JPS61115525A - 調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は調理の下ごしらえ等を行なう調理器に関するも
のである。

従来例の構成とその問題点 従来、第６図に示すような、主軸１を回転させるモータ
（図示せず）を有する本体２に、カッター３を有する容
器４を載置し、蓋５をセットした後容器４内でカッター
３を回転させ、容器４内に入れた肉や野菜等の材料を切
削する調理器等であって、動力源として、ユニバーサル
モーターを使用しているものについては、第２図のａに
示すようなＮ（回転数）−Ｔ（トルク）特性を定格電圧
印加時にユニバーサルモーターが示すため、下記に表わ
すような問題点があった。

（１）負荷となる材料が少ないとき等、モーターに対す
る負荷が小さいため回転数が非常に高くなり、モーター
等の回転音や冷却ファン等を有したものは、風切音が大
きく、騒音が全体的に大きくなる。

（２）負荷状態の変化に合せて回転数が大きく変化する
ため、出来上り状態がばらつく。

（３）高速で回転すると、危険なものや、切削状態が悪
くなるものは減速装置が必要となる。

（４）印加電圧を小さくして、回転数を低くすると第７
図のｂやＣに示す特性のようになり、必要とするトルク
が得られず、ロック状態となってします。

また、上記問題点を解決するために第８図に示スヨウな
、ユニバーサルモーター６の逆起電力を利用する回路が
考えられている。この回路はユニバーサルモーター６の
電位と基準電位設定１回路７の基準電位とを、ダイオー
ド８を使って比較し、サイリスタ９を動作させることに
よってユニバーサルモーター６を制御するものであるが
、この回路は、ダイオード８の感度の影響が非常に大き
く、またユニバーサルモーター６の電位が乱れた波形に
なると、ダイオード８の導通状態が変化する等の問題が
あり、ユニバーサルモーター６へのフィードバックのか
かり方が弱いという問題があった。

発明の目的 本発明はこのような従来の問題を解消し、カッターの回
転数変化の少ない調理器を提供するものである。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明は、ユニバーサルモー
ターの発生する逆起電力の検出手段と、この検知信号に
反比例して前記ユニバーサルモータの印加電圧を変化さ
せる制御手段とを設けるこり とにより、ユニバーサルモータの回転数をほぼ一定に制
御することができるようになる。

実施例の説明 以下、第１図〜第４図に基づいて本発明の一実施例を説
明する。本実施例の調理器には本発明のモーター特性を
得るために第１図に示すようなモーター駆動用回路が装
備されている。この回路は、ユニバーサルモーター２１
の鉄心の残留磁束による逆起電力が回転速度に比例して
発生することを利用して、その逆起電力を検出回路２２
で検出し、その信号を平滑回路２３で平滑化し安定した
信号としてサイリスタトリガ回路２４に送り、サイリス
タ２５のＯＮのタイミングを制御することにより位相制
御を行ない４ニバーサルモーター２１にかかる電圧を調
節して回転速度をほぼ一定に制御するものである。この
回路により、ユニバーサルモーター２１は第２図の曲線
ｄ、ｅ、ｆのように、無負適時の回転速度設定をサイリ
スタトリガ回路２４で行なうことにより、設定に対応し
た負荷の大きさに係わらず、はぼ一定の回転数特性を描
く　　　　　へようになり、位相制御で１ｏｏ％近くの
電圧印加になった時点でユニバーサルモーターそのもの
の特性カーブである曲線ｑに重なる。

具体的に実施した回路は第３図のものであるが、第４図
のように半波で制御したものについても同じことが出来
る。

ここで２６はユニバーサルモーター２１の逆起電力の検
出をよシ容易に検出回路２２で行なえるようにするだめ
のダイオードである。

なお、上記回路で実験の結果を第６図に示しており、第
２図で示した理論値とは多少異なることがわかっている
。このことは調理器においてはほとんど一定以上の負荷
があるためあまり影響せず、かえってふりかけ等の負荷
の非常に小さい高速回転が必要なものの切削を行なうと
きには、有用なものとなる。

以上より明らかなように負荷の大小に関係なく、はぼ一
定の回転数に制御できるため、負荷のないときに高速口
−転にならず、低騒音と、消費電力を小さくすることが
できる。また、回路で回転数を制御でき、かつトルクを
低下させずに回転数を低下させることができるため、減
速機構をなくしてもモーターがロックするようなことは
なくなる。

なお、回路中に可変抵抗を設けることにより材料に合わ
せて自由に回転数の制御を行なうことができるようにな
ることはいうまでもない。

発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明の調理器は
ユニバーサルモーターの定格電圧印加近くになるまでの
負荷に対しては初期設定の回転速度で回転するため （１）低騒音 （２）減速機構の削除 （３）低電圧制御式に比ベロツク状態になりにくい。

（４）消費電力が小さい。

等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例である調理器の回路ブロッ
ク図、第２図は同調理器の１ニバーサルモーターの特性
曲線図、第３図、第４図は同調理器の回路図、第５図は
第３図、第４図の回路を用いた場合の回転数とトルクの
関係図、第６図は−般的な調理器の外観構成図、第７図
は、従来の調理器のユニバーサルモータの特性曲線図、
第８図は従来の調理器の回路図である。 ２１・・・・・・ユニバーサルモーター、２２・・・・
・・逆起電力検出回路、２３・・・・・・平滑回路、２
４・・・・・・サイリスタトリガ回路、２５・・・・・
・サイリスタ、２６・・・ダイオード。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名シ　
　　　づ 第３図 ２ｆ 第４図 ｆ 第　５　図 ドアＬフ　（Ｋ％・Ｃｍ　） ＾ 第　６　図 第　７　図 トルク　（Ｑ・Ｃ町 １８　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ユニバーサルモーターと、このユニバーサルモーターの
   逆起電力を検出する検出手段とこの検知信号に反比例し
   て前記ユニバーサルモーターの印加電圧を変化させる制
   御手段とを有する調理器。