JPS61112798A - 樹脂製の送風フアン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、長期使用においてカビの発生を防止する樹
脂製の送風ファンに関するものである。

従来の技術 従来この種の樹脂製送風ツーアンは、例えば実開昭５４
−２０００４号公報等で知られている様に、翼部と端板
が一体構造とされている。

発明が解決しようとする問題点 この様な従来の構造は、ファンの回転時に生じる静電気
や空気中の水分の結露等により、翼部にホコリ等カビの
栄養源となる様なものが付着し環境によっては、第４図
に示す様に翼部１０１の限られた部分（内側壁面）にカ
ビ１０２が発生する問題があった。これは、空調機の場
合、運転時に空気中にカビの胞子等が飛散し、衛生面か
ら言って良くない事である。

そこで本発明は、カビの発生を防止するものである。

問題を解決するだめの手段 上記の問題点を解決する本発明の技術的な手段は、ファ
ンの樹脂材料に防ばい剤を添加したものである。

作用 本発明は、防ばい剤の添加によってカビの発生を防止し
、衛生面における快適性を向上させるものである。

実施例 以下、本発明諷−実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第２図、第３図において、１は例えばＡＳ　（アクリロ
ニトリル・スチレン）系樹脂等の材料からなる合成樹脂
製のクロス７０−ファンで、端板２、複竺のしきり板３
・端板２としきり板３の間に股　。

けられた復数の翼部４から構成されたものである。

ζ、のクーロスフ０−７アン１の材料に社、第１図に示
す様に材料中に防ばい剤５を添加し、防ばい加工が施さ
れている。

防ばい加工方法は、樹脂材料の製造時、例えば添加剤と
して１サイアベングゾール、　−Ｔ　、’Ｂ　、　Ｚ’
を主成分とする防ばい剤を練り込ませたものである。

次にこの実施例の構成における作用を説明する。

第２図のクロス７０−ファンを長期に使用して、空気中
のホコリやカビの一栄養源等が第１図の翼部４に付着し
ても、樹脂材料に添加した防ばい剤５がカビの発生を防
止する。

この結果、長期間カビの発生が防止でき、空気中にカビ
の胞子等が飛散することなく衛生面における効果大きい
。又７アンの性能も低下させることもない。

尚本実施例では、クロス７０−ファンについて説明した
が、シロッコファン等の他の樹脂製多翼ファンやプロペ
ラファン等についても同様に実施でき、同様の効果が得
られる。

″　発明の効果 本発明は、合成樹脂材料の中に防ばい剤を混入している
ため、長期使用において樹脂製送風ファンに発生するカ
ビの増殖が防止でき、実用上衛生面における効果は大き
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における樹脂製クロス７０−
ファンの翼部の拡大縦断面図、第２図は同樹脂製クロス
７０−７アツの外観斜視図、第３図は同クロス７０−フ
ァンの縦断面図、第４図は従来のカビ発生状態を示す翼
部の拡大縦断面図であ゛る。 １・・・・・・クロス７０−７アン、４・・・・・・８
ｍ、ｓ・・・・・・防ばい剤。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名菓　
１　図 第２図 第　３　図 第　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 復数の翼部を有する合成樹脂製の送風ファンを構成し、
   この合成樹脂材料に防ばい剤を混入した樹脂製の送風フ
   ァン。