JPS61113520A - 自動車におけるデフアレンシヤルのギヤオイル冷却装置 - Google Patents
自動車におけるデフアレンシヤルのギヤオイル冷却装置Info
- Publication number
- JPS61113520A JPS61113520A JP59236490A JP23649084A JPS61113520A JP S61113520 A JPS61113520 A JP S61113520A JP 59236490 A JP59236490 A JP 59236490A JP 23649084 A JP23649084 A JP 23649084A JP S61113520 A JPS61113520 A JP S61113520A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- heat
- differential
- gear
- heat pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0415—Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は自動車のデファレンシャル内に充填されてい
るギヤオイルの冷却装置に関する。
るギヤオイルの冷却装置に関する。
従来の技術と問題点
従来技術によってデファレンシャルのギアオイルの冷却
を行う場合、デフケース内のギアオイルを配管系を通じ
て別途装備したオイルクーラーに循環させることによっ
て行うのが普通である。しかしながら、この場合、オイ
ルポンプ、配管、バイパスバルブ、更にはオイル温度が
低いときの高粘度オイルによるオイルクーラーの圧力破
壊を防ぐためのセンサー、等々の多くの付属部材を必要
とし、構造の複雑化と相俟って残価につくと共に、循環
系からのオイル洩れのおそれもあって信頼性に劣る欠点
がある。
を行う場合、デフケース内のギアオイルを配管系を通じ
て別途装備したオイルクーラーに循環させることによっ
て行うのが普通である。しかしながら、この場合、オイ
ルポンプ、配管、バイパスバルブ、更にはオイル温度が
低いときの高粘度オイルによるオイルクーラーの圧力破
壊を防ぐためのセンサー、等々の多くの付属部材を必要
とし、構造の複雑化と相俟って残価につくと共に、循環
系からのオイル洩れのおそれもあって信頼性に劣る欠点
がある。
発明の目的
この発明の目的は、ヒートパイプを利用することによっ
て、極めて簡単な構造で冷却効果にも優れた信頼性の高
いデファレンシャル用ギヤオイル冷却装置を提供しよう
とするにある。
て、極めて簡単な構造で冷却効果にも優れた信頼性の高
いデファレンシャル用ギヤオイル冷却装置を提供しよう
とするにある。
発明の構成
上記の目的において、この発明は、デフヶ−スに蒸発部
を貫通させてループ状ヒートパイプを一体的に付設する
と共に、デフケースの外部に位置する前記ヒートパイプ
の凝縮部に放熱フィンを取付け、かつ該放熱フィンの一
側縁部を前記デフケースの外面に沿わせて一体化してな
る自動車におけるデファレンシャルのギヤオイル冷却装
置を要旨とするものである。
を貫通させてループ状ヒートパイプを一体的に付設する
と共に、デフケースの外部に位置する前記ヒートパイプ
の凝縮部に放熱フィンを取付け、かつ該放熱フィンの一
側縁部を前記デフケースの外面に沿わせて一体化してな
る自動車におけるデファレンシャルのギヤオイル冷却装
置を要旨とするものである。
実施例
この発明の実施例を図面に基づいて説明すれば次のとお
りである。
りである。
図において、(1)はデファレンシャルであり、そのハ
ウジング内には差動歯車機構と、その潤滑用のギヤオイ
ルが装填されているものである。(2)はそのデフケ一
スであり、これの後部には内部の差動歯車機構の位置を
避けて横向きに真直ぐな貫通孔(3)が設けられたもの
となされてる。
ウジング内には差動歯車機構と、その潤滑用のギヤオイ
ルが装填されているものである。(2)はそのデフケ一
スであり、これの後部には内部の差動歯車機構の位置を
避けて横向きに真直ぐな貫通孔(3)が設けられたもの
となされてる。
早 (4)Lt□。11.□8よ2.−7よよ−
トパイプであり、その−側直管状部を吸熱蒸発部(4a
)とし、他側の直管状部を放熱凝縮部(4b)としたも
のである。而して、このヒートパイプ(4)は、上記蒸
発部〈4a)をデフケース(2)の貫通孔(3)に貫通
せしめ、凝縮部(4b)をデフケース(2)の外部に離
間状態に位置ぜしめるものとして、該デフケース(2)
に一体内に付設されている。かつ凝縮部(4b)は第1
図に示すように蒸発部(4a)より高位に位置せられ、
内部に封入されている作動流体が、凝縮部(4b)内で
復液したのち重力の作用で速やかに蒸発部(4a)に戻
帰されるように配備されている。
トパイプであり、その−側直管状部を吸熱蒸発部(4a
)とし、他側の直管状部を放熱凝縮部(4b)としたも
のである。而して、このヒートパイプ(4)は、上記蒸
発部〈4a)をデフケース(2)の貫通孔(3)に貫通
せしめ、凝縮部(4b)をデフケース(2)の外部に離
間状態に位置ぜしめるものとして、該デフケース(2)
に一体内に付設されている。かつ凝縮部(4b)は第1
図に示すように蒸発部(4a)より高位に位置せられ、
内部に封入されている作動流体が、凝縮部(4b)内で
復液したのち重力の作用で速やかに蒸発部(4a)に戻
帰されるように配備されている。
(5)は放熱フィンであり、プレートフィン、フルゲー
トフィン等が用いられる。該放熱フィン(5)はヒート
パイプ(4)の凝縮部(4b)に所定ピッチで貫通状態
に固着されると共に、デフケース(2>Q−側縁がその
外面形状に対応する形状のものとなされて、該デフケー
ス(2)の外面に沿わせられかつ咳面に強固に接
1合一体化されている。なお、この放熱フィン(5
)はデフケース〈2〉に伝熱接触状態に沿わせられて、
ヒートパイプ(4)の支持効果を実現しうる態様に付設
されることを要するが、製作の簡易化をはかるべくこれ
をデフケース自体に一体成形するものとしても良い。
トフィン等が用いられる。該放熱フィン(5)はヒート
パイプ(4)の凝縮部(4b)に所定ピッチで貫通状態
に固着されると共に、デフケース(2>Q−側縁がその
外面形状に対応する形状のものとなされて、該デフケー
ス(2)の外面に沿わせられかつ咳面に強固に接
1合一体化されている。なお、この放熱フィン(5
)はデフケース〈2〉に伝熱接触状態に沿わせられて、
ヒートパイプ(4)の支持効果を実現しうる態様に付設
されることを要するが、製作の簡易化をはかるべくこれ
をデフケース自体に一体成形するものとしても良い。
上記実施例の如きこの発明に係る冷却装置は、例えば貫
通孔(3)を有するデフケース(2)を鋳造する一方、
別途放熱フィン(5)を用意して、ヒートパイプ(4)
のコンテナとするU字状パイプ(4′)の両側部を上記
貫通孔(3)及び放熱フィン(5)にそれぞれ挿通し、
かつ拡管してそれらに一体的に接合固着したのち、上記
U字状パイプの両端をUベンド管(4“)で連通接続し
てヒートパイプ化することにより簡易に製作しうるちの
である。
通孔(3)を有するデフケース(2)を鋳造する一方、
別途放熱フィン(5)を用意して、ヒートパイプ(4)
のコンテナとするU字状パイプ(4′)の両側部を上記
貫通孔(3)及び放熱フィン(5)にそれぞれ挿通し、
かつ拡管してそれらに一体的に接合固着したのち、上記
U字状パイプの両端をUベンド管(4“)で連通接続し
てヒートパイプ化することにより簡易に製作しうるちの
である。
この発明に係る上記装置においては、外気温との相対関
係においてデファレンシャル(1)内のギヤオイルの温
度が高(なると、デフケース(2)内においてオイルと
の熱交換によりヒートパイプ(4)の蒸発部(4a)内
で作動流体の蒸発が起こり、この蒸気が凝縮部(4b)
において蒸発潜熱を放出して凝縮復液したのち再び蒸発
部(4a)に流下戻帰するサイクルを繰返すことにより
、デフケース(2)内のギヤオイルを連続的に冷却する
ものである。
係においてデファレンシャル(1)内のギヤオイルの温
度が高(なると、デフケース(2)内においてオイルと
の熱交換によりヒートパイプ(4)の蒸発部(4a)内
で作動流体の蒸発が起こり、この蒸気が凝縮部(4b)
において蒸発潜熱を放出して凝縮復液したのち再び蒸発
部(4a)に流下戻帰するサイクルを繰返すことにより
、デフケース(2)内のギヤオイルを連続的に冷却する
ものである。
発明の効果
この発明は上述のように、デフケースに蒸発部を貫通さ
せてループ状のヒートパイプを設け、該ヒートパイプの
凝縮部に放熱フィンを取付けたものであるから、前述の
如くして何らの動力消費を伴うことなくデファレンシャ
ルのギヤオイルを効率よく外気に放熱して冷却しうるの
はもとより、単にヒートパイプと放熱フィンの付設によ
って構成されるものであるから、前記従来技術の場合の
ような多くの構成部材を必要とせず、構造を大幅に簡素
化し得て製作コストも極めて廉価なものとすることがで
きる。またギヤオイルをデフケースから取出す必要がな
いから、別途装備したオイルクーラーへの循環配管系と
かオイルクーラー内でのオイル洩れの発生のおそれもな
く、作動の確実性とも相俟って信頼性に優れたものとな
しうる。更には、ヒートパイプの凝縮部に設けた放熱フ
ィンの一側部がデフケースの外面に沿わせられて一体化
されたものとなされているから、該フィンをもってデフ
ケースからの直接の放熱効果をも実現しうると共に、ヒ
ートパイプのデフケースに対する固定状態を強固に保つ
ことができ、撮動等に基づくヒートバイブ取付部の破損
を防止し得て耐久性にも優れたものとなしうる。
せてループ状のヒートパイプを設け、該ヒートパイプの
凝縮部に放熱フィンを取付けたものであるから、前述の
如くして何らの動力消費を伴うことなくデファレンシャ
ルのギヤオイルを効率よく外気に放熱して冷却しうるの
はもとより、単にヒートパイプと放熱フィンの付設によ
って構成されるものであるから、前記従来技術の場合の
ような多くの構成部材を必要とせず、構造を大幅に簡素
化し得て製作コストも極めて廉価なものとすることがで
きる。またギヤオイルをデフケースから取出す必要がな
いから、別途装備したオイルクーラーへの循環配管系と
かオイルクーラー内でのオイル洩れの発生のおそれもな
く、作動の確実性とも相俟って信頼性に優れたものとな
しうる。更には、ヒートパイプの凝縮部に設けた放熱フ
ィンの一側部がデフケースの外面に沿わせられて一体化
されたものとなされているから、該フィンをもってデフ
ケースからの直接の放熱効果をも実現しうると共に、ヒ
ートパイプのデフケースに対する固定状態を強固に保つ
ことができ、撮動等に基づくヒートバイブ取付部の破損
を防止し得て耐久性にも優れたものとなしうる。
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は平面図である。 (1)・・・デフ7レンシャル、(2)・・・デフケー
ス、(3)・・・貫通孔、(4)・・・ヒートパイプ、
(4a)・・・蒸発部、(4b)・・・凝縮部、(5)
・・・放熱フィン。 以 上 第1I!! 第2図
、第2図は平面図である。 (1)・・・デフ7レンシャル、(2)・・・デフケー
ス、(3)・・・貫通孔、(4)・・・ヒートパイプ、
(4a)・・・蒸発部、(4b)・・・凝縮部、(5)
・・・放熱フィン。 以 上 第1I!! 第2図
Claims (2)
- (1)デフケースに蒸発部を貫通させてループ状ヒート
パイプを一体的に付設すると共に、デフケースの外部に
位置する前記ヒートパイプの凝縮部に放熱フィンを取付
け、かつ該放熱フィンの一側縁部を前記デフケースの外
面に沿わせて一体化してなる自動車におけるデファレン
シャルのギヤオイル冷却装置。 - (2)ヒートパイプの凝縮部を蒸発部より高位に位置せ
しめて、内部の復液作動流体を重力戻帰せしめるように
構成してなる特許請求の範囲第1項記載の自動車におけ
るデファレンシャルのギヤオイル冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59236490A JPS61113520A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 自動車におけるデフアレンシヤルのギヤオイル冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59236490A JPS61113520A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 自動車におけるデフアレンシヤルのギヤオイル冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113520A true JPS61113520A (ja) | 1986-05-31 |
JPS6363406B2 JPS6363406B2 (ja) | 1988-12-07 |
Family
ID=17001499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59236490A Granted JPS61113520A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 自動車におけるデフアレンシヤルのギヤオイル冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61113520A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63225798A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-20 | Toshiba Eng Co Ltd | 軸受冷却装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189660U (ja) * | 1984-05-26 | 1985-12-16 | 日産車体株式会社 | 差動装置の潤滑油冷却装置 |
-
1984
- 1984-11-08 JP JP59236490A patent/JPS61113520A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189660U (ja) * | 1984-05-26 | 1985-12-16 | 日産車体株式会社 | 差動装置の潤滑油冷却装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63225798A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-20 | Toshiba Eng Co Ltd | 軸受冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6363406B2 (ja) | 1988-12-07 |
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