスの固着によってモ
ツプやウェスが柔軟性を失い、作業しにくくなる。した
がってせいぜい2〜3回使用したらモツプやウェスを廃
棄しなければならない状態になり、無駄が多い、使用後
のモツプやウェスを毎回溶剤で洗浄すれば、寿命をかな
り延ばすことができるが、火災の危険や毒性の問題が生
じる。
発明が解決しようとする問題点 上記の現状であるから、油性であって、しかも使用後の
モツプやウェスに簡単な処理を施すことによって、モツ
プやウェスを多数回繰返して使用できる木床用つや出し
剤を提供することが本発明の目的である。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明者は鋭意研究の結
果、ワックスを主成分とし、特定の界面活性剤を溢加し
た油性つや出し剤を使用すれば、水洗によってモツプや
ウェスに付着したワックスをM単に除去することができ
、しかも該つや出し剤の諸性能が従来のつや出し剤と同
等であることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち2本発明は、ワックスを主成分とし、これにH
LBが8〜12である非イオン界面活性剤を加え、これ
らを溶剤に溶解または分散させたことを特徴とする木床
用つや出し剤である。
本発明の構成について以下に詳説する。
(ワックス) ワックスは、従来の木床用つや出し剤に用いられてきた
ほとんどすべてのワックスを用いることができる。すな
わち、天然および合成の度化水素ワックスやこれらの変
性物や酸化物など、また鉱物性および動植物性ワックス
やこれらの変性物などを使用できる。
天然ワックスとしては牛脂、豚脂の水添硬化ロウ、ラノ
リン、ミツロウ、鯨ロウなどの動物性ワックス、大豆油
、ヒマシ油の水添によるワックスおよびカルナウバロウ
、キャンデリラロウ、木ロウ、ヌカロウのような植物性
ワックス、モンタンロウ、セレシンロウ、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックスのような鉱物性
ワックスがあげられる。また、合成ワックスとしては、
分子量500〜5000程度のポリエチレンワックス、
ポリプロピレンワックス、フィッシャートロプシュ法に
よるワックスなどがあげられる。
(非イオン界面活性剤) 界面活性剤は水への乳化性ないしは分散性をワックスに
付与し、水洗によるつや出し剤の除去を容易にする。
界面活性剤としては、非イオン界面活性剤のみが目的に
適し、7ニオン系、カチオン系および両性系の界面活性
剤は溶剤に均一に溶解しないので不適当である。
非イオン界面活性剤のHLBは8〜12の範囲でなけれ
ばならない、HLBが8未満であると上記の効果が得ら
れず、12をこえると溶剤に透明に溶解しないため、ワ
ックスと共存して均一に分散することができない。
非イオン界面活性剤の種類としてはポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルなどを
あげることができる。
(溶剤) 溶剤は、木床用つや出し剤用として従来公知の工業ガソ
リン、灯油、テレピン油などのいずれをも用いるqとが
できるが、ワックスの溶解力、適度な乾燥速度、安全度
、コストなどを考慮するとミネラルスピリット(工業ガ
ソリン4号)か好ましい。
(その他の成分) 本発明の木床用つや出し剤は、上記の必須成分のほかに
任意成分として分散剤、染料、香料等を含有することが
できる。
(成分の比率と製造方法) 本発明の木床用つや出し剤において、非イオン界面活性
剤の好ましい添加量は7727100重量部に対して1
〜30重量部、ざらに好ましくは2〜20重量部である
。1重量部未満では水洗による除去性を付与することが
できず、30重量部を越えるとつや出し剤の耐水性が著
しく低下する。
本発明の木床用つや出し剤を製造するには、ワックスお
よび非イオン界面活性剤と任意成分とを溶剤に加え、6
0〜120°Cに加熱し、かきまぜて溶解したのち、か
きまぜながら冷却する。
(塗布と水洗の方法) 本発明の木床用つや出し剤を木床に塗布するには、常法
に従ってモツプやウェスにつや出し剤をしみこませ木床
面に塗布し、溶剤が飛散したのち、パフ掛けを行ってつ
や出しする。塗布を終了したのち、モツプやウェスが乾
燥しないうちに水洗を行い、付着したワックスを十分に
取り除いてから乾燥させれば、そのモツプやウェスを次
回の塗布に再使用することができる。
実施例 次に実施例によって本発明を説明する。ただし下記の実
施例は、本発明をなんら制限するものではない。
以下の実施例における部および%は特記しない限りは重
量に基くものである。
(1)つや出し剤の調整 ワアクス、界面活性剤および溶剤を混合してかきまぜな
がら80℃〜100℃に加熱し、透明になったことを確
認したのち急冷して供試つや出し剤を得た。配合物の組
成を第1表に示す、ただし 第1表と第2表の中の※は
本発明の木床用つや出し剤を示す。
第1表(その1) 第1表(その2) 第1表(その3) 第1表(その4) 第1表(その5) 第1表(その6) 第1表(その7) 第1表(その8) 第1表(その9) 第1表(その10) 第1表(その11) 第1表(その12) (2)評価試験方法 ■ 原液の分散状態 原液を100℃に加熱したときの透明度を目視評価した
■ つや出し剤の性能 大きさ300mXIOCmの白木の木床板に供試つや出
し剤1mJLをガーゼで均一に塗布した。
温度25℃、湿度65RH%で30分間乾燥したのち、
パフ掛けし、下記の項目について評価した。
(イ)光沢 デジタル変角光沢針(UGV−40型、スガ試験機■製
)により測定角60度の鏡面光沢を測定した。
(ロ)摩擦係数 表面性測定機(ヘイトン14型、新東科学■製)により
、静摩擦係数および動庫擦係数を測定した。
(ハ)耐水性 木床面に水滴をスポットし、吸水して水滴が消滅するま
での時間を求めた。
■ モツプの水洗後の状態 10m″の木床につや出し剤をモツプで塗布したのち、
モツプを十分に水洗し、乾燥後に下記の項目について評
価した。
(イ)油分付着量 イソプロピルアルコール/ベンゼンのl対l混合溶剤を
用いてソックスレイ抽出を行い、油分の対繊維重量比を
もとめた。
(ロ)モツプの風合い 評価者10人による触感テストを行った。
(3)評価試験の結果 以上の評価試験の結果を第2表に示す、ただし原液状態
が不良の試料については■および■の評価を行わなかっ
た。
第2表(そのl) 評  価 原液の状態   ○(i!i明) Δ(わずかにくもり) ×(白濁〕 モツプの風合い 0(良好) Δ(やや良) ×(不良) 第2表(その2) 第2表(その3) 第2表(その4) 第2表〔その5〕 第2表(その6) 第2表(その7) 第2表(その8) 発明の効果 本発明の木床用つや出し剤は、第2表に示すように使用
後にモツプを水洗すれば容易に除去される。したがって
水洗することにより、モツプを多数回繰返して使用する
ことが可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワックスを主成分とし、これにHLBが8〜12
    である非イオン界面活性剤を加え、これらを溶剤に溶解
    または分散させたことを特徴とする木床用つや出し剤。
  2. (2)非イオン界面活性剤の添加量がワックス100重
    量部に対して1〜30重量部である特許請求の範囲第1
    項に記載の木床用つや出し剤。
JP23767684A 1984-11-13 1984-11-13 木床用つや出し剤 Pending JPS61115975A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7297193B1 (en) * 2006-01-30 2007-11-20 Rohm And Haas Company Wax-biocide wood treatment
CN104046522A (zh) * 2014-05-26 2014-09-17 范振捷 一种生物上光剂
CN109438731A (zh) * 2018-11-15 2019-03-08 青岛赛诺新材料有限公司 一种微粉蜡自动化生产工艺方法
JP2019105150A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 株式会社山根商店 木の一時的反り防止剤および木質フロアのメンテナンス用洗浄剤

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JP2019105150A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 株式会社山根商店 木の一時的反り防止剤および木質フロアのメンテナンス用洗浄剤
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