JPS61114056A - 太陽熱利用ヒ−トポンプ給湯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は太陽熱及び大気熱を利用し、貯湯タンク水温を
昇温させる太陽熱利用ヒートポンプ給湯機に関する。

従来の技術 従来、太陽熱利用ヒートポンプ給＠機は、第２図に示す
ようになっていた。１は集熱器、２は圧縮器、３は熱交
換器、４は膨張弁、５は貯湯タンクである。集熱器１は
、集熱管６と垂直フィン７からなり、垂直フィン７で太
陽熱及び大気熱を受熱する構成であった。

発明が解決しようとする問題点 従来の太陽熱利用ヒートポンプ給湯機では、通風を良く
するため、集熱器に対して垂直のフィンを設けており、
大気熱を良く受熱する構成であった。しかし、太陽光が
垂直フィン間を通過してしまう構成でもあるため、十分
太陽熱を利用しているとは言えず、日射強度の割に集熱
能力もヒートポンプの成積係数もそれ程増大しなかった
。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、集熱管の入口側
前半部は垂直フィンを貫通させ、出口側後半部は平板フ
ィンに固着させた構成としている。

作用 この構成により集熱器の入口側前半部では、通風状態の
良い垂直フィンから大気熱を集熱し、集熱器出口側後半
部では、平板フィンにより太陽日射を受熱でき、日射強
度に応じて蒸発性熱媒体の蒸発温度が上昇し、集熱量が
増加する。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図を用いて説明する。

第１図において、１は集熱器、２は圧縮機、３は熱交換
器、４は膨張弁で、これらは管路で接続されている。５
は貯湯タンク、６は集熱管、７は垂直フィン、８は平板
フィンである。

集熱器１の入口側前半部においては、集熱管６は間隙を
介して並べた垂直フィン７を貫通しており、通風の良い
構成から主に大気熱を集熱する。

出口側後半部においては、集熱管６を平板フィン８に固
着しており、太陽日射を平板フィン８にて十分受熱する
構成から、日射強度に応じて、蒸発性熱媒体の蒸発温度
が上昇し、蒸発性熱媒体の循環量が増大し、集熱量が増
えることになる。

１　　　　　　　　発明の効果 以上のように本発明の太陽熱利用ヒートポンプ給湯機に
よれば、集熱器前半で十分大気熱を集熱でき、さらに集
熱器後半で太陽日射を十分受熱でき、蒸発性熱媒体の蒸
発温度が上昇するため、集熱量が増大しヒートポンプの
成積係数が向上する効率的なシステムとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の太陽熱利用ヒートポンプ給
湯機の構成図、第２図は従来の太陽熱利用ヒートポンプ
給湯機の構成図である。 １・−・・・・集熱器、２・・・・・・圧縮機、３・・
・・・・熱交換器、４・・・・・・膨張弁、５・・・・
・・貯湯タンク、６・・・・・・集熱管、７・・・・・
・垂直フィン、８・・・・・・平板フィン。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１各省 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 管路で接続した集熱器と、圧縮器と凝縮部である熱交換
   器と膨張弁および圧縮機と、前記熱交換器で昇温した温
   水を貯える貯湯タンクとを備え、前記集熱器は集熱管を
   有し、この集熱管の入口側前半部は、間隙を介して並べ
   た複数枚の垂直フィンに貫通させ、出口側後半部は平板
   フィンを固着させた太陽熱利用ヒートポンプ給湯機。