JPS6111313A - パツケ−ジング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は包装用紙、合成樹脂シート、布、テープ、紐
等複数の異なる種類の包装、梱包用材料を備えておき、
その中より被包装物の荷姿に応じて選択し、包装又は梱
包するパッケージング装置に関する。

（従来の技術） 従来、被包装物をシート状の包装材料で包装する包装機
、テープ、バンドで梱包する梱包機、或いは紐掛けをす
る紐掛機等、夫々特定の包装材料を用いて包装するもの
は多く市販され、使用されている。更に、コンベヤライ
ンに包装機と梱包機とを直列に配置したり、複数の梱包
機を配設することによって、包装と梱包、或いは複数箇
所の梱包を行なうこともなされているが、何れも特定の
包装材料を用いたものであるから、それによって包装さ
れ、梱包される被梱包物は、限られたものにならざるを
得ない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに、最近では、多品種、少量のものを包装したり
、梱包する要求が多くなり、夫々の要求に応じて機械を
設置していたのでは、機械を設置する面積が広くなり、
費用も嵩むばかりでなく、被包装物によって、夫々の機
械を選定して選ばなければならない欠点があった。

本発明は叙上の点に鑑み、１台の機械で、包装用紙、合
成樹脂シート、布、テープ、紐等による包装や梱包を行
なうパッケージング装置を提供することを目的になされ
たものである。

Ｃ問題を解決するための手段〕 而して本発明は、多品種、少量の被包装物を、包装或い
は梱包するために、包装用紙、合成樹脂シート、布、テ
ープ、ハンド、紐等の包装、梱包用材料を設置装置に設
置し、夫々の先端部分を、一対のエンドレスベルトの間
に挾んで引出し、そのエンドレスベルトの先端部分の所
定の位置に待機させておくようにする。そのように包装
、梱包用材料を設置した設置装置の上方には、設置装置
に待機している包装、梱包用材料のところに選択駆動さ
れて行ぎ、任意のものを挾んで引出したならば、包装、
又は梱包をする所定の位置まで運んで行く選出装置が設
けられている。その選出装置が、包装、梱包用材料の先
端部を運んで行った、所定の位置の上方に、配設装置が
設けである。その配設装置は、選出装置が運んできた包
装、梱包用材料の先端部を挾み変えて、略鉛直面に沿っ
て引上げる働きをするもであり、その際に引上げる量や
位置は、予め被包装物の大きさによって定まる量で、制
御装置の指令によって定まる位置である。

この配設装置の両側には、被包装物を搬送する、搬送コ
ンベヤが設けられている。この搬送コンベヤは、夫々が
回転駆動されるローラを、水平に且つ等間隔に配設され
たものであって、それが上下一対設けられており、上方
のコンベヤは流体圧によって上下に移動する構成になっ
ている。そして、更に両側の上方のコンベヤは互いに追
従して上下に移動するようになっている。この両側のコ
ンベヤの中、被包装物が出て行く側、つまり出口側のコ
ンベヤは、更に、水平面上を互いに直角な、Ｘ。

Ｙ方向に移動すると共に、水平面上を回動する構成にな
っている。その外に、搬送コンベヤ装置の間に、包装、
梱包用材料を所定の長さに切断するレーザ装置と、包装
材料が紙の場合には、接着剤の塗布装置があり、熱溶着
性の合成樹脂の場合には、熱溶着切断装置があり、紐の
場合には、紐掛け、結束装置があり、合成樹脂バンドの
場合には、バンドの接合装置があり、何れも公知であり
、公用されている接着、結合するための装置が設けられ
ている。

（作用） 設置装置に、回転自在に支持された、包装用紙、合成樹
脂シート、布、テープ、紐等の包装、梱包用材料の先端
を、夫々に設けた一対のエンドレスベルトの間に挾んで
引出し、その先端を、エンドレスベルトの端部の所定の
位置に揃えて待機させるように、エンドレスベルトの送
りを制御する。

入口側のコンベヤに載せた被包装物の大きさは、その位
置で測定されるか或いは予め制御装置に入力されていて
、既知のものとなっており、被包装物の荷姿に応じて被
包装材料を選定する。そこで制御装置の指令で、選出装
置が包装に必要な材料のところに移動し、爪板でその端
部を挟持して、包装、又は梱包する所定の位置に設けた
配設装置のところに持って行く。その配設装置では、選
出装置が運んできた包装材料が合成樹脂の場合には、そ
の先端部を挟板が挾み、選出装置の爪板が開いたところ
で鉛直に上昇して合成樹脂シートの幕を形成する。その
間に、上側のコンベヤが流体圧の作動で降下し、被包装
物を所定圧力で圧縮したところで、ローラを駆動して被
包装物を鉛直に張られた合成樹脂シートに向かって移動
し、包装しながら送り出す。送り出された被包装物は、
入口側のコンベヤに追従して、同じ高さにある出口側の
コンベヤのローラに受は継がれて移動する。このように
して、包装されながら移動する被包装物はその後端が、
シール位置に達したことを検出されて停止すると、溶着
、切断装置と、その受台が移動して行き、被包装物の後
部の合成樹脂シートを溶着し、切断する。このようにし
て包装したならば、コンベヤのローラが駆動して被包装
物を送り出し、その間に従来のシール装置で側部のシー
ルをすることもできる。

又、梱包用のバンドを用いて梱包をする場合には、梱包
した被包装物を９０°回転して、一旦、出口側のコンベ
ヤに戻し、再び梱包を繰返すことによって、十文字に梱
包することができるし、更にコンベヤを被梱包物の流れ
方向と垂直に、つまり、ローラの軸心方向に移動させる
ことによって、キの字状に梱包することも可能になる。

〔実施例〕

本発明を、例示した図に基づいて説明する。

ベース１に設立した、フレーム２．３の間には、。

包装用紙４、布５、合成樹脂シート６、テープ、又はバ
ンド７、紐８をロール状に巻いたものを、フレーム２．
３に回転自在に支持した２本のロール９．１０に乗せて
支持する。その上方に、フレーム２．３に枢支した軸１
２．１３に固着したプーリ１１の間に］ニンドレスベル
ト　１４．１５が１卦けられており、この軸１２はフレ
ーム３に設けたサーボモータ１６によって回動される。

このように構成した設置装置１７の上方には、フレーム
２．３に固着するブラケット１８に枢支したスクリュ１
９がサーボモータ２０で回動されるようにして設けられ
、そのスクリュ１９に螺合した流体圧シリンダ２１のピ
ストンロンド２２の先端部に、一対の爪板２３，２４が
開閉可能に設けられて、選出装置２５を構成する。この
爪板２３，２４の開閉は、図示していないが、マグネッ
トの作動により、スプリングの弾力に抗して開かれ、マ
グネットの作動が停止すると同時に、スプリングの弾力
で閉じるような構成にしてもよい。

フレーム２．３の間に設けたステー２°６には、市販さ
れているモータを取付けた歯車箱２１を一対設け、そこ
に鉛直方向に直動する軸２８を枢支する。この軸２８の
先端部に市販されているソレノイドフィンガ２９を取付
け、そのフィンガ部分に一対の挟板３０を取付けること
によって配設装置３１を構成する。

入口側のコンベヤ装置３２と出口側のコンベヤ装置３３
とは、何れも台３４．３５に回転自在に支持したローラ
３６と、このローラ３６を回動するサーボモータ３７と
が設けられている。入口側の台３５は、フレーム２，３
に設けた、ステー３８に固着した流体圧シリンダ３９の
ピストンロンド４０に固着され、他方の出口側の台３５
は、台３４に固定されたアーム４１の先端部に設けた流
体圧シリンダ４２のピストン口ツド４３に固着されてい
る。この出口側のコンベヤ装置３３の台３４は、ウオー
ム４４、ウオームホイール４５とによって回動する回転
テーブル４６に固定されていて、回転することができる
構成になっている。そして、この回転テーブル４６は、
被包装物４７が進む方向と垂直な方向、つまり、ロール
３６の軸心方向に移動するテーブル４８の上に固定され
ており、このテーブル４８は、サーボモータ４９によっ
て移動される。テーブル４８を、摺動可能に支持したテ
ーブル５０は、螺合するスクリュ５１をサーボモータ５
２で回動することにより、被包装物４７の流れる方向、
つまり、テーブル４８の移動方向と直角方向に移動する
ことができるようにフレーム２．３によって支持された
テーブルベース５３に、摺動可能に支持されている。コ
ンベヤ装置３２．３３の間には、・図示していない流体
圧シリンダ等で移動する熱溶着性樹脂を溶着切断するイ
ンパルスヒータと、切断刃とを備えた溶着切断装置５４
と、その受台５５とが設けられている。５６は包装紙４
、その他包装、梱包材料を切断する場合に用いるレーザ
装置であって、に於てはフレーム２に固定されているが
、図示していない装置で移動したり回転したりしながら
、任意の位置で切断作業をすることができるようにする
こともできる。５７はガイドローラである。その他に図
示していないが、フレーム２と３との間を往復移動させ
て、その間に接着剤を噴出して、包装紙や布に塗布する
装置。テープ７が合成樹脂のＰＰバンドである場合には
、その溶着装置、紐８の結束装置等測れも公知であり、
公用されているものが、夫々設けられる。

本発明の作用は、設置装置１７のローラ９，１０に装架
した包装、梱包用材料の中、例えば合成樹脂シート６を
選んだ場合について説明すると、合成樹脂シート６の先
端を、サーボモータ１６で寸動しているエンドレスベル
ト　１４．１５の間に挾んで送り、その先端が所定の位
置に達したことを、図示していない検出装置、例えば光
センサ等で検出して、サーボモータ１６を停止させる。

これと同様に、包装紙４、布５、テープ７、紐８の夫々
を、エンドレスベルト　１４．１５との間に挾んで引出
し、その先端を所定の位置に揃うように設置したならば
、入口側のコンベヤ装置３２のローラ３６の上に被包装
物４７を置く。この被包装物４７の大きさや、形状は図
示していない測定装置で測定されて、その測定値が制御
装置に入力されているか、予め制御装置に入力されてい
るものである。そして、制御装置の指令で選出装置２５
のサーボモータ２０が回動され、機している包装、梱包
用材料の中で、必要とするものの位置に、合致したとき
に停止するように、選択移動する。いま、合成樹脂シー
ト６を選定し、その上に爪板２３，２４を停止したなら
ば、爪板２３゜２４を開いて、ピストンロッド２２を流
体圧で押し出し、合成樹脂シート６の先端部を、爪板２
３，２４で挟持し、ピストンロッド２２をシリンダ２１
に流体圧で戻すようにして、エンドレスベルト　１４．
１５との間から引出すと同時に、再び、サーボモータ２
０が回動して、配設装置３１のところに移動停止させる
。

そこで、配設装置３１は歯車箱２７の軸２８を降下させ
、ソレノイドフィンガ２９の作動で開閉する挟板３０が
、爪板２３，２４の合成樹脂６の先端部の先を挾み変え
ると、軸２８を再び上昇させて、コンベヤ装置３２゜３
３の間に合成樹脂シート６の幕を作る。次に、コンベヤ
装置３２の流体圧シリンダ３９に流入させた流体圧によ
り、ピストン４０が、台３５、ローラ３６を下降させて
、被包装物４７を押えたならば、サーボモータ３７を回
動させて、先に作った合成樹脂シート６の幕に向かって
、被包装物４１を押し出し、それを同期して下降したコ
ンベヤ装置３３のローラ３６が、受は取って移送してい
る間に、合成樹脂シート６で被包装物４７を覆ってゆき
、それに追従して軸２８も下降していく。このようにし
て、移動する被包装物４７の後端を図示していない光セ
ンサ等の検出器で検出したならば、ローラ３６の回動を
停止し、被包装物４７を停止させ、その後部を溶着切断
装置５４と、その受台５５とが、流体圧シリンダ等で移
動して、溶着切断することによって包装する。しかる後
、エンドレスベルト　１４．１５が回動して、合成樹脂
シート６の先端部を、設置装置の所定の位置に戻すよう
にする。このエンドレスベルト　１４．１５は包装、梱
包の途中で、その材料の巻締めの作用をさせることがあ
り、特に梱包材料がテースバンド７の場合には、エンド
レスベルト　１４．１５による巻締めは梱包作業にとっ
て有効である。

このようにして包装した被包装物の側部を、従来、公知
の装置又は前記溶着切断装置５４と受台５５と同様の装
置で溶着したならば、ローラ３６をサーボモータ３７で
逆転させて、被包装物４７を、コンベヤ装置３２の側に
戻し、その上をバンド等で梱包する。その梱包作用は、
選出装置２５が、前記と同様の作用で、設置装置１７の
バンド７を選出し、配設装置３１が、バンド１を鉛直に
張ったならば、ローラ３６を回動して、被包装物４７を
コンベヤ装置３３に向かって移動し、所定の位置で停止
させる。次にエンドレスベルト　１４．１５によって、
バンド７を引締め、図示していないバンド７の接着装置
で接着した後に、バンド７を設置装置１７の所定の位置
に戻す。このバンド掛けの際、ローラ３６にテープ７の
通る溝を設けておけば、テープ７の引締め作業が、より
容易になされる。次にウオーム４４を図示していないサ
ーボモータで回動し、ウオーム４５と一体の回転テーブ
ル４６を９０°回転させて、コンベヤ装置３３を９０°
回転し、被包装物４７を図示していない押出装置で、再
び、コンベヤ装置３２に戻すとコンベヤ装置３２の上の
被包装物は９０°回転しており、先に記載したと同様に
して、バンド７で梱包をするならば、バンド７を十字掛
けした荷姿にすることができる。又、サーボモータ４９
を回動し、テーブル４８を矢印Ｂ方向に摺動して、バン
ド７を掛ける位置を動かすことによって、キ印の荷姿に
、梱包することができる。更に、サーボモータ５２を回
動し、テーブル５０を矢印Ｃの方向に移動することも加
えて、被梱包物４７を図示していない紐８の結束装置の
ところに移動させて結束するようにする。

例示した図と説明では、コンベヤ装置３３に、回転テー
ブル４６と互いに直角方向に摺動するテーブル４８．５
０を設けたが、これに代えて、コンベヤ装置３２に回転
テーブルを設け、ローラ３６に代えて、平面上に、回転
可能に支持したボールの頂部を突出せしめて、多数配設
するようにし、被包装物をコンベヤ装置３３に押出すブ
ツシャと、その押出方向に対して、横方向から位置決め
用の板を押出すような構成にしてもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、夫々異なる被包装物を包装紙、布、合
成樹脂シート、テープ、バンド、紐等による様々な荷姿
の包装、又は梱包を一台の機械で行なうことができる等
、従来の包装機、梱包機等には無い効果を有するもので
あり、これによって、長大なコンベヤラインを省略する
ことができる効果をも有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略構成図、第２図は第１図のＡ目視
図である。 ４・・・・・・・・・包装紙 ５・・・・・・・・・布 ６・・・・・・・・・合成樹脂 ７・・・・・・・・・テープ、バンド ８・・・・・・・・・紐 １４．１５・・・・・・・・・エンドレスベルト１６・
・・・・・・・・サーボモータ １７・・・・・・・・・設置装置 ２５・・・・・・・・・選出装置 ３１・・・・・・・・・配設装置 ３２．３３・・・・・・・・・コンベヤ装置５４・・・
・・・・・・溶着切断装置 ５５・・・・・・・・・受台 ５６・・・・・・・・・レーザ装置 時　　許　　出　　願　　人 Ａ′１　　ｍ 寸　２　眞

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）包装用紙、合成樹脂シート、布、テープ、紐等複
   数の異なる種類の包装、梱包用材料を夫々設置する包装
   、梱包用材料の設置装置と、この設置装置より任意の包
   装又は梱包用材料を選出する選出装置と、この選出装置
   により選出した包装又は梱包用材料を包装、梱包する位
   置に配設する配設装置と、この配設装置で配設した包装
   又は梱包用材料で被包装物を包装し、又は梱包しながら
   被梱包物を搬送するコンベア装置と、包装、梱包用材料
   を切断する切断装置と、包装、梱包用材料を接合して被
   包装物を包装する接合装置と、被包装物を測定した測定
   値を入力するか、又は予め入力した被包装物の情報によ
   り包装、梱包の制御をする制御装置とよりなることを特
   徴とするパッケージング装置。
2. （２）包装、梱包用材料を夫々設置する包装、梱包用材
   料の設置装置が、包装、梱包用材料の先端を所定の位置
   に保持し、且つ所定の張力を付与せしめることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のパッケージング装置。
3. （３）包装又は梱包用材料を包装、梱包する位置に選出
   する選出装置が、所定の位置の保持せしめられている複
   数の異なる種類の包装、梱包用材料の中、使用する材料
   を選択して、その先端部を保持し、且つ、包装、梱包す
   る所定の位置に移動することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のパッケージング装置。
4. （４）包装、梱包用材料を包装梱包する位置に配設する
   配設装置が、包装、梱包用材料の先端部を挟持して鉛直
   方向に移動し、且つ、その移動が制御装置で制御される
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のパッケー
   ジング装置。
5. （５）被包装物を搬送するコンベヤ装置が、回転方向、
   並びに回転速度が制御されるローラからなことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のパッケージング装置。
6. （６）被包装物を搬送するコンベヤ装置が、互いに追従
   して上下に移動する一対のコンベヤからなり、少なくと
   も一方のコンベヤは水平面上を互いに直角方向に移動す
   るコンベヤ装置であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のパッケージング装置。
7. （７）被包装物を搬送するコンベヤ装置が、一対のコン
   ベヤからなり、少なくとも一方のコンベヤは水平面上を
   回転するコンベヤであることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のパッケージング装置。
8. （８）包装、梱包用材料を切断する切断装置がレーザに
   よる切断装置であることを特徴とする特許請求範囲第１
   項記載のパッケージング装置。